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名無しさん@ピンキー:
昭和40年代のできごとである。
ボクは海外帰国子女だった。小学校中学年の時帰国。日本の学校給食にはびっくり仰天!!
給食当番は全員白い割烹着と外科医がかぶるような帽子を着用させられた。外国の学校でも給
食はあるが生徒が当番になって白い割烹着を着用することなんか考えられもしなかった。日本
の小学生は強制的に着用させられてよく恥ずかしくないなと思った。アア、自分が当番になっ
たら白い割烹着と「外科医の帽子」を着用しなくちゃいけないんだ。ついにボクに給食当番の
番が回ってきた!!顔から火が出るほど恥ずかしくなり心臓がドキドキしなが割烹着を着た。
そんな戸惑ってるボクを同じ当番になった女子クラスメートから「あら○○君、とってもかわ
いいね!!」と言われてしまった。よけい恥ずかしくなるじゃないか。
そして、給食当番が終わる金曜日が来た。安堵したのも束の間。何と自分が着た割烹着を自
宅に持ち帰り洗濯しなければならないのだ!!割烹着を持ち帰ってお袋に事情を話した。もち
ろん洗濯はしてくれたが、あの金曜日下校中自宅への道のりが何と長かったこと。
しかし、時がたつにつれてあの恥ずかしさからマゾヒズムへと変わり、クラスメートの女の
子から「あら○○君、とってもかわいいね。」との言葉を思い出し給食当番の白い割烹着を着
るのが快感になってきた。