志保子さんの一日ナース体験コース待ってます。
どんな体験になるのやらワクドキです!
さて、こちらはレディガイアの最中にもかかわらず、違うのを投下してみます。
『オパールキッス』を書いてた時に並行して書いてたんですが、
子供との絡みがあまりないので書きかけでお蔵入りにしてたやつです。
完成してますので一気に投下します。おそらく30レス超えます。
では……
──次々と人が倒れていく。
のどを掻きむしり断末魔のうめきを上げながら──
東京のど真ん中で撒き散らされた細菌兵器は、風に乗り四方八方に飛散していた。
ガスマスクなどなんの役にも立ちはしない。四肢をふるわせ成すすべなく息絶える市民たち──
至るところで交通事故が発生し、救急車も警察も身動きがとれないでいる。
──大惨事だった。
これが実際に起こったなら……
画面を見ながら腕を組んでいるお偉方を前にして、秋月紗絵子はさて、といった調子で
しゃべり始めた。
「以上が都心でN−235が撒き散らされた場合のシミュレーションです。
時間や気象状況にもよりますが、想定される被害は死者三千人、重軽傷合わせて一万人、
その他二次被害などで五千人……合計で一万八千人の死傷者が予想されます──
もちろん、かなり少なく見積もっての数字ですが」
横浜に入港したアメリカ海軍の戦艦から、テロリストによって新型の細菌兵器が奪われたのは、
今から二週間ほど前のことだ。むろんマスコミ関係にもこのことを嗅ぎつけたものはおらず、
知っているのは政府要人と警察関係の上層部、そして公安の一部の人間だけであった。
国外へ持ち出された可能性は極めて低く、まだ日本国内にある可能性が大である。
N−235はかなり即効性のある細菌兵器らしく、体内へ入ればものの数秒で死に至るらしい。
仮に死は免れても確実に後遺症が残り、一生植物人間としての生活を余儀なくされるという。
奪われた量はわずか0,5mg──これだけなら十人前後の人間しか殺すことはできない。
しかし──
「問題は設備さえ整えば培養が可能だ、という点です」
紗絵子はお偉方を前にして臆する様子もなく、真剣なまなざしでそう伝えた。
秋月紗絵子、三十八歳。警視庁公安部公安一課に所属する警官である。役職は警部補。
腕利き揃いの課にあって彼女は特に優秀と誰もが認める女性警官だ。
今回の事件は公安部の総力を挙げてことにあたっていた。
各課より選りすぐりのものたちが集められ、その中のリーダーとして任命されたのが
彼女──秋月紗絵子なのだ。
身長167cmというスラリとした長身。きりっとした眉、澄み切った切れ長の目。
高く、筋の通った鼻は彼女の意思の強さを表しているようだ。
薄い唇はいつも濡れているように艶やかで、淡いピンク色をしている。
活動的な彼女は普段からほとんどパンツルックが多い。今日の出で立ちも白いブラウスに
黒のパンツスーツである。
ジャケットを押し上げるほどの存在感を示すその胸のふくらみ。そしてそれを強調するかのように
くびれた腰。ツンと上を向いたヒップ。すらりとした長い脚。
警察官にしておくのはもったいないほどの美貌と抜群のプロポーションだ。とても四十路を
間近に控えた女性とは思えない。その上剣道三段、空手四段の腕前とくるのだから、
まさしくスーパーレディといっても差し支えなかった。
ひとつだけ欠点があるとすれば、既に結婚をし一児の母である、ということだろうか。
誰もがうらやむ夫の名は秋月浩次。同じ警視庁刑事部捜査一課に所属する刑事である。
役職は警部だ。部署が違うためすれ違いの日々が多いものの、二人はお互いを尊敬しあい
そして愛し合っていた。
息子の耕太は今年十四歳になる中学二年生。
夫婦ともに忙しくなかなかかまってやれないことが紗絵子の心を痛めていた。
しかし、耕太は正義を守る仕事なんだからがんばって、と逆に励ましてくれる。
ひとり息子ということもあり、夫婦は耕太を溺愛と言ってもよいほどに可愛がっていた。
「それで」とお偉方のひとりが口を開いた。「具体的にN−235の行方のめぼしは立っているのかね」
紗絵子は、はい、と言って手元のスイッチを押した。お偉方の前にあるPCのディスプレイが切り替わる。
「今回、特別捜査班の調査の結果、出た答えがここです」
紗絵子の言葉に全員がディスプレイを注視する。そこに映し出されたのは、『天の導き』という文字だった。
「なんだね? これは……」
「最近、世間を騒がせている新興のカルト教団ですわ。我々の調査では海外のテロ組織との
つながりもあるようです」
「証拠はあるのかね?」
その言葉に紗絵子は一瞬顔を曇らせこう言った。
「物的証拠は皆無です」
「それではどうしようもないぞ」
「今回は隠密裏にことを運ばねばならん」
「そうだ! 強制捜査などできんのだからな」
お偉方は口々に騒ぎ立てる。
まったく……文句だけは一人前ね……
紗絵子はいらいらして目の前のテーブルを、バンッ! と思い切り叩いた。
「だから!!!!」
紗絵子の大声にその場は一瞬静まり返る。
「だから……その教団に捜査官を送り込みます。信者として……」
ニヤリと笑いその場を見回す紗絵子。
お偉方たちはその迫力に気をされたように、おずおずと口を開いた。
「潜入捜査か……」
「勧められんがしかたあるまい」
「で、誰が行くのだ」
その問いを待っていたかのように、紗絵子は不敵な笑みを浮かべこう答えた。
「わたしが行きますわ───」
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/05 23:27
宛先:本部
件名:報告一日目
報告です。
幸い施設内はネット環境が整っているようです。連絡は公安特製のこのメールソフトにて。
他の通信手段よりセキュリティも万全だと思われますから以後これで。
さて、とりあえず潜入に成功しました。
本日より私の立場は“仮信者”となるそうです。
十日間の体験修行をした後、本当の信者となり、教団本部で修行をする“出家信者”か、
自宅で修行をする“在家信者”を選択するということらしいです。
なんとか早急に証拠を見つけ、例のものを奪い返すようにしなければなりませんが、
潜入早々怪しまれてはいけませんので、行動は明日からということになると思います。
現在、この建物が地下一階を含む地上五階建てだ、ということくらいしか把握できておらず、
下手に動くわけにいきません。
明日はまず、この施設内の地理を調べておきたいと思います。
あと、天水と呼ばれる水が我々仮信者の部屋にあります。
教祖である天野導元が祈祷し浄化した水だそうです。ペットボトルに入っています。
おそらくミネラルウォーターか何か、もしかすると只の水道水かもしれませんが、
ここではこれ以外口にできる水分がありません。一応水道もあるにはあるのですが、
飲料用ではないようです。
怪しげなものかもしれませんので、必要最低限の量だけ飲むことにしました。
以上
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/05 23:48
宛先:秋月浩次
件名:紗絵子です
あなた、お疲れさまです。もうお仕事からはお帰りですか?
先日お話ししておりましたとおり、本日から十日間任務のため留守にします。
任務の特性上、あなたにもくわしくお話しできないのが辛いです。
早めに任務が完了すれば、二、三日で帰れるかもしれませんし、その逆もありえます。
できるだけ早く帰れるようにがんばります。耕太にもよろしく言っておいてください。
それから、申し訳ないのですが返信はしないでくださいね。(セキュリティ上の問題がありますので)
一方通行でごめんなさい。また連絡します。
愛してます。
紗絵子
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/06 0:06
宛先:SAEKO
件名:了解
慎重に行動してくれたまえ。君なら大丈夫だとは思うが、怪しまれることのないように。
できるだけ早急に成果が上がることを祈る。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/06 23:45
宛先:本部
件名:報告二日目
お気遣いありがとうございます。
さて、本日教団内部の地理を調べてきました。現在、見取り図を作成中です。
一階には出家信者たちが修行する“道場”と呼ばれる部屋(百畳くらい)と、
我々仮信者が修行する二十畳くらいの部屋、そして食堂があります。
二階には私たちが今、寝泊りしている個室が二十部屋。
ここは仮信者のみが使用できるようで、出家すると三階の大部屋で他の信者たちとザコ寝となるようです。
四階が教団幹部たちの部屋。五階には教祖の部屋と大祭壇があるようです。
地下一階には何があるのか今日のところは確認できませんでした。
おそらく、地下一階と四階、五階を調べれば何らかの証拠が見つかると思います。
現状では、仮信者の身で幹部の部屋や、教祖のいる部屋へ忍び込むことはかなり困難です。
調べられるとすれば地下一階あたりが限界かと思います。
ただ、本日の修行の際、一般信者が、『体験修行の三日目か四日目に教祖様がこの道場に降臨されます。
そのときに気にいっていただけた仮信者は天界へ連れて行ってもらえるわよ』とこのようなことを言っていました。
天界というのは教祖のいる五階を指していると思います。早ければ明日にも教祖の天野が道場にその姿を見せるかもしれません。
おそらく夜伽の相手にでもされるのではないか、と思います。
チャンスではありますが、私が選ばれるかどうかはわかりません。
とりあえず、明日は地下一階を調べたいと思います。
以上
天水に関してですが、修行中最低十本は飲むように指示されています。
毒性はないようですので大丈夫だとは思うのですが、麻薬成分が混入されている可能性もあります。
その場合帰還後処置をお願いします。
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/07 0:16
宛先:SAEKO
件名:了解
天水の件了解した。耐性はできていると思うがくれぐれも気をつけるように。
幻覚、催眠効果でマインドコントロールされる可能性もある。
もちろん、その手の対処に関しても完璧だろうが、用心に越したことはない。
> おそらく夜伽の相手にでもされるのではないか、と思います。
お勧めはできんが任務遂行のためには仕方がないかもしれない。
成功を祈る。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/07 20:58
宛先:本部
件名:報告三日目
>幻覚、催眠効果でマインドコントロールされる可能性もある。
>もちろん、その手の対処に関しても完璧だろうが、用心に越したことはない。
上記の件了解しました。むろん対処に関しては完璧ですので、ご安心ください。
さて、本日地下一階を調べて来ました。
大きな鉄製の扉に頑丈に錠がしてあります。結構分厚い扉のようです。
もちろん押しても引いてもびくともしません。かなり怪しいと思われます。
ただ、ダミーの可能性もありますので、慎重に調査を進めていきたいと思います。
もうひとつ。本日仮信者のいる道場へ天野が来ました。
報告しておりませんでしたが、現在仮信者として体験修行をしているのはわたしを含め、
十名の男女です。比率は男性3に対して女性が7です。
天野はわたしたちをじろじろと見回し、訳のわからないこと(おそらく教団の教えか何かなんでしょう)
をしゃべったあと、一緒にいた幹部信者に耳打ちをし、道場を出て行きました。
修行が終わり部屋へ戻ろうとすると、先ほどの幹部信者にわたしを含めた三名の女性が
呼び止められました。天界へ連れて行ってもらえるとのことでした。
ただ、天界にはひとりづつしか入れないので順番に、とのことです。
結論を言いますと、今夜今から天野の部屋へ行きます。
おそらく男女間の性的な行為を行うことになるとは思いますが、任務遂行のため割り切ります。
夫にはこの件は内密にお願いします。なんとか証拠になるようなものを発見できるよう努力します。
以上
今夜中にはこちらには帰れないと思いますので、報告は明日の夜になるかと思います。
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/07 21:12
宛先:SAEKO
件名:了解
充分気をつけるように。
一対一で君の身に何かあるとは思えないが、無茶はしないようにしてくれたまえ。
良い報告を待っている。
それと、ご主人にこの特製のメールソフトを渡しておいた。
釈迦に説法とは思うが、警察関係者とはいえこの件に関しては、ご主人にも秘密厳守だ。
夫婦の会話、連絡のみ許可する。
受信ボックス
送信者:秋月浩次
日時:06/04/07 22:35
宛先:紗絵子
件名:愛しの紗絵子へ
今日このメールソフトをもらったよ。ようやく連絡がとれるね。
任務の方はどうだい? 順調かな?
こちらも、大きなヤマが片付いたので、しばらくはゆっくりできそうだ。
君が帰ってきたら耕太と一緒にどこか遊びに行くか?
久しぶりに一泊旅行もいいかもな。
どこかリクエストがあれば連絡してくれ。
僕も耕太も元気だ。任務の成功を祈ってるよ。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/08 21:45
宛先:本部
タイトル:報告四日目
>それと、ご主人にこの特製のメールソフトを渡しておいた。
ありがとうございます。早速主人からメールが届いておりました。
もちろん、任務の機密はたとえ主人と言えど、漏らすようなことはありません。
昨夜の報告です。あれから彼の部屋に行きました。
中は思っていた以上に広く、ここを隅々まで捜索するのは、かなり困難が予想されました。
すぐにシャワーを浴びるように言われましたので、まずはバスルームを調べましたが、
特に怪しいところはありませんでした。
そうこうしていると、彼もシャワーを浴びに入って来ましたので、捜索は一時打ち切りです。
まずここで男女の行為を行いました。その後、ベッドへ入り、そこでも行為を行いました。
なかなか彼が離れてくれようとせず捜索は難航しましたが、部屋の中にひとつ怪しい箇所を発見しました。
なんとか調べようとしたのですが、チャンスがなく今回は断念せざるを得ませんでした。
結局、開放されたのは朝でした。
そのまま道場に向かったため、昨夜のうちには報告できませんでした。
幸い彼に気に入られたようですので、再度、接触を試みることにします。
昼の間には特に新しい発見のようなものはありませんでした。
やはり、五階か四階、それと開かない地下一階がどう考えても怪しいと思われます。
再接触に成功しましたらまた報告します。
以上
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/08 21:56
宛先:秋月浩次
件名:元気です。
昨夜は連絡できなくてごめんなさいね。
やっぱり二、三日じゃ帰れなかったわ。なんとか一週間くらいで帰りたい。
あなたにも逢いたいし、耕太にも……
旅行なんて久しぶりね。
一泊だとあまり遠くに行けないけど、できればゆっくりしたいなぁ。
温泉なんてどうかしら? あっ、でも耕太が嫌がるかな?
一度あの子の意見も聞いておいて。じゃあ、また連絡するわ。
愛してるからねぇ。
紗絵子
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/08 22:13
宛先:天野導元
件名:昨夜はありがとうございました。
素晴らしい夜をほんとうにありがとうございました。
あの時にアドレスをお伺いしておりましたので、早速メールしてしまいました。
導元さまに抱かれながらお伺いしたお話は心に響き、自分自身の汚いところを
浄化していくような気持ちになりました。
よろしければ、またお話をお伺いしたいです。
できれば近いうちに……
受信ボックス
送信者:秋月浩次
日時:06/04/08 22:17
宛先:SAEKO
件名:旅行の件
温泉いいねぇ。僕も行きたかったんだよ。
耕太に聞いたら温泉でOKだそうだ。
いいところ見つけておくよ。
また連絡する。がんばれよ。
僕も愛してるからな。
受信ボックス
送信者:天野導元
日時:06/04/08 22:28
宛先:SAEKO
件名:Re:なし
よろしい。良い心がけだ。私の説教を聞くことは、解脱への近道である。
では、午前一時に部屋へ来るように。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/08 22:34
宛先:本部
件名:接触成功
再接触に成功しました。今夜再度部屋へ向かいます。
報告はまた明日の夜になると思います。
以上
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/08 22:45
宛先:SAEKO
件名:了解
よろしい。今夜こそなんらかの成果を上げて欲しい。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/09 20:03
宛先:本部
件名:報告五日目
結論を先に報告しますと、成果は0です。
あの方の部屋に怪しいところはありませんでした。
目を付けていた箇所も勘違いです。
大祭壇もあの方に案内されて見てきたのですが、怪しいところはありませんでした。
とりあえず、いつでも五階の部屋に行ってもよいという許可を頂きましたので、
次回のチャンスに四階を調べてみようと思います。
以上
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/09 20:17
宛先:秋月浩次
件名:Re:温泉楽しみ〜(^.^)
楽しみにしてます。
いいところあったら連絡してね。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/09 20:22
宛先:天野導元
件名:導元さま……
お会いしたいです。今からそちらにお伺いしてもよろしいですか?
受信ボックス
送信者:天野導元
日時:06/04/09 20:35
宛先:SAEKO
件名:Re:なし
ほう、何かな? 昨夜も会ったところだが、こちらで何をしたい?
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/09 20:38
宛先:天野導元
件名:Re:いじわるですのね……
昨夜のように……
受信ボックス
送信者:天野導元
日時:06/04/09 20:45
宛先:SAEKO
件名:Re:なし
>昨夜のように……
具体的にはどうしたいのだ? それがわからねば呼ぶわけにはいかない。
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/09 20:46
宛先:SAEKO
件名:了解
腕利きの君がここまで手こずるとは思わなかったよ。
怪しい動きがないようなら、とりあえずは大丈夫なのだろうが、
できるだけ早急に他の場所も調査してくれたまえ。
期待している。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/09 20:49
宛先:天野導元
件名:ああ……
導元さまのたくましいアレが忘れられません。
どうか、いやらしい紗絵子をアレでお仕置きしてくださいませ。
受信ボックス
送信者:天野導元
日時:06/04/09 20:56
宛先:SAEKO
件名:Re:なし
淫乱な牝め。よかろう。入室を許可する。
今夜、十一時に部屋へ来い。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/09 20:58
宛先:天野導元
件名:ありがとうございます。
うれしいです。紗絵子、目一杯ご奉仕いたしますわ。
愛しの導元さま……
あなたの下僕 紗絵子
受信ボックス
送信者:秋月浩次
日時:06/04/09 23:12
宛先:SAEKO
件名:愛しの紗絵子
任務の方順調かい?
温泉旅行の件だけど、いい宿が見つかったよ。
ここ↓
(URL省略)
これでOKなら連絡してくれ。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/10 21:23
宛先:本部
件名:報告六日目
昨夜四階を調べることができましたが、この階にも怪しいところはありませんでした。
残すは地下一階だけですが、こちらは少し手間取りそうです。
以上
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/10 21:25
宛先:秋月浩次
件名:Re:愛しの紗絵子
お任せするわ。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/10 21:35
宛先:天野導元
件名:導元さま、導元さま、導元さま
愛しの導元さま
お会いしたい。
お願いいたします。どうか今夜もこのいやらしい紗絵子のオマ○コに、
導元さまのたくましいオチ×ポをお恵みくださいませ。
昨夜お話しいたしましたとおり、本部の方には嘘の報告をいたしております。
導元さまとこの教団はわたくしが必ずお守りいたします。
だから、お願いです。どうか今夜もお情けをくださいませ。
あなたさまの奴隷 紗絵子
受信ボックス
送信者:天野導元
日時:06/04/10 21:45
宛先:SAEKO
件名:いやらしい牝豚め
まったく紗絵子は淫乱な女だな。
これが夫と子供がいる人妻とは思えんくらいだよ。
しかし、昨夜お前から「公安の捜査官だ」と聞いたときには驚いた。
この私をたぶらかすとはなんと罪深い。今夜は罰として抱いてやらん。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/10 21:51
宛先:天野導元
件名:お許しください!
申し訳ありません! 淫乱で変態の紗絵子をどうかお許しくださいませ!
導元さまを騙しておりましたこと、深く反省しております。
昨夜、お仕置きということで、わたくしのオマ○コの毛を剃って頂きましたので、
それで懺悔できたものと、勝手に解釈してしまっておりました。
どうか、今夜も紗絵子を抱いてくださいませ。そうしないとわたくしは狂ってしまいます。
導元さまの熱く、たくましいオチ×ポを頂かないと、わたくしは死んでしまいます。
お願いいたします。お許しいただけるなら、紗絵子はどんなことでもいたします。
お願いいたします。
あなたさまの忠実な奴隷 紗絵子
受信ボックス
送信者:天野導元
日時:06/04/10 22:02
宛先:SAEKO
件名:良い心がけだ。
今から私の部屋へ来ることを許そう。
今夜はお前に浣腸をしてやる。腹の中のものをすべて私の目の前に晒すのだ。
そうすることによって、罪は消えるだろう。
そして尻の穴の処女をこの私に捧げるが良い。
そうすることによって、お前は本当に私の所有物となれるだろう。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/10 22:04
宛先:天野導元
件名:ありがとうございます!!
ああ、嬉しいです。
誓います。今夜紗絵子は導元さまに、わたくしのお腹の中の汚らわしいものを、
すべてお見せいたします。
そして、お尻の穴の処女を捧げさせて頂きます。
それから、わたくしの部屋の天水が無くなってしまいました。
導元さまのお部屋で飲ませてくださいませ。
では、今から参ります。
あなたさまの忠実なる奴隷 紗絵子
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/10 22:18
宛先:SAEKO
件名:了解
例の物を奪われてからすでに三週間が過ぎている。
アメリカからの情報では、最新の設備なら二週間で一定量の培養が可能だそうだ。
そこにそれだけの設備があるとは思えないが、それでも三、四週間あればもしかすると……
とにかく、早急に調べて欲しい。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/11 19:56
宛先:天野導元
件名:ご主人さま……
とうとうご主人さまに紗絵子のお尻の穴をお使い頂き、ほんとうにうれしいです。
これでようやく紗絵子はご主人さまのものになれましたのね。
お浣腸をして頂き、お腹の中のものをすべてご主人さまに晒したとき、
今までの俗世で溜まっていた汚物が溶け出し、新しい自分に変われたような気がいたしました。
そして、紗絵子のお尻の穴にご主人さまの、熱くてたくましい……ごりっぱなオチ×ポを
入れて頂けたとき、涙が溢れるほどうれしかった……
愛しいご主人さま……今夜は……お逢いできますか?
あなたさまの忠実な牝奴隷 紗絵子
受信ボックス
送信者:天野導元
日時:06/04/11 20:11
宛先:SAEKO
件名:淫乱牝へ
まったくいやらしい牝だ。
色々と理屈をこねても単に私に抱かれたいだけなのだろう。
『お尻の穴』などと上品な言葉を使いやがって、そんな言葉を私が教えたか!?
言葉はきちんと使え!
それにまた今夜も私に逢いたいなどと、家で待っている旦那や子供に悪いとは思わんのか?
少しでもそんな気持ちを持っているなら、まだまだお前は私のものではない。
夫や子供を捨てるという覚悟があるなら、今夜も抱いてやろう。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/11 20:18
宛先:天野導元
件名:お誓い申し上げます。
申し訳ありません。『お尻の穴』などと教えられておりません言葉を使ってしまいました。
紗絵子の……ケツの穴です。汚らしいケツの穴です。
主人と子供……いえ、あの男たちのことはもうおっしゃらないでください。紗絵子のすべては
ご主人さま……導元さまのものです。
お誓いいたします。
紗絵子のお口とケツの穴、それからオマ○コは、いつでもご主人さまのお好きなときに
お使いくださいませ。いえ、それだけではありません。
紗絵子のおっぱいも手も足も、身体のすべてはご主人さまのものです。
もちろん、心もすべてご主人さまに捧げます。
紗絵子は今、ご主人さまのことだけを考えています。
今夜、紗絵子は身体のすべてを使ってご主人さまに、最低三回は快感をお与えいたします。
そして、ご主人さまのオチ×ポで五回はイクことを誓います。
お願いいたします。抱いてください……
あなたさまの忠実な牝奴隷 紗絵子
受信ボックス
送信者:天野導元
日時:06/04/11 20:22
宛先:SAEKO
件名:よかろう
今夜も可愛がってやる。さっさと部屋に来い。
もう一度浣腸をしてやろう。
いやらしい牝豚のお前のケツの穴に、私のチン×ポを突っ込んでやろう。
お前のその口でその舌で、私のチン×ポに忠誠を誓え。
そして淫乱牝のオマ○コをぐちゃぐちゃにしてやろう。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/11 20:24
宛先:天野導元
件名:ありがとうございます。
すぐに参ります。
あなたさまの忠実な牝奴隷 紗絵子
受信ボックス
送信者:秋月浩次
日時:06/04/11 23:11
宛先:SAEKO
件名:元気かい?
疲れてるのかな? 無理するなよ。
旅館の方予約しておいたよ。
少し余裕を見て四月の二十二、二十三の土日だ。
耕太も凄く楽しみにしているよ。
じゃあ、あまり無理するなよ。
この世で一番君を愛している夫
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/12 01:11
宛先:SAEKO
件名:なし
報告がないようだが無事か?
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/12 08:11
宛先:本部
件名:遅れて申し訳ありません
昨夜地下一階のカギを盗み出しました。
油断させるために忠誠を誓ったふりで近づきました。
信用しているようであっさりカギの入手に成功しました。
今夜、地下へ忍び込みます。
以上
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/12 07:34
宛先:SAEKO
件名:了解
報告をたのしみにしている。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/12 20:34
宛先:天野導元
件名:ご主人さま
ご命令どおり公安本部には、嘘の報告をしておきました。
ご安心ください。
昨夜のご主人さまの愛溢れるセックスは一生忘れないでしょう。
激しく、そして優しくわたくしを愛撫してくださいましたわね。
五回どころか十回……いえ、もう数え切れないほどイクことができました。
わたくしもご主人さまの愛に応えられるよう、一生懸命ご奉仕させて頂いたつもりです。
ご満足頂けましたかしら?
今からそちらへお伺いいたします。
今夜も可愛がってくださいまし。
ご主人さまの忠実な牝豚 紗絵子
受信ボックス
送信者:秋月浩次
日時:06/04/12 23:11
宛先:SAEKO
件名:愛しの紗絵子へ
返信がないので心配している。
忙しいのか?
無事ならいいのだが、少し心配だ。
耕太は大丈夫だよ、と言ってくれているが、どうなんだろうか?
連絡待っている。
この世で一番君を愛している夫
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/13 07:37
宛先:本部
件名:地下一階の件
昨夜は教祖に呼ばれ、地下を調べることができませんでした。
寝物語でなんらかの事が掴めないかと思いましたが、
簡単には口を開きませんでした。
今夜こそ調査いたします。吉報をお待ちください。
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/13 08:14
宛先:SAEKO
件名:了解
なんとか頼む。時間がない。おそらく最後のチャンスだろう。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/13 20:11
宛先:天野導元
件名:ご主人さま
今からお伺いいたします。
受信ボックス
送信者:本部
日時:06/04/13 22:23
宛先:SAEKO
件名:緊急連絡──天水の件
在家信者宅より天水を入手し、成分の分析をした。
結果、この水には麻薬成分が混入──というより薬物そのものだった。
以前の報告にあったように、修行中の十本くらいであれば、
薬物に耐性のある君なら問題ないと思うが、多量に摂取すると
催眠、幻覚といった症状が現れると思われる。
また、いわゆる媚薬効果があるようで、性感が異常なまでに高くなる可能性がある。
君の事だから心配はしていないが、摂取は修行中の十本、それ以外では一、二本までに
留めておいて欲しい。それ以上は危険だ。
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/14 23:12
宛先:本部
件名:辞表
私、秋月紗絵子は一身上の都合により、本日付を持ちまして警視庁公安部を
退職させて頂きます。
平成十八年 四月十四日 秋月紗絵子
送信ボックス
送信者:SAEKO
日時:06/04/14 23:45
宛先:秋月浩次
件名:さようなら
添付ファイル有り
ねぇ、添付した画像見てくれたかしら?どう? わたしのオマ○コに出入りしている、あのりっぱなオチ×ポ。
うふふ、あなたなんかと比べ物にならないでしょ? あら、ごめんなさい。比べる事自体失礼だったわね。
誰にですって? もちろん、わたしのご主人さまによ。
ご主人さまに貫かれると、もうこの世のものとは思えないほどの快感なの。あなたと結婚してしまって、
本当に失敗だったわ。こんな快感をあなたとの結婚生活では一度も味わえなかったんだから。
今? うふふ、もちろんご主人さまに抱かれてるわ。
オマ○コにあのたくましいオチ×ポを入れられて、ぐちゃぐちゃに掻き回されてるの。
もう何回イッたかわからないわ。
あなたの粗チンじゃ、わたしを満足させることなんてできなかったわよね。うふふ……
ご主人さまのおかげでわたしは本当のエクスタシーを知ったわ。
もうあなたとでは絶対感じることはないと思うの。おあいにくさま。
今のわたしはご主人さまの虜よ。貴方の事も耕太の事ももうどうでもいいの。
だから、さよならよ。もう二度と会うことはないと思うわ。
というか、このメールも読めているのかしら?二時間ほど前にN−235を全国規模で撒き散らしたから……
もちろんわたしたちは大丈夫よ。地下のシェルターにいるから。朝になったらきっと新しい日本になっているわ。
汚らわしいものたちはすべて浄化されて、美しい世界になっているのよ。
ああ……ご主人さまのオチ×ポが今度はお尻の穴に入ってきたわ……凄く気持ちいいの……ああン……
もし……あなたが生き延びることができたら見せてあげるわ。わたしとご主人さまがどれだけ愛しあっているかを……
もちろん───生き延びられたらの話だけどね……うふふふふ……
(了)