▼♂▼男の子ブルマ Part.2.1▼♂▼

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702名無しさん@ピンキー
目が覚めた。見なれない模様の天井が目にとびこむ。
・・・そうだった。新しい家で迎える初めての朝だ。そして転校先の中学校に登校するのも今日が初めて。まだ新しい制服を持ってない僕は、前の学校の制服を着て登校する。
前の学校の制服に袖を通しながら、前の学校でクラスメートが準備してくれた送別会代わりのバスケットボール大会の事を思い出していた。
前の中学校の体操服は、周辺の中学校の体操服の中でもデザインが良くて、他校との練習試合のときでも、ちょっとした優越感に浸れた。ツートンカラーの開襟型のシャツに、下はそのシャツとのバランスがよい幅と長さで、スポーティーさが感じられるハーフパンツ。
あのときバスケットをしながら「ああ、この体操服もこれで着おさめかな・・・」と思うと、ちょっと残念だった。
703名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 16:11:07 ID:TVHJjeYy
新しい学校に着くと校長室に案内された。ちょっと胸がドキドキしている。
お母さんとソファーに座って待っていると、校長先生がはいってきた。ニコニコした表情で、温厚そうな感じだったので少し安心した。
「お母さん、この学校の生徒はみんな素直でいい子ばかりです。非行やいじめもありませんから、安心して悟くんを通わせてください」
校長先生がお母さんにそんな話をしている間、僕は校長室の壁に何枚もかかったモノクロの写真をきょろきょろ見ていた。
体育祭の写真が多い。大勢の生徒を一枚の写真に納めているので、写っている1人1人の顔までは分からない。でも写っているのはみんなブルマーをはいた女子ばかり。
前の学校でも昔は女子がはいてたらしいけど、僕が入学する何年も前に廃止になったと聞いたことがある。「でも、どうして男子の写真がないのかな。文化祭の写真には男子も写っているのに」と不思議に思った。
校長先生の話のとおり、新しいクラスメートは男子も女子もみんな感じがよく、その日のうちに僕もクラスのみんなとうちとけることができた。
翌日の土曜日、学校に紹介された近くの洋服屋にお母さんと行って、制服を買った。落ち着いた配色だったけど、まあまあカッコイイ。週が明け、僕は新しい制服で登校した。クラスメートと先週の頃以上に親密になった感じがした。
704名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 16:13:06 ID:TVHJjeYy
「あれっ? 幸崎くんは、そんなヒラヒラしたズボンはいて体操するの?」
初めての体育の授業の前の休み時間、着替えている僕の後ろから、クラスメートの安村くんが声をかけてきた。
「え、なんで・・・?」僕は安村くんに聞き返した。体操服をまだ買ってなかった僕は、前の学校の体操服を準備し、ハーフパンツに脚を通していたのだ。
「幸崎くん、そんなブカブカのズボンはいて走ったら、ズボンが脚にまとわりつくだろ。気持ち悪くないの?」既に上半身は体操シャツに着替えた安村くんはそういいながら、スポーツバッグの中から黒いナイロン地の小さな布を取り出して机の上に置き、学生ズボンを脱ぎ始めた。
(え、そ、それって・・・)僕は一瞬目を疑った。それって「ブルマー」じゃないか。
学生ズボンを脱ぎ終えた安村くんは当たり前のような表情で机の上のブルマーを手にし、左足・右足にとおして、スルスルとひきあげていく。そしてブルマーの裾からはみでたブリーフをブルマーの中に押し込み、再びググッと引き上げた。
半ケツ状態になったお尻を岡野くんの目の前に突き出し「岡ちゃん、おれ後ろヘンになってない?」「ヤッチン、バッチリきまってるよ!」既にブルマーをはいた岡野くんが答えた。僕はただただ呆気にとられるばかりだった。
705名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 17:23:30 ID:D3VFl1mb
「校長室のあの写真、あれ、男子も女子もブルマーをはいてたのか・・・」
そう思いながら運動場に整列し待っていると、上下スウェットスーツ姿の体育の先生が現れた。
ハーフパンツの僕以外の男子は全員ブルマー姿。全国レベルで考えれば当然、僕のほうが標準的な男子中学生のスタイルのはずなのに、この状態では僕のほうが異常なのではとすら錯覚してしまう。
生徒に向かって立っている先生のポジションから見れば、なおのことそう感じられるだろう。
「お、きみが転校生の幸崎か」と先生が張りのある声で言った。
「ほう、きみが着ているのが前の学校の体操服か。なかなかかっこいいな。でも、そんなヒラヒラブカブカのズボンでは、体を動かすには向かないな」安村くんと同じことを言った。
「見てのとおり、この学校に限らずこの辺の地域では、小中学校は男子も女子もみんなブルマーだ。脚がスキッと見えて、かっこいいだろ。
幸崎もまあ今日はその格好でいいが、明日にでも購買部で指定の体操服とブルマーを買うように。あさっての体育の時間は、みんなと一緒の格好で参加するんだ」
いかにも体育の先生、といった問答無用の口調だった。つい10分前に生まれてはじめて見た男子のブルマー姿に驚き、そして今、自分も同じ格好をするように命令されたのだ。
授業は長距離走だった。前を駆けている岡野くんのブルマーからはみ出たお尻の下弦の曲線が、走るだびに左右交互に現れたり消えたりしている。自分も48時間後にこれと同じ姿とになるなんて、到底受け入れられない、と走りながら思った。
706名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 17:25:40 ID:D3VFl1mb
翌日。
僕は「体操服を買うから」と朝お母さんからもらった2000円を右手に、購買部の前に立っていた。
僕より後にやってきた他の生徒が、どんどん僕を追いこしてノートや消しゴムを買っていく。僕は心底ためらっていた。やがて他の生徒がいなくなり、3年生の女子の購買部員が僕に尋ねてきた。「何を買いますか?」
「あ、体操服を・・・」僕はそういうのが精一杯だった。
「サイズはMでいいですね」といってその女子生徒が僕に渡してくれたのは、上のシャツだけだった。「いえ・・・あの・・・」「ほかに何かいるのですか?」「あの・・・下の方も・・・」「あ、アンダーシャツですね」
「いえ、そうじゃなくて、短パン・・・」とても恥ずかしくて“ブルマー”なんてとても言えなかった僕の口から出た思わず単語は「短パン」だったのだ。
「ああ、ブルマーですね!」女子生徒は僕を冷やかすようにちょっと笑ってそう言うと、すぐに平静を取り戻し「あら、女子用のはあるけど、男子用のが棚にないわね。ねぇ有希子ー、奥行って男子用ブルマーを箱ごと持ってきてー」
と、奥で控えているもうひとりの購買部員に大声で言った。「絵理ー、これでいいー?」と奥から女子生徒が持ち出してきた箱には「体操用ブルマー(男子用) 俣岡市教育委員会指定」と刷り込まれていた。
女子生徒は、僕の下半身あたりをチロッと見渡して「うーん、ブルマーの方はちょっときつめがカッコイイから、あなたくらいだとSがいいですね」。渡されたビニール袋入りブルマーを受け取ると、そそくさとお金を払った僕は、真っ赤な顔をして購買部を立ち去った。
707名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 17:29:19 ID:D3VFl1mb
家に帰った僕は、学生カバンの中から、今日買って来た体操シャツ、そしてブルマーを机の上に置いて苦悶していた。
ブルマーのはいったビニール袋には、ブルマーをはいて脚をガニ股に開きガッツポーズをしている男の子のコミカルタッチのイラストがはいっている。
どう見ても変態にしか見えない。が、自分も2日後にはその変態の仲間入りをするのかと思うと、たまらなかった。
「男子用」というのが気になった。「女子用」とどう違うんだろう。ビニール袋を破ってブルマーを取り出し、机の上に広げた。
どうやら裁断と縫製に工夫があるようで、着用寺に前の股間の部分が立体的に膨らむよう、前側の布地にゆとりを持たせているのだった。
この町の教育委員会は一体何を考えているんだ。
「悟うー、今日、体操服買ったんでしょう、お母さんにも見せてー」と、ノックもせずお母さんが部屋に入って来た。思わず僕は体操服を両手で覆った。
「なに隠してるのよ、見せてよ」とお母さんはジョーク混じりに僕の腕を引き上げた。
「あ、あらっ、え、・・・・・ハハハハハ、アッハハハハ」全てを知ったお母さんはその場に笑い転げた。
もしかしたら初登校の日に既に、先に帰ったお母さんは帰り道から校庭で体育をしているブルマー姿の男子生徒を見ていたのかも知れない。母の笑い転げる姿、僕はもう耐えられなかった。
708名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 19:47:17 ID:AueVkKK3
2日後の朝。
小学校4年生の時以来はいてなかった真っ白のブリーフに、4年ぶりに脚を通した。すべて事情をさとったお母さんが気を利かせて(?)ひとそろえ買ってきたのだ。今日はトランクスは選べない。トランクスのはいった引き出しを開けないことに、何となく屈辱感を感じた。
ブリーフは股間を締めつけ、また立ったり座ったりするたびにお尻に食い込んで来る。「具合はどう?」お母さんが悪戯っぽくきいてくる。無視して僕は玄関を出た。
1時間めの社会の時間は、そわそわして気が気でなかった。机の左のフックにかかっているスポーツバッグに入っているのは、前の学校の格好いい体操服ではなくて、ブルマーなのだ。1時間後の自分の姿を想像すると情けない。
そして1時間めが終わり、女子は他の教室へ。男子たちが制服を脱いで着替えはじめる。みんな、カッターシャツを脱ぎ、アンダーシャツを脱いで体操シャツに着替えている。そして学生ズボンを脱いで・・・・黒い小さなブルマーに脚をとおしている。
僕は上半身だけ体操シャツになった状態で、次のアクションを起こせないでいた。
「幸崎くん、早く着替えないと」と、安村くんが言う。「ブルマー、昨日買ったんだろ?」もうためらってても意味がない。
僕は意を決してズボンを脱いでブリーフ姿になり、スポーツバッグから取り出したブルマーを手に取り、脚に通して一気に引き上げた。幸崎悟としてのプライドのどこかにピシッ!とヒビがはいったように感じた。
709名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 19:48:47 ID:AueVkKK3
僕はクラスメートとともに校庭に整列していた。
ふとももの付け根がスースーする。小さなブルマーがお尻に食い込んでムズムズする。半ケツになっているのが自分でもわかる。こんな変態じみた格好、本当の僕じゃない、と心の中でいいきかせる。
先生が現れた。「おっ、俣岡三中の体育の授業らしい景色に戻ったな!」というなり僕に視線を向け
「幸崎、先週の体操服以上によく似合ってるぞ! これで幸崎も立派な三中生だな。おっ・・・・幸崎も確かに男の子だな、これでよく分かったぞ。ハハハハハハ」
縫製の効果でモッコリと膨らんだ僕のブルマーの股間に目を遣りながら先生が笑った。こればかりは、ブルマーでは逃れようがない。他の生徒も笑っている。先週までは、本来こいつらが笑われる立場で僕が笑う立場だったのに。僕の顔は真っ赤になった。
初めてのブルマーでする準備運動。屈伸のたびに、伸脚のたびに、ブルマーがどんどん食い込んで来る。屈伸でしゃがんだ時、前に並んでいる安村くんのブルマーがパンパンになり、立ち上がるとそのブルマーがお尻に食い込んでいる。
それと同じようになっている僕のブルマー姿が後ろの平井くんに見られてるんだろうなと思うと、恥ずかしかった。購買部の女子が「きつい方がかっこいい」なんて言っていたけど、あれは本人の主観としか思えない。
僕は無意識のうちにブルマーの裾を指先でつまんで引っ張り、食い込みを直していた。ハーフパンツでは考えられない仕草だ。他の生徒も、運動が1メニュー終わるたびにブルマーの裾を引っ張っている。
「あ、幸崎くん、チョロパンになってるよ!」と清田くんが言った。お尻の部分からブリーフがはみ出ていたのだ。僕はお尻の部分のブルマーの裾をつまんで少し引き下げ、ブリーフを隠した。「チョロパン」なんて言葉、初めて知った。
それ以来、体育の授業でブルマーをはく直前には、ブリーフを思いきり上に引き上げるようにした。ブリーフがお尻に食い込むのは恥ずかしかったが、チョロパンよりはましだ。
着替えの時、周囲のクラスメートのブリーフを見ていると、みんなも上にピッチリと引き上げているようで、誰のブリーフにもお尻の形がくっきりと浮かび上がっていた。
710名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 19:49:59 ID:AueVkKK3
その次の日曜日。
前の学校のクラスメート3人が遠路はるばる家に遊びに来た。この中のひとりの親戚がこの近くに住んでいるので、今夜は3人ともその家に泊るんだ。
「わー、新しくて広い家でいいなあ」「わ、窓からの景色がすごくいい!!」などと口々に騒ぎ、楽しいひとときを過ごした。
夕方になった。4人でわいわい言っている僕の部屋に、お母さんがはいってきた。
「あらあら、とても賑やかにしてるわね。みんな、またいつでも遊びにきてね。悟、お洗濯もの乾いたから持って来たわ。タンスの中に仕舞っておきなさい。はい、シャツと、靴下と、それと体操着のシャツと、それから、はい、ブルマーも!」
僕は一瞬にして顔がこわばった。そんな、前のクラスメートの前ではっきり「ブルマー」なんて言わなくてもいいじゃないか!
目の前の3人とも、カーペットの上にポンと置かれたブルマーを前に、どういう顔をしていいか分からない状態みたいだった。僕はこの3人も、そして楽しかった前の学校で過ごした日々も、僕にとってもはや手の届かない遠い存在になってしまったように感じた。
711名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 20:10:13 ID:4MqRrhee
この町に住んでみて、なぜここでは男の子がブルマーを抵抗なくはけるのか、分かってきた気がした。
小学生の男の子の登下校姿を見てると、ハーフパンツの男の子に混じって、ブルマーをはいてランドセルを背負っている男の子も何人か見かけるし、
学校が終わった時間帯、近くの公園や空地にはブルマー姿の男の子が走り回っているのだ。これでは抵抗感を感じようがない。そして数カ月が過ぎた。
僕の学校が、学校間交流事業のモデル校の指定を受けた。遠く離れた2つの学校の生徒が、互いの授業に参加したりホームステイしたりして親睦をはかる、という取り組みなんだそうだ。
「わーっ、ホームステイ早くやりたいやりたい」などとクラスのみんなははしゃいでいるが、僕は複雑だった。交流の相手校が、僕が前にいた学校だったからだ。
やがて担任の先生が教室に入って来るなり言った。「このクラスの交流内容が決まりました。先方の学校の2年生のクラスと、バスケットの交歓試合をやります。日程は・・・」。
僕にとっては日程などどうでもよかった。驚いたのは、次のひとことだった。「なお試合の時の服装ですが、予算の関係で、両校ともふだん使っている体操服で行います」
712名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 20:12:35 ID:4MqRrhee
「礼!」「おねがいしまーす!」
僕にとっては、味方も敵も、馴れ親しんだ懐かしい顔だ。あの送別会のバスケット大会と同じ体育館、同じコート。
ただあの時と違うのは、かつては僕も着用していたあのかっこいいハーフパンツのチームが今は敵方で、僕の味方はみんなブルマーをはいていること。
そして僕自身もまた、股間の膨らんだ小さな黒いブルマーを半ケツ状態のお尻に食い込ませながらコート内をドリブルしているということだ。
既に僕の家のタンスからあのハーフパンツは消え、それにかわって、替え用のブルマーが2枚、3枚と増え、引き出しの中では男の子の衣服とブルマーが妙な同居状態になっていた。
「ナイッシュー!」僕のチームがシュートを決めるたびに、チームメイトは満足した表情で、無意識にブルマーの裾に指先をやり、股間に食い込んだ布地を引っ張り出している・・・・僕を含めて。
やがて試合終了後、缶ジュースが生徒全員に振る舞われた。敵味方関係なくみんな床に腰をおろして両足を開き、心地よい汗を流しながら健闘を称えあっていた。
でも僕は感じていた。前の学校のクラスメートが、あるものは哀れみの情を浮かべて、またあるものは興味しんしんな顔つきで、両脚を開いた僕の、
僅か5センチ足らずの幅の布地でしかガードされていない股間に視線を集中させていたことを・・・