【機械化】サイボーグ娘!二回目の手術【義体化】

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1名無しさん@ピンキー
サイボーグ娘に萌えるスレです。
人工皮膚系・金属外骨格系どちらも(それ以外も)OKです。
事故や病気で体を失って機械化した娘、特殊な作業に特化した体を得る為に機械化した娘、萌えるじゃないですか!
自分の機械の体で悩む娘も、能天気な機械化娘も、萌えるじゃないですか!
そんな趣旨のスレです。

アンドロイド娘とはかなり方向性が異なるので別スレにしてみました。
アンドロイド娘は完全人工な娘、サイボーグ娘は生身だったのを機械に改造した娘です。
区別の目安としては、脳味噌が生身か造り物か、という事になります。

――初代スレの1氏に敬意を表し、引用させていただきますた。
21:03/09/26 03:43 ID:FVgiXKRw
コソーリとスレ立てしますた。たぶんバレてるだろーけど。
経緯上、アンドロイドネタはご遠慮の方向で。
アンドロイド専用スレが別にあるので、そちらにおながいします。
事情が事情なので、アンドロイドスレ方面には絶対このスレを宣伝しない事をおながいします。
理由同じく、初代スレへのリンクはとりあえず貼りません。
あ、sage進行でおながいします。
31:03/09/26 03:44 ID:FVgiXKRw
あと、もしも初代スレの1氏が来ても叩かない事キボンヌです。
一応、あちら方面との架け橋にならんと頑張った勇者だから。
結果は惨澹たる有り様だったけど、ちょっとアレな人だったけど、一応ね。
4名無しさん@ピンキー:03/09/26 03:50 ID:OLbQktzG
即死回避的ほしゅ
5名無しさん@ピンキー:03/09/26 05:13 ID:jeVskEaU
擦立乙〜
6名無しさん@ピンキー:03/09/26 15:29 ID:hwR8JWWp
知られざるサイボーグ属性ゲーム

PC-FX, PlayStation 「BOUNDARY GATE」

ファンタジーRPGなのに?とお思いでしょうが、あります、ちゃんとメカバレシーンも。
パッケージイラストをよく見ると実はサイボーグ娘なのです。
尚、PlayStation版では一部絵が変更になっている様です。
サイボーグ属性方面は問題が無い様ですが、別の属性も併発している人はPC-FX版の方が幸せになれるかもしれません(謎
7名無しさん@ピンキー:03/09/26 18:21 ID:YYrklNKu
皿しage
8名無しさん@ピンキー:03/09/26 23:15 ID:hwR8JWWp
知られざるサイボーグ属性ゲーム その2

業務用(SUPER NOVA)「GALS PANIC S3」

「あゆみ」が飛行ユニット+肌に継ぎ目。
サイボーグだという記述はどこにもないが、頭打ってたんこぶつくる絵があるので多分サイボーグ。
100%クリアした時の絵の一番の萌えどころは、実は膝の継ぎ目(?)
ゲーム内容自体は「脱衣QIX」。
91:03/09/26 23:52 ID:FVgiXKRw
>>6,>>8
情報サンクス。
今度探してみまつ。
10名無しさん@ピンキー:03/09/27 04:53 ID:740AmzVd
知られざるサイボーグ属性ゲーム その3

Play Station(他の機種にも移植されてるはずだが)「STAR SWEEP」

普通の良作パズルゲーム。
なのだが、実はラスボスがサイボーグ娘。
とはいっても、派手なメカバレがある訳でもないが。
目が、あきらかに生身の目では無いのがいい感じ。
モロ機械な目玉というわけでは無いので脳内補完が必要かもしれないが。
ただ、ちょっと性格が萌え向きでないかもしれないのが欠点かも。
111:03/09/27 07:50 ID:vnyLtGFE
>>10
なにげにこれは持ってまつ(w
12名無しさん@ピンキー:03/09/27 08:21 ID:CXVwS5U/
スーパーロイド愛
事故で体を損傷して、科学者の祖父の手で脳だけ人工の体に移植された
外見は生身の少女のままだが中身は正義の味方として戦えるパワーを
秘めたサイボーグ(戦闘時はサイボーグっぽく変身)
ところがそうした手術は(作品世界で)まだ違法であるらしく、
愛の秘密を狙う企業に
「このことが世間に知られたらお祖父さんは刑務所行き、
君は醜い作業用ロボットの体に脳移植される」
と脅迫され、彼らの新製品発表会にダッチワイフ・アンドロイド
として出展させられてしまうのだった

ご存知の方も多いだろうが知らない人のために
こんなエロ漫画も昔あったぞと
13名無しさん@ピンキー:03/09/27 15:48 ID:YpioJiss
いい感じの設定っぽいでつね
今度調べてみようかな
14名無しさん@ピンキー:03/09/27 15:50 ID:YpioJiss
あ、IDにJISが……。
JIS統一工業規格の体ハァハァ
15名無しさん@ピンキー:03/09/27 20:38 ID:XqxbDz6o
>>14
背中だか胸元だか、普段隠れている部分にJISマークやら製造番号やらが刻まれてて、
自分の姿を鏡で映して、マークや番号を見て、ため息をつくサイボーグ娘萌え!
16名無しさん@ピンキー:03/09/27 22:32 ID:FOKp9zZQ
003にブーツで踏まれたい!
17名無しさん@ピンキー:03/09/28 00:58 ID:h2SQH+O+
セーラー服姿の女子中高生を拉致って改造手術台に縛り付け、いやがるのを無視しセーラー服姿のまま強制的にサイボーグ化。
手術中も改造後もセーラー服姿。
サイボーグ格納庫で磔状に固定された少女の腹部がセーラー服から腹チラ、それは金属製の機械化された醜い体。
性欲処理用サイボーグとなったその幼い肉体。ペニス挿入穴が腹部や乳房に増設されている。
胸元から覗く生身の肌には焼き印で「性欲処理用5号機」という機体番号が。
18名無しさん@ピンキー:03/09/28 02:33 ID:fWzrb/Mi
セーラー服な中高生が拉致られてサイボーグに改造されて……ってところまでは、「たれめパラダイス」の宇宙帝王氏の絵にありましたな。
たしか「乃鶴ちゃん」とかいう名前だったっけか。(あれは継目つき人工肌タイプの体で、脳改造直前に目が醒めるのだが)
漏れも萌えまくった覚えあり。
個人的にはもっと年齢が上の方がいいんだけどな(でも胸部分のパーツは交換可能になってて、Cカップなパーツも用意されてた)。
腕が根もと(肩関節)からと、肘上からと、手首と、脚が根もと(股関節)と、ふとももと、足首で分離できるよう、その部分にも継目があれば最高だったのが惜しいところ。
あれの続き描いてほしいぞ。激しく。

>>17と同じく、漏れも「外骨格系ボディには服を着せるべき」派ですな。
半袖から覗く硬い金属光沢な義手とか、スカートから覗く硬い金属光沢なふとももとか、激萌え。
19名無しさん@ピンキー:03/09/28 02:56 ID:fWzrb/Mi
ところで、この板の即死判定基準ってどんな感じなんだろ?
今度こそ即死は避けるべし!それがサイボーグ萌えの我らの悲願!(泣
たったいま検索したら、じつはここの初代とこのスレの間にも、あっというまにdat堕ちしたスレがもひとつあった(汗
ここの初代の1とも当代の1とも違うシトの立てたスレのようだが。
20名無しさん@ピンキー:03/09/28 16:49 ID:CVepRzEY
即死回避ほしゅ
21名無しさん@ピンキー:03/09/28 21:56 ID:Z8w9/i+Z
>>19
きっと俺です
いろいろネタを考えている間に落ちた
哀しかったよ・・・
22名無しさん@ピンキー:03/09/28 23:40 ID:1lQSc+gh
死守セヨ。
23あぼーん:あぼーん
あぼーん
24名無しさん@ピンキー:03/09/29 00:14 ID:5y3RVulc
銀河鉄道999にはよく出てくるな
251:03/09/29 02:01 ID:Q1zctP9m
1.5代目スレが存在したんでつか。
今度探してみまつ(w
あの逆境の中立てた1.5代目の1氏も勇者認定。
この板は即死判定基準が無茶苦茶厳しい模様でつ。
初代スレも、最後の書き込みから1日もしないうちに堕ちてたような(汗
そんなもんなのかなー?

あんまり某アンチサイボーグな人達のスレの住人を敵視したくはないんでつがね、ホントのトコ。
でも向こうが露骨に敵意をあらわにする以上、こちらも自衛はしなきゃね。
まだまだ逆境だけど頑張りまつ。
みんなでこのスレを死守しませう。
261:03/09/29 02:08 ID:Q1zctP9m
>>7,>>16,>>17,>>22
萌えネタ提供&保守サンクス。
でも、一応sage進行なのでsageキボンしまつ。
ageたくなる気持もわかりまつが(各方面に宣伝してないしね)、今このスレは狙われてるんで、ほとぼりがさめるまではちょっと潜っていたいのでつ。
ほとぼりがさめたら初代スレと1.5代スレと関連スレへのリンクもはる予定でつ。
それまではガマンガマン・・・
271:03/09/29 02:55 ID:Q1zctP9m
>>21
探してみたら、同一人物がたてたと思われるスレが二つ見つかったんでつが(苦藁
あんまり乱立というのも良くない鴨。←でも気持は痛いほどよくわかるんよ
その為にもここを死守せねば。
(と、夕日をバックに決意を新たにする>>1であった←ナレーション(プ
281:03/09/29 05:10 ID:Q1zctP9m
おはよう保守。
29名無しさん@ピンキー:03/09/29 09:11 ID:rpAAusT+
応援保守。

30名無しさん@ピンキー:03/09/29 09:19 ID:rpAAusT+
うひ、ミスった。本文書く前に送信しちまった。

メジャーなものなら、バーチャコール2にもサイボーグな
スチュワーデスのおねーさんが出てましたな。

両腕もげたままセクースってシーン・・・
俺もそんな事やりてーよ(T.T)
311:03/09/29 14:12 ID:Q1zctP9m
バーチャコール2でつか。サターンのSならやりますた。
あのシーンのあと、腕のスペアが無いのでしばらくのあいだ腕なしで生活を余儀なくされて(という姿を電話越しで見る)、なんてシーンがあるともっと萌え!
などと思った自分はオワってまつか?・・・オワってまつね。_| ̄|○
32名無しさん@ピンキー:03/09/29 20:19 ID:4JziZXjK
まだ何も知らない芋セラ女子中世を拉致、性欲処理用サイボーグに改造したいでつ。
33名無しさん@ピンキー:03/09/30 01:03 ID:qSKpvXrV
保守
341:03/09/30 02:21 ID:gN98DLvv
サイボーグ娘は、腕とかをもぐor取り外すor人外なパーツに交換してナンボだ!
とかいう人、手ぇあげて!(ぉ
複数の娘と合体変形とかもこれに含まれるかな?

あぁ、萌えサイボーグ娘のパーツ交換kissデータが欲しいでつ・・・(w
351:03/09/30 03:09 ID:gN98DLvv
おやすみ保守
36名無しさん@ピンキー:03/09/30 08:21 ID:mrO/dpbo
>>34

漏れもKissデータ欲しい
37名無しさん@ピンキー:03/09/30 09:28 ID:szFWYrjd
>34イェス。左腕を肘から下を切除され電動ばいぶに交換。右手は金属のロボット状の手に改造されているが人差し指は小型バイブに。
合体させられる少女もイイ。2人同時に捕獲された少女はそれぞれ片方の肩から腕を切除され、接合手術されてしまう。
体液も共通で循環し、2体のサイボーグの1体は心臓を取り除かれていて、
もう片方のみにうめこまれた人工心臓で生体機能を維持させられる。
性欲も2体同時にもよおす。
38M.I.B:03/09/30 21:27 ID:mrO/dpbo
「うーん」
まぶしい光に明美が目を覚ますと見慣れない景色が広がっていた。
「えっ、ここはどこ?」
体を起こそうとすると手首と腕が押さえつけられていて動かない。
首を動かすと金属の輪で拘束されている自分の腕が見えた。
どうやら足も足首と太ももで拘束されている。
「なっ、何。どうなってるの」
明美は自分の置かれている状況が理解できずパニックになってきた。

「落ち着きたまえ」
男の声が頭の上のほうから聞こえた。
「あなたは誰? ここはどこなの? 何でこんなことするの?」
明美はその声に向けて自分の置かれている状況を強い口調で問い詰めた。

「あまり多くのことを一度に聞くのは関心できないな。
 まあいい。まず最初の質問の答えだが、私は君のマスター、すなわち持ち主になるものだ。」

39M.I.B:03/09/30 22:00 ID:mrO/dpbo
「持ち主ってどういう事? 私は物じゃないのよ」
「いいや、君はこれから物になるのだよ」
「どういうこと?」
「これを見たまえ」
男が指差す方を見ると、同時にそこに明かりがつく。
そこには人型をした金属の像があった。
「あれが、何なの」
「あれが新しい君の体になるのだよ」
「何を馬鹿なこと言っているの、いいから私を自由にしなさい」
「ふむ、信じられないか。まあいい実際に体験してみればそんなことも言ってられまい」男はそう言うと、コンソールを叩いた。
「くっくっく、こんな体験は2度とできないだろうから、頭部の改造を始めるまでは意識を保ったままにしておいてやろう」
「なっ、何言ってるの。冗談もほどほどにしなさい」
「冗談ではないのだよ」
男は複雑な機械から伸びるチューブを明美の首筋に埋め込んでいく。
「いやー! 何をするの、やめて!」
「これは生命維持装置だよ。作業中に君に死なれては困るのでな」
次に男は注射器を取り出して体中のあちこちに薬品を注入していく。
「今度は何? 何をしているの」
体の至る所に注射をし終えると男は注射器を置いた。
「この薬を使うと感覚神経と運動神経の両方を殺すことができる。
 つまり君はもう首から下を動かすことも、そこで何が起きているかを感じることもできない体になったのだ」
その言葉を聞いているうちに明美は首から下の感覚が無くなっていくのを感じた」
40M.I.B:03/09/30 22:32 ID:mrO/dpbo
明美は腕を動かそうと思ったが先ほど動かせた程度の動きもできない。
「いっいやー。元に戻して」
「それは無理な話だ。この薬は強力で、これを使うと二度と元に戻すことはできない」

ポーンという軽い音とランプが灯る。
「ふむ、君の新しい顔が出来上がったようだな」
男がコンソール操作すると、ボーリング球程度の大きさの金属球がアームにつかまれて降りてきた。
「見たまえ、君そっくりだ」
そこには、確かに明美そっくりだが何の表情もない顔が張り付いた金属の頭部があった。「そうだ、これでなければ意味がない。君にふさわし顔だ」
明美は自分があのような無表情な金属の塊になるのかと思うと恐ろしさで何も考えられなくなった。

「それではそろそろ君の体を機械に変えてあげよう
 君はそのモニターで自分の生まれ変わる様をじっくり見ていたまえ」
男がそう言うと明美の頭上に全身を映すモニターが現れた。

「まず、右足からだ」
男は明美の右足を解体していく。
「いやー! やめて! 私の体を切らないで」
男は明美の言葉を無視し、右足を金属の塊に変えていった
41M.I.B:03/09/30 22:59 ID:mrO/dpbo
「完成した。次は左足だ」
男がそう言った時には、モニターに映る明美の右足は完全な金属の塊になっていた。
「私の足が・・・ そんな・・・」
「くっくっく。泣くほど嬉しいのかね? それはよかった。では次を急がないとな」
「やめて! お願いだから」

「そんな私の体が・・・」
ついに明美の両手両足が金属変わってしまった。
「さあ、次は君の胴体を機械に変えよう」
「お願いします。何でも言うことを聞くからそれだけは」
「何でも聞くなら素直に私の人形になりたまえ」
男はそう言うと明美の胸元にメスを入れるのだった。

内臓を取り除き、そこに動力炉や生体脳用の生命維持装置などを埋め込み明美の胴体もほとんどが金属になったところで、男が両手で握りこめるほどの金属塊を明美に見せた。
「これが何かわかるかな?」
「わかりません」
もはや明美に何かを考える気力は無かった。
「これは君のここに入るのだよ」
男は明美の股間を指差した。
「これは人工性器だよ。喜びたまえ、これからも君は雌の喜びを感じることができるのだ」
そういうと男は明美の体にそれを接続し始めたのだった
42M.I.B:03/09/30 23:33 ID:mrO/dpbo
そして、明美の体は首から上を残して全て人工物に置き換わった。
「さて、首から上を改造する前にボディーの動作チェックをしよう」
男はそう言って胸を開き、いくつかのケーブルを繋ぎ、コンソールを叩くと明美の右足がひとりでに上がった。
「うそ。なんで?」
「君の体は機械なんだ。決められた信号を送れば自由に動かすことができるのだよ。もちろん君の意思などよりも優先されるしね」
「そんな、こんな体にするだけじゃなく私は体の自由すらないの・・・」
明美は自分の体のことを考えると、今まで麻痺していた悲しみがぶり返してきて泣き出してしまった。
「泣くのもこれが最後になるのだ。存分に泣きたまえ。しかしそこまで悲観する必要は無いぞ。君の体は基本的には君が動かすことができる」
「え、どういうこと。だってさっき・・・」
「勘違いしてもらっては困る。もしすべてコンピューターが動かすなら人間を素材に使う必要は無い。君自身が君の体を動かすことができるよ。まあいくらかの制限を受けるがなそれに、私は君が機械の体で私とともに居てくれることが望みなんだ」
「本当なんですか? 私、自由なんですか?」
すでに、元の姿に戻ることを諦めかけていた明美にとって、その言葉は一縷の望みであった。
「安心したまえ。私は嘘はつかんよ」
(そう。嘘はついていないよ。嘘は)
「わかりました。お願いします」
「さあ、そろそろ頭部の改造を始めさせてもらおう。なに次に目を覚ませば君は機械の体だ」
男はそう言うと明美の首筋に注射をし、明美の意識は闇の中に落ちていった」
431:03/09/30 23:57 ID:gN98DLvv
>>37
濃いですね(w
「合体」ってのは一応、メタリックエンジェルのマーディーみたいなのを想定してたんでつが(w
自分も以前、「病気で体を失った仲良し双子が、生命維持装置を2つ確保できずにシャム化」ってネタを考えた事はあるんでつが(w
44M.I.B:03/10/01 00:06 ID:MsDPF5hB
「うーん」
明美が目を覚ますと見慣れた自分の部屋だった。
はっと思い、自分の両手を確認する。
肌色の自分本来の手だ。
銀色の金属でできた手ではない。
明美はそれを見て肩を撫で下ろした。
なんと恐ろしい夢だったのだろう。
あんなことはあり得るはずが無いのに。
とりあえず制服に着替えて居間へ行こう。

居間に行くと、キッチンから母が声をかけてきた。
「明美、顔ぐらい洗ってきなさい」
「はーい」

顔を洗い居間へ戻るとそこに父がいた。
「明美、何をしている。母さんに言われたのに、顔を洗ってこないなんて」
「何を言っているの。私はしっかり洗ったわよ」
「嘘を言うな。来い」
「何言っているの? いたいよ、お父さん」
私は父に引っ張られるように洗面台へと連れられて行った。
45M.I.B:03/10/01 00:11 ID:MsDPF5hB
「さあ、しっかり洗うんだ」
父はそう言うと私の顔を無理やり洗い始めた。
すると、顔になにか銀色の物が付いているのが見えた。
「父さんたら、こんなに小さなもの・・・」
そういって私は顔を強くこする。
先ほどより銀色の何かは大きくなっていた。
(まさか、そんなことは・・・)
と思い手を見ると手の皮がはがれ銀色に輝く金属の手が見えた。
「イヤー!! 何で? どうして? わたしの手が!!!」
すると背後のいたはずの父が
「あたりまえじゃないか。明美は機械の体なんだから」
といった声が聞こえると同時に、またしても明美の意識は闇の中に落ちていった。
461:03/10/01 00:57 ID:kmLxBSc9
今度は、少女を人形化するのではなく、あくまで人間あつかいされるサイボーグ娘が好き、という人はどのぐらいいるか聞いてみまつか。
例えば、不幸にもめげずに頑張って幸せをつかんでいくサイボーグ娘とか。
はい、手え挙げ!(w
あ、勿論、フリーキーな姿にされつつこっちも満たす、という趣味の人も含みまつ。
47M.I.B:03/10/01 01:05 ID:MsDPF5hB
>46
自分は、やっぱり人形化されて自由にもてあそばれるサイボーグ娘のほうが・・・
でもサイボーグ娘自体が好きだからそれもお手age

節操が無いかな・・・

私の駄文は迷惑でしょうか
481:03/10/01 01:29 ID:kmLxBSc9
>>47
いや、構いませんでつよ。むしろ歓迎。
ただ、今のところは両方受け入れる事にしてるので、あんまり排他的な事はして欲しくないというのはありまつが。
無理が生じたらスレ分けしまつが、生じない限り両方とも受け入れる方向で。
元々マイナージャンルでつから皆仲良くマターリした方がいいんでつ。
ところで、そのコテハン、銃夢でつか?(w
49名無しさん@ピンキー:03/10/01 01:32 ID:ubCiNgr0
>46
はーい!
オレはやっぱり完全に人形化されるより、機械の身体でも自分の意志で
けなげに生きるサイボーグ娘がすきだな。
ついでに、基本的に人と見間違うほどの人工皮膚で構成されてるけど
太股以下とか、上腕から先が完全にメカでそこだけ特殊線維で覆
われてるとか、部分的にメカっぽい部分が見える感じのがスキ。
一見普通の娘だけど普通の娘だけど、どうしてもコンピュータとか、機械に
親近感を持ってしまうとか。
501:03/10/01 01:38 ID:kmLxBSc9
初代スレの1氏も言ってたけど、サイボーグ方面の場合、結構、反対属性から生まれた設定も、いじれば萌えられるもんでつ。多分。
反対属性のネタが出た場合、自分なりに脳内変換して萌えるべし!でつ。
サイボーグの場合、自分の意志に反して改造される悲劇、というテーマが共通していれば、そこだけ拝借すればいいですし、人外な姿になるシュールさが共通していれば、そこだけ拝借すでばいいのでつ。
脳内変換結果は、フィードバックすれば他のシトにも喜ばれるかもしれないでつ。

・・・本当は、サイボーグ娘とアンドロイド娘の間にも言える事だとも思うんでつけどね・・・。_| ̄|○
511:03/10/01 01:45 ID:kmLxBSc9
>>49
お、いい感じでつね。
コンピューターに親近感を持つってのは、例えばパソコンが捨てられてたら、なんとなく仲間が捨てられたように思えてついつい拾ってしまって、部屋にパソコンがあふれてたり、とか、そんなんでつか?(w
52M.I.B:03/10/01 01:59 ID:MsDPF5hB
>>48
一応両方好きなので排他的にはならないように心掛けます。
53名無しさん@ピンキー:03/10/01 02:02 ID:ubCiNgr0
>51
そうでつ。
パソコンでも、電子レンジでも、自動車でもみんなお友達
な感覚で接してしまったり、メインテナンスの際にメインコンピュータ
に記憶や意識がリンクされていくと、「なんだかとっても安心する。
お母さんの中にいるみたい」なんて感じちゃったりもするのがいいな…と。
でも、やっぱり中身は人間で「私は一体なんなんだ?」ってなやむ
こともあるという。
541:03/10/01 02:11 ID:kmLxBSc9
>>52
今のところは排他的な感じもしなかったので、あまり気にしないでもいいでつが。
排他的には云々というのは、一応心の隅に置いておくと良い感じかも、というだけの話で、別に責めているわけではないんでつ。
>>38->>45みたいなのは、両属性ともにどんどんやった方がいいでつね。

マイナージャンルはネタ不足になりがちだから、「あるもの」でいかにうまく萌えられるかが鍵でつね。
55名無しさん@ピンキー:03/10/01 03:07 ID:j05OhGtc
これ(↓)は萌えですか?
http://pman-net.com/cyber0/index.html
561:03/10/01 03:09 ID:kmLxBSc9
>>55
404・・・_| ̄|○
571:03/10/01 03:11 ID:kmLxBSc9
と思ったら入りかたを間違えてますた(汗
存在は知っているのですが・・・中身は観てないでつ。
割と良い感じっぽい雰囲気なのでつが。
58名無しさん@ピンキー:03/10/01 07:41 ID:KgX0DDNg
サイボーグフェチの総本山でも宣伝してるね。
http://dollprinses.tripod.co.jp/index.html
591:03/10/01 14:53 ID:kmLxBSc9
ああ、有名なあそこでつね。

ただ、あそこを「総本山」と呼ぶのはちょっと問題あり鴨。
あそこは人形化系専門だから、あそこを総本山と呼ぶとけなげ系(?)萌えな人が排除されちゃう罠。
「人形化系サイボーグフェチの」総本山なのは確かでつが。
あそこは一時、けなげ系のシトが混入して大混乱になってますた。
もしかしたら初代の1氏は、あの混乱の再来を恐れてたの鴨・・・。
60M.I.B:03/10/01 18:07 ID:MsDPF5hB
>59
私もあそこは行くけど
まあ折角マイナージャンルのスレが保持されてるんだから、両方でマターリといこう。
61M.I.B:03/10/01 18:23 ID:MsDPF5hB
>45の続き始めます。

(うーん)
明美は目を覚ますと、目の前に
 生体脳覚醒
と赤い文字が流れていった。
視界が開ける。が、その目に映る世界はどこかテレビ画面を見ているような感じだった。それと同時に自分の頭の仲で、カメラに捕らえた画像を処理しているのが理解できた。
(私、本当に機械になったんだ)
どうやら、改造された手術台の上のようだ。
明美は、起き上がろうとしたが体が動かない。それと同時に
 ボディーコントロールロック ON
という赤い文字が先ほどと同じように流れていった。
(うそ、動けないのそんな助けて)
明美は声も出せずに一人心の中で震えていた。
62M.I.B:03/10/01 18:44 ID:MsDPF5hB
「どうやら、起きたようだな」
1時間にも、半日にも感じる時間(実際には内蔵時計で10分しか経っていない事がわかった)が過ぎたところで、あの男が入ってきた。
「さあ、ロックを外そう。起きたまえ」
男がコンソールを操作すると
 ボディーコントロール OFF
の文字とともに体が自由になる。
起き上がろうとすると、体が起こすと口が自然に、
「マスターおはようございます」
と言った。
「勝手に口が・・・ どうして?」
「何を驚いているのだ? 自分の所有者が会いに来たのだ。挨拶するのは当然だろう」
「それに、マスターなんて」
「私がおまえの所有者なのだ。マスターと呼ぶのが当然だ」
「でも、なんで勝手に・・・」
「なに、おまえには当たり前のことがすぐに出来るようにいじらせて貰っただけだよ。  そう君の体を制御するには君の脳だけでは不十分なので、補助用のコンピューターを頭部に埋め込ませてもらっているが、そこにいくつかの制限と外部制御を組み込ませてもらった。」
「そんな、前に言ったのと話が違うわ」
「いくつかの制限を受けることになるといったはずだが。
 さて、いいかげん起き上がってしっかり自己紹介してもらおうか」
「はい、わかりました。マスター」
またしても明美は自分意思に反して勝手に動き答えていた。
「私はサイボーグスレイブA1、マスターの性欲処理のための人形です。
 CSA1とお呼びください」
(わたしは明美、人間よ。CSA1なんて知らない。人形でもない)
「よく言えました。結構です。
 どうです、CSA1。人形になった気分は?」
「素晴らしい気分です。この姿でマスターにお仕えすることができて光栄の極みです」
(そんな事、私は考えてない。そんな事、言いたくない)
「それはよかった。私も改造した甲斐があったというものです」
63名無しさん@ピンキー:03/10/01 19:39 ID:WJ1Fq90o
>55>58見れマセン
64名無しさん@ピンキー:03/10/02 00:54 ID:cVqUXxUr
期待保守
651:03/10/02 01:41 ID:juz/UTAL
>>63
コピー&ペーストなり直打ちなりで、ブラウザのURL欄に直接アドレスを打ち込むべし。
はい、自分もこの罠に引っかかりますた(藁
661:03/10/02 02:28 ID:juz/UTAL
ところで、昨日、いや一昨日、あのファミコンのディスクシステム書き換え受け付け最終日なので、慌ててサービスセンターに書き換え依頼に逝ったのでつ。
長年遊んだゲームのディスクをセンターに出した帰り、何だかサイボーグな彼女のメンテ・新機能追加の為にサイボーグ工場に連れてって、入院の為に引き取ってもらったような、とっても妙な気分になったもんでつ。(w
センターには他にも大勢、彼女を改造依頼に出してる香具師がいたでつ。(藁
671:03/10/02 18:43 ID:8nPJTYqG
ほしゅ
68名無しさん@ピンキー:03/10/02 21:28 ID:8+g9dvXj
>>55で紹介されていたビデオを買いました。

さすがは自主制作。レンズに砂粒が付着し、アフレコ音声のズレも気になるという
なんともチープな出来です。
手術シーンも女優がベッドの上に水着で横たわっていたら、CGが被さるように
インサートされて、あっと言う間に全身タイツ姿になって改造終了という感じ。
サイバードール自身も金属的な質感が希薄で(叩いた時は金属音が鳴りますが)
ただの全身タイツにしか見えません(実際全身タイツなんですがw)。
45分間にストーリーを欲張って詰め込んでいるため、サイボーグ少女の悲しみの
描写も、通り一遍のおざなりなものになっています。
従って、フェチのオカズとして購入するのはお勧めできません。

ただ、破李拳竜の「撃殺!宇宙拳」が好きだった人ならば、全編に破李拳テイスト
が満載ですので、別の意味で満足できるでしょう。
2体のサイバードールが合体し、女体型ロケットに変形するところなんか特に・・・
69M.I.B:03/10/02 23:43 ID:Z6+SqW3e
「君を制御するコンピューターに入力したプログラムについて説明しましょう
 まず、君は私の命令は全てに対して優先する。
 私に肉体的および精神的、金銭的、社会的に損害を与えてはならない。
 これらに反しない限り、自己の保全に勤める。
 入力されたデータは君の持つ知識より優先される。
 これが君に与えられた制限だ。あとは私に対する行動パターンなどのデータも入力してあるから、それに従って行動する事となる。先ほどの挨拶などが例だよ」
「そんな・・・ それじゃあ、私は自由に動くことも出来ないマスターの操り人形なんですか?」
「そんなことは無い。私が命令していない時は君は自由に動くことが出来るよ。
 君は性処理用の人形だから、あまり命令を与えておくこと時間は長くは無いよ」
「いやよ。なんでわたしがこんな目に遭わなくちゃならないの」
「諦めたまえ。君はもう人間でなく機械仕掛けの人形なのだよ。
 自分の姿をを見たまえ。銀色の金属でできた肉体。動くたびに駆動音がする四肢。こんな人間がどこにいる。いないよ。君は人形なんだよ」
マスターの操作により等身大のモニターが私の前に現れる。
そこに映るのは、シルバーメタリックの体を持った、私そっくりの顔の人形だった。
(よくできた、人形だわ。
 けど、何で私にそっくりな顔をしているの?)
「よく見たまえ。これが今の君の姿だよ」
(ますたーが何か言っている。けれど言っていることが理解できない。そんなことがあるわけが無い。わたしは人間なんだ。)
不意に自分の手を見ると、シルバーメタリックの手が見える。
(あれ? 私の手なんでこんななの?)
モニターを見ると人形も私と同じようなポーズをとって、不思議そうな顔をしている。
(まさか、これって!!)
「ようやく理解ができたようだね」
「まさか、これが私!」
「そうだ、それが今の君の姿だ」
「いや! いや!! わたしこんな姿になんてなりたくなかった。元に戻して」
「それは無理な話だ。君の古い体は切り刻んで廃棄してしまったからな
 いいかげんこの話題は飽きたな。以後この話題は禁止する」
その言葉とともに、私の頭の中で機械音がして
 禁止事項登録完了
の文字が目の前を流れた。
70名無しさん@ピンキー:03/10/03 01:55 ID:mBiIRzBV
>>69
萌え!
71名無しさん@ピンキー:03/10/03 03:08 ID:mBiIRzBV
保守
72名無しさん@ピンキー:03/10/03 12:13 ID:mBiIRzBV
昼休みなので保守
73名無しさん@ピンキー:03/10/03 20:46 ID:aG0iFX+d
ス・バ・ラ・シ・イ!!!
74名無しさん@ピンキー:03/10/03 20:55 ID:aG0iFX+d
58の人形姫(?)以外でサイボーグ娘サイトは無いでつか?探してるんだけど意外に見付からなくて。
75名無しさん@ピンキー:03/10/03 21:45 ID:KaKMrKCE
>>74
機械化淑女プロジェクト(旧名:メカギャル研究室)とか?
http://cool.nasite.net/~mlp/index.html
76名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:21 ID:aG0iFX+d
それ以外は無いでつか?
77名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:58 ID:nQVaP1S1
方向性はずいぶん違うのですが、小説サイトでこんなのを知ってます。
でもこのスレ的には萌えじゃないでしょうね。ヒロイン物だし。自分の身体を悲観しないし。
http://www.fmstar.com/emerald/
78M.I.B:03/10/03 23:14 ID:EmQgDPbm
「さて、君は性処理人形なのだからその機能を確認しなければならない」
「はい、わかりました。どうぞご利用ください」
「おっと。このままではただの機械と変わりませんから、ヒューマンモードへ移行しなさい」
「了解しました。ヒューマンモードに移行します」
「ヒューマンモードは君の体のコントロールを禁止事項以外自由にできる。
 それ以外に、全てコンピューター制御にするドールモードと、先ほどまでのニュートラルモードがある。ニュートラルモードは基本的に君が体のコントロールができるが、一部コンピュータに入力されている理想的な行動をとるようになっている」
「それじゃあ、さっきの勝手に答えたのは」
「ああそうだ、君の脳に接続されているコンピューターが判断して、あらかじめ登録された言葉をしゃべったのだよ
 そして、いまは君自身の意思でしゃべることになる。
 いくら性処理用といってもプログラムどうりの反応ではつまらないからな
 さて、自分の胸を揉みしごいてもらおうか。CSA1」
「いや、そんなことできない・・・、えっ、手が勝手に。ああん・・・」
私の意思に反して両手が胸を揉み始める。
(なんで、こんなこと人前でしたくないのに、手が勝手に・・・)
「なかなか楽しんでいるようだね。実に積極的だ」
「ああん、体が、ダメ、勝手に・・・」
「ふっふっふ、確かにヒューマンモードでは基本的に君の自由に動けるが、私の命令に反してはいけないという基本原則は有効なのだよ」
「そっそんな、もうダメ、いく、いっちゃう」
「さすがは、性処理用の人形だな。さあ、いってしまいなさい」
「いくー!!」
私の視界は真っ白になっていきました。
79名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:18 ID:9+jWmGVF
こいつらも一応機械の女の子萌えなるんじゃないか?
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1051018750/l50
綾波も頭に補聴器みたいな機械つけてるし
801:03/10/04 00:49 ID:YnVjQDsq
>>77
いや、スレ違いという事はないと思いまつ。
現状このスレはどちらも受け入れるという方向でつので。
(むしろ初代1の指向を考えたら・・・)
81名無しさん@ピンキー:03/10/04 01:03 ID:66vHCp9F
>>78
よい。ヽ(´∇`)ノ
82名無しさん@ピンキー:03/10/04 01:23 ID:/DLignA/
>>74
こういうのはどうかな?
http://www.media-0.com/www/009no1/
83名無しさん@ピンキー:03/10/04 01:40 ID:ywQhkMgf
>>80
それでは、アン・マキャフリィのSF「歌う船」に登場するヘルヴァのような、
『人間の姿を保っていないサイボーグ少女』なんてのは、このスレ的に許容範囲でしょうか?
サイボーグの悲哀に萌えられるという意味では、十分合格点だと思うのですが。

・・・意地悪な質問ですいません。
841:03/10/04 01:47 ID:YnVjQDsq
>>83
良いんじゃないでつか?
とりあえず自分は萌えますた。
851:03/10/04 02:23 ID:YnVjQDsq
むしろ「歌う船」は御一読をお勧めしまつ。
もしもあの小説自体では萌えられなくても、萌えネタを幾つも拾う事は可能でつ。
個人的には原形をとどめた上半身が船にくっついていて欲しかったでつけど、逆に言えばそんな設定の話を考えれば良いだけの事なんでつね。
実際、あの小説は「自分の都合のいいように設定を変更した模倣品」を山ほど生み出しますた。最近のSFアニメの半分はこれのパクリか?という程にでつ。
なぜかほとんどの模倣品では、サイボーグではなくアンドロイドになってるので、まだまだ新たな切口はたくさん残されてる筈でつ。
861:03/10/04 03:18 ID:YnVjQDsq
それでは、スレ立てから一週間ほど過ぎたので、そろそろ名無しに戻りたいと思いまつ。
必要な時にはまた1になりまつ。
ネタを提供する時は名無しの方が落ち着く自分ですた。
87名無しさん@ピンキー:03/10/04 06:40 ID:lh6Rrh2X
>>85
>個人的には原形をとどめた上半身が船にくっついていて欲しかったでつけど、
>逆に言えばそんな設定の話を考えれば良いだけの事なんでつね。

石ノ森のサイボーグ009に登場する、人食い屋敷の0012なんですが、
コンシューマのテレビゲーム(確かPCエンジン?)用に設定をし直したものがあって、
そこでは居間の壁に飾られている金髪美女の上半身の置物(実は生きてる)が、
0012の本体だったように記憶しています。
88名無しさん@ピンキー:03/10/04 07:17 ID:jBPGnfQn
>>79
個人的な意見だが、機械部分を自由に着脱できるのはサイボーグとは呼べないんじゃないか?
これが「心臓ペースメーカー少女」とかだったら、まだサイボーグの範疇かも知れないと思うが。

埋めこまれたペースメーカーが欠陥品で、頻繁にうずくまって苦しむようなら萌えだ。
89M.I.B:03/10/04 10:08 ID:fd68I8w3
「生体脳停止」
(どうやら絶頂に達して気絶したようだ、CSA1はドールモードで再起動している)
「ふむ、なかなかの感度のようだな。
 CSA1、生体脳覚醒処置」
「了解、電気ショックで生体脳覚醒処置をおこないます」
ドールモードの抑揚の無い声とともに弱い電光が走る。
「生体脳起動完了」

衝撃とともに、真っ白な世界が色を取り戻す。
(あれ、私、確かマスターの前で恥ずかしい姿を見せて・・・
 あっ体が動かない)
「君は今ドールモードになっている。私が解除しない限りいつまでもコンピューター制御の操り人形だ」
そう言うと、マスターは私のそばまで来て胸を揉み始めた。
「どうだね。一見金属板に見えるこのパーツで、人間の胸と同様の触感を再現するのは大変だったのだよ」
(そういえば、どう見ても金属でできた胸は人間の時と同じような感覚がして、とても金属とは思えない柔らかさだった)
「いくら私が君のようなような全身金属製の姿をした人形が好きだとしても、金属板でできた胸を揉んでもつまらないからねえ、頑張らせてもらったよ。ちなみにこの特殊金属は君の胸の他に、頭部とここに使っている」
マスターはそう言うと、私の股間に手を伸ばしてきた。
マスターの手が私の秘所に触れると、先ほどの非ではない快感が全身を貫きまたしても私の意識は真っ白な世界へと落ちていった。
90名無しさん@ピンキー:03/10/04 10:28 ID:WTmYQVgz
>>79
スレ違いですが、こんな(↓)サイトがありますね。
「ニッポン耳カバー愛好者の会」
http://www6.shizuokanet.ne.jp/indoyo/JaM.htm

書き込みを読んでみると、結構機械改造フェチ系の香具師が混入してたりする。
耳カバーフェチとサイボーグフェチは、やはり相通じるものがあるようです。
91M.I.B:03/10/04 10:36 ID:fd68I8w3
「生体脳停止」
またしてもいったようだ。どうやら感度が良すぎるようだ。確かに常人の10倍程に設定しておいたが、こうもすぐに達して毎回のように気絶されては性処理人形としては困る。
「しかたがない。CSA1、感度レベル2に再設定」
「了解しました。感度レベル2に再設定します」
「よし、これで大丈夫だろう。CSA1生体脳覚醒処置。覚醒とともにヒューマンモードに移行」
「了解、電気ショックで生体脳覚醒処置をおこないます」

真っ白だった世界が元に戻る。
体が自由に動くどうやらドールモードは解除されたようだ。
それにしてもこの体こんなに感じやすいなんて・・・
これでSEXなんてしたらきっと狂ってしまう。
「どうやら、君は普通の人間より遥かに逝きやすいようだが、今まで絶頂に達したことは何回くらいある?」
「そんなこ 3回だけです」
「むだだよ、君は私に質問されれば君自身が覚えていようがいまいが、脳に残っている全てのデータについて解答してしまうようになっているんだ。
 それにしても、3回か。そのうち2回は今の2回か?」
(これ以上私の恥ずかしい過去をしゃべる訳にいかない。手で口をふさごう)
そう思って腕を上げるが、顔の前で動かなくなってしまう。
「そうです。人間、白石明美として1回、CSA1として2回です」
「まったく無駄な努力を・・・ いいですか、私に求められた情報を渡すことを拒む全ての行動が禁止事項に当てはまるんですよ。
 しかし、年頃の娘が1回だけですか。その時のことを丁寧に教えてもらえますか」
(どうせ、どうしても言ってしまうなら無駄な努力を止めよう)
「2年ほど前です・・・ 
92名無しさん@ピンキー:03/10/04 20:00 ID:gYxwLkkx
>>79
言われてみれば補聴器もかなりメカニカルだよ
耳カバーと比べれば落ちるけどワンポイントにはいいかもな
補聴器にアンテナあればもっとカッコいいと思うのは漏れだけか
93触角:03/10/04 20:17 ID:aDNBXjt7
ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~bell-m/bunko/44_doll/g-006.htm

サイボーグじゃないけど、このスレの住人なら充分萌えれるはず…
94名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:48 ID:lXciYxst
MIBさんの小説goodです。今後も楽しみにしてます。
95名無しさん@ピンキー:03/10/05 00:46 ID:1P0fqt13
モノローグがマスターと明美とがごっちゃになってて、ト書きもごっちゃだから
ちょっと統一した方がいいと思うけど、でもいいよー。ガンガレー。
最後に無理やり自我を消しちゃって、メカチックな反応しか出来ないようになる
というのがツボなんだけど、どーなるのか楽しみ。
96名無しさん@ピンキー:03/10/05 03:11 ID:s1za7Ntm
首から上だけになって、8Uサイズの19インチラックのユニットになったサイボーグ少女。
24Uラック一つあたり3人(8U×3=24U)づつマウントされて並んでいる。そのラックが数台、部屋に並んでいる。
彼女らの視神経と首から下の神経はコンピューターに接続されていて、コンピューターのオペレータとして働く。
眼球はコンピューターの画像を受信して神経信号に変換する装置に過ぎず、カメラ機能が無いため物を見ることができない。
しかし、彼女たちは接続されたコンピューターを通じて色々なものをコントロールできる。
例えば、彼女たちのいる部屋の戸締り・照明・空気組成(彼女らの生命維持装置は外部にあるため、部屋の気圧さえ保たれていれば酸素が無くても生きていける)、近くの部屋にあるトイレなどをもコントロールできる。
だから、彼女たちを怒らせると恐ろしい事になる。
97名無しさん@ピンキー:03/10/05 03:55 ID:s1za7Ntm
>>92
耳が機械化された娘。耳は金属光沢のある半球のような形をしており、半球からはアンテナが生えている。
騒音が物凄いところで作業するのに特化した耳のため、マイク機能が無く、現実にある音を拾うことが出来ない。
無線で飛ばされた音の電波を、アンテナでキャッチする事によって聞く。
もちろんこれは猛烈な騒音のなか、必要な放送を聞くためにこのようになっている。

・・・・・なんてのは萌えですか?
自分は萌え。
9892:03/10/05 13:05 ID:sYvKDYgk
>>97
耳にメカニカルなものもカッコいいとは思うが
鼻にチューブや喉にチューブもいいと思うよ、人工呼吸器みたいなメーターを
動かして女の子が動くのも好きだしさ
99名無しさん@ピンキー:03/10/05 19:32 ID:i8DVcLG0
拉致され改造されたサイボーグ少女達は持ち主に反抗できないように自爆装置が埋め込まれてはいるが、
念のためいかつい首輪、手首足首の鉄輪と鎖が付けられている。
使用されない時はサイボーグ格納庫の壁に磔状に固定されて過ごす。
排泄機能は生身のままなので尿意・便意をもよおすが、もはや人間ではないためトイレにも連れて行ってもらえず、
我慢できずにお漏らししてしまう。
数日ごとにセーラー服姿の奴隷用サイボーグが格納庫に連行され、粗相したサイボーグ少女の糞尿を清掃をさせれれる。
100M.I.B:03/10/05 19:54 ID:mnTjSm88
>81
>94
ありがとうございます。

>95
まだ文章を書きなれてないので・・・ すいません
自我は消えるよりは残っているのに、制御されて機械チックな反応するほうが好きなんで・・・
そのほうがなんと言うか非道で哀れっぽいイメージが

>99
じつにイイ
拉致して改造、自爆装置と首輪、鎖付き。
機械化されて人間扱いされない様と人間扱いされないのに人間の生理現象の間で苦しめられ様が実にイイ!!
奴隷用サイボーグがセーラー服着てるのもイイ!!
さらに、サイボーグがメタリックボディーだと最高!!
101名無しさん@ピンキー:03/10/05 20:49 ID:i8DVcLG0
>100ゲッツおめでとう。漏れも意識は残ってるのに体を思いのままに操られてしまうのが萌え。
サイボーグ改造技術のための生体実験に使われるために実験用サイボーグに改造されちゃってほしい。
少女の体をどれだけ改造できるか調べるために無茶な機械化を繰り返される。
あるいはどれだけ危険薬物に耐えられるか、どれだけ電圧をかけたら破壊されるかを調べられ、
致死実験や生きたままの解剖実験で解体され、そのパーツを新しいサイボーグを造る際に流用される。
102M.I.B:03/10/05 22:46 ID:mnTjSm88
「2年程前です。学校で友達の一人が彼氏とSEXをしたと言うのが話題にあがりました。
その時私がまだ処女で自慰すらしないことを言ったら、友達がそれじゃあ人生の楽しみの半分損しているって言われて、1冊の本を渡されてそれを見ながら、あそこや胸を揉みしごいて自慰をしました。
そのときあっと言う間に真っ白になって、それ以来狂ってしまいそうで自慰すらしていません」

「なかなか、素直に言えましたね。それよりもしかしてあなたは処女だったんですか?」「はいそうです。私は処女でした」
「けどもう関係有りませんね。あなたのここに納まっているのは、私特製の人工性器ですからね」
「はい、ご主人様にいただいた素晴らしいモノで、性処理人形としてお仕えさせていただきます」
「それじゃあ、さっそくその体で奉仕してもらいましょうか」
マスターにそういわれると、私はマスターの股間にそびえるモノを自分の中に収めていった。
103M.I.B:03/10/05 23:00 ID:mnTjSm88
とりあえず「サイボーグスレイブ明美」は一部完ということで1時中断させてもらいます。
ちょっと自分としてシチュエーションが思い浮かばなくなって、これを続けるのはつらい。
こんなシチュエーションが見たいってリクがくれば続きを書くかも。
とりあえずいま、ほかのシチュエーションのを書いているのでよかったら期待していてください。
104名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:12 ID:Yls7/Az6
ちょっと…、ソレ生殺し。
ちゃんとご奉仕してるととこも書いてよ〜。
105名無しさん@ピンキー:03/10/06 01:53 ID:L1Q66K9e
>>101
人形化方面とは異なるので恐縮だが。
義体設計技術士、兼、義体試用(モニター)な娘というのは考えた事がありまつ。
製品開発だけでなく、研究的な義体の開発もするので、製品化に至らないようなフリーキーな容姿・機能をもった体になる事もしばしば。
足が無くて体が固定される代りに腕が四本とか、特定の仕事以外の事は全く出来ない完全な作業特化型義体とか、そんなの。
106名無しさん@ピンキー:03/10/06 07:22 ID:3FM+1sE1
>>102
>「2年程前です。学校で友達の一人が彼氏とSEXをしたと言うのが話題にあがりました。
>その時私がまだ処女で自慰すらしないことを言ったら、友達がそれじゃあ人生の楽しみの半分損しているって言われて、
>1冊の本を渡されてそれを見ながら、あそこや胸を揉みしごいて自慰をしました。
>そのときあっと言う間に真っ白になって、それ以来狂ってしまいそうで自慰すらしていません」

これ読んでビビッときてひらいめいたんだが、
大学の工学部あたりでロボットの研究をしている22歳くらいの研究一筋の美女(処女)が、
偶然自慰の快楽に目覚め、人知れずそれを追求する余り自分の身体を少しずつ改造するように
なって、気がついたら完全なセックス専用サイボーグになっていた。
で、そのことを研究室の仲間(男性)に知られてしまい、玩具として弄ばれる、
・・・なんてシチュエーションはどうでしょうね?
107M.I.B:03/10/06 12:02 ID:5E0l/94w
>106
うーん、そうですね
自分としては、最初は少しずつでそのうちエスカレートして
本人も気付かないうちに(というか快楽におぼれて気にしていない)全身機械だけになっている。
男に脅されて、人工皮膚をはがしたら金属のボディーが・・・
なんてシチュエーションがイイね
108名無しさん@ピンキー:03/10/06 14:16 ID:L1Q66K9e
脚の代りにリニアモーターになってて、レールに沿ってしか動けない、ウェイトレスなサイボーグ娘‥‥‥。
ハァハァ
109名無しさん@ピンキー:03/10/06 23:52 ID:CJF/rasE
レールは天井で吊り下がって居るのはどう、それも足が無くて腰から下スカート
勤務時間外は、控え室のロッカーとかに格納される
110名無しさん@ピンキー:03/10/07 01:21 ID:72wKbaAw
性欲処理用ですらなく、単に生体実験されるためだけのサイボーグ少女を造りたい
111名無しさん@ピンキー:03/10/07 01:28 ID:aUrZMxl2
脚が無くて天井からでつか。それも凄くイイ!でつね。

スカートからは二本に脚では無くて一本の柱が生えてて、柱が床に螺子どめで固定されている、移動能力の無い固定式受付嬢。
勤務時間が終ると外されて運ばれる。
外される場所は、柱と胴体の接合部、あるいは柱と床の接合部。

漏れ的には、そこまでシュールな姿でありながらも、あくまで人間扱いされ人間として生きている娘の方が萌えだったり・・・・・。
重症でつか?
112名無しさん@ピンキー:03/10/07 01:36 ID:aUrZMxl2
>>109>>110
ageないで……。
113名無しさん@ピンキー:03/10/07 01:39 ID:aUrZMxl2
>>109
上半身しか無くて、レールが横(壁)にあってってのも良い鴨。
114名無しさん@ピンキー:03/10/07 03:22 ID:aUrZMxl2
むしろ机と一体になってるサイボーグ娘とかも・・・・・
115名無しさん@ピンキー:03/10/07 17:53 ID:3MFV2Tgx
人形姫?
覚えてる人もおらんかな^^
116M.I.B:03/10/07 18:18 ID:I7osTNSN
ウェイトレスネタとてもイイ。
ということでちょっと短めの文をageます。
117M.I.B:03/10/07 18:18 ID:I7osTNSN
「住み込みでコーヒーの給仕してくれる人募集」
 その張り紙は家出をしている自分にとって渡りに船でした。

「瞳ちゃんって言うんだ。ご両親にご確認を取りたいんだけと」
 鈴木と名乗ったマスターの言葉に私は困ってしまいました。
 家出中の私にとって、親に連絡をとられてはまずいのです。
 私の表情を読み取ったのかマスターは、
「家出してるんだ。うーん、本当はまずいんだけど君は良い子そうだから特別に雇ってあげる。じゃこれにサインして、拇印も。ああ親指でいいよ」
 マスターの言葉に私は喜び勇んでサインして親指をつきました。
「じゃあ、採用祝いのコーヒーだ」
 マスターはそう言うと芳しい香りのコーヒーを出してくれました。
 一口飲むと素晴らしい香りとともに程よい苦味が口の中を包み込みます。
「おいしー。こんなおいしいコーヒー出すお店のウェイトレスなんて素敵」
というと、マスターは
「君の仕事はウェイトレスじゃないよ」
と言いました。私は不思議に思いました。それとともにまぶたが重くなっていきました。「君はただコーヒーをお客様に届ければ良いんだよ」
 その言葉が私の最後の記憶でした。
118M.I.B:03/10/07 19:55 ID:I7osTNSN
 目がさめると、そこはまるでテレビなどで見る病院の手術室のような部屋でした。
「ここはどこ、だれかいないの?」
 私はおもわず声をあげてから、自分が裸であることに気付きました。
 それに両足の感覚がありません。
 首の裏側にも何かくっついている感じがします。
 天井から何本ものコードが降りてきているので、これが私についているようです。
「おや、目がさめたかい」
 そこに入ってきたのはマスターでした。
「鈴木さん、ここは何処なんですか」
「ここは店の地下さ。それよりもちゃんとマスターと呼ばないとダメだよ。契約書にちゃんと書いてあるじゃないか」
「何言ってるんですか。そんなことよりこんなところに連れて来てどうするつもりですか!」
「必要な改造をするためだよ」
「改造? 何言ってるの? 私に何をしたの?」
「だから、君にはコーヒーサーバーになってもらったんだよ。ほら」
 マスターは私を抱きかかえて鏡の前に連れてきました。
119M.I.B:03/10/07 21:25 ID:I7osTNSN
「イヤー。私の足が!!」
 そこに映ったのは足を失った私でした。
「だって、もう君にはいらないものだし設置するのにジャマになるだけだよ。それよりもほら胸も大きくなったよ」
 そう言われて良く見ると、Bカップほどだった私の胸はFカップ以上の巨大なものに、そして乳首は男性の親指ほどになっていました。
「ここにはコーヒーをしまって置かなくちゃならないからね」
 そう言って脇のあたり弄くると、カチッと小さな音がして、なんと私の胸が開き始めたんです。
「ほら、君の体はコーヒーを入れるタンクだからもう中身は空洞だよ」
 開ききった胸からは私の体の中が丸見えでした。
「ほら、タンクが3つあるだろう。このタンクにコーヒーを入れるんだ。それじゃあいくよ」
 マスターは私の胴体にある3つのタンクのうち、右上のものに熱いコーヒーを、下のものにアイスコーヒーをそれぞれ注ぎました。
「君のボディーフレームには保温機能があるから、最適な温度のまま保存が出来るんだ」 そう言い終わると、マスターは開いていた胸を閉じました。
120M.I.B:03/10/07 22:33 ID:I7osTNSN
「さて、君の仕事はお客様の為にコーヒーを給仕することだ。
 しかし、このままでは保温用のケースと変わらない。お客様にコーヒーをお出しするにはどうすればいいと思う」
「そんなことわかりません」
「それじゃあ困るな。ちゃんと仕事の内容を覚えてもらわなくちゃ。こうするんだよ」
 マスターは急に私のオッパイを揉み始めました。
 すると、快楽とともに体の内側から熱いものがこみ上げてきました。
「なに、胸の奥から出る。出ちゃう」
 私の乳首から黒い液体がほとばしりました。マスターはそれをコップで受けました。
「何なの。何で私のオッパイからそんなものが?」
 するとマスターはコップの中身を無理やり私に飲ませました。
「いや、む、ん、んぐ、んぐ。これはコーヒー?」
「そうだ、さっき君の第一タンクに入れたコーヒーだよ」
「それじゃあ、まさか胸は」
「そうだ、君の右のオッパイを揉む事で第1タンクの、左のオッパイを揉む事で第2タンクの中身をそれぞれの乳首から出す事が出来るんだ」
「うそ、私のオッパイが・・・」
121M.I.B:03/10/07 22:34 ID:I7osTNSN
 私が打ちひしがれているの見ながら、マスターは屈み込みました。
「さて、第3タンクはどうやって出すと思う?」
「・・・」
「何だ返事なしか。勤務態度があまり良くないな。
 まあいい。ここをいじると・・・」
 そういい私の股間より少し上をいじり始めました。
 すると、急に尿意をもよおしてきました。
「すいません。私トイレに・・・」
「気にすることは無い。さあ出すんだ」
「いや。トイレに行かせて。お願い」
「いいから出すんだ。さあ」
 マスターはさらに激しくいじりまわしました。
「もう無理、見ないで! 出ちゃう!」
 ついに私は耐え切れず、人前で漏らしてしまいました。
 しかし、マスターがコップにためた私のおしっこは、今まで見たそれとは似ても似つかないものでした。
「これが何かわかるかな?」
 そうマスターが見せたものは間違いなくアイスコーヒーでした。
「そう、第3タンクは君の尿道から出るんだ。ここは保冷機能がついているからアイスコーヒーを入れさせてもらうよ。」
122M.I.B:03/10/07 22:55 ID:I7osTNSN
「私の体が・・・ こんな酷い。酷すぎる! 元に戻して! 私を元に戻してよ!!」
「何を言っているんだい。それはできないよ。君も同意したはずだよ」
「そんなこと知らない。元に戻して!」
「君は契約書にサインして拇印まで押したんだよ。ほら見なさい」
 オーナーが突き出した契約書は確かに私のサインと拇印がありました。
 先ほど確認もしなかった契約文には想像を絶するものでした。

 1、 私は喫茶TeaPot(有)と同代表鈴木隆(以下甲)に自らの所有権の委譲を認めます
 1、 私は甲の経営方針を全面的に支持します
 1、 私は甲の業務のためのいかなる行為も受け入れます
 1、 私は甲の業務約款の全てを受け入れます
 1、 私は甲の行為により受けるであろう不利益の追求をしません
 1、 私は甲の自分に対するいかなる行為も自ら望んで受け入れます
 1、 私は甲の業務用備品として全ての人権の放棄をします

斎藤 瞳

「私がマスターなのはこの店だけでなく君のマスターでもある訳だ」
「そんな、もう私は身体だけじゃなく権利も物と同じなの」
「わかったかい。君はコーヒーサーバーとして改造されても文句は言えない。
 むしろ、自ら進んでコーヒーサーバーにならなければならない」
「わかりました。こんな身体ではそう生きるしかありません」
「ああ、そんなに不安がらなくいいよ。僕は道具を大切に使うタイプだから」
123名無しさん@ピンキー:03/10/07 22:59 ID:jeTp7N30
いきなり素直になりすぎるような…
124M.I.B:03/10/07 23:10 ID:I7osTNSN
>>123
絶望のあまり思考能力が下がって言われたことにうなずいているだけ
って感じで
125名無しさん@ピンキー:03/10/08 03:51 ID:RKtcqR7N
じゃあ、レール式ウェイトレス娘の別パターンで、こんなのはどうでせう?

私は今日、祖父の見舞いの為に病院にやってきた。
とてつもなく大きな総合病院だ。
幸い、私の祖父は、思ってたよりずっと具合がいい様子だった。
見舞いのついでに、すっかり遅くなった昼食をとるため、病院の中にあるレストランのような喫茶店のような店に入ることにした。
昼食どきを過ぎてしまったためか、あまりお客の数は多くない。
私は店の端の方の席に座ることにした。
しばらくして、ウェイトレスの女の子がやって来た。が、足が無く宙に浮いている!?
ギョッとしてよく見ると、天井には何やらレールのようなものがあり、そこから何やら棒のような金属の柱がのびていて、その柱は上半身しかない少女の背中につながっていた。
トレーを持つ彼女の腕は、銀色の金属光沢を帯びていた。
困惑して彼女の体を見つめながら十数秒ほど呆けてしまったが、
「あ、あの、ご注文は?」
という彼女の困惑気味な声に我に返った。
126125のつづき:03/10/08 03:53 ID:RKtcqR7N
これが噂に聞くサイボーグというやつか、と私は思った。
近年のめざましい医療技術の発達により、今までなら絶対に助からなかったような病気やけがでも、体を機械化する事により、命だけは助かるケースが飛躍的に増えた、とマスコミが報じていたのを思い出した。
してみると、彼女がその機械化により助かった人のひとりなのであろう。
でも、それならなぜこんな人間を逸脱したような容姿をしているのか。
「あ、あの〜、ご注文は何になさいます?」
いけないいけない。昼食をとるためにこの店に入ったのだ。
「それではサンドイッチを。あと紅茶も。」
「はい、かしこまりました。あとあんまりじろじろ見られても困りますよぉ。」
歯切れのいい返事にちょっと甘えたような口調の注意。そして彼女は厨房へと去った。
彼女は元来割と明るい性格のようである。
人間ばなれした容姿に、明るい性格。そのギャップがなんともシュールな光景に思えた。
127126のつづき:03/10/08 04:11 ID:RKtcqR7N
しばらくすると、先程の彼女がサンドイッチと紅茶を運んで戻って来た。
なぜか彼女の持つトレーの上にもう一枚トレーが乗っていて、その上に注文の品が乗っていた。そして、なぜかいつまで経っても彼女は注文の品をテーブルに移してはくれなかった。
数十秒ほど困惑していると、
「すみません、トレーをテーブルに移すのはセルフサービスとなっています。」
と彼女。いぶかしがりながらもトレーをテーブルに移す私。
その時気づいた。下のトレーは彼女の手首の関節に直接つながっていたのだ。
つまり、下のトレーは彼女の体の一部だったのである。
「なぜ、手では無くてトレーが直接ついているんですか?」
驚きのあまり、思わず不躾けな質問をしてしまった。すると彼女は、
「義手だとすべってトレーがうまく持てないからです」
と、少し嫌そうな顔をして答えた。
「義体なら体の部品交換で、勤務時間が終ったら普通の義手につけ換えてもらえますから」
と彼女はつけ加えた。
128名無しさん@ピンキー:03/10/08 04:23 ID:RKtcqR7N
眠いので続きはまた今度という事で(w
129名無しさん@ピンキー:03/10/08 13:19 ID:Bvnw9rV4
イイ!
130名無しさん@ピンキー:03/10/08 13:47 ID:DhSPS7nJ
いいな〜おれ、この子の部品交換やりたい
1311:03/10/08 16:28 ID:yA54nQTC
>>130
これこれ、ageちゃいかん。
sageおながいしまつ。

「sageる」とは、メールアドレス欄に「sage」と半角で入力する事でつ。
よろしくおながいしまつ。
132130:03/10/08 19:55 ID:DhSPS7nJ
申し訳ないです、すいません
133M.I.B:03/10/09 01:09 ID:TOypddFX
>>125
イイ!
彼女の勤務時間外の姿を想像すると・・・ ハァハァ
続きを早くageてくれ
134M.I.B:03/10/09 01:59 ID:TOypddFX
題名忘れてました。
「コーヒーサーバー」
>>122のつづきです。


「さて、これから移動しようと思うが、その前にひとつ重要なことを言っておこう。
 きみは今、首から伸びるチューブに繋がる生命維持装置で生かされている」
「それじゃあ、それを外したら私は死んじゃうんですか?」
「いや、短い間なら内蔵した維持装置で大丈夫だが、移動を終えたら必ずそこにあるチューブを接続するように」
「はい、わかりました」
「じゃあ、君に仕事の詳しい内容の説明と制服のあわせをしようと思うんだが、
 その前に同じ職場の仲間を紹介しよう。2人とも私の娘だから仲良くしてくれ。
 1人は君が店に入ってきた時にいたウェイトレスだ。覚えているかい?」
「はい。覚えています」
 確かに、私がこの店に入った時に20歳ぐらいのきれいな女性がウェイトレスをしていました。
 上品そうな女性であったと記憶していました。
135M.I.B:03/10/09 02:00 ID:TOypddFX
 マスターが私を抱えて部屋を出ると、1人の女性と鉢合わせました。
「おや、香澄か。どうしたんだ?」
「業者の方に引渡しが終わった報告をしようと思って。それよりお父様、こちらが瞳さんですか?」
「そうだ。瞳君、これが香澄だ」
「また会いましたね、これからいっしょに働くのだからよろしく」
 そう、ほほえむ彼女の顔は確かに上の店で見たものでした。
 しかし、それ以外はまったくの別人ですか。
「あら、この格好が珍しいのかしら」
 そう言う彼女の姿はそんな言葉では言い表せないものでした。
 まず服装は以前見た上品そうなウェイトレスの服装から、極限まで布を取り除いて残りをレザーに変え、至る所を皮の輪で縛り上げているような様です。
 さらにむきだしの両の胸に黒い文字でキリマンジャロ、ブルーマウンテンの文字が入り、股間にはエスプレッソの文字と蛇口ついていました。
「これは店の制服だから店員はこの格好しなくちゃいけないの。
 それに、私たちはコーヒーサーバーなんだからお客様にわかりやすいように、しっかり書いておかないと。
 ちなみにこれは刺青だから。消えちゃ困るでしょ」
 その言葉に私は衝撃を覚えました。マスターの娘である香澄さんが改造されているのですから。
「そろそろ、移動するぞ。ここにいてもしょうがない」
 そう言うとマスターは香澄さんをつれてまた歩き始めました。
136M.I.B:03/10/09 02:01 ID:TOypddFX
 マスターがたどり着いた部屋は(STAFF ONLY)の看板がかかっていました。「仕事が無い時間は基本的にここに仕舞わせてもらう」
 仕舞う・・・ その言葉で自分がモノ扱いを受けている事を思い出し急に悲しみが込み上げてきました。涙が込み上げてきました。
「お願いです。ちゃんと仕事するし、この事は誰にも言いません。だからモノ扱いしないでください。私は人間なんです」
 私が懇願すると、香澄さんが微笑みながら諭すように言いました。
「だめよ。私たちはコーヒーサーバーなの。コーヒーサーバーを人間扱いするお店は無いでしょ。だから私たちはお店の備品、ただのモノなの。
 あまりわがままを言うと、不良品として廃棄処分にしちゃいますよ」
 廃棄処分・・・その言葉に私は強い恐怖を覚えました。
「廃棄処分って何をするんですか。まさか私を殺すの」
「そんな事はしないよ。ただ業務用のゴミとして専門の業者に回収してもらうだけだ」
「今朝も一機、古くなったサーバーを業者に引き取ってもらったの」
「古くてガタがきていたので、君という新品が手に入ったからいい機会だから思い切って処分したんだ。君も長持ちするよう使うから怖がらなくていいよ」
137125-127のつづき:03/10/09 02:50 ID:tbpkREUg
彼女のトレーから何やらモーター音のようなものがしたので見ると、トレーには溝のような隙間がある部分があり、そこから何か紙が出て来た。
何かと思って見たら、それは伝票だった。
彼女のトレーはかなり厚みがあり、重そうだなと思ったのだが、それはプリンタ内蔵だからのようだ。
ちょっと驚きながら受け取ると、彼女は「サイボーグを見るのも初めてなんて」と言いたげな少し呆れた表情をしていた。
彼女が去ったあと、私はすっかり遅くなった昼食を食べ始めた。
辺りを見回しても、他の客は、特に自分のように驚いたりはしていないようだ。
もしかして、サイボーグを見るのが初めてなのは、自分だけなのだろうか?
今まで、義手や義足の人くらいなら見た事があるのだが、サイボーグと呼べるほどに体を機械化した人は見た事が無かった。
まぁ、それも無理はないのかもしれない。
サイボーグ技術は、まだ病院から離れて生活できるほどには進歩していない。
病院に入院するか、病院のすぐそば(それこそ病院と建物がつながっている程の近く)に造られたサイボーグ用住居(老人ホームならぬサイボーグホームとでも呼ぶべきか)
に住むしかないサイボーグに、今までとんと大病院に縁の無かった私が出会うはずも無いといえば無いのである。
そこまではマスコミの報道などでわかるのだが、それにしてもわからないのが、なぜわざわざ脚のない、人間離れした恰好をしているのか、という事。
138137のコピペしそびれ分(w:03/10/09 02:53 ID:tbpkREUg
まあいい。そのうち誰かにでも聞いてみるか。
昼食を食べ終ったので、私は会計を済ませるためレジへと向かった。
139名無しさん@ピンキー:03/10/09 03:01 ID:TOypddFX
変身ヒロインもの(セーラームーンみたいの)で、
謎のアイテムもらって、変身できるようになるなるのではなく、
怪しい宇宙人により、無理やり改造されてサイボーグ兵器にされる少女達。
前世などの設定は無く、コンピューターにランダムで選ばれた。
宇宙人は少女達を人間扱いせず、完全に兵器すなわちモノ扱いする。
彼女達には外部コントロール装置と自爆装置が内蔵され逆らえない。
5人組ぐらいで、日常では普通の人間と変わらない姿をするのを許されているが、
敵が現れると、どう見ても、機械丸出しのメタリクボディーのサイボーグ姿に強制的に戻されて戦わされる。
メインヒロインは彼氏に機械で出来た姿を見られて捨てられる。
仲間は最終回の2〜3話ぐらい前に、破壊されたり、自爆したりしてメインヒロイン1人残る。
最終決戦の後も生身の身体に戻れず戦闘用サイボーグとして生かされるヒロイン。

こんな話を作ってくれたら最高!!なのだが・・・
いくらなんでも無理だよな・・・
140137,138のつづき:03/10/09 03:26 ID:tbpkREUg
レジに向かうと、そこにも少女がいた。
レジ担当の少女には右腕が無かった。肩からは、腕の代りに一本のケーブルが生えていた。そして、そのケーブルはレジと思われる機械につながっていた。
レジと思われる機械には、しかしレジにあるべきボタンがひとつも無く、お金を出し入れするのに必須のはずの引出しすら無かった。
私がそれをレジと知ることが出来たのは、金額を表示する部分がついていたからである。
彼女もまた上半身しかなく、下半身のあるはずの場所には金属の柱が一本生えていた。
ここからはあまりよく見えないのだが、どうやらその柱は床にネジで固定されているようである。
要するに、レジ担当者もサイボーグ娘なのである。
141140のつづき:03/10/09 03:31 ID:tbpkREUg
「伝票を渡して下さい」と彼女。
ちらに向かってのばされた彼女の左手は、ロボットのような、手の平が無く二本指の手だった。
彼女は、伝票を受け取ると読み取り機械と思われるものに掛けた。そして、
「合計610円になります」
と彼女。私は彼女の左手に代金を渡そうとしたが、彼女の手には手の平が無いのでお金を落としてしまいそうで困ってしまった。すると彼女は、
「お金は私の手では無くて、そこの投入口に入れて下さい。」
と言った。見るとたしかにレジカウンターに「代金はこちらに」と書かれた投入口が
あった。私は、言われるままに代金を投入口に入れた。
「650円お預り、おつりは40円になります」
と彼女。代金投入口の少し下からお金の音がしたので見ると「お釣り」と書かれた窓に10円玉が4枚、吐き出されていた。私は釣銭の40円を受け取った。
見るとレジがひとりでに動いているかのようであるが、その間彼女がレジの機械を見ているので彼女がレジを操作しているのに違いなかった。
恐らく、右肩から伸びるケーブルはレジを操作する為のものだろう。すると、ボタンが無いのは、操作に必要が無いからに違いない。
「レシートです」
彼女は、レジのプリンタから打ち出されたレシートを左手で取ると、そう言って私に手渡した。受け取ると
「ありがとうございました〜」
と彼女。そして私は店をあとにした。
142名無しさん@ピンキー:03/10/09 03:34 ID:tbpkREUg
取りあえず今日はここまで。(w
書きたいネタはまだまだあるのだが、まとめ上げるためのネタがネタ切れ状態。
なので、もしかしたら、続きを書くために充電期間が必要かもしれませぬ。
申し訳ないでつ。>期待してくれる方々
143名無しさん@ピンキー:03/10/09 03:44 ID:tbpkREUg
ところで、「斎藤 瞳」さんは脚のどこで切断されちゃったんですか?M.I.B殿。

>>139
「変身」は、普段の腕や下半身が外れて、戦闘用パーツと合体することでおこなうんですか?(w
個人的には、最終回前に破壊や自爆した仲間は、命だけは助かってほしいですが。(それじゃダメ?)
命だけは助かっても、日常形態の姿には戻れなくて日常生活には戻れず…だと、これはこれで結構残酷鴨(汗
144名無しさん@ピンキー:03/10/09 06:05 ID:wcxynNDE
>最終回前に破壊や自爆した仲間
これだけど、頭だけは頑丈に作られていて、頭だけが残る。
頭だけになっても緊急生命維持装置が動作して1日だけ生きられる。
その間に仲間が救出し、前線司令部へ搬送。そして新しいボディに付け替えられる。
何回も自爆する。と言うのがいいかと。

なお、その頭だけになった場合、GPS位置検索が行われ、解読不可能の暗号で電波が発信される。
仲間は携帯レーダーみたいなもので見つけだす。って感じでしょうか。
そして、持ち上げる時、仲間が事前に回収コードを入力しないと更に爆発ってのもいいかな。
(敵に回収されるのを防ぐ為)
145名無しさん@ピンキー:03/10/09 07:26 ID:G0/ez5yU
>>139
方向性は思いっきり違うのだが、平野俊貴(俊弘)のマンガ「無敵少女ラミー」(破邪大星
ダンガイオーのプロトタイプになったもの。徳間アニメージュ文庫)というのが、それに近いかも。
宇宙人同士の戦争の道具として、誘拐されてサイボーグにされた地球人の少女の話。
記憶は抹消され、兵器として売買される。
主人公はその働きのために人格が認められるようになるが、主人公の彼氏(と言うか片思いの相手)
は敵方に改造されて爆弾化され、主人公の手によって壮絶な最後を遂げる。

ま。イクサー1のようなダークな作風ではなく、ライトノベル的展開なので期待はずれかも知れないが。
146M.I.B:03/10/09 09:08 ID:TOypddFX
>>143
「瞳」の足は彼女が寝ている間にバッサリやられています。
てっいうか、右手以外首から下は完全機械化でフレームに足はついてません。

どちらかというとボディーフレーム自体が変形して、人工皮膚が剥がれ落ちて・・・
てっ感じを考えていたんですが
パーツの強制交換もイイですね。

>>143>>144
首から上だけ助かる方がリサイクルできていいですね(w
所詮脳みそ以外いくらでも作り直せるんですから。
でもこれを機にもっと人間離れした姿に再改造。

>>145
「無敵少女ラミー」は確か読んだと思います。
私の記憶が正しければ、悪くは無いんですが、
記憶消しちゃうのと、後半主人公の行動がほとんどフリーなのが・・・

平野俊貴はなんかいつも肩透かしを食らっていたような・・・
「イクセリオン」なんてイラストを見ると普通の少女が
戦闘用サイボーグみたいな感じだと思ったら・・・
147M.I.B:03/10/09 09:58 ID:TOypddFX
今、見直したら>139名無しになってます。
あれは私です。

>125さんはどういうサイボーグが好きですか。
私はさらわれたりだまされたりして、無理やり改造されて人型の金属フレーム丸出しのサイボーグにされて、自分の意識を残したまま何らかの方法で操られたり、
何処にでもあるような道具に作り変えられて、人前でひとつの道具として扱われる、
陰謀なんかでアンドロイドとして登録され、全ての権利を取り上げられてモノ扱いされる。
なんて感じがいいです。
素材には落ち着いた知的なタイプや何も知らなかったごく普通の少女がいいです。
それにお姫様やお嬢様などの人の上に立っているのが当たり前だった人間が機械仕掛けの道具として扱われるなんてのがいいです。

他の方もよかったらどんな人を素材にどういう改造を施されたものが見たいか教えてください。
ROMの方もよかったらご協力を
148名無しさん@ピンキー:03/10/09 13:55 ID:xhGhrSwe
戦隊物でしたら、敵側もサイボーグではどうでしょうか、シタッパ戦闘員が拉致改造された女の子
敵ダメ幹部が「この作戦は失敗だ、おまえらは敵に抱きついて自爆しろ、私の逃げる時間の稼げ」
と言うのを甲高い声で
149M.I.B:03/10/09 15:04 ID:TOypddFX
>>148
>シタッパ戦闘員が拉致改造された女の子
もったいない(w
女の子は1話ごとに出てきて改造される敵の戦闘用サイボーグとして使いましょう。
もちろんの自分の意志は残っているけど外部からのコントロールで強制的に戦わされる。
最後は爆破したり、「死にたくない」とか言いながら機能停止。
萌エーーー!!!
150148:03/10/09 20:11 ID:r6PI2yMs
あ〜言われると確かに勿体ないですな、じゃこういう話で
いつもと違い、サイボーグ少女の戦闘員にひるむ主人公たち、その場は逃げたが、どう戦うと議論
そこに味方のキッチーな博士登場、「そういう場合は、これお使いなさい」と怪しげな装置を持ち出す
「これはサイボーグの補助電脳を、ハッキングし操作する装置です、今まで使う気は無かったですけど、
サイボーグ少女が、十数人なら話は別です、これで私がご主人様と、書き換えてください」
以降、主人公たちのまわりに、サイボーグ少女のアシスタントたちがぞろぞろ

ちなみに、戦闘サイボーグの案
1.気持ちの悪いモンスタ−ボディ、脳だけ
2.MS少女風
3.顔と胴体そのまま、手足だけハイゴックとかカプルみたいな異形の手足、
  それも、ウエストの二・三倍の太さ、身長も2M越えぐらいで
151sage:03/10/09 20:37 ID:zry0Fgpv
M.I.Bさんにひどく共感!!しかし下っ端兵器(戦闘員)も拉致られた女の子サイボーグってのはイイじゃないですか!
下校時に集団で捕らえられた女子中生達が同じセーラー服姿で改造され、意識は人間の時のままだけどコンピュータに体を操られ、
犯罪行為に体を使われ、ヒロインサイボーグに次々と破壊されていってしまう。
使い捨てられることを前提に改造されたサイボーグ・セーラー兵器達は、任務遂行に不要な機能は備えられておらず、セーラー服の下は機械がムキだしの醜い姿にされている。
粗悪な改造がなされているため使用期間は3日に限られていて、期限切れ間近のサイボーグは自爆攻撃に使われる。
ある日送り込まれた敵は本命も下っ端も何と主人公と同じ中学の生徒が改造されたサイボーグ兵器達で、
同じセーラ服を着た少女サイボーグ同士が意志に反して体を操縦されて戦わされる。
ヒロインもまた自らの意志では機械化された体を動かすことはできないのである。
ヒロインサイボーグは激しい戦闘の末辛うじて勝利するが、片腕は爆破され膝下も吹き飛ばされていて、敗れたセーラー服のここそこから壊れた機械やちぎれたビニルコード、チューブなどが露出している。
サイボーグ化された体にはもともと常に激痛が走っているのだが、破壊されたこのサイボーグを襲う苦痛は想像を絶するものである。
なお余談であるがサイボーグ下っ端にはセーラー襟の下に黒いマントが付けられていて、戦闘でマントは溶けたり破れたりしてボロボロになるw。
152名無しさん@ピンキー:03/10/09 20:37 ID:V3EPDrLA
>>150
150ゲットおめでとう(w
4、顔は生身、首から下は完全機械化、胴体上半身部は人間を模した金属製ボディ(外骨格)、下半身はキャタピラ、腕はドリル(w
5、4の様な形で銃夢のソケットマン風(w
153M.I.B:03/10/09 20:46 ID:TOypddFX
>150
いや主人公達ですら特攻兵器扱いする科学者です。
彼女達をそのまま使うなんて考えられない。
主人公たちのパワーアップパーツやニューウェポンと称して
彼女達の顔がついて喋る道具に作り変えられる。
洗脳用電子脳は取り除かれているが、もはや手足も無く自力移動も出来ない。
しかも、最終話付近でどんどん破壊されたり、出力のりミッター越えで使われて吹き飛んでしまう。
そんな、未来が彼女達には待っているんです。

戦闘サイボーグ案ですが少女であることをわからなければ意味が無いので1は×。
2,3は双方とも捨て難いですが、私としては2で主人公達に比べ改造レベルが低く、
敵の組織には主人公たちの打倒の成功の暁には元に戻してやると言われている。
主人公側の博士に助けてやると言われて手術を受けると上記のような自分の意思は有るけど
もう戻ることが出来ない体にされる。

ちなみに主人公たちは脳だけが残されているが他の部分は完全機械化。
脳も制御用コンピューターによって強制介入されてしまう。

154名無しさん@ピンキー:03/10/09 20:46 ID:V3EPDrLA
>>151
名前欄とE-mail欄を取り違えたヨカーン(w
155M.I.B:03/10/09 20:58 ID:TOypddFX
>151
いいですね。やっぱり敵と向かい合ったらそれは親友だった。
これはこの手の話の王道ですね。
特に2人とも戦いたく無いと泣き叫ぶのに身体が勝手に戦闘を始めてしまう。
ありがちな奇跡なんて無く、結局自由な頭部で助けてと懇願する相手を破壊してしまう主人公。
ただでさ嫌悪の対象でしかなかった自分の身体に、憎悪の感情を覚え、自殺を試みるが
制御コンピューターに阻まれてそれすらかなわない。
こんな悲惨さがイイ
156名無しさん@ピンキー:03/10/09 21:05 ID:zry0Fgpv
>147漏れも女子中高生を無理矢理誘拐、セーラー服等の制服サイボーグに改造して欲しい。
セーラー服から露出する部分は惨めな機械丸出し。膝から下はメタリック色でジオン軍モビルスーツみたいな重厚な脚。
手首は左が工場のロボットみたいなので右が電動バイヴ。
首も機械向きだしで頭部は比較的生身の面影を残された改造が施されているが、耳は切除、機械が側面に盛り上がってつけられていてアンテナが数本伸びている。
マント案は○
157名無しさん@ピンキー:03/10/09 21:13 ID:LGCZSclG
美人だけどじゃじゃ馬の女刑事で、いつも無茶な仕事振りで爆発やクラッシュに見舞われて
ボディはめちゃくちゃになりながらも事件は解決し、首だけになって帰還して署長に説教される
サイボーグ刑事ってどうよ?
158M.I.B:03/10/09 21:13 ID:TOypddFX
>156
なるほど、服装を以前物のままにすることで人であったことをイメージさせる効果がでますからいいですね。
それに学生にとって日常の象徴であるセーラー服の下にあるのは戻れない身体。
その対比がイイ。
159M.I.B:03/10/09 21:41 ID:TOypddFX
>157
その女刑事はどうしてサイボーグになったの?
まあ、その辺から妄想してハァハァ
160名無しさん@ピンキー:03/10/09 21:52 ID:OPvz8PMX
>159
ブーマあるいは思考戦車との戦いとかジャンキーの珍を追跡中の事故や
自宅アパートのロッカーに仕掛けられた爆弾によって負傷というのではダメか?

実はこのスレは今日が初めてなので設定が甘くてスマンコ
一見凄腕に見えて実はドジというノリはだめだろうか?
161M.I.B:03/10/10 00:15 ID:sKqbD3ln
<美少女兵器 セーラーウェポン 設定>

主人公は普通の人間だったが世界平和のために戦う戦力になってほしいと言われて了承する。
連れて行かれた研究所で脳以外は完全機械化。
その脳も制御用コンピューターによって強制制御されてしまう。
機密保持用の自爆装置も内蔵されている。
外見としては、頭部は顔は元の姿を模しており、髪は自身のものを移植してある。
それ以外の場所はパーソナルカラーのメタリックボディー。
1号は赤と青のツートン
2号は赤
3号は青
4号は緑
5号は黄
生体脳のストレスを解消のするために、非戦闘時はボディーの上に擬装用の人工皮膚でカバーして
普通の人間として生活することを許される。
全員厨学2年生。
162名無しさん@ピンキー:03/10/10 00:33 ID:B++bJw9M
(´-`).。oO(やっぱり、検体の少女は正義感と自己犠牲の精神に富んでるんだろうな・・・
163名無しさん@ピンキー:03/10/10 00:36 ID:vGGwr4OO
えー、スレの流れをさえぎるようですが、漏れは「巨大兵器の生体ユニットとして
組み込まれた少女」というのにも萌えます。
パイロットではなく、あくまで生体エネルギーや精神エネルギーを供給するための
装置という扱いですね。
身体はほとんど人間のままで、意識や記憶を保っていても、機械に接続されているので
身動きがとれず、しかも機械から無理矢理引き離すと死んでしまう、という状態ならば
一種のサイボーグと言っても良いのではないでしょうか?

しかも戦闘でエネルギーを消費したり、敵の攻撃を受けるたびに激しい苦痛に襲われたり、
敵方の兵器に、かつての親友がユニットとして取り込まれていて、やめてーと叫んでも
勝手に攻撃を加えてしまう、なんてシチュエーションだったらいいな、と思う漏れでした。
164148:03/10/10 00:36 ID:+jyOn8rl
自分ツボに煮詰まっていて、150に気づいて無かったです、どうもです

150の戦闘サイボーグ案に追加,修正
1・モンスターボディを、女性型モンスタ−に  人魚とかハーピー、ケンタウロス  海中戦、空中戦、高速戦闘用
2・二は思いつかないです
3・手足が取り外し式で、格闘用とか射撃用、潜入暗殺用に取替え可能

対ケンタウロス戦では、主人公たちはバイクと車を与えられる、もちろんMIB殿の案のとうり、ボンネットを開けると
エンジンの横に少女が、
165M.I.B:03/10/10 00:46 ID:sKqbD3ln
>162
1号はたいして何も考えずに俗に言う変身ヒロインになれると思っていたら、無理やり改造されたので正義感はともかく自己犠牲の精神は無い。
元に戻れるなら今すぐ元に戻りたいと思っている。なんせ博士は自分のことをただの兵器だと言いきり(心底そう思っている)人権なんて考えちゃいない。
けど1人ぐらい正義感から自分の改造を求めてくる変わり者がいてもいいかも。
まあ結局は他のヒロイン達と同じであまりにも酷い扱いを受けるのだが。
ただし、そーゆー扱いを受けるのが好きで改造されたい人は没。
この扱いに絶望する様がイイので喜ばれても仕方が無い。
166M.I.B:03/10/10 01:06 ID:sKqbD3ln
161の続き
博士からの通信があると通常モードに強制移行。
肌を被う人工皮膚が強制排除され、戦闘用のセーラー服が転送されそれを着ることになる。
通常モードでは自分の意思では頭部のある程度のコントロール(声を出す)しかできず制御コンピューターの完全制御。
脳は演算補助に使われ、自分の意思とは違う好戦的で冷酷な思考が流れつづける。

敵は謎の組織。
博士は何か知っているようだが、ただの兵器でしかない主人公達には何も教えてくれない。
主力戦力としてさらった少女を様々な姿のサイボーグに改造したものを用いる。
副数の幹部がおり、それぞれが自分の趣味の改造を彼女達に施している。
幹部Aはモンスター型のサイボーグを作り、
幹部Bは人型サイボーグ、
幹部Cは人型の一部を他の機械に置き換えたサイボーグ
と言った感じ。
一般の戦闘員はどうやらクローンのようで数だけはいる。ちなみに女性型。
167M.I.B:03/10/10 01:18 ID:sKqbD3ln
基本設定はこんな感じで誰かそれっぽい名前とか決めてくれないかな。
追加設定を受け付けつつ、時間が出来たら文章を書いてみたいと思います。
168125:03/10/10 01:19 ID:poV743VX
>>147
自分は、支配とか人形化とかよりはむしろ、けなげ系というか、あくまで人間として生きてるのが好きでつね。
でも、やっぱりサイボーグは「もう生身には戻れない」という悲壮観は必須だと思う(w
何というか、変わり果てちゃったけど変わり果てたなりの日常があるとか、変わり果てちゃったけど私は変わってないんだよというか、そんな感じで。
当然、今の「日常」をつかみとるまでには、散々な苦労・苦痛があって、それを何とか乗り越えて(あるいは乗り越えきれなくてもだましだましがんばって)今があるんだよ、みたいな感じかな。
で、変わり果てちゃったけど、大変だった(あるいは今も大変)けど、何とか頑張ってます、って感じのサイボーグ娘でつね。
実は「レール式ウェイトレス」の話は、「現在のサイボーグ技術では、どんなにがんばっても生身と同じようにはいかない。だから社会の方がサイボーグに適応(ノーマライゼーション?)した世界」なんて世界観だったりします。
要するに脚の代りにレールだったりするのは、「脚を再現するのが大変」なため、生産が追い付かなかったりコスト的な問題が全然解決できてなかったり、そもそも安全性が確保できてなかったり、って事なんでつ。

だから、個人的には、「シュールな姿のサイボーグ変身もの」は好きでつけど、道具として利用されちゃうのはちょっと…でつね。あくまで個人的な好みはだけど。
>>143のコメントは、「部分的賛同」って事で。
169名無しさん@ピンキー:03/10/10 01:29 ID:poV743VX
>>163
その前者と後者を合体させたようなのが「メタリックエンジェル」のマーディーでつね。
主人公の友人が拉致されてサイボーグ化されて、敵側の合体サイボーグのパーツの一つにされてしまうってのでつ。
敵側サイボーグ少女五人が合体して一つの巨大サイボーグになって、更に「これで攻撃できまい」って感じで友人が組み込まれ(自分の生命維持装置は合体時に取り外されてマーディー側の生命維持装置が無いと生きられなくなる)というものなので、
当然主人公の友人はただ合体させられるだけ(合体時に手足ももがれる)で自分の意志では何もできません。
自分の嗜好からは外れるけど、>>163の趣味には合致するのでは?
一度読んでみることをお勧めするでつ。
170M.I.B:03/10/10 01:31 ID:sKqbD3ln
>163さん
なるほど、自分は生体ユニットとかいうと脳を取り出して演算装置に、なんて物しかおもいうかばなかったので
ジェネレーター代わりというのは新鮮です。しかもこの場合はほとんど生身なのに自分に自由になることはほとんど無い。
これはこれで悲惨ですね。しかも親友が敵側で同じ境遇に・・・ 実にイイです。
やはりどこかの組織に無理やり組み込まれたのでしょうか?それとも騙されて自ら志願したのか?
どちらにしてもこの境遇を理解した時の彼女の様子を見てみたいです。
171名無しさん@ピンキー:03/10/10 02:20 ID:zThV/ok/
>163 巨大兵器の生体ユニットとして組み込まれた少女」、イイでつね!
拉致され不要な器官は惜しげもなく切り捨てられて部品の1つとして機械に組み込まれる。
この少女パーツは消耗品であるため1週間ごとに新しい少女に交換する必要がある。

サイボーグ製造機に組み込まれる少女もいいな。改造手術台自体に少女を生体パーツとして組み込み、この「生きた手術台」に、サイボーグ手術をやらせる。
例によって意識は残されたままの少女は今や改造手術台に改造されてしまった。手術台の頭側に胸から上を胸像のように裸で据え付けられ、
肩から先は巨大なロボットアームを5本も接合されている。
捕獲されて手術台に拘束された少女を意志に反して、改造手術させられるのだ。
ある日手術台に運ばれて来た女子高生を見て改造人間製造機ノゾミはハッとした。今自分の目の前に制服姿で大の字型に縛られているのは、下校途中に共に騙されて誘拐された親友の由美ではないか!
「のぞみ!?」「由美!!」しかし既にサイボーグ製造機と化したノゾミはプログラム通り改造手術を開始した。仰向けに固定された由美の制服をハサミで切り取ってはぎ取ると露わになった白い腹に麻酔を注射するとメスを入れる!
「ぎゃー!!」まだ麻酔が効いていないため絶叫し、やがて失神したが、ノゾミは少しの躊躇も無く手早く機械化改造を進めていくのだった。
172名無しさん@ピンキー:03/10/10 02:33 ID:poV743VX
しかし、最近のここの賑わいは素晴らしいでつね。
これで絵師様も降臨すると完璧なんでつが(w(ノゾミスギ…?
さあ!みんなでもっと盛り上げるぞ!(w

>>164
自分は個人的に、人形化されたりするのはあまり好まないのでつが、手足が着脱式で目的に応じて交換とか、人魚(当然生命維持装置は水中専用のものに交換でつね?)とか、バイク型娘とか、
そんなのには萌えでつ。
脳を改造しないで人外なボディだと、かえって萌えまつ。体の「人外な部分」が、どうやって脳に接続されてるか考えるのが。
脚がないかわりに四本腕(脳には脚として接続されている)とか。
よって、美少女兵器セイラーウェポンとはまた別に、もう一つ「人形化されない機械化娘モノ」があると嬉しい鴨。
なんか「パーツ交換で人外な姿なリミットちゃん」になりそうな雰囲気でつが(w
173名無しさん@ピンキー:03/10/10 02:40 ID:poV743VX
そういえば、イグナクロス〇号駅の「尻子田にう子」の「普段は片腕が無い」設定は結構キますた。
普段は腕が無くて、腕を取り付けるためのジョイント機構だけが肩についてて、目的に応じて取り付ける腕は人外(目的特化型)でって設定は萌えでつね。にう子の場合は合体では無くて呼び出しだったけど。
普段は、両脚がふとももまでしか無くて、両腕もひじ上までしか無くて、その先端にはハードポイント(って言うんですか?接続用ジョイント部)がついてて、何かと合体して働く娘とか。
さらにハードポイント部はリモコン送信部にもなってて、腕が無い時はテレビなどを遠隔操作できるとか。(w
そんな設定はいかがでつか?
174名無しさん@ピンキー:03/10/10 02:48 ID:zThV/ok/
>161 <美少女兵器 セーラーウェポン 設定>、よろしければこんなのも採用して


最初はセーラーウェポン達は首と腕、脚、そして腹部の一部のみを切除され完全機械化されていた。
中学2年生の少女の肉体の発達は個体差が大きく、1号はややふくらみかけた胸と腰をもっていていかにも女子中学生らしいが、2号は全くの未発達な貧乳で初潮すら迎えていない。
3号機は女子高生並のふくよかさで胸はCカップで既に性体験もあるおませさん、4号はむちっとした幼児体型、 そして5号も平均的な中学生でからだの成熟は1号に近い。
全員それぞれセーラー服姿が可愛らしい女子中学生で、生殖機能は残されたままであった。
175名無しさん@ピンキー:03/10/10 03:10 ID:zThV/ok/
>171の続き 

生身の肉体を返して欲しいと切望するセーラーウェポン達は、博士の命令に従順に従えば元の体に戻して解放してやる、と騙されて戦闘に体を酷使されていた。
まだ生身の部分が残された自分の体を、既に完全に機械化された腕でさすって、元の体への手術を夢見るサイボーグ少女達。
性に関して早熟な3号機は、機械にされてモノとしてしか扱われない辛い現実から目を背けるためであろうか、オナニーに耽ることが多くなった。
気持ちをオナニーで紛らわす・・・セーラーウェポン達は女子中学生らしく、そんな秘密の話を夢中になってした夜もあった。

の心理を利用し、博士は再び彼女らを手術台に固定した。
176174:03/10/10 09:01 ID:pcwi0fio
セーラーウェポン達の行動は全て博士のコンピュータに記録されている。
既に幾度もの戦闘に使われたセーラーウェポンの体には故障個所が目立ち始めていた。1号は生体機能を残された左胸を大きく損傷しているし、2号のロボットアームは右腕が完全破壊された。
5号は原因不明の故障で全身に激しい痛みを覚え、スムーズに運動する能力が失われ、いかにもロボット的な動きになってしまっている。
博士はこれを機に、これまでに集積したデータをもとにセーラーウェポンをより強力な兵器へと大規模再改造することを思いつき、比較的正常な3,4号機を除いてて3体のセーラーウェポンに2次改造を行うことにした。
顔、胸と下腹部から尻にかけてはまだ生身で幼い女子中学生の美しい素肌を残されていたこのサイボーグ達は「修理」と称され、サイボーグ製造工場に連行された。
並んで設置された3台の改造手術台にそれぞれ、セーラー服姿のまま仰向けに寝かされて体を固定された。
177174:03/10/10 09:22 ID:pcwi0fio
3体の故障サイボーグは既に人間ではなく機械であるため人権を考慮されない。そのため改造に支障が出ない限り麻酔も使われない。
セーラー服を捲り上げられていきなりメスを入れられ、第2次改造を開始されてしまった。
脳に埋め込まれているコンピュータの指令によって声を出せないようにされているため一見平穏に改造が進められたが、彼女らを襲う激痛は相当なものであった。
生身のまま残されていた胸と下腹部は型どりされて、彼女らの体型をそのまま再現した機械に完全改造されていく。
1号機はややふくらみかけた胸と腰の金属製ボディ、2号は全くの貧乳なメタリック・ボディである。
こうして2体のサイボーグ女子中学生は、夢見ていた恋愛をすることもなく、セーラーウェポン2号機にいたっては初潮すら迎えることなく、生殖機能を奪われてしまったのである。
178174:03/10/10 09:43 ID:pcwi0fio
セーラーウェポン1,2号機の第2次大規模改造が進められるなか、その隣の手術台には原因不明の重度の故障を追ったセーラーウェポン5号機が故障の原因を調べられるため生体解剖されていた。
解剖・解体されたサイボーグは再起不能、廃棄処分となるが、この輝かしい犠牲から得られるデータはその後のサイボーグ開発に多大な貢献をもたらすことになる。
セーラー服姿で解剖されている5号機は、せっかくなのでいくつかの致死型生体実験にも使われることになり、最終的には体をほぼ粉々になるまで解体され、廃棄されていった。
なおセーラーウェポン5号機の後任には既に新たな女子中学生が改造されることが決まっている。学校では運動部に所属する、正義感の強いひきしまった体つきのスポーツガールが、なんと自らセーラーウェポン新5号機に改造されることを志願してきたのだった。
なおこの新5号機は後に敵に捕らえられ、セーラーウェポンの構造等を調べられるために敵に生体実験され、解剖・解体されることになる。「呪われた5号機」なのである。
そしてこの新5号機が敵の手に落ちたことで、敵側のサイボーグ兵器開発能力は格段に向上し、その後の戦局はセーラーウェポン側に大いに不利に傾いていくことになる。
179名無しさん@ピンキー:03/10/10 12:37 ID:poV743VX
麻酔無しで手術すると、痛いだけじゃなくてショック症状で死んでしまふやうな…。
そこは何か別の方法で対処するのかな?
麻酔あり(全身麻酔ではないので意識はあり)だと、それはそれで「痛みも無いのに変わり果てていく」シュールさがあるかもでつ。
180148:03/10/10 14:54 ID:2kX5Xw9a
あの〜水さして申し分けないのだけど
無理矢理改造とか自爆命令ネタとかは、敵だけにしません?
自分、けなげ萌えと言うかなんと言うか、出てくる女の子すべて、物扱いの消耗品は流石に、
その〜「セイラーウエポン」が、悪の秘密結社に見えるンですよ、なんとなく
物扱いの酷いのは、敵パートでやって、勧善懲悪なハッピーエンドぽいのダメですか
戯言意見ですいません

>172さん
150の3番目、あれ私のストライクゾーンです、手足が無い状態で、ソケットマンのごとく数人吊られてて
状況に応じて、手足を換え出撃、ゾイドゼロのユニットチェンジみたいに
頭と胴体の中は改造されてるけど、見た目少女のままが好いんです、
あと深海用に一つ、手足は平たいヒレ、バックパックに推進装置と人工えらで形は甲羅型、海亀
181名無しさん@ピンキー:03/10/10 19:44 ID:2suXc0Fv
けなげもいいがセーラーウェポンは兵器化された少女の話なんだからより悲惨なほうがいいよ。
けなげな話は新たに作りましょうよ。
182名無しさん@ピンキー:03/10/10 20:51 ID:8njL9EL4
皆さんはサイボーグ改造というと、脳の一部を残して身体の大部分を機械化、
というのに萌える方が多いのでしょうか?
漏れはどちらかというと、機械部分50%くらいの、中途半端な改造に萌えます。
何故ならその方が、半分機械になった身体に対する悲しみが、強いと思えるから。
右腕が機械で、左腕が生身だったりしたら、どうしても比較しちゃうでしょう?

あと、下半身だけ機械のサイボーグとか、手術で機械製の猫耳や天使の翼などを
取りつけられた普通の少女、なんてのもいいです。
183名無しさん@ピンキー:03/10/10 22:43 ID:7QicjAtn
セーラーウェポンというのはズバリすぎるので、
セーラーアーセナルの方がいい気が・・・
しかし、自爆まで備えてるとはまるでプレデターだ
北米版の場合はサイバーガールだろうw
184名無しさん@ピンキー:03/10/10 23:02 ID:iUX9/EM5
兵器にしちゃうのも武器庫にしちゃうのもあんまり変わんない気もするけど、
アーセナルって方がなんとなくかわいいかな?
185名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:19 ID:jKkOF2l+
改造された少女の悲哀が美徳のようだが、ケチな都市ゲリラよりすごい
強力な武装と疲れ知らずの体で戦っていたらハイになって文字通り殺人マシーンと
化しそうで((((;゚Д゚))))

体の一部だけの改造なら、鈍器にSMGとグレネード、火炎放射器を備えた大きな
金属製の右腕を持つ少女ってどうよ?
186名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:47 ID:BIHCITS/
>>180,>>181
自分も、「けなげ系は別の物語で」に賛成。
自分はもっぱらけなげ系萌えで、人形化系は萌えストライクゾーン外なんでつが、だからこそ、純粋にけなげ系に萌えられるのがいいでつ。
せっかく人形化系萌えのヒトビトが萌えているんだから、これはこれでという事で。
けなげ系萌えの我々は、それとは別に頑張りましょ。>180

>>182
わかるわかる。
自分は「首から上は一部(眼球など)を除いて生身、首から下は全部機械、脳は無改造」が萌えなんでつが、やっぱり「せめて残った生身だけでも大事にしよう」って状況に割と萌えでつ。
「50%機械化」もその精神は共通すると思うんで、理解できまつ。
187名無しさん@ピンキー:03/10/11 01:34 ID:BIHCITS/
>>185
>大きな金属製の右腕を持つ少女ってどうよ?
それやると右腕が 肩 か ら も げ ま つ (w
せめて骨格だけでもサイボーグ化しておかないと強度不足でエラいことになりまつな。
一部だけ改造するのって案外むずかしい…。
188名無しさん@ピンキー:03/10/11 01:42 ID:BIHCITS/
「サイボーグ海腹川背」みたいなゲームがやりたいでつ。
主人公娘の腕が、手の代りにフックつきロープ(又はゴム?)になっててワイヤーアクション。
さらに腕を交換することでさまざまなアクションが可能、とか。
面の最初に、その面を攻略するのに適したパーツを選んで体にとりつけるとか。
水中に潜るには人魚型になっておく必要があるが、そうすると空中で呼吸ができない(長時間水から出られない)とか。
空を飛ぶには下半身を飛行ユニットに交換する必要があるが、その代り歩けないため着地もできない、とか。
そんな感じで。
189180:03/10/11 02:08 ID:LSCF+jQf
けなげ系別、了解……メディアワークスのGUNSLINGER GIRLみたいな話しどう

ゲームでしたら、サイボーグ少女でバーチャロンぽいものなら買うかな、
190名無しさん@ピンキー:03/10/11 02:58 ID:BIHCITS/
ガンスリンガーガールは、薬品漬けにしたり洗脳したり、ビミョーに人形化系が入ってるやうな…
一部だけ真似して、設定をかなり変更するとかならいけるのかもしれないけど。
(でも、個人的な好みを言うなら、あんまり露骨な殺し合いって好きじゃない…あくまで個人的な好みでつが。)
サイボーグ娘なバーチャロンでつか。「生身部分と生命維持装置は絶対傷つかない」という設定ならいいかも。
>>157みたいなノリになったりして(w
191180:03/10/11 07:33 ID:wc40RQNF
言われて読み返すと、微妙どころか十分人形系ですな、たしかに相当変更いりますです
私、支離滅裂ですな申しわけないです

サイボーグ娘なバーチャロンは、ワールド設定でスポーツ競技にしてみる、
レギレーションが有って、ペイント弾と光線判定装置、もちろんスポーツだから、男のリーグもありごつい非人間型ばかり
差別化のため女性と判るボディ使用、チーム戦個人戦、市街戦山岳戦色々な戦い方がある
そして各プレイヤーもいろんな理由で参加、
192名無しさん@ピンキー:03/10/11 08:10 ID:hWurqwcp
>182 生身:機械=50:50,に禿同!左胸は生身で右胸は機械化改造とかのほうが萌える。
脳以外全て改造されちゃうともともとロボットだったみたい。
少女の若い肉体が機械に浸食されてるようなルックスがイイ!
193174:03/10/11 09:02 ID:hWurqwcp
美少女兵器セーラーウェポン の案ですが、私が勝手に話を進めてしまっていいのでしょうか?申し訳ありません。

サイボーグ製造工場の改造手術台の上には2体の紺色セーラー服の冬服姿の少女が仰向けに寝かせられている。手首足首と首には金属製の枷が付けられ体の自由を奪われている。
2回目の大改造を施されたばかりのセーラーウェポン1号機並びに2号機は、非戦闘時モードに切り替えられて「普通の女子中学生」の姿にされて眠らされている。
しかしもはや体の95%を機械化改造されているため、スカートやセーラー服の腹部の隙間から露出している脚部・腹部は金属のサイボーグ・ボディで、そこに見られるチューブやネジ、スイッチ類などがいかにもロボットらしい。
博士は改造結果を見るため、コントローラーを操作して美少女兵器の本来の姿である通常モードに強制移行させる指令を出した。
「ん、んー!あー!!」脳に埋め込まれた受信機からの命令で手術台に固定された2体のセーラー少女は声を上げて悶え苦しむ。通常モードと非戦闘モード間の変形はセーラーウェポン達にとって相当な苦痛なのだ。
やがて自動的に紺色セーラー服が脱げて金属光沢のサイボーグ・ボディが露出し、エナメル光沢の戦闘用セーラー服が装着され、美少女兵器セーラーウェポンへの変形が完了した。
194174:03/10/11 09:35 ID:hWurqwcp
改造手術台の上で兵器の姿に強制的に変形させられた2体のセーラーウェポンは、2度目の大改造と術後の快復を待たない強制変形のため疲労しきって息も荒い。
今改造されたばかりの新しい体は、改造前より一層機械らしい外見になっている。
以前は生身だった胸と腹、尻も金属製の機械に完全改修されており、ほぼ全身がメタリックのロボット状にされてしまっている。
しかし人間だった時の体型を型取りされているため、1号はやや膨らみかけた胸と尻の金属ボディにされていて、2号は全く第2次性徴前の貧乳のロボットのような姿になった。
2号はセーラーウェポンに改造される前、自分の体の発育が遅いことをコンプレックスにしていた。中学2年生になるというのに全く胸の膨らみが無くブラジャーすら着けたこともないのだ。
騙されてサイボーグ化された時、どうせ手術されたのなら胸を大きくしてくれれば良かったのに、と自分が機械にされてしまったことよりも胸を大きくされなかったことの方を強く恨んでさえいた。
195174:03/10/11 10:07 ID:hWurqwcp
セーラーウェポン達の外見は一言で言うと、全裸の少女型ロボットにセーラー服の襟とミニスカートのみを縫いつけられ、背中に付けられたマントの先が胸の部分でセーラー服のスカーフのように結ばれていてる、という姿である。
金属の首輪は鎖を繋ぐための拘束用だけでは無く、自爆装置が内蔵されていて、敵に捕獲されたり、あるいは重度の故障や戦闘終結などでセーラーウェポンが不要になった時に秘密保持のため爆破処分される。
また額に露出したヘアバンド状の金属製の輪はアンテナで、博士からの指令を受信して、体を遠隔操作される。
額中央には超小型カメラが、耳にはマイクが埋め込まれていて、セーラーウェポンの言動の全てが記録されている。また脳に埋め込まれた制御用コンピュータには痛覚等の感覚まで記録される。
セーラーウェポンの中で唯一性体験のある3号機がオナニー中毒に陥っていることも、3号機にそそのかされて1号機がオナニーを試みた夜のことも、全て博士には把握されているのである。
196174:03/10/11 10:08 ID:hWurqwcp
戦闘用セーラー服の襟とスカート、マントは、機体判別のため色分けされている。
1号機は襟は光沢の青で、やはり光沢のある白線が3本付けられている。
超ミニスカートもエナメル質の青で、動作によっては股間が丸見えになるほど短く、またベルト部は股に向かって大きく股上が浅くなっていて、生身の少女であれば陰毛がはみ出るであろう。ベルト部分にそって股間から背中に向かってチューブが延びている。
膝は人形のような球状パーツで、その下はメタリックの赤色の装甲となっていて、足首には拘束用の足枷が付けられていて、強制改造などの際に体の自由を奪われる。
マントは光沢のある赤いナイロン製で、機械化された小ぶりの乳房の間でスカーフ状に縛られている。
肩と肘も膝同様、金属の球体のジョイントで、肘から先はメタリック・ホワイトで手首にも金属製手枷、その先は工業用のようなロボット・アームである。
その他の部分、すなわち首と胸、上腕、腹、腰、スカート下の尻、そして太股は全て銀色の金属ボディで、生殖器は2次改造の際切除され、去勢状態にされてしまっている。
197名無しさん@ピンキー:03/10/11 10:46 ID:hZlGcAcD
ふむふむ。
彼女達はぱんつはいてないの?
>ベルト部分にそって股間から背中に向かってチューブが延びている
これはどういう感じ?ザクみたいになってるのかな。
198名無しさん@ピンキー:03/10/11 14:46 ID:hZlGcAcD
こんな感じかな?言葉だけだと難しいね。
ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031011144441.jpg
199 :03/10/11 16:33 ID:iyDm2wXC
>>1 に、「アンドロイド娘とは別スレ」とあるのですが
そのスレを見つけられませんでした。アンドロイドのスレはもう、
消えてしまったのでしょうか?
200M.I.B:03/10/11 17:12 ID:TTlKu6F3
>180
 基本的に博士は悪人であり、主人公達はその被害者であるという考えで始めたので…
 そう見えるのが普通で、あれで博士に正義の味方を気取られても困ります。
 まあ、正義のサイボーグ戦士として自らの身体を改造して戻れない身体を抱え戦う少女達ってのもいいんですけど。
(某00サイボーグにあらず、あれは見た目がサイボーグっぽくなく、そのまま人間として暮らしてい改造されたける。
作品としては改造された悲劇を表現したいみたいだったが、いまいち感じられなかった)

>183 >184
 私としては武器庫よりも自身が兵器であるという感じがいいので、アーセナルよりはアームズの方がいいかな。

174さん
 私もいろいろ考えていたんですけど、私のサーバーがアクセス規制中でageれませんでした。
 なんか、初期はまだ全身を改造せずにある程度戦い、何等かの理由をつけて完全機械化へ、という意見が多いみたいですね。
 そっちの方が萌えるシチュエーションが書けそうですし、その方向で設定を作りました。

 私は1号機がセーラーウェポンとして改造される1話から始めたいと思っていましたが、174さんはどうしますか?
201M.I.B:03/10/11 17:14 ID:TTlKu6F3
とりあえず考えた設定

セーラーアームズ設定
改造前

1号機標準型厨学生 性格は明るく頭や運動神経は中の上
   肉体的にも標準的な厨学2年生 処女、初潮は経験済み

2号機ロリタイプ 性格は果てしなく明るい。運動神経や頭は中の中。
とても厨学2年生には見えないほど幼い体型をしている。
初潮すらきていない。

3号機気の強いタイプ 性格はともかく勝気で正義感が強い、
運動神経抜群、成績は中の中、
肉体的にすぐれ体格が良く、性的にも進んでいる

4号機優等生タイプ 性格は大人しめで、
成績は全国トップクラス、運動神経はそれほどではなく、
肉体的には5体の中では一番弱く、性的タブーが強く
初潮は経験済みだがオナニーもした事が無い。

5号機アイドルタイプ 性格は本来は落ち着いているが、
アイドルとしていかにもな性格を演じている。
成績は低め、運動神経は高め、身体は胸が大きく柔軟性に富む、
初潮は経験済み、処女。

202M.I.B:03/10/11 17:15 ID:TTlKu6F3
201の続き
改造後

1号機パーソナルカラー 青と赤のツートン
唯一の飛行可能 右腕に内蔵されたレーザーサーベルで戦う

2号機パーソナルカラー 緑
スピードタイプ 心肺機能が初期から改造済み
高速での移動ができ放電攻撃で戦う

3号機パーソナルカラー 赤
パワータイプ 火炎放射機能が左手に内臓

4号機パーソナルカラー 青
センサー&ロングレンジ 聴覚や視覚が初期から改造されている
分析機器が占める割合が多くパワーが低いが、
内蔵された誘導兵器で遠距離攻撃が可能

5号パーソナルカラー 黄色
体内に高出力レーザー発振機を内蔵したガンポッドタイプ
胸や目、指先などからレーザーが撃てる。
そのため身体の大部分が初期から改造済み

203M.I.B:03/10/11 17:16 ID:TTlKu6F3
202の続き

初期改造度
1号機 初期型飛行装置はバックパックなので手足と背中、制御用のコンピューターのみ
2号機 心肺機能強化のため、内臓の一部を人工の物に
3号機 高出力の腕力、脚力に耐えられるように骨格まで
4号機 センサー類が頭部にあり、解析補助のため一部脳改造、腕や足にミサイル内臓
5号機 高出力のレーザー発振機がボディーの大部分を占拠し、内臓はほとんど全部撤去生命維持装置で生きている

基本的に1号機より2号機の方がより改造されています。
目安として
1号機 20% 2号機 30% 3号機 50% 4号機 60% 5号機 80%
ほどが初期状態で人口物にかわっています。
4号機までは初期状態なら人間と同じ姿に戻る事ができるレベル。
また、普通の食事で生きていけるのは3号機まで。4号機ではさらに充電が必要。
5号機レベルになると消化器に相当するものは無く、生命維持用の薬品を体内のタンクに補充し、
ジェネレーター用の燃料を与えられる。
最終的には全員脳みそだけで生命維持装置で生かされることに…

204名無しさん@ピンキー:03/10/11 17:54 ID:dyMmXQtx
(´-`).。oO(五人の仲はいいんだろうか・・・
205M.I.B:03/10/11 18:03 ID:TTlKu6F3
 やっぱり一体くらい途中で再起不能になる方がいいみたいなので、私の趣味では4号のような気の強いのが敵に捕まって、
分解、解析され、最後にコントロール装置をつけられ味方と戦うのが良いです。
 そこで、6号機を考えました

改造前
 3号機の親友、3号機の不審な態度に気づき後をつけ3号機がサイボーグ兵器に改造されている事を知る。
 3号機の敵を討つため&正義のためと信じて自ら改造を申し込む。
 ただし事が終われば元に戻れると信じている。
 彼女は3号機と違い線が細いタイプで、3号機のことを慕っていた。

改造後
 本人の希望により3号の物を引き継ぐ形でパワータイプ。パーソナルカラーも赤。
 3号機と違い肉体的に劣る彼女ではパワータイプサイボーグの素体としては不適格で、それを実現するために全身を機械化し、内臓はジェネレーターに置き換えられる。
 手からでなく口から火炎放射する機能をつけたため頭部も改造済み。残っている部分は脳だけ。
 90%以上が改造済みで元に戻るのは完全に不可能。
206名無しさん@ピンキー:03/10/11 18:07 ID:o/GFt9er
>>199
半角二次元を探すべし。ただし現在人大杉発動中っぽいでつ。
エロパロ板にも関連スレあり。
諸事情でリンクは張れませんスマソ。
207M.I.B:03/10/11 18:10 ID:TTlKu6F3
>198
 ついに絵師様が御降臨です。
 銀色のボディーとセーラー服のコントラストが最高です。
 できればこれからも素晴らしい絵をお願いします。
208名無しさん@ピンキー:03/10/11 18:32 ID:o/GFt9er
>>198
絵師様御降臨キター!ビバ金属光沢!!
けなげ系絵師様の御降臨もキボンしまつ。
209名無しさん@ピンキー:03/10/11 18:47 ID:o/GFt9er
>>192
「機械に侵蝕」ってのはサイボーグ娘の一つの萌えキーワードでつかね。けなげ系属性でも人形化系属性でも。
(これに該当しない属性の人もたくさんいそうだけど…)
自分は「頭部は生身、のこりは機械」派だけど、やっぱり完全機械化(脳以外全部機械)だと侵蝕感に乏しくて萌え度が落ちまつ。
「わずかだがせっかく残った生身の体」を通じて生身の大事さを感じながら、最初受け入れられなかった機械の体も少しずつ受け入れる…、そんな感じの娘、萌え。

>>191
なるほど、スポーツとしての「サイボーグ娘バーチャロン」でつか。
でも、ペイント+ジリオン(藁だと、派手さに欠けるのが難点かも…。
なにかいい解決策はないのかな。
生身と生命維持部はやたら頑丈なプロテクターに守られてて、外側が重量だか強度だかで厳しい規制があるとか…?
もちろん、試合前には腕とか脚とかを状況に応じて交換できるんでつね?キャタピラ型とかタイヤ型とか逆関節型とか。
210199:03/10/11 19:12 ID:iyDm2wXC
>>206
ありがとうございます。
もしかして、とも思ったのですがやはり二次元でしたか。

ttp://henachoko.homeip.net/uploader/updata/20031011160658.jpg
こういった系の画像(日本人・三次元?)をあつかっているサイトが
ないものかと探していたのですが。
こちらのスレとも主旨が異なるようですし、需要も供給も少ない
ジャンルという事なのかもしれませんね。
211名無しさん@ピンキー:03/10/11 19:36 ID:hZlGcAcD
>>207-208
アリがd。ひょっとしてヤバイもの投下しちゃったかと思ったょ…。
212206:03/10/11 19:42 ID:o/GFt9er
>>210
あっちのスレでは、なんか3DCG絵も出てたようだし(一応2D絵師の絵の3D化の模様)、一応聞いてみるだけ聞いてみては?
213206:03/10/11 19:44 ID:o/GFt9er
あと、そんな感じのCGでも、中身がサイボーグ娘なら、このスレでもスレ違いって事は無いと思いまつ。多分。
214174:03/10/11 20:12 ID:Un/h8L+q
>200 :M.I.B さん お任せしますよ。なにしろ私は行き当たりばったりの思いつきで書いただけですのでw
それにM.I.B さんの提案どれも悲劇的で萌え萌えなのでもちオケー。
>198絵師様イイ!
>204 セーラーウェポン5体の関係は微妙なんじゃないでしょうか。
改造の度合いや機能がそれぞれ異なっていることから、互いに自分の体にコンプレックスをもっていて、
密かにねたみ合ったりもしていると思いまつ。
彼女らを改造した博士も悪人ですから、セーラーウェポン達の間の僅かな溝を巧みに利用して
自分への反抗を押さえつけていたりしそうでつよね。
215174:03/10/11 21:51 ID:Un/h8L+q
196の続き・・・

 〜戦闘状態中期、美少女兵器セーラーウェポン5体は度重なる激しい戦闘に使用され、かなりの故障を負っていた。
セーラーウェポン達をさらに機械化したいという欲望を抑えきれなかった博士は、ここぞとばかりにセーラーウェポン1,2,5号機を呼び出し、修理と称して改造手術台に拘束した。
1,2号機は高度機械化サイボーグに改造されたが、5号機は「故障原因究明のため」生体解剖および生体実験に使用され、解体処分されていった。
騙されてサイボーグになった1次改造後はまだ、1号機の小ぶりの胸と腹から尻にかけては生身の皮膚を残されていたのだが、今回の2次改造後の自分の姿を見せられた1号機はさすがに驚いて泣き出してしまった。
全身メタリックの機械にされ、まるでロボットではないか!しかも胸は生身のころと同じ形を模して機械で造られている。
216174:03/10/11 21:52 ID:Un/h8L+q
左胸の乳房は頂上の方だけ生身の皮膚が残されていて、薄いピンクの乳首が露出されている!そして乳首の上の皮膚には「改」と焼き印が押され、乳首のすぐ下にはLEDか何かの乳首大の発光体が黄色い光を放っている。
この直径7cmの左乳首と顔以外、女子中学生の幼い生身の皮膚は全て奪われてしまった。
右乳房は完全に金属パーツに交換されていて、何の意味があるのか乳首状のパーツが乳頭部に取り付けられている。
そしてその人工乳首の上あたりに「CYBORG TYPE C5」、乳房下に「SAILOR WEAPON No.1」と刻印がプレスされている。
光沢のあるエナメル製のセーラー襟の後ろの両角にも、襟線と同じ光沢素材の色の「1」と機体番号が表示され、襟の背中底辺の白3本線の上にも人工乳房に刻まれているのと同じ「CYBORG TYPE C5」「SAILOR WEAPON No.1」の文字が書かれている。
217174:03/10/11 21:53 ID:Un/h8L+q
左胸の乳房は頂上の方だけ生身の皮膚が残されていて、薄いピンクの乳首が露出されている!そして乳首の上の皮膚には「改」と焼き印が押され、乳首のすぐ下にはLEDか何かの乳首大の発光体が黄色い光を放っている。
この直径7cmの左乳首と顔以外、女子中学生の幼い生身の皮膚は全て奪われてしまった。
右乳房は完全に金属パーツに交換されていて、何の意味があるのか乳首状のパーツが乳頭部に取り付けられている。
そしてその人工乳首の上あたりに「CYBORG TYPE C5」、乳房下に「SAILOR WEAPON No.1」と刻印がプレスされている。
光沢のあるエナメル製のセーラー襟の後ろの両角にも、襟線と同じ光沢素材の色の「1」と機体番号が表示され、襟の背中底辺の白3本線の上にも人工乳房に刻まれているのと同じ「CYBORG TYPE C5」「SAILOR WEAPON No.1」の文字が書かれている。
218174:03/10/11 21:56 ID:Un/h8L+q
大変申し訳ありません!二重投稿してしまいました。すいまあせんでつ。

襟の下には光沢赤色マントが着けられているが、マントをめくられると、痛々しくめり込むように飛行用バックパックが背中に接合されている。
下腹部股間の上から左右に斜め上に伸びる2本の50mm径チューブや、腹部の装甲が無い部分から露出したケーブル類がバックパックに繋がれている。
わずか14歳という幼さで2度に及んで体を大改造されてしまったショックでこの時点ではまだ気付いていないが、
このサイボーグは生殖器や排泄器を全て取り去られてしまっているにも関わらず、機械化された股間、すなわち改造前に性器のあった場所にスリットを開けられている。
股を開くとそのスリットは小さな穴となるのだが、この穴が何のために開けられているのか、14歳の少女を材料に改造されたセーラーウェポン1号機には分からなかった。
219174:03/10/11 21:57 ID:Un/h8L+q
まだあどけない顔にも手を入れられている。右頬に大きく「1」と焼き印が押され、額に埋め込まれた超小型カメラも痛々しい。両耳当たりに接合された多数の機械類にはいくつかのインジケーターが赤や青、黄色に輝き、いかにも機械らしい。
そして最もこの少女サイボーグを絶望させたのは腹部と首である。胸と腰の金属装甲の間、すなわち腹部は運動性向上のため装甲を省略され、体内の機械構造が剥きだしにされているのである。
金属製の骨格の周りに無数に張り巡らされたチューブや油圧パイプ、ラジエーター、冷却装置、プラスチックタンクが機械的な音を発して作動している。
1号機はもはや自分が人間とはほど遠い機械にされてしまったことを痛感せざるを得なかった。体内の奥の奥まで見渡せるのに、その全てが人工的な部品に改造されてしまっているのである。
220174:03/10/11 21:58 ID:Un/h8L+q
2次改造が終わり、通常モードつまり今のこの姿に強制変形させられて目を覚まさせられ、セーラーウェポン1号機は初めて声を発した。
「博士、どういうこと!?この体は・・・そういうこと!?」
涙ぐんでしゃくり上げながら博士に問いつめる1号。
「ケガした体を手当してくれるんじゃなかったの!?博士の言う通りにしたら元の体に戻してくれるって言うから今まで言うこと聞いてきたのに・・・」
「はっはっは。お前をより強力な兵器に改造してやったんだよ。それだけ機械化したらどう考えてももう生身には戻れない。分かるだろ?」
「は、話が違う!もう言うこと聞かないから!」
「それはできない。お前の脳に埋め込まれている制御装置も強力なものに改善しておいた。もうお前は常時、頭のコンピュータの命令通りにしか行動できないのだ!」
「そ、そんな・・・」
「お前は今から『C5型サイボーグ兵器・セーラーウェポン1号改』だ。
お前も自分のサイボーグ・ネームを言ってみろ!『C5型サイボーグ兵器・セーラーウェポン1号改』!」
「C・・5型、サイボーグ兵器、セーラーウェポン1号、改・・・」
自らに与えられた冷酷な名前を呆然と繰り返す少女サイボーグであった。

221名無しさん@ピンキー:03/10/11 22:10 ID:moPVmN73
セーラー武器にNBC兵器に対する耐性はあるのか?
なんとなく、デザートイーグルの50AE一発であぼーんしそうな・・・
222名無しさん@ピンキー:03/10/12 01:05 ID:ru1GH2aA
スタートレックに出てくるボーグって、このスレ的にどうよ?
223名無しさん@ピンキー:03/10/12 04:33 ID:BqjJUy7+
萌えるストーリーありがとう!
224名無しさん@ピンキー:03/10/12 10:25 ID:oDsdcIMB
>>191 >>209
「サイボーグ娘バーチャロン」ですか?
ttp://abooks.hp.infoseek.co.jp/indexhtml.htm
このサイトにイラストがあります。
普通の擬人化じゃなく全身メカって感じでこのスレとしても良さげです。
225M.I.B:03/10/12 10:29 ID:oDsdcIMB
すいません。 ageちゃいました。
ちなみに、看板娘の話が人形化属性の人にもお勧めです。
226M.I.B:03/10/12 13:55 ID:oDsdcIMB
とりあえず第1話です。

美少女兵器 セーラーウェポン
 第1話 
「私は兵器? セーラーウェポン1号機製造」

「ハアハア・・・ 何で私が・・・」
 激しい雨と夜闇の中をセーラー服姿の1人の少女が傘も差さずに走りつづけていた。
「ハアハア・・・ 何で私がこんな目に・・・」
 そう言った瞬間、少女は足を滑らせアスファルトにその身を投げ出してしまう。
「まずい・・・ このままじゃ」
 そう言って少女が振り向くと、そこには数人の少女が忽然と現れた。
「あ、あなたたち一体何の用! 私をどうしようというの!」
 彼女は声を荒げたが、少女たちは返事も無く的確にを彼女を包囲する。
「ひいっ! あなたたちはいったい」
 少女達が近づくにつれてその姿が明らかになる。
 少女達は皆、セーラー服姿だがその素材は撥水製の物らしく水をはじいていた。
 しかし、それよりも異常なのは彼女達の皮膚の色だった。
 それは、メタリックシルバーで明らかに硬い金属を思わすものだった。
 また、顔は極限まで単純化され、口に相当すると思われるスリットと赤く輝く二つの目だけ形作られていた。
 カツン、カツン、
 少女達が包囲を完了し、今すぐにも飛び掛ろうとしたとき、彼女の耳に足音が届いた。
227M.I.B:03/10/12 13:56 ID:oDsdcIMB
「たすけて、お願い、誰でも良いから助けて」
 少女は思わず、叫んでいた。
 すると、その声に反応したらしく足音の主は近づいてきた。
「あら、あなたどうしたの?」
 この異常な状況が目に入っているであろう足音の主は女性の声で自然そうに答えた。
「私にできることなら何でもするから、お願い助けて!」
 少女がそう叫ぶと足音の主は問い返してきた。
「何でもするの? ほんとに?」
「するわ! わたしにできることなら何でも! だから助けて!」
「そう、じゃあ助けてあげる」
 足音の主はそう言うと、パチンと指をならす。
 すると、彼女を包囲していた少女達の瞳の光が消える。
「えっ、あなた何をしたの」
「だから、あなたを助けてあげたの。それじゃあ約束どうりお礼をもらうわよ」
 女性はそう言うと近づいてきた。
「お礼って、何ですか? 今、私お金も持ってませんし、連絡先を、うっ、んぐ」
 そう言う少女に近づいてきた女性は突然キスをした。
 それと同時に、何かが口の中に流し込まれた。
 すると、体がしびれ、雨にぬれて痛み出していた体の感覚が消え始め、目の前が暗くなっていった。
「大丈夫、あなたが払うお礼はあなた自身。他にはいらないわ」
 そう言って笑う女性の姿が、彼女の人としての最後の記憶だった。
228M.I.B:03/10/12 13:57 ID:oDsdcIMB
「もー、幸恵も双葉も話が長いんだから。もう暗くなっちゃったじゃない」

 私は遠藤和美。多分何処にでもいる中学2年生。
 彼氏はいないけど気になる人が1人。もちろんまだ処女よ。

 そんな和美は暗くなってしまった通学路を急いで帰宅していた。
 近頃、中学生の女子が行方不明になる事件が多発していて和美達の学校でも注意するよう言われていたが、親友の木下幸恵と斎藤双葉とおしゃべりしていて帰りが遅くなってしまった。
「キャー!!」
 和美が暗い夜道を歩いていると引き裂くような悲鳴が聞こえた。
 この辺はまだ自然が多くて人家がすぐには無い。和美は怖いと思いながらも興味を覚え、声のしたほうへ向かっていった。

「なっ、何なの?あれ」
 そこにいたのは、4人の少女だった。
 しかし倒れている1人を除いた3人は明らかに人間と異なっていた。
 彼女達は銀色の皮膚をしており耳も無く、まるでテレビで見た機械人形のようだった。 セーラー服姿の機械人形たちは倒れている少女を持ち上げると、連れ去ろうとしていた。
(このままじゃ、あの子が連れていかれちゃう。でもどうすれば)
 そう思ったときだった。
 カラン
 足元に落ちていた空き缶を蹴ってしまったらしく、乾いた音が響き渡った。
 その瞬間、機械人形たちはいっせいに和美の方を向いた。
(逃げなくちゃ)
 そう思った瞬間には和美は脱兎のごとく走り出した。
229M.I.B:03/10/12 13:57 ID:oDsdcIMB
 逃げ出した和美を2体の機械人形が追いかけてきた。
 和美は必死に逃げ、気付いた時には工業地区に入り込んでいた。
(このままでは追いつかれる)
 そう思った瞬間、
「その角を曲がったら、木箱の中に隠れるんだ」
と、声がした。
 和美は声に従い、木箱の中に逃げ込んだ。
 蓋をして、ただただ小さく震えていると特徴的な甲高い足音が通り過ぎ聞こえなくなった。
「た、助かった・・・。でも誰が?」
「ここだよ、ここ」
 和美はその声に引かれて足元を見ると、そこには一匹のチワワがちょこんと座っていた。
「僕が奴等のレーダーを撹乱したから助かったんだ」
「あなたが? でもあなたは・・・」
「僕はただの犬じゃない。アンドロイド犬のD1っていうんだ」
「ありがとうD1、でも何で私を助けてくれたの? それにあいつらは一体何? なんで私や他の子を襲うの?」
「一度に聞かないでくれよ。まあ、まず奴等はマシーナリーメイデン、僕は詳しくわからない。
 ただ奴等は君みたいな女の子をさらって改造する事だけ分かっている。
 君を助けたのは、君に奴等と戦う戦力になって欲しいんだ」
「無理よ。私に戦うなんて出来ない」
「大丈夫、君に力をあげる。それで奴等と戦うんだ」
(まさか、私が正義のヒロインになって戦うの。まるでアニメみたい。
 でもやってみたい。いいえ、やるのよ私が正義の為に戦うのよ)
 和美は興奮して即座に答えた。
「分かったわ。私、戦う。戦うわ」
「ありがとう。君ならそう言ってくれると信じていたよ」
「ええ。それで私はどうすればいいの。変身のための道具とか、呪文とかあるの?」
 和美が興奮して尋ねると、D1は落ち着いて答えた。
「そんなの必要ないよ、君はこれから素晴らしい兵器になるんだから」
「えっ、何を言っているの?」
 そう言った瞬間、D1の体からガスがあふれ、私の意識は闇の中へ落ちていった。
230名無しさん@ピンキー:03/10/12 19:45 ID:SMmrM2BC
むむむ、萌えまつ〜
231M.I.B:03/10/12 19:51 ID:oDsdcIMB
 和美が目覚めると、そこは手術室のような部屋だった。
 体を動かすとするが、首や手首、足首、腰が鉄の輪で拘束されており動くことが出来ない。
(ここは何処? 何で私がこんなことに?)
 現在の状況が理解できずに和美は混乱していた。
「目が覚めたようだね、気分はどうだい? あのガスは影響が残らないと思うんだけど」 急にかけられた声に反応して、和美は声がした方を見た。
 すると白衣の男があのD1と思しき犬を抱えて和美に向かって笑っていた。
「あなた、誰? ここは何処? 私をどうするつもりなの?」
「君は一度にたくさんの事を聞くのが好きだね。
 まあ、まず最初の質問だが私は君のマスターになる者だ。博士とでも呼んでくれたまえ。
 次に、ここは私の研究所だ。詳しい場所は追々わかるだろう。
 最後に君をどうするかだが、君とD1の約束どうり君にはマシーナリーメイデンと戦う戦力になってもらう」
「ええ、それはわかったわ。じゃあ私を自由にして」
 和美がそう言うと、博士は出来の悪い生徒を見る教師のような表情で言った。
「その必要は無いよ、君はこのまま改造されるんだから」
「何言ってるの? 改造? 私は魔法の道具か何かで変身する正義のヒロインになるんじゃないの?」
「魔法? そんな事言ったのか? D1」
 博士は不思議そうな表情でD1に尋ねた。
「僕はそんな事言ってません」
 D1ははっきり言った。
「うそ、あなたは言ったわ」
「僕は嘘をついていないよ、これを見なよ」
 D1はそう言うと、目から映像を投影し始めた。それは先ほどの和美との会話だった。
232M.I.B:03/10/12 19:53 ID:oDsdcIMB
「ほら、言ってないだろ」
 一通り見終わってD1は和美に言った。
 確かにD1は言っていなかった。魔法も正義のヒロインも和美が自分で想像したものに過ぎなかったのだ。
「気が済んだかね? それでは君を戦闘用サイボーグに改造させてもらうよ」
「いや、やめて! 私やめる。戦いたくなんてない」
 私がそう言うと、博士は困った表情になり
「今から言われても困るな。もうパーツを君用に調節してしまったから替えが効かないんだ。君がやると言ったんだ。最後まで頑張りたまえ」
と言い、手元のコンソールを叩いた。
 すると、和美の口に猿轡がされ、いくつもの注射器が降りてきた。
「安心したまえ。これはただの麻酔だ。君も麻酔無しで改造されたくは無いだろう」
 体のあちこちで何かが刺さる感触がして、感覚がなくなってきた。
 注射器が天井の機械に収まると、代わりに多量のマニュピレーターが降りてきた。
 その先端にはのこぎりやメスなどがつけられているものや、溶接用の機器、いくつかの機械部品をつかんだアームがあった。
233M.I.B:03/10/12 19:54 ID:oDsdcIMB
「んー! んー!」
 和美は必死に抵抗したが、体を動かすことも出来ず、悲鳴をあげることも出来なかった。
 のこぎりが皮膚を切り裂き、メスが肉を切り落とす。
 あっという間に和美の右腕は骨格を残すだけになってしまった。
 和美はその光景をまるで他人事のように眺めていた。
 骨だけになった腕に沿うように、エネルギーラインが設置され、人工神経節が構築される。
 さらに人工筋肉が幾層にも重なり上腕部が形作られる。
 同時に肩と肘の関節が稼動部を中心に組みあがっていく。
 その外側には腕の形に整形された金属板が当てられ、溶接され上腕部が完成する。
 肘から手首にかけても同様の処理がなされ、肘や肩もカバーがされる。
 あっという間に和美の腕は手から先を残して金属の腕に変わってしまった。
 さらに手首の関節が組みあがり、和美が次は手を改造すると思った時、のこぎりが右手を骨ごと手首から切り落とした。
「んー! んんー!(手がー! 私の手がー!)」
 悲鳴をあげる和美を他所に、マニュピレーターは手のひらがあった場所に複雑な機械を組み上げていく。
 さらにそれに五本の指を組み上げ、手の形に整形していく。
 五本の指と手の甲も金属板で補強され、右手が作りあがる。しかし奇妙なことに手のひらには丸い穴があき内部の回路が露出していた。
 同様に左腕と左手が出来上がる。

234名無しさん@ピンキー:03/10/12 19:54 ID:SMmrM2BC
セーラー服とサイボーグっって、何でこんなに合うのかね?どっちも被支配のイメージがあるからか?
235M.I.B:03/10/12 19:54 ID:oDsdcIMB
 和美には見えないがマニュピレーターは足の方でも作業をしていった。
 足でも腕と同様骨格だけを残して切除される。
 そして腕と同じようにエネルギーラインが設置され、人工神経が繋げられていく。
 人工筋肉を覆う金属フレームは腕のそれよりもふっくらとし、遠藤和美と言う少女のそれを見事に模していた。
 足のかかとには本来の骨に金属骨格を増設し、それを覆い隠す金属フレームが組みあがると、まるでヒールのある靴を履いているような形になった。
 四肢の改造が済むと手首と足首に金属製の枷が取り付けられる。
 その作業が終わると、和美は拘束を外され裏返され、うつ伏せで再び拘束された。
 背中で作業がなされているようだが、和美には何が行われているかわからない。
 その間にも背中の皮膚は切り取られ、肉を削り取られた。
 さらに、両腕と両足からのエネルギーラインが体内にも設置され、背中に伸ばされる。 背面の内臓を傷つけないスペースに小型のジェネレーターが取り付けられ、エネルギーラインがバイパスされ接続される。
 バイパスが作られたメインラインはコネクタが背中の装甲に設置され、それ以外にも何かを接続するパーツが付けられていた。
 ここまでの作業が終了すると、一旦全てのマニュピレーターが収納された。
「さて、ここまでで君のボディーの改造が済んだがこのままでは不十分だ」
「んんー! んむー!(これだけいじったのに、まだ物足りないの)」
 和美は今の自分の姿を考えないようにしつつも、その言葉を聞いて悲鳴をあげたくなったが、猿轡のせいで声を出すことが出来なかった。
「最後に改造するのは君の頭部だ。そこに手足の制御用のコンピューターを埋め込まなくてはならない」
 和美を拘束していた机が変形し頭部をしっかりと固定し、改造が容易なような形に変化した。
「んんー! んんんー!!(いや! 頭だけは、頭だけは止めて!!)」
「だめだよ。このままじゃ君は手足を動かす事は出来ない。しっかり改造されて立派な兵器になるんだ」
 博士はそう言うと注射器を首筋に突きたてた。
 なにかが入ってくるような感覚とともに、和美の意識は薄れていった。
236M.I.B:03/10/12 20:04 ID:oDsdcIMB
 和美の意識が完全になくなるのを確認すると、博士は和美の頭部を切り開いた。
 和美の脳にいくつかの基板を埋め込み、回路を作り上げそこに人工神経を繋げる。
 これで、新しい手足は和美の意志で動くはずである。
 しかし、博士の改造はそれだけでは終わらなかった。
 新たに作られた回路に外部からの無線入力用ラインを作る。
 これにより、外部からの制御は和美の意思より優先してこの手足をコントロールできるはずである。
 さらに改造は続く。頭部に小型の爆発物を設置する。
 これは彼女の肉体を吹き飛ばすのに十分な威力があり、もしもの時外部から自爆させることが可能である。
 これらの改造が終わると和美の頭部を閉じた。
 これにより今回の改造手術が終了したこととなる。
 博士は和美を治療用の水槽に投入した。
 これで次に目覚める時は、彼女はサイボーグ兵器セーラーウェポン1号となっているのだ。
237名無しさん@ピンキー:03/10/12 20:22 ID:SMmrM2BC
セーラーウェポンいっちょあがり〜! (・∀・)/
敵側も頑張ってジャンジャン改造してくれぃ!
238M.I.B:03/10/12 20:57 ID:oDsdcIMB
 和美が目覚ますとそこは、先ほどの手術台のがある部屋でイスに座っていた。
「目が覚めたようだな。よし自己紹介をしてもらおう」
 博士がそう言うので、私は自分について改めて自己紹介し始めました。
「私は博士が製造されたサイボーグ兵器セーラーウェポン1号です」
 和美は自然にそう紹介しました。
(えっ、何でそんなことを? 私は遠藤和美、普通の人間よ)
「その表情は、理解できないと言うことかな。
 先ほど言ったとおり、君はサイボーグ兵器として改造されたんだ。その姿である限り君は自分のことを、私が開発したサイボーグ兵器セーラーウェポン1号、として認識するんだ。
 それから、君にはいくつかの行動制限を設けさせてもらった。
 第一に私の言うことを最優先に行動する。第二に私を攻撃できない。第三に不必要に自分の体を傷つけてはならない。
 この3つだ」
239M.I.B:03/10/12 21:10 ID:oDsdcIMB
「次に君の目的は先にあげたとおり、マシーナリーメイデンの壊滅だ。
 そのために奴等のつくるサイボーグ兵に勝ち抜いてもらわなくてはならない。
 君の戦闘能力を教えよう・・・と思ったが、その前にセーラーウェポンとしてのユニフォームを身に付けてもらおう」
 博士はそういうと手元のコンソールを叩くと、そばのスロットから一着のセーラー服が出てきました。
「さあ、着たまえ。これが君の正装だ」
 裸でいるわけにもいかないので、1号はそれを身に付けました。
 それは奇妙な材質で出来ており、見た目はエナメルのように光沢がありました。
 スカートは青色で超ミニでほとんど大事なところが隠れていません。
 襟もほとんど同じ材質で、青に白いラインが3本入っていました。
 またスカーフはそのまま背中に広がるマントになっていました。
 博士が準備した鏡の中の姿は、テカテカと光るセーラー服を着て銀色の四肢をしているという、半日前の和美には想像も出来ない姿でした。
 しかし、そのことが自分は今サイボーグとなったことを強調しているようでした。
240名無しさん@ピンキー:03/10/12 22:15 ID:eZ9ssLlL
(´-`).。oO(アンドロイド犬というのもいいな。てきぱきワーキン?ラブを思い出す・・・
241名無しさん@ピンキー:03/10/12 23:37 ID:fNivgpD9
ゾアハンターに出てくるような敵だったら、サイボーグでも
遅れを取るかもしれない。
メカ系とクリーチャーは永遠のライバルだなw
242M.I.B:03/10/12 23:37 ID:oDsdcIMB
「それじゃあ、改めて君のスペックを解説しよう。
 まず、君の手足は成人男性の10倍の筋力相当の出力がある。
 また、私が開発した特殊合金のフレームはダイアモンド相当の硬度がある」
 サイボーグ兵器1号としては理解できていたが、和美としては現在の自分能力に驚いていた。
「君専用の装備として、飛行ユニットをバックパックとして装備できる。今から装着しよう」
 1号のマントを押しのけて大きなバックパックが接続される。
  [バックパック接続完了 追加動力炉接続完了]
 和美としての意識が、急に目の前に表れた文字に驚く。その一方で1号として自分の背中のアタッチメントにバックパックが接続された事を確認する。
「これで君は飛行能力を得ることができる。さらに追加動力炉が接続されることで追加の武装を利用できる。
 両手の手のひらを見て欲しい。今の君ならそこにある穴からレーザーブレードを作り出すことができる。やってみなさい」
 1号は言われたとおり両手の手のひらから長さ1mほどのレーザーブレードを作り出した。
 それは1号としてはごく当たり前のことであったが、和美としては自分の体が本当に武器である意識させるものであった。
243名無しさん@ピンキー:03/10/12 23:52 ID:GOvd8QOB
>>224
実は自分で探し出してて知ってまつ(w
もしかして有名?
244M.I.B:03/10/13 00:15 ID:ONBn5hPl
 もう一度鏡を見る。その姿は光るセーラー服に銀色の四肢、さらに両手からレーザーブレード。まるで人間には見えない。
 素足のはずなのに甲高い金属音を立てる、ヒールつきの足。指を動かすたびに駆動音がする手。
 和美は、全てが和美としての自分を否定し、サイボーグ兵器セーラーウェポン1号としての自分を認め得ないわけにはいかない気持ちになってきた。
(これが今の私。もうただの兵器でしかないの?)
 そう思ったときだった。
「そんなに絶望しなくてもいい。もしマシーナリーメイデンを壊滅できれば君を元に戻そう。
今の君は確かに改造されている。ただしそれは最低限のものだ。その気になれば何時でも元に戻すことができる。ただ今は君の兵器としての力が必要なんだ」
 博士のその言葉は壊れ始めていた和美の心に光を投げかけた。
「私、元に戻れるんですか?」
「ああ、そのときが来て可能なら全力を尽くすと約束しよう」
「わかりました。私、セーラーウェポン1号として全力で戦います」
245M.I.B:03/10/13 00:39 ID:ONBn5hPl
「セーラーウェポン1号、早速だが出撃してもらう」
 博士が真剣なまなざしで1号に向かって言った。
「私の監視システムにやつらが引っかかった。初陣だが、敵はザコのアンドロイドだ。私が作り上げたお前なら楽に勝てる相手だ」
「わかりました、場所は何処ですか?」
 そう質問した時には1号のナビゲーションシステムに敵の居場所が表示される。
 それは折りしもの不景気で倒産した工業地帯の中、和美として敵に追いかけられたところだった。
 現在地の山間部からは自動車でも30分ほどかかる場所だ。
「今からで間に合うのですか?」
「ステルス機能を利用して飛行していけば5分もかからないはずだ。急ぎたまえ」
「はい、行ってきます」
 1号はそう言うと出撃していった。
「ふう、とりあえずは上手くいったな。それにしても単純な娘だ。だがその方が私も楽だがな・・・」
246M.I.B:03/10/13 00:57 ID:ONBn5hPl
 博士の言葉のとおり1号は現場に4分ほどで到着した。
 そこでは、以前に見た顔の無いセーラー服姿の機械人形が3体、気絶している女子中学生と思しき少女を連れ去ろうとしているところだった。
(助けなければ)
 和美としての意識は以前に同じような光景を思い出していた。
(あの時の私は何も出来なかった、でも今なら・・・)
 1号が全力を出し飛び掛ろうとしたときだった。
 [前口上データダウンロード完了 決めポーズデータダウンロード完了]
 その文字が意識を掠めると、急に体の自由が利かなくなり
「夜闇にまぎれ、乙女を狙う悪の操り人形。セーラー服で鋼の体を包んだ私、セーラーウェポン1号が来たからには許さない!覚悟しなさい!!」
と、決めポーズをとってた。
(なんで、こんなことしているの? 恥ずかしい!)
 和美としての意識がその行為を拒むが、まったくの無駄であった。
247M.I.B:03/10/13 01:20 ID:ONBn5hPl
 戦闘が始まると勝負はあっという間についた。
 敵は1号の動きにまったくついていけず、1号のレーザーブレードは一撃で敵を切り伏せた。
 1号が最後の1体を切り伏せ勝利を確信した時、その足元めがけて鞭の一撃が繰り出された。
 とっさによけた1号がその方向を見ると、一人の女性が立っていた。
 女性は黒いボンテージファッションに身を包み、鞭を構えていた。
「やるわね、あなた。その姿からするとサイボーグのようね。私はマシーナリーメイデン3台幹部の1人、人機将シルビア。
 何処でサイボーグになったのか知らないけれど、お名前を教えてもらえないかしら」
「私はサイボーグ兵器セーラーウェポン1号」
「なるほど、覚えておくわ。また会いましょう」
 そう言った瞬間、シルビアの体から黒い煙が湧きあがった。
 その煙は1号のセンサーを撹乱し、晴れた時にはシルビアの姿は無かった。

 初めての戦いが終わり気が緩んだ時、1号の意識はゆっくりと沈んでいった。

 第1話 完
248M.I.B:03/10/13 01:25 ID:ONBn5hPl
とりあえず美少女兵器 セーラーウェポン第1話終了です。
異常に長くなってしまいましたがどうでしたか?
感想お待ちしております。

次の第2話はこの半分ぐらいで作ります。

長すぎるのでぅpろだに上げたいんですが何処かいいとこ知りませんか?
249名無しさん@ピンキー:03/10/13 01:46 ID:sD8gmifs
>>248
サイト開設……(殴
250名無しさん@ピンキー:03/10/13 01:47 ID:sD8gmifs
>M.I.B氏
とりあえず乙彼。
251名無しさん@ピンキー:03/10/13 02:03 ID:sD8gmifs
>>240
四足歩行型猫耳サイボーグ娘とか?
252名無しさん@ピンキー:03/10/13 09:48 ID:MICz81Ep
>248 ヌけマス!天才。
ぅpろだに上げに上げるのは賛成でつが、話は長いほドィイでつ。
改造の描写や機械にされてしまった悲しみが詳しい方が萌えるからでつ!
253M.I.B:03/10/13 10:02 ID:ONBn5hPl
>>250 >>252
感想サンクス

1話あたりこの長さだと時間がかかりすぎてぜんぜん進まないので、
第1話は初回1時間スペシャルとでも思ってください。
254名無しさん@ピンキー:03/10/13 10:15 ID:MICz81Ep
敵に改造されてしまう少女達はさらに残酷な経験を強いられるんだろうなぁあ。。。(´-`).。oO
255M.I.B:03/10/13 11:44 ID:ONBn5hPl
とりあえず、出来たところからあげていきます。

美少女兵器 セーラーウェポン
 第2話 
「人に変身? どっちが私の本当の姿」


 敵のアンドロイドを切り裂くSW(セーラーウェポン)1号、しかし戦闘後に倒れてしまう。

「いかん、今すぐ外部制御で回収しなくては」
 その姿をモニターしていた博士は急いでSW1号に内蔵した制御装置に帰還命令を下した。
 回収されたSW1号の脳波などのデータを確認した博士は一つの結論に達する。
「ストレス過多か・・・」
 そう、それはSW1号の中核をなす生体脳が強すぎるストレスを感じているためである。
「予想された事態だが、このままでは著しい機能低下、最悪生体脳が崩壊し機能停止してしまう」
 それだけは避けなければならなかった。
「しかたない。当初の予定どおり例の機能を利用するか・・・」
 博士はそう言うと、回収され手術台に横たわっているSW1号に近づいていった・・・
256M.I.B:03/10/13 11:47 ID:ONBn5hPl
 和美は自分の周囲が闇に包まれているのに気が付いた。
 見回しても、ただただ闇が広がっているだけだった。
 汗が流れているのを感じ、手で拭うと、その感触に奇妙なものを覚えました。
 硬いのです。拭われた額がまるで金属塊を押し付けられたような感じがしたのです。
 不思議に思って、右手を見るとそこには銀色の塊がありました。
 それは、和美の意思に従って開閉するまるで手のようなものだ、そう思った瞬間、銀色の部分は侵食をはじめ肩口まで覆ってしまった。
 痛みを感じ左手を見ると同じように、銀色の腕がそこにあった。
 さらに両足が銀色に変化した。
 その変化に驚いていると、体の周りが輝きいつのまにか例のセーラー服を着ていた。
 目の前にはいつの間にか等身大の鏡があり、サイボーグ兵器SW1号がその姿をさらしていた。
「あなたは何者?」
 何処からとも無く声が聞こえた。その声に和美は答えなくてはいけないと感じた。
「私はサイボーグ兵器セーラーウェポン1号」
 口から出た答えはそのようなものだった。
(ちがう、私はそんなのじゃない!)
 そう思ったとき、鏡に映った自分がその手を伸ばしてきた。
 その手は鏡面を抜け、SW1号の姿になった和美の顔に触れる。
「あなた、いえ、私はもうSW1号よ。ほら見てこの手、この足、わたしはもうサイボーグ兵器として生まれ変わったの。いえ違うわ。遠藤和美という少女を素材に新たに製造されたの」
 そう笑う、もう一人の自分を前に和美、いや、SW1号は自分が機械で作られたモノになったことを感じた。
 次の瞬間、手足だけだった銀色の部分はさらに侵食して体を覆い始めた。
「いやー! やめて! これ以上私を変えないで!」
 そう悲鳴をあげて和美に意識は闇に落ちていった。
257M.I.B:03/10/13 11:47 ID:ONBn5hPl
 ジリジリジリジリ
 和美は目覚し時計のやかましい音に目が覚めた。
 そこは馴染み深い自分部屋だった。
 あわてて布団を剥ぎ取り、手と足を確認する。
 そこにあったのは、変哲の無い肌色の手足だった。
「夢・・・だったの?」
 全身の力が抜け、ベッドに倒れこんだ。
 手足が少し引きつるような気がしたがそれは些細なことでしかなかった。


 低血圧で寝起きが悪い和美にしては珍しく朝のしたくはあっという間に終わり、登校時刻まで30分以上時間が余った。
 どうしようかと部屋を見回すと、ベッドの上に1匹のチワワがちょこんと座っているのが見えた。
「えっ! ま、まさか」
 和美にはそのチワワに、いやチワワに模した犬型アンドロイドに見覚えがあった。
「まさか、D1!」
「おはようSW1号」
 その言葉を聞いた瞬間、和美は世界が闇に包まれたような気がした。
 しかし、自分の手足はあの時のような金属製のものではない。
「ああ、そういえば博士からの伝言があるんだ。再生するよ」
 そういうと以前見たのと同じように、私の部屋の壁に映像を映し出した。
258M.I.B:03/10/13 12:22 ID:ONBn5hPl
「おはよう、SW1号。気分はどうかね」
 映像の博士はそう言ってきた。
「さて、君は現在の自分の状況に困惑しているはずだ。改造されたはずの自分の手足がなぜ元に戻っているのか?その答えはこれを見てもらえばわかるはずだ」
 そこに映し出されたのは、和美の記憶にあるとおりのSW1号である自分だった。
 手術台に横たわる自分にケーブルが接続され、見る見るうちに銀色のフレームが肌色の体に変わっていく。
「君のフレームに用いた金属は、以前説明したとおり私が開発した特殊なものだ。
 これには君に説明していない特性が一つある。形状記憶合金と同じように、特殊な電流を流すことで前もって設定しておいた状態に変化させることができるのだ」
 説明の間にSW1号の金属部分は全て肌色の皮膚そっくりに変化していた。
「この姿なら、君は人間として暮らしていけるはずだ。いくらなんでも常に君を拘束しているわけにもいかないのでな。
 ただし、変化するのは見た目と表面の感触だけだ。君の腕にはもう赤い血は流れていないし、中にあるのは金属製の人工筋肉とエネルギーラインだ。
 そのことを他人に気付かれてはいけない。そのことに注意してくれたまえ。
 それからこの機能は非戦闘モードで、元の人間の姿に変身することにしか使えない。
 通常状態ではSW1号としてもとの姿に戻ってもらう。
 忘れてはならない、君はSW1号に変身するんじゃない。サイボーグ兵器SW1号が遠藤和美に変身しているのだ」
 そう言うと、映像は終了しました。
259M.I.B:03/10/13 13:03 ID:ONBn5hPl
「分かったかい? 博士は君が日常生活を送れるよう配慮してくれたんだ。
 ちなみに、君の家族は僕の催眠術で君に不信を持たないようにしてあるから安心して」 D1はそう言うと、本物の犬のように身づくろいを始めました。
「ああ、そうそう学校遅れるよ」
 その言葉に、和美が時計を見るとすでに通学時間を20分過ぎていました。

 絶対に遅刻すると思って、走った和美は始業の鐘の10分前に学校についていました。
「和美ちゃん、今日はすごいスピードだったね」
 そう言って和美の首に飛びついてきたのは斎藤双葉、10人に聞いたら10人小学生と答えるような容姿をした少女である。
 彼女は小学校時代からの和美の親友であり、和美に懐いており、その体格の違いからその様子は雛鳥が親について回るようだといわれていた。
「やめなさい、双葉。和美が重そうにしてるわよ。
 それにしても、ほんとずいぶん速かったわね」
 そうたしなめたのは木下幸恵、双葉と同じく和美の親友である。
 彼女は落ち着いた文学少女といった趣で、その実性格も落ち着いてしっかりしており、3人の中では先ほどのようにたしなめる役をしていた。
「ほんと、ほんと。あれなら、僕に勝てないかもしれないよ?」
 双葉はその体格に似合わず走るのが速く、陸上部の次期エースと言われていた。
「そうね・・・ 遅れると思ってたから」
 自分の体がサイボーグ化したせいであの速度で走り続けられた事に気付いていた。和美は気が重くなるのを感じていた。
「和美ちゃん、くらーい」
「本当、何かあったの?」
 二人に訊かれたが、まさか、サイボーグにされた、などと言えるはずも無く、またそれは博士に禁じられていたので、
「いいえ、何でもないわ・・・」
 和美にはそう答えることしか出来なかった。
260M.I.B:03/10/13 13:36 ID:ONBn5hPl
 和美はもやもやとしたものを抱えたまま授業が終わり、放課後になった。
 すぐに家に帰ろうと教科書を鞄に詰めているその時だった。
 [緊急事態だ。マシーナリーメイデンが少女を襲っている、今すぐSW1号出撃だ]
 そんな博士の声が、頭の中で響いた。
「和美、どうしたの?」
「和美ちゃん、変な顔してるー」
 2人が和美の顔を覗き込む。
 [今から3分以内に擬人化モードの解除が認められない場合、こちらから強制解除を行う]
 その言うと博士の声は聞こえなくなった。しかしこのままでは本当にサイボーグ姿を見られてしまう。そう思うと和美は駆け出していた。
「2人ともごめん、急用が出来たの」
 そう言って、和美は教室を飛び出していった。

「ここなら大丈夫ね」
 体育倉庫に駆け込んだ和美は扉を閉めるとそう言った。
 その瞬間、手足と背中が熱く感じると、それらの部分が銀色のものに変化した。いや、変化していたものが元に戻ったのだ。それと同時に着ていた物が光の粒に変わる。
 [擬人化モードの解除確認 非戦闘モード解除 SW1号用装備の転送開始]
 そう頭の中で聞こえると、消え去った服の変わりに専用のセーラー服が現れる。
 さらに背中にバックパックが現れ、自動で接続される。
 [バックパック接続完了 追加動力炉接続完了]
 またしても頭の中で聞こえ、銀の手足にエネルギーが流れるのを感じる。
 この瞬間、人間遠藤和美を模していたサイボーグ兵器セーラーウェポン1号は本来に姿に戻ったのだ。
261M.I.B:03/10/13 14:02 ID:ONBn5hPl
 SW1号は即座にナビゲーションシステムを起動する。
 目標地点は住宅街から少し外れた人気のない林だった。
 SW1号はステルスモードで飛び立った。

 目標地点には1人の少女が倒れており、その周りには見覚えのあるアンドロイドが3体立っていた。
(このままじゃ、あの子も連れていかれちゃう)
 そう思った瞬間、
 [前口上データダウンロード完了 決めポーズデータダウンロード完了]
 またしてもこの文字が意識を掠め、体の自由が利かなくなる
「夜闇にまぎれ、乙女を狙う悪の操り人形。セーラー服で鋼の体を包んだ私、セーラーウェポン1号が来たからには許さない!覚悟しなさい!!」
 SW1号はプログラムに従い前回と同じ決めポーズをとってた。
(なんでこんな恥ずかしいことを毎回しなくちゃならないの?)
 和美としての意識はその恥ずかしさに泣きたくなっていた。
 そのSW1号を認めたアンドロイドたちは襲い掛かる。
 しかし、その3体を難なくレーザーブレードで切り裂くSW1号。
 勝負は一瞬でついた。
「ふう、たいしたことない相手だったわ」
 SW1号は一息ついて倒れている少女に近づいた。
262名無しさん@ピンキー:03/10/13 14:18 ID:L3zNM+yB
恥ずかしいのに無理やり決めポーズ。萌え。
データをダウンロードっていいね。
もっと恥ずかしいポーズや台詞のデータを送って本人が卒倒しそうになったり。
263M.I.B:03/10/13 14:35 ID:ONBn5hPl
「あなた大丈夫?」
 そう言って少女の肩に手をかけた瞬間だった。
 少女の皮膚はひび割れその下から無骨な金属製のアームが出てきたのだ。
「な? きゃー!」
 SW1号は反応が遅れよけられず、両腕でガードする。
 しかしその凄まじいパワーに吹き飛ばされ、木に叩きつけられてしまう。
 メキメキ ズダーン
 その凄まじいパワーはそれだけでは済まず、木が折れ倒壊してしまう。
(あれがもし生身のボディーに当たったら・・・)
 和美としての意識が死に対しての恐怖を覚える。

 少女の方を見ると首から下の肌が全て崩れ落ち、そこからは先ほどのアームと同様人体を構成するパーツとは思えないような、無骨なフレームが現れた。
「どう、この機甲将ヴァネッサの作った戦闘用サイボーグMM04は?」
 少女の口からそう声がした。
「あなたはサイボーグとしては不完全、量産アンドロイド兵になら勝てても、私が捕らえた少女を改造して作り上げたこのMM04に勝てると思わないでもらおう」
 この少女は自分と同じようにサイボーグ化された人間だと言うことに気付いて驚く。
「MM04、もしこの目障りなサイボーグもどきを破壊したら、お前の姿について考えてやらんことはない」
 MM04がそう言った瞬間、今まで絶望の表情しかしていなかった少女の顔に、希望を見出したような色が灯る。
「本当ですか、ヴァネッサ様」
「ええ本当よ、頑張った子にはご褒美をあげなくちゃ」
 一人の口で口調を変えて会話をするMM04とヴァネッサ。
「わかりました。私、あのサイボーグもどきを見事破壊してご覧に入れます」
 MM04はそういうとSW1号の方に意識を向ける。
「あなたのようにしっかり人型のサイボーグには私の苦しみはわかるまい。
 いまここでバラバラにしてやる」
264M.I.B:03/10/13 15:10 ID:ONBn5hPl
 ドスン、ドスン
と大きな音を響かせながらMM04が近づいてくる。SW1号は迎え撃とうとブレードを構えようとするが
 [腕部関節エラー発生]
 その文字が流れ、両腕が上がらない。どうやら先ほどの攻撃で関節部に過負荷が係り、エラーが発生したらしい。
「腕がつかえなくても、まだ足があるわ」
 SW1号はそう叫んで飛び蹴りを繰り出す。
  カキーン
 金属同士がぶつかる甲高い音が響く。
 MM04のボディーにSW1号のキックがクリーンヒットしたのだ。
 しかし、MM04はまったくひるむ様子はない。
「すごいキック。生身の人間ならひとたまりもないわね。
 だけど私のウェイトではどうということはないわ」
 そう言って腕を振り回すMM04。
(このままでは勝てない。ブレード無しでは・・・)
 そのとき一つのアイディアが和美としての意識に浮かぶ。
(これなら勝てる)
 自分の能力とアイディアを比較してSW1号は確信した。

「こっちよ。私を倒したければこっちに来なさい」
 その方法は木々が生い茂るここでは不向きでした。
 そこでSW1号はMM04を挑発して誘い出すことにしました。
「虎の子のレーザーブレード無しで勝てると思っているの?」
 そう言い、MM04は追いかけてきた。
 そして、林の中、木のない地点まで来るとSW1号は飛び上がり空中で反転して、だらんと下がった手にブレードを発生させて斬り付ける。
 重力加速とブースターの威力で高速になったブレードはMM04の右腕をやすやすと切り裂く。
「きゃー! 私の腕がー!!」
 そう悲鳴をあげるMM04を横目に同様に左足を斬り飛ばした。
265M.I.B:03/10/13 15:42 ID:ONBn5hPl
「もうあなたの負けよ。降参しなさい」
 その言葉を聞いたMM04はそれでも抵抗しようと左手を振り上げる。
「私がこの身体から開放されるにはあなたを倒すしかないのよ」
 和美はその姿に自分を重ねた。
「あなたではもう私に勝てない。それに博士に頼めばあなたの為の新しい体を作ってくれるかもしれない」
 思わずそう口走っていた。
「わかった。あなたを信じる。私じゃあもうあなたに勝てないし・・・」
 そういって、振り上げた左手を下ろし、差し出してきた。
 SW1号がその手をつかもうとした時、
「裏切りは許されないわ」
 そう言う声が聞こえMM04は左手と右足でSW1号を押さえ込んだ。
「裏切り者には死の制裁、その程度当たり前。でもあなたには敵と一緒に吹き飛んでもらうわ」
 そう言うと、MM04の表情は見る見る恐怖に染まる。
「自爆装置起動確認。いっいやーー!! 私死にたくない!!!」
 絶叫が響き渡る。

 SW1号は冷静に状況を観察した。
 先ほど抱えられた衝撃で腕のエラーは消えている。
「あなた、自爆装置は何処?」
 自爆装置さえ破壊すれば2人とも助かる。そう思ったのだ。
「私の胸よ。でもダメ。自爆装置は生命維持装置に繋がっていて、正しい手順で止めないと維持装置まで停止してしまうわ」
「そんな、それじゃあ出来ない」
 そう言った瞬間
 [外部制御強制コントロールON]
の文字がおどり、和美の意思と反してレーザーブレードがMM04の胸を貫く。
「えっ?」
「かぁ、はぁ、いっ、いや、しに、た、く、な・・・」
 MM04は動きを止めた。
266M.I.B:03/10/13 15:50 ID:ONBn5hPl
 研究所に戻ったSW1号は博士に向かって問い詰めた。
「なぜ? なぜあんなことをしたの? あんなことをすれば彼女が死ぬことは分かっていたじゃない」
「君は何を怒っているんだ。あのままでは君も一緒に吹き飛ぶところだったのを助けただけだろうが」
「でも彼女を助けることが出来たかもしれなかったのに・・・」
「君は何か勘違いしているようだな。君は兵器だ。正義の味方じゃない。兵器の役目は敵を倒すことだ。それを忘れるな」
 博士はそう言うと部屋を出て行った。

「私はただの兵器なの? 目の前で泣いてる子も助けられないの?」
 悲しみが和美の心に吹き込んでいた。

 第2話 完
267M.I.B:03/10/13 15:55 ID:ONBn5hPl
ふう。
第2話も終了しました。
最初の予定の1.7倍ぐらいの分量になってしまった。
休日なのでまとめて書く時間がありましたが、
これからはあまり時間が取れそうにないのでゆっくり書いていきたいと思います。
それでは、感想、ネタを随時お待ちしております。
268名無しさん@ピンキー:03/10/13 18:24 ID:pW9OPlND
乙〜。
サイボーグ少女の悲哀がひしひしと伝わってきて…。



もっといぢめてやってください。
269名無しさん@ピンキー:03/10/13 20:25 ID:jTpkZkY1
凄い!イイ!最高!



残された生身の乳首は異様に性感が高められていて………

なんてのは当然だめか。
270M.I.B:03/10/14 00:04 ID:PT9ss1zl
第3話出来てるところまでageます

美少女兵器 セーラーウェポン
 第3話 
「新兵器開発 セーラーウェポン3号完成」

 <マシーナリーメイデン謁見の間>
「機甲将ヴァネッサよ、先の戦闘見せてもらった。余が与えた素体を用いたサイボーグ兵とセーラーウェポンとやらの戦い、余興にしてはなかなか楽しめた」
 その声に居並ぶ幹部達は頭をたれ静かに拝聴していた。
「だが、貴様に与えた命令は敵対するサイボーグの捕獲もしくは破壊だったはずだ!」
「申し訳ございません。今一度機会を、さすれば今度こそ」
「いいえ、今度は私にご命じ下さい。陛下」
 懇願する機甲将ヴァネッサを他所に一人の女性が進み出た。
「ほう、獣機将アンジェラよ。お前には策があるのか?」
「はい、陛下。やつは飛行型サイボーグ。狭い所に誘い込めば、その力を発揮することはかないますまい。つきましては素体を2体いただけませんでしょうか」
「よかろう。先日捕らえた素体から好きなものを2体持っていくがいい」
「はは、ありがとうございます。それでは早速サイボーグ兵の作成にかかります」
 獣機将アンジェラは謁見の間を出て行った。

271M.I.B:03/10/14 00:05 ID:PT9ss1zl
 <獣機将アンジェラの改造処置室>
 1人の少女が手術台に拘束されている。そこへアンジェラが近づく。
「起きなさい」
 アンジェラはそう一言言うと、少女に電気ショックを加える。
「ギャー!」
 悲鳴が上がり、少女は目を覚ます。
「お目覚めのようね。突然だけど、あなたはこれの事が好きかしら?」
 少女の前に、一匹の蜘蛛が差し出された。
「くっ蜘蛛、いやー! やめて、それを近づけないで」
 少女は異常なまでに怯え、恐れた。
「あら、あなた蜘蛛のことを嫌いなの」
「くっ蜘蛛だけはダメなんです」
「そう、それじゃああなたに素晴らしい身体をあげる。二度とそんなことが言えないように」

 その数時間後、アンジェラの処置室からはこの世のものとは思えない悲鳴が聞こえた。

「セーラーウェポンよ、私はマシーナリーメイデン獣機将アンジェラ貴様に挑戦を申し込む。この挑戦を受ければ我々が捕らえている改造素体用の少女を1人解放しよう。
安心しろ。そいつには一切手を加えたりしない。受けるなら次の場所に来い」
 モニターをOFFにしながら、博士は説明を開始した。
「これは特殊な周波数帯で流されたものだ。まあこちらの技術力があれば受け取れる考えたのだろう。
 場所は郊外にある例の廃病院だ」
 その病院は医療ミス問題の、対応ミスがもとで閉鎖されたかなり大きなものである。
「もちろん君には行ってもらう。罠であるのは確かだが、奴等を壊滅させるためには、この程度で立ち止まるわけにはいかない」
「はい、私もそう思っていました」
 こうしてSW1号が挑戦を受けることが決まった。
272M.I.B:03/10/14 00:05 ID:PT9ss1zl
「ここが約束の場所ね」
「よく来たな、セーラーウェポン。私は第4手術室にいる。ここまで来るんだ。」
 SW1号が病院内に入ると、館内放送がかかった。
 第4手術室は6階建ての病院の3階奥にあった。
 SW1号は注意深く進み手術室にたどり着いた。
 ほとんど明かりもなく見通すことは出来ないが、辛うじて1人の女性と拘束されたセーラー服姿の少女がいることがわかる。
「ようこそ、約束の素体はそこよ」
 女性は挑戦状に映っていたアンジェラだった。
「彼女は保護させてもらいます」
「ええ、よくってよ・・・ ただしこの子に勝てたのならね!!」
 女性がそう言うと同時に天井から大きな塊が降ってくる。
「くっ」
 なんとか横っ飛びでそれを回避したSW1号は自分を押しつぶそうとしたものを見た。それは、巨大な機械仕掛けの蜘蛛だった。
 しかもただ機械仕掛けなだけではない、蜘蛛の頭部に当たるところにセーラー服姿の少女が生えていたのだ。
「蜘蛛、蜘蛛、私が蜘蛛、えへへ、私が蜘蛛・・・」
 しかも、少女は涎をたらしながら、うわ言のようにつぶやいている。
「この子はMB05、私の傑作と言いたいにだけど、この子自分の姿を見たら壊れちゃったのよね。
 蜘蛛が嫌いみたいだったんで、自分を蜘蛛にしたら好きになるかな〜なんて思ったんだけど、ダメだった見たい。
 けど、兵器としては1流よ。さあ行きなさい」
 アンジェラが命令を下すと、MB05は10本の足をカサカサと音を立てながら迫ってきた。
273M.I.B:03/10/14 00:32 ID:PT9ss1zl
 SW1号はレーザーブレードを構えて迎え撃つ。
「いくわよ」
 掛け声を上げて飛び掛るが、直角に方向転換したMB05を捕らえることが出来ない。「速い!!」
 その後も連続で切りかかるが、自由自在に前後左右と動き回り壁や天井までも動き回るMB05に全てかわされる。
「予想どおりね、狭い室内ではあなたの飛行能力は意味をなさない。それでは室内を自由に移動できるこの子を捕らえるだけのスピードを出せない。
 それじゃあこちらの番ね。行きなさい、MB05!」
 アンジェラが命じると、それまで動くことがなかった女性の上半身が両手を向ける。
  シュルルーーー
 手のひらの穴から、大量の糸が飛び出しSW1号に襲い掛かる。
「えっ、きゃー!」
 SW1号は回避することも出来ず、あっという間に両手を身体に縛り上げられてしまう。
「次は足よ」
 アンジェラの命令でSW1号の足もから娶られてしまう。

「ほほほ、いい様ね。それじゃあお持ち帰りさせてもらいましょうか」
「やめて、放しなさい。この、くっ、なんで切れないの」
「むだよ、これを引きちぎるには人間の25倍の力がいるわ。
 今までのデータからあなたの筋力は常人の10倍程度、それでは絶対無理よ」
(このままじゃまずいわ!)
 そう思ったときだった。
 [非常事態用ブースト始動、緊急離脱]
 目の前に躍る文字を認識するやいなや、バックパックのブースターが激しく火を吹きSW1号の身体は窓を突き破り建物の外に飛び出した。
「くそ、逃げられたか!」
 アンジェラが窓の外を眺めた時には、SW1号の姿は遥かかなたに飛び去っていた。
274174:03/10/14 01:48 ID:Ul679kvS
む〜、ただただすばらしい・・・
275M.I.B:03/10/14 02:09 ID:PT9ss1zl
「相性が悪い相手もいると考えていたが、ここまでとは」
 回収されたSW1号を前に博士は1人つぶやいた。
「やはり2号以下の開発を急がなければ・・・」
 その背後にはメタリックグリーンの人の手足が置かれていた・・・


 和美が目を覚ますと、そこは自室のベッドの上だった。
 手足は肌色になっており、擬人モード中のようだった。
(博士が気を使ってくれたのかな?)
 昨日のことが気になったがD1もいないようなので、和美はとりあえず学校に向かった。

「和美ちゃん、どうしたの? このごろほんとに変だよ」
 和美が学校に着くなり双葉に抱きつかれた。
「ごめん、双葉。今、私、疲れてるの」
 和美は双葉を引き離して席についた。
276M.I.B:03/10/14 02:16 ID:PT9ss1zl
 放課後になり和美が帰ろうとすると、双葉が近づいてきた。
「和美ちゃん、一緒に帰ろう」
「あなた、部活あるんじゃないの?」
「少しぐらいなら大丈夫。だから帰ろ」
 双葉は無邪気の顔で言ってきたが、その悩みのない表情に和美は疎外感を感じた。
(自分は決して他人に言えない悩みを抱えているのに、この子は何でこんなにも幸せそうなの?)
「和美ちゃん、なんか悩み事あるの?」
「あなたには関係ないでしょ!」
 和美は思わず大きな声を出してしまった。教室中の目が集まる。
 和美はいてもたってもいられずになり、教室を飛び出した。
 双葉はその後姿をさびしそうに眺めていた。
「和美ちゃん・・・」

 双葉は1人さびしく帰宅の途についていた。
「和美ちゃん、このごろ変!」
 以前なら自分を可愛がってくれたのに、半月ほど前から急に自分を避けるようになった。
「和美ちゃん、何か隠してるみたいだし。私じゃ力になれないかな?」
「僕達に全てを委ねてくれるなら、君は彼女の力になれるよ」
 その声が聞こえたのはその時だった・・・
277M.I.B:03/10/14 02:26 ID:PT9ss1zl
「あれ? 幸恵。双葉、今日休みなの?」
 次の日、学校に双葉の姿はなかった。

 敵のサイボーグと再戦をしようとしたSW1号だったが、バックパックが無理な緊急ブーストのせいで使用できず、そのためレーザーブレードを発生させることも出来ない。
 機能の放課後に博士の研究室に行き修理を頼もうとしたが、最優先で行う作業があるとの事で取り合ってくれない。

(まさかマシーナリーメイデンに捕まったのでは?)
 和美の心にそんな不安が浮かぶ。だがそれはHRでの担任の一言で解消される。
「斎藤は風邪で欠席だそうだ。親御さんから連絡があった」
 その言葉に和美は安心にしたが、同時に
(早く敵を倒さなくちゃ。今は無事かもしれないけれど、いつ双葉や幸恵が奴等の毒牙にかかるかわからないもの)
と、心に誓うのだった。
278M.I.B:03/10/14 03:00 ID:PT9ss1zl
 放課後になると和美は一目散に博士の研究室に向かった。
 今日こそバックパックの修理をさせるつもりだった。

 前日は入室を拒まれた手術室に来るように言われ、和美は中に入っていった。
「手術なら今朝のうちに終わった。それよりもここに着たら擬人モードを解きたまえ」
 言われて、和美は自分がSW1号となってないことに気付いた。
「はい、わかりました」
 擬人モードを解き、本来の姿を取り戻したSW1号をみて納得した。
「博士、改造と仰っていたけれど、何を改造していたんですか」
「ああ、今製造していたのはセーラーウェポン2号、君の仲間だ。
 見たまえ」

 そこにいたのはSW1号と違い、メタリックグリーンの手足した少女の後姿だった。
 しかし、その体つきはとてもではないが中学生とは思えないほど小さい物だった。
「こんな小さい子を酷いです!!」
 SW1号はたまらず抗議をした。
「そんな事はない。君と同じ年齢のはずだ」
「この子が私と同い年?」
 その言葉を聞いた瞬間、和美としての意識に何か引っかかるものがあった。
(私と同い年でこの体格、そして昨日から居場所がわからない・・・
 でも、あの子は風邪で家にいるはず。そうよ、こんな所にいるはずがない!)
 そう思った瞬間、SW2号の首筋に奇妙な痣を見つける。
(これは、あの子の首にもこんな痣が・・・
 いいえ、違う。そんなことがあるはずない)
「どうしたのかね、早くこちらに来て見たまえ」
 怯えるSW1号の姿を見て博士は不思議そうに言った。
 その言葉に従ってSW1号は2号の前に回りこみその顔を覗き込んだ。
 そして、研究室内に悲鳴が響き渡った。
279M.I.B:03/10/14 03:12 ID:PT9ss1zl
>>278
2号の正体、丸わかりですね。
とりあえず、今日はここまでです。
なるべく速いうちにageますので、請うご期待。
280名無しさん@ピンキー:03/10/14 07:49 ID:njWXBxqv
>>279
このための伏線だったんだ。うーん。
設定のときから考えてたんだったらスゴイなぁ。
2号がどんな反応してくれるのか楽しみ。
281名無しさん@ピンキー:03/10/14 08:59 ID:7UMZCSOI
ヌきました!
282名無しさん@ピンキー:03/10/14 12:49 ID:SrhNlr+i
人形化萌え方面のかたには申し訳ないでつが。
ここで第三勢力(善人)が現れてサイボーグ娘たち(味方・敵側両方)が救われると、けなげ系属性な自分には萌えなのであります。
サイボーグ化されちゃった体はもう生身には戻らないけど、この嫌な体もみんなを助け出すために利用する事ができるなら……と、少しづつ機械の体を受け入れるようになったり。
で、同じ境遇の娘を救出する&悪の二大勢力に立ち向かう物語が始まる、みたいな。
人形化属性のかた、ごめんなさいでつ。
283180:03/10/14 14:16 ID:oI+tqt5Y
ここまで書かれてるのですから、プロットや大枠が決まってると思います、
方向転換を提案するよりも、自分の中に人形属性を作られたらどうでしょう
あくまでも、おはなしなのですから
私も、けなげ系属性で勧善懲悪が好きだけどね

ちょつと提案、機将たちは、サイボーグ研究者を兼ねる?それとも別に居たり
つまり4人目の幹部で、博士のライバルとか、
284282:03/10/14 16:43 ID:SrhNlr+i
>>283
あ、方針転換を望んでいる訳じゃないんでつ。
ただ、こうなら萌えるなあ、というだけでつ。
けなげ系ネタを作る上での参考になるかなと思っただけで。
285M.I.B:03/10/14 18:35 ID:PT9ss1zl
えーと校正前の古いバージョンを送っていました。
髪の毛に関する記述が抜けています。
SW達は頭部の改造を行うのでその時に頭髪を全て剃り上げてしまいます。
そこで人工の毛髪を移植されており、SW1号は銀色の髪が移植されています。
これは皮膚と同じで擬人化モード時は黒髪になります。

>>283
敵の幹部は人機将シルビア、機甲将ヴァネッサ、獣機将アンジェラの三人で
それぞれが自分でサイボーグ開発を行っています。
シルビアは人型のサイボーグを
ヴァネッサは何かの機械に人を組み込んだり、人に大規模な機械を組み込むサイボーグを
アンジェラは動物や昆虫、魚などと組み合わせたサイボーグを作る傾向があります。
そのため今のところ4人目は考えていません。
それに博士のライバルは・・・
秘密です。

286M.I.B:03/10/14 20:32 ID:PT9ss1zl
第3話後半いきます

「イヤー!! ふっ、双葉! なんであなたが!!」
 SW2号は和美の親友、斎藤双葉だったのだ。
 双葉の幼い身体は四肢をメタリックグリーに作り変えられ、綺麗な黒髪も全てグリーンに変わっていた。
「なんで! なんで双葉なんです!!」
 1号は博士に食って掛かった。
 襟をつかんで締め上げようとした時
 [禁止事項1 製造者に危害を加えてはならない]
との文字が躍り、1号の身体がロックされる。
「怒られても困るな。私は最も優れた素体を探していて、彼女を見つけた。
 そして、彼女は私に自分の体を自由にして良いと言って来たのだ」
「そんな事言う筈ないわ」
「それについては本人に訊こう。ほら2号の初起動だ」
 博士がそう言うと、それまで身動きしなかった2号の瞳が開く。
「うーん、あれ、ここは何処?」
「目覚めたようだな、2号。状態はどうだ」
「はい、手足、人工臓器ともに良好です。 あっ、あれ? 勝手に口が」
 2号は自分が口走ったことに不思議がっている。
287M.I.B:03/10/14 20:34 ID:PT9ss1zl
「双葉!、双葉!!」
「あっ、和美ちゃんだ! やっほー。あれ体が動かない?」
 2号は自分の手足が動かないことに驚いている。
「えっ、何これ、ボディーコントロール OFF? 何なの、いや助けて和美ちゃん」
 その姿を見て博士は
「1号2号動いても良いぞ」
と言うと、2人とも自由になり、2号は1号に抱きつく。
「和美ちゃん、こわかったよ〜!」
「それより双葉、あなたその・・・」
「あれ、和美ちゃんすごいかっこうしてるね。服もすごいけど、手とか足まですごいよ」
「これは・・・ それよりあなたも」
「えっ、本当だ。和美ちゃんは銀だけど僕は緑だね。けどこれどうなってるの? 外れないよ」
 2号は自分の手足に何か被せてあるかと思ったらしく、必死に外そうとしていた。
「それについては私が説明しましょう」
 そういって博士が進み出てきたのだった。
288M.I.B:03/10/14 20:42 ID:PT9ss1zl
「君はサイボーグとして生まれ変わった。いや、斎藤双葉と言う少女を素材に作り上げられたサイボーグ兵器セーラーウェポン2号、それが君だ。さあ自己紹介をしてみたまえ」
「私は博士に製造されたサイボーグ兵器セーラーウェポン2号です」
「よくできました。わかったかい?君は機械仕掛けのサイボーグ兵器だ。もう人間じゃない」
「僕、サイボーグになったの?」
 そう言いながら、こちらを悲しそうに見る2号に、1号はうなずくしかなかった。
「さてそれじゃあ1号の疑問を解くこととしましょう」
 博士が手を叩くとD1がやってくる。
「やあ、無事に2号になれたようだね」
「きみは、あのときの・・・」
 2号はD1を見て驚いたようだった。
「さて、2号。君は斎藤双葉としてSW2号の素体になることを了承したはずだね」
「そんな事ない! 私知らない!」
「いまさらそんな事言われても困るな。D1。君がした2号の素体との会話を見せてくれ」
「はい、わかりました」
 そう言うとD1はいつものように映像を映し出した。

「和美ちゃん、何か隠してるみたいだし。私じゃ力になれないかな?」
「僕達に全てを委ねてくれるなら、君は彼女の力になれるよ」
「本当。私、和美ちゃんの力になれるの」
「ああ、ただしそれには君の体が必要なんだ」
「いいよ、私の体を好きにしていいから、和美ちゃんの力になりたいんだ」

「どうだね? 2号」
「あれ? 僕、言ってる。言ってるよ和美ちゃん」
 2号はそう言うと、1号の胸で泣き始めた。
 1号はそんな2号を抱きしめながら何もいえないでいた。
289M.I.B:03/10/14 20:43 ID:PT9ss1zl
15分ほど泣きつづけた2号が泣き止み落ち着いたのを確認すると博士が切り出した。
「2号、君は自分がおかれている状況が理解できているか?」
「はい、僕は博士に改造されてサイボーグ兵器のSW2号になりました」
 2号はボソボソと小さな声で答えた。
「それだけでは不十分だ、今から必要事項を説明しよう」
 博士はそう言うと、敵や自分達の目的、サイボーグ兵器としての基本スペックなどの説明をしたが、2号の能力は1号と少々異なっていた。

「2号はスピードタイプのサイボーグとして開発した。そのため小柄で運動能力に優れた双葉君を君の素体としたのだ。
 1号に比べて、脚力を大幅にアップしており、心肺機能も改造により小型化、高性能化してある。
 また、武装も2号は放電装置を装備しており、体内の心肺機関を置き換えることでできたスペースの充電装置から10万ボルトまで放電が可能だ」

 全ての説明が終わると博士は2号の姿を見て、
「このまま格好でいるわけにいかないな。君にもSWとしてのユニフォームを着てもらう」
 そう言うと、コンソールを叩いてセーラー服を取り出しました。
「さあ、着たまえ。1号手伝ってやれ」
 そう言われ2号に着せると、それは1号のものと同じデザインだがスカートとマントは2号の四肢と同じグリーンに染められていた。
「えへへ、お揃いだね。ほら、服だけじゃなく手足まで一緒だよ」
 そう言いながら2号は壊れそうな笑顔で1号に笑いかけた。
「大丈夫、双葉、大丈夫よ。私が一緒にいるから。ずっと一緒にいるから」
 今の1号にはそう言って抱きしめることしか、2号と化した双葉にできることは無かった。
290名無しさん@ピンキー:03/10/14 20:44 ID:0KzKXy6O
健気系キタ?
291M.I.B:03/10/14 20:44 ID:PT9ss1zl
「さて、早速だが例の蜘蛛型サイボーグを倒さねばならない。やつは、いまだ例の廃病院に潜んでいるようだ。
 そこで1号2号、2人で行ってやつを破壊してもらいたい。
 1号のバックパックは修理が完了している。受け取りたまえ」
「そんな、双葉も戦わすんですか」
 1号が反対の意思を示すが2号が腕をつかみ静止した。
「大丈夫、僕もやれるから。それにこれからはセーラーウェポン2号って呼んで。
 僕はもう斎藤双葉じゃないんだから」
「その通りだ。ただし、2号もちゃんと1号と呼ぶように」
「はい、わかりました。博士」

 2体のセーラーウェポンは廃病院に来ていた。
 館内に入ると前回同様、館内放送が入る。
「あら、今回は2体セットなの。いいわまとめて捕まえてあげる」
 言うだけ言って放送は切れた。
「いい2号戦闘なれしていないあなたはできる限り後ろにいるのよ」
「うん、わかったよ。かず・・・ あっ、そう呼んじゃいけないんだね。わかったよ1号」
 あの双葉までが自分を1号と呼ぶ、その事実が和美としての心を傷つけていった。
292M.I.B:03/10/14 20:45 ID:PT9ss1zl
 前回と同じ第4手術室、その入り口まで2体は来ていた。
「いい? いくわよ」
「はい」
 そう言い合い、扉を開ける。
 そこには、前回と同じ蜘蛛型サイボーグBM05と人質の少女がいた。しかし前回はいた獣機将アンジェラの姿は無かった。
「いきなさい、BM05」
 館内放送からアンジェラの声が響くとBM05は猛然と襲い掛かってきた。
「くっ」
 1号は迎え撃つが、BM05のすばやい動きに追いつかない。
 それどころか見る見るうちに部屋の隅に追い詰められてしまう。
(このままじゃ和美ちゃんがやられちゃう)
 そう思ったときには2号は飛び出していた。
「「「えっ」」」
 そのあまりのスピードに飛び出した本人すら驚きの声をあげていた。
 そのまま身体ごとぶつかる2号。対応できずにもろに食らってしまったBM05は大きく吹っ飛ぶ。
293M.I.B:03/10/14 20:48 ID:PT9ss1zl
「やった。僕やれたよ。和美ちゃん」
 そう言って1号に近づく2号にBM05から糸が飛ぶ。
「あっ、くっくそー。放せー」
 油断していた2号はあっけなく捕まってしまう。
「ふっふっふ。先ほどのスピードには驚いたけれど、捕まえてしまえばこちらのものよ。やりなさい、BM05」
 アンジェラの声に反応してBM05は2号を壁に叩きつける。
「双葉ちゃん!」
 思わず叫ぶ、1号を尻目に再び2号を投げつけようとした時、
「僕だって戦えるんだー」
 その叫び声とともに2号から高圧電流がほとばしる。
 それは糸を伝って、BM05を襲った。
 バリバリ
 体中から煙を上げるBM05を見た1号は思った。
(いまなら私でも奴を斬れる)
 次の瞬間、1号は叫び声を飛び出していた。
「食らえーー!!!」
 その一撃はBM05の身体を真っ二つに切り裂いた。
294M.I.B:03/10/14 20:49 ID:PT9ss1zl
「どうやらあなたたちの勝ちのようね。しかたないわね、商品は差し上げるわ。ご自由にお持ち帰りください」
 館内放送からは悔しそうなアンジェラの声がする。
 部屋の隅には人質にされていた少女が拘束され猿轡を噛まされていた。
「大丈夫ですか?」
 1号が猿轡を外すと、少女があせりながら、
「逃げてください。私は爆発します」
と言った。
「私の身体はもうただの爆弾です。いま信管が起動しました。このままではこの建物ごと吹き飛びます」
「あらあら、だめじゃない。罠が、自分は罠だ。なんて言っちゃ。
 なあに、怒っているの? でも2対1じゃ不公平でしょ。だから2対2になるようにしたの」
 怒りの表情をする1号にからかうようなアンジェラの声が響く。
「どうせ私の身体は動かすことも出来ない爆弾なんです。生き延びても余命は3日ほどだそうです」
「でも・・・」
「いいんです。私も妹もこんな身体にされた時点で死んだんです」
 少女はそう言ってBM05の方に目を向ける。
「それじゃあ、あの子は・・・」
「はい、私の妹です。でもいいんですあんな機械仕掛けの化け物の一部として生きる続けるくらいなら・・・。だから速く逃げてください。そして私たちみたいな不幸な人を減らしてください」
「くっ、わかりました。いくわよ」
 1号は2号の手を取り、部屋を飛び出し空に飛び上がった。
 そのとき、大きな音と強い光があたりを支配し、廃病院は一瞬のうちに吹き飛んだ。
295M.I.B:03/10/14 20:49 ID:PT9ss1zl
 その光景を上空から眺めながら2号はつぶやいた。
「和美ちゃん、あの人泣いてたね」
「ええ、そうね」
「私たち、勝ったのだよね。和美ちゃん」
「ええ、勝ったのよ」
「あっ、そうだ。和美ちゃんって呼んじゃいけないんだ。1号って呼ばなきゃ」
「いいの、私もあなたを双葉って呼ぶから」
 しばらくの間、無言で過ごす二人だが、急に2号は泣きながら1号を強く抱きしめた。
「怖かった。怖かったよ!。和美ちゃん」
「大丈夫。大丈夫よ。双葉、私があなたを守るわ。だから安心して」
「うわーん、和美ちゃーん」

 2人はそのまましばらくの間、そこで燃え上がる病院の火を眺めていた

 第3話 完
296M.I.B:03/10/14 21:06 ID:PT9ss1zl
第3話まで終わりました。
どうでしたでしょうか?
よろしければ感想お待ちしています。
ちょっとネタだしの時間と他にやりたいこと(書きかけの文・できたらここに上げたいと思います)があるので、
第4話は少し時間がかかると思います。

>268
がんばってもっといぢめたいと思います。
>269
エロシーンを入れる自信が無いので・・・
>280
一応考えていました。
>281
エロなしなのでヌける人がいるとはある意味嬉しいです。
>290
>健気系キタ?
そんな事はありません。やっぱり酷い事してます。
というか健気系に見えますか。
297名無しさん@ピンキー:03/10/14 21:18 ID:0KzKXy6O
いや、和美を想う双葉が健気。
298M.I.B:03/10/14 21:20 ID:PT9ss1zl
>297
なるほど
299名無しさん@ピンキー:03/10/14 21:23 ID:nnUdt/6p
蜘蛛型サイボーグに付けられた少女がセーラー服姿ってのが最高イイデツ!!
まだ幼く未来があるはずだった無垢な少女、うつくしくあどけない体を醜い機械に改造!
しかも学校制服という操の象徴を着せられ、意志に反して戦闘に使われる!!!
んんん〜、これ萌え過ぎ!
300名無しさん@ピンキー:03/10/14 21:58 ID:nnUdt/6p
セーラーウェポンのルックス、可愛らしくも可哀想なところが萌え〜
301名無しさん@ピンキー:03/10/14 23:02 ID:nnUdt/6p
セーラー服姉妹をまとめて改造!妹は蜘蛛型機械に、姉は動けない爆弾に!
(´-`).。oOさぁ次の少女はどんな改造されるのか・・・
302M.I.B:03/10/14 23:13 ID:PT9ss1zl
>>299-301
気に入ってくれれば光栄です。
>さぁ次の少女はどんな改造されるのか・・・
いくつかは考えてあるんですが・・・
ネタが尽きかけています。
皆さんどうかお力添えをよろしくお願いします。

現在は>>106さんが言われた
>大学の工学部あたりでロボットの研究をしている22歳くらいの研究一筋の美女(処女)が、
>偶然自慰の快楽に目覚め、人知れずそれを追求する余り自分の身体を少しずつ改造するように
>なって、気がついたら完全なセックス専用サイボーグになっていた。
>で、そのことを研究室の仲間(男性)に知られてしまい、玩具として弄ばれる、
と言うネタから作った文が書きかけで放置されているのを完成させようとしています。完成したらageますのでよろしく。
303174:03/10/15 00:03 ID:Are3Yr2y
全裸少女の手足を切除した胴体にタコのような脚をたくさんつけてセーラーウェポン達を長時間緊縛するのはどうですか?
それかガンタンク状サイボーグ!全裸少女の腰から下を切り捨ててキャタピラサイボーグと合体。
腕も肩から切り捨ててどでかい砲身。肩からも砲。
しかもキャタピラ部分も全裸少女改造のサイボーグで、うつぶせにされた体位で手足を切除されてキャタピラを接合されている。
2体のサイボーグが使われることで全方位に死角が無く、SWたちを苦しめる。
なんて使えませんか?
304174:03/10/15 00:06 ID:Are3Yr2y
いっそのことこいつらもセーラー服姿のまま改造しちゃった方が萌えですかね(w?
305M.I.B:03/10/15 00:10 ID:sO0POC6k
174さん
ネタだし、ありがとうございます。
ガンタンクは考えていたんですが、キャタピラ部分まで改造した少女とは・・・
流石ですね。
しかし全方位というとキャタピラ部分の少女は後ろ向きにつけられているのか
それだと股間が前側で丸見えに・・・
306174:03/10/15 00:25 ID:Are3Yr2y
そうです砲台サイボーグが前の場合キャタピラサイボーグの股間は丸見えです。
そしてどちらも前後になり得ます。
上下2体のサイボーグの視覚でsw達を確認すると同時に、反射的にswに向かって前進、攻撃します。
「人殺しなんかしたくないよぅ!」などと思っても改造された体が勝手にSW破壊のために何だってしてしまうのです。
307M.I.B:03/10/15 01:38 ID:sO0POC6k
新作いきます
>>106さんのアイディアをアレンジして使わせてもらいます。
それでは「SEX DOLL YUKI」始まります。

SEX DOLL YUKI

<PROLOGUE>
 メタリックシルバーの体に白い液体を多量に付着させたまま、私はベットの上にいるマスターの上に腰を下ろした。
「YUKI。しっかり動け。おまえの役目は俺達人間様を楽しませることだろうが。
 手抜いてるとバラバラにするぞ!」
「はっ、はい。今すぐ動きます。どうか私の体を楽しんでください」
「お前のここは、どんなに使ってもいつまでもいい調子だな。
 さすがは100年に1人の天才が設計しただけあるな」
「あっ、ありがとうござ、ございます」
「だがその天才も今では機械仕掛けのSEX人形だ」
「はい。YUKIは皆様にご奉仕するSEX DOLLです」
「よしいくぞ。中だししてやるからお前も一緒にいけ」
 私の下で快楽をむさぼっていた彼は私にむかってリモコンを操作した。
 その瞬間、私の頭の中を電気が走り凄まじい快楽が全身を貫く。
「アアー。イキます。いっちゃいます」
「それ!出るぞ!」
 私の体の中に熱いものが流れ込んできた。
「ふう。いくら中出ししても大丈夫だから安心してできるな。」
「どうもありがとうございました。またいつでも私の体をお楽しみください」
「まあ、俺達が飽きるまでは使いつづけてやるよ。
 だが飽きたら売っぱらって、新しいSEX人形を買うからな
 中古のSEX人形なんてどんな扱い受けるかわからんが俺たちの知ったことじゃないからな」
「それだけはお許しください。精一杯のご奉仕を致しますから」
「せいぜい、飽きられないように頑張るんだな。はっはっは」
 彼は、笑いながら部屋を出ていった。
 私は明かりが消えた部屋で、涙を流すことも出来なくなった体を抱えて1人悲しみに打ちひしがれていた。
308M.I.B:03/10/15 01:39 ID:sO0POC6k
<1−1>
 私が道を間違えたのは一体いつだったのだろうか?
 思えば全てはあの健康診断の結果が全ての始まりだったではないだろうか。

 あのころの私はまだ斎藤有紀という名の夢も未来もある1人の人間でした。
 大学院進学が決まり入学にあたっての健康診断を受けた私に突きつけられた結果は、子宮ガン。
 今後のことを考えると子宮を含む性器周りの全摘出しかないと、医者に言われ私は目の前が真っ暗になったのを今でも覚えています。
 研究一筋で生きてきた私は当時は女の喜びを知らない、俗に言う、処女だったのでした。
 私は当時最大の理解者であり、両親と死別した私にとって父親同然に慕っていた、自分の担当教授の吉田先生に相談しました。
 しかし、これこそが今の私のSEX人形とそのオーナーという関係を作り出す原因だったのです。

 私の相談を聞いた教授は心の底から心配したような顔して、私にこう持ちかけました。「人工性器の開発をしないか?」
と。私は意図が掴めないでいると
「君はもう子供を作ることは出来ない。しかし女の喜びまで失うことはない」
と私に、自分のための人工性器の開発を進めてきたのです。
 数年前に開発された特殊金属によりまるで人間の肌のような質感と感触を再現できるようになり、性器のように触感が重要な器官も再現が可能になりつつあったのです。
 当時、私は名義こそ教授のものだが実際には私個人の研究成果として多くの画期的な人工臓器の開発をおこなっていました。
 教授は私の才能を信じ、私のために機材と資金を提供するから自由に使ってよいと言い、私はそのあまりの熱意に押され、自分のための人工性器を、今では男達を喜ばせるためだけに存在する私を象徴するおぞましいモノを作ることにしたのでした。
309M.I.B:03/10/15 01:40 ID:sO0POC6k
<1−2>
 現在、人工臓器は医学用に開発され多くの人命を救っています。
 人間の体を機械に置き換える事に対して反発する人々はいましたが、人の命を救うこの技術はすばらしいものであり、この開発に従事することに当時の私は誇りを持っていました。
 女の子がさらわれて、SEX用のサイボーグにされて売られるなんて都市伝説があっても冗談だと笑い飛ばしていました。まさかほとんど同じ事をわが身で体験するとも知らずに・・・

 結局、私は性器の全切除というかなりの大手術を無事乗り越え、退院するとすぐにこのおぞましい人工性器の開発を始めました。
 いくつかの困難もあったが教授の持つ不自然なまで詳細なデータ(当時の私は気付かなかったが)のおかげ、で人生最高傑作の人工臓器であるこの人工性器の開発に成功しました。
 しかし、ひとつだけ問題がありました。私は手術で自前の性器を切除した際に、通常利用する神経節も切り取ってしまったのです。
 だが、これを解決する方法は教授が提示してくれました。
 いくつかの神経をバイパスして、脳に直結したミクロン単位の変換機に送ることでこの問題を乗り越えることが出来ました。
 そして、遂に完成したモノを私に埋め込む時がきました。
310M.I.B:03/10/15 07:39 ID:sO0POC6k
<1−3>
 私たちの研究室は、私の開発した人工臓器のおかげで資金は潤沢でした。
 それでも教授が導入した全自動置換装置は高価すぎました。
 私が、
「こんな高価なもの。私の為に悪いです」
と言うと、教授は
「なに、これから何度も使うんだ。そのために最適なものを購入したに過ぎんよ」
と笑って受け答えてくれました。
 この時の私には、その言葉の真意を気付くことは出来ませんでした。

 私は機械の操作を教授に任せ、機械の中に入りました。
 機械の仕組みは事前に作っておいた人工臓器をセットし、人体のどこに組み込むかを事前に設計図を作り入力しておくことで、自動的に必要な手術をおこなってくれるというものでした。
 2時間ほどで私の手術は終わりました。
 教授は術後の経過が見たいと言い、大学から私に与えられた部屋で休むよう言うので、一人暮らしの私はその言葉に従い、その部屋に泊まりました。
311M.I.B:03/10/15 07:45 ID:sO0POC6k
<1−4>
 その夜、私はなんとなく自分の作った人工性器のできが気になってテスト(つまり自慰)をしてみようと思いました。
 いくら、私が処女でも自慰くらいは経験があったので、その時との差がどの程度有るか比べるつもりでした。
 しかしそんな考えは一瞬で吹き飛んでしまいしました。
 指が触れるだけで、今まで感じたことがある数十倍の快感が私を貫いたのです。
 私は生まれて初めての絶頂を感じながら気を失いました。

 次に目を覚ますと、教授が心配そうに覗き込んでいました。
「どうしたんだ」と、語りかけてくる教授に私は、機能テストをしようと考えたこと、そして凄まじい快楽であっという間に気絶してしまったことを正直に話しました。
 そして、あまりにも強い快楽を出しすぎる、再調節が必要ではないかと言いました。
 すると、教授はデータから鑑みるにそれが標準的な感度であり以前の君がある種の不感症に近い症状だったのではないかと言ったのでした。
 それを聞いた私は衝撃を受けるとともに、その強い快楽に心惹かれていきました。
312M.I.B:03/10/15 07:46 ID:sO0POC6k
<2−1>
 その後、経過は順調で私は以前と変わらない生活を送りました。ただひとつを除いて。 それは、私はあれ以来自慰の虜になっていました。
 その行為が与えてくれる快楽を心の底から求め、時間を見つけては一人秘所へと手を伸ばすのでした。
 そんな暮らしの中、私の心に1つの不満が湧き上がってきました。
 それは、性器以外ではまったく感じられなくなっている自分でした。
 いくら胸を揉んで気分を出しても、もはや私は何も感じることは出来なくなっていました。また、その手の雑誌を見てアナルに手を出してみたけれども結果は同じでした。
そして、私は教授の「君は不感症ではないか」と言う言葉を信じるようになっていました。

 そんな私の目に留まったのは、あの全自動置換装置でした。
 あれから、特に利用されることもなく私の部屋に置かれていた機械を見て、私はこう思うようになっていました。
(自分は不感症なんだからその治療にこれを使えないだろうか)
 今思えばなんと愚かなことでしょう。こんなくだらない事で私は何の不自由もない生身の体を捨てようとしていたのですから。
 しかし、当時の私にはそれはとても素晴らしいアイディアに思われました。
313M.I.B:03/10/15 07:46 ID:sO0POC6k
<2−2>
 私は試しに胸とその周辺の人工臓器の開発をおこないました。
 教授が以前に置いていった資料には、偶然にもそれらに関するものも有りました。
 データだけで開発を止めるつもりでしたが、自由に使ってよいと渡された資材で作りあげる事ができた為、試作品として組み立ててみました。密かにもとの胸よりも大きめな物を。
 そこで気付いたんです。決して露出しない性器と違い、胸では金属が露出して一目瞭然です。私はそれを理由に胸を改造することを諦めたのです。

 それから2日ほど経った日でした。教授が高価な品であるはずの最新型の人工皮膚を大量に入手してきました。
 技術協力をしていた企業から研究用資料としていただいたそうでした。
 そして私の所にも、人間3人分ほどの量が資料として渡されました。
 それは私にとってあまりにもタイミングがよすぎていました。
 そして、7日後の夜には、大きくなった胸で夢心地を味わっている私がいました。
314M.I.B:03/10/15 07:49 ID:sO0POC6k
<2−3>
 胸を改造したことにより私の自慰はより激しくなっていきました。
 胸も一緒にいじる事で、より激しい快楽を得られるようになったのです。
 毎晩毎晩1人自分の部屋で力尽きるまで自慰を繰り返し、日中研究室で眠りこけていることもしばしばでした。
 激しい絶頂を感じるうちに私の心はひとつの恐怖を覚えました。
(私の心臓はこの絶頂の嵐に絶えられるのだろうか?)
 そのころ私はまれに胸の痛みを感じるようになっていたのです。
 激しい絶頂は心臓に強い負荷を与える、というのは医学的にも証明されています。
 日々の絶頂は私の心臓に負担をかけているのは確かでした。
 このままでは、下手をすると命にかかわります。しかし私はもうこの快楽無しでは生きられない身体になっていました。
 そのとき私の記憶に昔作った人工心臓のことが思い出されました。
(あれを使えば今の暮らしを続けることが出来る)
 そう考えた5日後には私の胸では機械の心臓が身体に血液を送り出していました。
315M.I.B:03/10/15 08:01 ID:sO0POC6k
<2−4>
 このころになると私は夜だけでは我慢できなくなっていました。
 しかし、いくら私でも大学でローターなどを使う勇気はありませんでした。
 指でクリトリスをいじりまわしたり、胸を揉んでも私の劣情を満たすことは出来ませんでした。
(この指がバイブレーターみたいに使えたらいいのに)
 そう考えた時には新しい義手の設計図を作り始めていました。
 その3日後には指を股間に突っ込み快楽に打ち震えていました。

 こうして私はより強い快楽を、より確実に、何時でも、何処でも、と身体を作り変えていきました。
 アナル、尿道を手始めに、無理な体位が出来るように手足を、どんな物でも受け入れられようにと内蔵を作り変えていきました。
 そして、そんな快楽と改造の日々に終わりを告げる運命の日が訪れるのでした。
316M.I.B:03/10/15 08:02 ID:sO0POC6k
<3−1>
 その日も私は大学の自分の部屋で自慰行為にふけっていました。
 私は1人激しい快楽の渦の中でおぼれていました。
 その時、急に部屋の鍵が開けられ大きな鞄を持った教授が入ってきたのです。
「お楽しみのところ悪いが、お邪魔するよ」
 そう言った彼を前にしても私の手は休むことなく動きつづけていました。
「どうやら当初の予定道理、君を作り変えることに成功したようだな。
 まるで盛りのついた動物だな、半年前まで処女だったとは思えん姿だ。
 おっと、まだ君は処女のままかこれは失礼」
 私には彼の言っていることが理解できなかったけれど、ただ蔑まれている事だけは理解できました。
「さて、今から君に重要な話をしなくてはならない。
 だが、その前に手を止めてしっかり私の話を聞いてもらおう」
 そう言い、鞄を置き、リモコンのようなものを私に向けスイッチを押しました。
 すると急に頭の中でボディーコントロールロックと言う言葉が思い浮かび首から下が動かなくなったのでした。
「何をしたんです!」
 私は思わず叫びました。自分の身体を他人にリモコン操作されるなんて信じられませんでした。
「きみがしっかりと私の話を聞けるようにしただけだよ」
317M.I.B:03/10/15 08:03 ID:sO0POC6k
<3−2>
「まず、どのくらい改造したんだい?
 その様子では首から下はほとんど全てみたいだけど」
「なっ、何を言ってるんですか。そんなことより私を自由にしてください」
 わたしは教授の言葉に激しく動揺していました。
 もちろん自分の身体を改造しているのは他人には一切秘密でした。
 そして教授に言われた瞬間、自分の身体の状況に気付いたのでした。
 自分の身体で首から下は人工物のみで構成されているということに。
 当時の私はもはや改造のし過ぎで、通常の方法では動力を確保できず、心臓の代わりに動力炉を設置し、頭部の維持の為に生命維持装置を組み込んで、それで首から上を生かしている状態でした。
「答えられんか。まあそれも無理は無い。それではその作り物の肌を脱いで今の本当の体を見せてもらおう」
 教授はそう言うと懐から取り出したビンの中身を、私に振りかけたのでした。
「これは、人工皮膚の分子を破壊する作用がある薬品だ。
 どんなに上手くコーティングしていても、人工皮膚なら物の数秒で崩れ落ちてします」 教授がそういう間にも、私の身体から皮膚ははがれ、崩れ落ちていきました。
 一分ほどたった後に残ったのは、メタリックシルバーのボディーに生身の首がくっついている私でした。
「どうやら、ボディーは完全に機械化しているようだな。
 それじゃあ、次は中を見せてもらうぞ」
 そう言って私の脇にある開閉スイッチを押し、胸の整備用ハッチを開きました。
 そこには、いくつ物機械が複雑に絡み合い、有機物は欠片も見つけることは出来ませんでした。
318M.I.B:03/10/15 08:04 ID:sO0POC6k
<3−3>
「これなら、問題ない。もう完全に機械化している。
 それじゃあ、仕上げの改造をしようか」
 教授はそう言って、私を置換装置にセットしました。
「何を言ってるんですか。やめてください。教授も見たでしょ。
 もう私の身体に改造する場所なんてありません」
「いや、まだ残っているじゃないか。ほら見たまえ」
 そう言って、鞄から取り出した物を見て私は絶句しました。
「よく出来ているだろう。これが君の新しい頭だよ」
 そう、それは私を模したサイボーグ用の頭部でした。
「いまから、これを君の頭部と置き換える。ああ、中身はしっかり移植するから安心していいよ」
「いや! やめて下さい! そんな機械人形になりたくない!!」
 私に残された生身の身体を勝手に作り変えられては、もう本当にアンドロイドと変わらない姿になってしまいます。
「おとなしく、諦めたまえ。さあ頭部いじるから全身麻酔だ。といっても残っているのは頭だけだが。次に目が覚めればもう完全に機械の身体だ」
「やめて! 誰か! 誰か助けて!!」
「むだだよ。ここは完全防音だ。誰にも聞こえないよ。さあお休み・・・」
 後頭部に注射器が刺さる感覚が、私の人間、斎藤有紀として最後に感じた物でした。
319M.I.B:03/10/15 08:21 ID:sO0POC6k
<4−1>
 私が目を覚ますと、そこは見慣れた大学の自室でした。
 しかし、あたりの風景はなんとなく違和感があります。それはまるで見慣れた景色をテレビで見ているような感じでした。
「目が覚めたようだな。どこか問題あるかね?」
 そう私に言ったのは教授でした。
「はい、全ての状態が良好です」
「どうやら大丈夫みたいだな」
 私は自分の意思と反して喋りだしていました。
「無事に改造が終わってほっとしたよ。これで君はどう見ても機械人形だ」
「なんで、なんでこんなことを事をするんですか?」
 もはや涙も出なくなった私は泣く事も出来ず問い掛けました。
「これを見たまえ、君はこれが何に見える?」
 教授が持ち出した鏡に映っていたのは、身体の全てを機械化された私でした。
「これは・・・ 私です。サイボーグになった私です」
「これがサイボーグ? 普通の人が見たらこう言うだろう。
 これはアンドロイドです。と」
 そう言われて私は頭を殴られたような衝撃を感じました。
 人工皮膚すらしていない私の姿は教授の言うとおり、アンドロイドとしか思えないものでした。
「そして、その胸、その性器。きみはまさしく性処理用のアンドロイドだよ」
「性処理用のアンドロイド・・・」
「そうだ。私は斎藤有紀を性処理用のアンドロイドとして所有したかったのだ」
320M.I.B:03/10/15 08:21 ID:sO0POC6k
<4−2>
「さて、これをつければ君はアンドロイドとして完成する」
 そういって教授が取り出したのはいくつかのタグでした。
「これが何かわかるかね、これはアンドロイドにつけられる製造番号を記したタグだ。
 これをつければ、君は私と某社が開発した新型の女性型アンドロイドとなるんだ。
 さあ、手術台に横になりたまえ。溶接を行う」
 私は逆らうことも出来ず、手術台に横になってしまいました。
「いや、なんで身体が言う事をきかないの?」
「それは、君が人間に対する服従するようにプログラミングされているからだ。アンドロイドなのに人間に逆らっては困るだろう」
 私は抵抗することも出来ず、肩や首筋、お尻など要所要所にタグを溶接されてしまいました。
「完成だ。これで君は今から私の性処理用アンドロイドFMR51−23愛称YUKIだ。登録を更新しておくように」
「了解しました」
 そう答えながら、自分自身を人間から性処理用アンドロイド、自分の名前をFMR51−23愛称YUKIと登録し、斎藤有紀と言う名前を素体名のところに登録している自分を感じていた。
 これにより私は自分自身を性処理用アンドロイドとして認めるようにさせられました。
321M.I.B:03/10/15 08:28 ID:sO0POC6k
<4−3>
 その後教授に聞かされた話だが、私は子宮ガンなど無くあれは教授がハッキングでカルテを改ざんし、自分達の息のかかった病院で健康な私の子宮を摘出したとの事だった。
 また、最初の改造の時に脳の快楽を感じる部分に細工をし、改造済みの部分から強い快楽を得られるようにしていたそうです。
 さらに脳を刺激して動物が発情しているかのような状態にしていたそうです。
 今ではそれらもすべて解除され、性的刺激など無くても何の問題も無い状態に戻っています。
 教授は私を性処理用アンドロイドとして相手をさせるだけでなく、自分の研究の成果として、学会に発表し動きを封じて丸1日中展示しました。
 全裸で人前に1日中立たされ動くことも出来ず、じろじろと人に見られる、それだけでも恥ずかしくてたまらないのに、教授によりリモコンで無理やりイカされました。
 さらに、研究室に戻ってきたら私に展示中の自分の感じたことを逐一説明させられました。もちろん教授の腰の上で。
322M.I.B:03/10/15 08:29 ID:sO0POC6k
<4−4>
 私が一番恐ろしいと感じたことは、教授に連れられて行った月一度のオークションでした。
 ここで私は自分が人間を改造して作られた性処理用サイボーグであることを自己紹介させられました。
 オークション会場では地位の高そうな人々が集い、ある品物を必死に競り合っていました。
 それは人間の女性でした。上は40代から下は明らかに小○生ほどの幼い子までがステージに上げられ、競り落とされていくのです。
 さらに女性達は舞台裏に連れて行かれ手術台に縛り付けられます。
 ある者は脳改造され主人の操り人形になり、ある者は私のように全身改造され私と型違いのアンドロイドとして作り変えられます。
 またここで改造されるのはオークションにかけられた女性だけではありません。
 奴隷や恋人、はては娘や妻、母親を連れてくるものもいました。
 そして私を震え上がらせたのは、古くなった改造された女性達の行方でした。
 中古品としてオークションにかけられ新たな買取主が現れればいいが、そうでなければ分解され機械部分はパーツとして、生体部分は医療用として売り払われる運命が待っていました。
323M.I.B:03/10/15 08:33 ID:sO0POC6k
<EPILOGUE>
 私は中古品オークションにかけられ処分を待つ身になりました。。
 5年間の使用は私のパーツを劣化させ、美しかった外骨格は今ではヒビが入り見る影もありません。この姿では買い手がつくはずがありません。
 どうやら、私の解体の番です。
 えっ、廃棄処分をしない? その代わり、再改造を受けて生体改造装置に生まれ変われ? 私の開発した人工臓器が組織に大きな利益を与えたからその技術力に期待して・・・
 わかりました。私を改造装置に作り変えてください。壊れて動かなくなるまで精一杯お役に立てるよう頑張ります。
 ・・・
 えっ、なんで改造装置がこんな形をしているのか? それはご主人様がただの改造装置ではなく、人間を使った物だとわかるようにするためにこんな形してくださったんです。
 はい、わかりました。次の改造ですね。えっ、ちがう? そんなことありません。ほらここの素体の欄にしっかりとあなたが書いてあるじゃないですか。大丈夫、怖くないです。あなたもしっかりと改造されてご主人様のお役に立たないと。さあ、いきますよ・・・

<FIN>
324名無しさん@ピンキー:03/10/15 08:49 ID:vE5TtWmt
激しく萌えました‥改造後の生活、いや、稼動記録を妄想して更にハァハァしますた
325M.I.B:03/10/15 12:09 ID:sO0POC6k
ぎゃー!! 第3話の題名が間違えてる!!
「新兵器開発 セーラーウェポン3号完成」
とあるが正しくは
「新兵器開発 セーラーウェポン2号完成」
です。
第3話でも出てくるのは2号だよー

鬱だ
326名無しさん@ピンキー:03/10/15 22:48 ID:unGwDriw
なんか凄い賑わい…なのは凄くいい事なんだけど、けなげ系萌えなヒトタチが入り込む余地が無さげっぽい…(汗
けなげ系で何かイイ萌えネタ無いでつか?
327名無しさん@ピンキー:03/10/15 23:11 ID:yx4wCUVU
自分の意志に反して改造されたり、
自分の意志とは関係なく身動き取れなくされたりするところが、SM系と共通性があるのかなぁ。
328名無しさん@ピンキー:03/10/15 23:42 ID:bod98TtH
>>326
ここに掲載されている「武装銀妖精レイピア」はどうでしょう?

ttp://www.h3.dion.ne.jp/~ndolphin/uminya/novel.htm
329M.I.B:03/10/16 00:03 ID:czy4xw7A
SWシリーズ
改めて読むと主人公が無理やり改造されたのと敵のサイボーグが毎回酷すぎる扱い以外
ストーリー的には結構王道のヒロインものになってきたような
初期プロットの酷さは何処へいったのだろう
このままストーリー重視でいくべきか当初の予定通り改造少女をいたぶる物語にするか
どうしよう?
330M.I.B:03/10/16 00:05 ID:czy4xw7A
ぎゃー 
すいません
またsage忘れました
別のブラウザに変えてみたらミスってしまった
331名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:27 ID:AzHz691z
身体障害者の話は続きを書くと面白そう<けなげ系
332180:03/10/16 01:51 ID:XsAzr4j0
ストーリ重視の王道に一票です、永く書くには良いと思いますし、ヒロインの精神が壊れてないですから
ほっといても王道になると思いますよ、

廃病院までライトバンを、運転する博士……
美人助手が運転、下水道列車、カプセル式砲弾とかの、移動手段はどうでしょうか、

故障した2号を、ボストンバックに入れ通勤電車を乗り継ぎ、博士の元まで持ち歩く
333125:03/10/16 02:01 ID:+0kVUWh/
>>331
レール式ウェイトレスなサイボーグ娘の話でつか?(そういえばタイトルを決めてなかったのだ)
あれ、主人公とサイボーグ娘をどこでどんな風に再開させるか、アイデアが出なくて止まってるんでつ。
なんかいいアイデアは無いですかね。なにせ娘はレール式だし…。
ちなみに、主人公の自称が「私」なのは、実は主人公の性別をボカす意図があったり。(w
個人的には主人公も女の方が萌えなんでつが、男の方が萌えな人もきっといるでそ?
334333:03/10/16 02:16 ID:+0kVUWh/
う、再開じゃ無くて再会でつ…_| ̄|○

レズ好きな人はどのくらいいまつか?(汗
自分だけだったらどうしよ…(鬱
335M.I.B:03/10/16 09:43 ID:czy4xw7A
180さん
そうですね、主人公の精神が壊れると話になりませんから
まあ、適当に壊して自分を兵器と認めて、嫌がる2号に自分が兵器だと認めるように強要するなんてシナリオもありですが
どうしても感情が薄くて基本的に1号を中心に書く今のスタイルでは無理が出てくるんですよ

やはり、ねらうは最終回の大どんでん返しか
336M.I.B:03/10/16 19:49 ID:czy4xw7A
美少女兵器 セーラーウェポン
 第4話 
「脱走サイボーグ セーラーウェポン3号再改造」


 <マシーナリーメイデン謁見の間>

 明かりの消えた謁見の間、その闇の中で1人膝を折り頭をたれひかえる人機将シルビア、そこに闇の向こうから声がかかる。
「シルビアよ、例のプロジェクト経過はどうなっている」
 シルビアは頭を下げたまま答える。
「はい、ただいま素体の選定作業中です。幾分条件が厳しく難航している次第です」
「お前には期待している。最高の素体を選び出すのだ」
「はい、ご期待に添えるよう全力を尽くします」
「よし、行くのだ。そしてわが期待に応えよ」
「はっ」
 シルビアが去り、部屋にはただ闇が残されるだけであった。
337M.I.B:03/10/16 19:51 ID:czy4xw7A
 <機甲将ヴァネッサの改造処置室>

「完成した、この画期的なサイボーグで私の開発効率は飛躍的にあがるはずだ。
 さて、実験体1号はどれがいいかな?」
 ヴァネッサは新しく開発したサイボーグを前に悩み始める。
「そうだ、あの娘がいい。記念すべき1号はあの娘にしよう」

「ここから出せー! 梓を何処に連れて行った! 梓を返せ!」
 素体を閉じ込めておく牢の格子にしがみついて叫び声を上げている少女がいる。
「ずいぶんと元気だな、素体番号375。これなら今すぐ改造できるな」
 そこにヴァネッサが入ってくる。
 少女はその姿を認めると食って掛かった。
「きさま、梓を何処に連れて行った! 梓を返せ!」
「梓? ああ、素体番号376の事? 返せと言われてもあれはあなたの物じゃないでしょ」
「うるさい! 黙って、梓を連れてくればいいんだ!」
「連れてくる? 困ったな・・・ あれは今動けないんだよ」
「動けない? 貴様梓に何をした! 梓は無事なのか! 梓に会わせろ!」
「大丈夫、あれは元気よ。まああれに素体番号375、あなたを会わせるために連れに来たんだ。連れて来い」
「おれはそんな名前じゃない、三井 久美ッて名前がある。それに梓をあれって呼ぶな」
「そんな名前、もう意味が無いけど。いいだろう久美、ついて来い」
 少女は牢から出され、アンドロイド兵に両脇を抑えられ後についていった。
338M.I.B:03/10/16 19:53 ID:czy4xw7A
「さあ、感動のご対面だ」
 そう言うヴァネッサだが部屋の中には手術台と思しき大きな機械があるだけで、梓の姿は無い。
「何言ってやがる! 梓は何処にもいないじゃないか」
「何言ってる? いとしの梓ちゃんはここにいるじゃないか」
 ヴァネッサが指差した所には手術台があるだけだった。
「ふざけるな、梓を出せ」
「このままではわからないか、仕方ない」
 そう言ってヴァネッサはリモコンを取り出し、手術台に向けてボタンを押す。
「何をしてる! 早くあず・・・ あっ、梓!」
「久美・・・」
「素晴らしいだろう、これが全自動生体改造装置サイボーグマザー01AZUSAだ」
 手術台の一角から、セーラー服姿の少女がせりあがってくる。
「お前達の再会とこいつの完成記念に、お前をこいつの被験体第1号にしてやろう。やれ」
 ヴァネッサが命令するとアンドロイド兵が久美を手術台に押さえつける。
「AZUSA、素体を拘束しろ」
「ハイ、素体ヲ拘束シマス」
 AZUSAは無機質な声で応え、久美の体は手術台に拘束される。
「何だよ! 何するつもりだ!」
 わめく久美を無視してヴァネッサは作業を続け、AZUSAの首筋にあるスリットにディスクを挿入する。
「改造用データ入力完了。改造処置手術開始シマス」
 AZUSAはそう言うと、指先がメスや溶接用レーザーになった両手を持ち上げる。
「やめて! やめて梓!!」
「だめ、久美。体がかってに動くの」
 そう言う間にもAZUSAの左手の中指についた注射器が久美の体に刺さる。
「いや、いやだよ、私こんな事したくないのに、体が勝手に!」
「もうお前は生体改造装置だ。あきらめて友人の体を改造するんだな。
 全自動なので私も楽が出来る。
 それから脳改造は最後にしておいた。ゆっくりと友人に改造されるのを楽しむんだな。はっはっは」
 そう、笑いながらヴァネッサは出て行った。
339M.I.B:03/10/16 19:53 ID:czy4xw7A
「ごめん、ごめんね久美」
 そう言いながら梓は泣き続けた。
「いいよ、梓が悪いんじゃないよ」
 久美もそう言い続け梓をなだめ続けたが、その間にも久美の体は改造が進み、手足は切り外され、手足の付け根にアタッチメントが作られ、完全に機械化された手足が接続される。
 ついに、AZUSAが久美の胸にメスを突き立てようとしたとき、
「私が、私が死ねば!」
 梓がそう叫んで自分の腕に噛み付いたのだった。
 戦闘用に作られたわけではないAZUSAの腕はたいした強度ではないらしく、あっけなく折れてしまう。それとともに
「非常事態ガ発生シマシタ。手術ヲ緊急停止シマス」
と言いAZUSAの動きが停止し、久美の拘束具が外れる。
「久美、あなただけでも逃げて!」
 梓がじぶんを心配そうに見ている久美に言った。
「そんな事できない! 梓も一緒に逃げるんだ!」
「無理よ。私はもう動けないわ。だから久美だけでも逃げて!」
「そんな! だめだ置いていけない!」
 そこへ甲高い足音を響かせアンドロイド兵がやってくる。
「もう時間が無いわ。早く逃げて」
「わかった! でも絶対助けに来るだからその時まで・・・」
「ええ、また会いましょう。待ってるわ」
 久美は落ちていた自分のセーラー服を掴みアンドロイド兵へ向かっていった。
「俺の邪魔をするなーー!!」

 破壊された改造処置室にアンジェラが入ってくる。部屋の中の惨状を見、AZUSAを見て
「まさかこんな事をするとは、想像もしなかった
 戦闘用ではないからと言って、繊細に作りすぎたか?」
「久美は無事に逃げられたみたいね」
「ああ、お前が余計な事をしてくれたおかげでな」
「これできっと久美が助けてくれるわ」
「いいや。奴は捕らえてお前に再改造させてやる。しかしその前にやらねばならない事ができた」
 そう言ってアンジェラはAZUSAに手をかけた・・・
340M.I.B:03/10/16 20:43 ID:czy4xw7A
とりあえず第4話の前半だけですがageさせてもらいます
今週中には残りもageます
341名無しさん@ピンキー:03/10/16 22:55 ID:+0kVUWh/
全何話でつか?
342M.I.B:03/10/16 23:09 ID:czy4xw7A
>341
このままだと10話超えてしまう予感が・・・
このスレだけじゃ終わらんな・・・
343名無しさん@ピンキー:03/10/16 23:38 ID:dF0+kEqa
昔懐かしい「サイキックウォー」は有りですか?
344名無しさん@ピンキー:03/10/16 23:51 ID:+0kVUWh/
あれってアンドロイドじゃありませんでしたっけ?
345名無しさん@ピンキー:03/10/17 02:19 ID:cF9eho6A
>329M.I.B.殿。SWは可哀想なサイボーグの話に徹するべきでつ。 改造少女が悲惨なほど萌えまつ。SWも、もっと苦しんでほしい。戦闘でも毎回壊れて欲しいし、改造されたことにもっと苦しみつつも、操られてしまうほうがいいでつ。
それに対して敵に改造された少女はさらに苦しみ、毎回哀れな壊されかたしてほしいでつ。
主人公と敵の違いは、勝って次回も登場できるか毎回使い捨てられて新しいサイボーグが登場するかだと思いまつ。
両者とももっといぢめて下さい。
346名無しさん@ピンキー:03/10/17 20:51 ID:oxFzfzKW
禿同。セラウェポ側も主人公1号を残して使い捨てられて欲しいでつ。
戦闘で壊されたり自爆攻撃に使われたり博士に生体実験されたり。
そしたら新しい厨が拉致られてセラウェポに改造されるでつ。
347名無しさん@ピンキー:03/10/17 21:20 ID:ti/mrXiR
このスレも、サイボーグフェチのみなさんにはいいのでは?

生体実験
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1059752766/
348M.I.B:03/10/17 21:57 ID:DA+LgvOL
>345-346
ご意見ありがとうございます
ただ、敵の破壊され方でいいものが考えつかなくなっています
何かいいネタをplease

SW自体はネタ出しがきつくなるのでなるべく壊さずに行きたいです。

>新しい厨が拉致られてセラウェポに改造されるでつ
一話目で1号を拉致っていれば出来たんですが・・・
今からやると見事に話が崩壊して続きが書けなくなりそうでちょっと無理です
349名無しさん@ピンキー:03/10/17 22:12 ID:oxFzfzKW
>347 見れませン
350M.I.B:03/10/17 22:16 ID:DA+LgvOL
>349
人大杉のときは2ちゃん専用ブラウザを使用しよう
ttp://dempa.2ch.net/prj/page/browser/#shokai
351名無しさん@ピンキー:03/10/18 00:47 ID:Zg4TP1C+
(´-`).。oO(サイボーグ少女のセクースってどんなだろう・・・
352M.I.B:03/10/18 00:56 ID:F21o1eTB
>351
やはりその部分を改造してあるかが問題。
未改造なら問題なし。
改造済みなら、人工の性器なりが埋め込まれていれば問題なし。
それすらなければ諦めよう。
353名無しさん@ピンキー:03/10/18 01:43 ID:cYnZU3yF
>>351,>>352
無改造生身、人工以外にも方法はありまつ(w
脳が無改造なら、コンピューターで合成する等の方法で(触覚情報を)生成した神経信号を神経に流して脳に送りまつ。
つまり一種の「神経接続型バーチャルリアリティ」でつな。
没入型(すべての感覚器官神経をヴァーチャルリアリティーに接続する型)である必要は無く、性器の部分だけで構わない訳でつが。
脳改造もするなら…攻殻機動隊あたりを読んで自分で妄想すべし(w

脳無改造なサイボーグでこんなネタを考えた事がありまつ。
レズレズなサイボーグ娘二人、彼女らの股間のミゾの中にはcat5なLANコネクタがひとつ。
20cm位の極短LANケーブルでお互いを接続。カチッとロックする心地よい衝撃が二人を襲う(体のLANソケットには触覚センサもついている)。
お互いを求めて二人は強く抱きあう。
お互いの快感情報が行きかう。LANケーブルの中を快感情報が激しく往復する。
快感情報を共有するため、お互い受信した快感情報を返信しあう。ケーブルの中はパケットストーム状態で限界までデータが濃縮される。
…ってネタ。(w
ちなみにケーブルの帯域限界が丁度いいリミッタになるため、脳が破壊される事はありません(w

三人以上同時にやりたい時はハブを使うべし。(w
354353:03/10/18 01:50 ID:cYnZU3yF
性器の触覚神経情報を生成する方法でつが、コンピューター合成以外にも、記録・再生による方法もありまつね。
つまり、誰かが実際に性器を用いて快感を得た時に、途中で神経信号をトラップして記録する訳でつ。
で、その記録を誰かに接続して再生すれば、性器が無くても快感を得られる訳でつ。
このへんは割に古くからあるネタですし、攻殻機動隊ではさらに複数の人間の信号を合成してさらに増幅して記録して、違法ポルノとして販売する話もありますた。
355353:03/10/18 01:55 ID:cYnZU3yF
>>353で書いたネタ(LANケーブルで)でつが、インターネットに繋いでしまえば、遠く離れた人同士で出来る事にもなりまつ。(w
通信遅延などで、すぐそばにいる時よりはだいぶ快感度が落ちると思われまつが(w
356名無しさん@ピンキー:03/10/18 02:40 ID:cYnZU3yF
…ひょっとして、このスレはレズネタ禁止でつか?(汗
357名無しさん@ピンキー:03/10/18 13:34 ID:WELkyfoV
保守
358名無しさん@ピンキー:03/10/19 02:47 ID:yPiD/j/r
急に閑散としてしまった…
ヒかれてしまったのだろうか…(汗
申し訳ないでつ。
もしかして自分はお呼びでない?(汗
359名無しさん@ピンキー:03/10/19 03:22 ID:+kjyQ5z8
某ロボ娘板で管理人さんがすすめていたマイティビーナスというビデオ買いました。
ロボ娘の切なさみたいのがよく描けていて自分的にはツボでした。
改造シーン有り、レズありで、55で紹介されていたビデオよりは100倍ましでつ。
360名無しさん@ピンキー:03/10/19 03:45 ID:yPiD/j/r
アンドロイド娘(ロボ娘)はスレ違いでつよ。
361名無しさん@ピンキー:03/10/19 03:48 ID:yPiD/j/r
あと、ちゃんとsageて下さいでつ。
他人をケナすのもあまり宜しくないと思うのでつが、もしかして釣りでつか?
362名無しさん@ピンキー:03/10/19 07:48 ID:Kpcy9qMS
>yPiD/j/r
安心汁。
人多杉状態の上に規制ラッシュで見ている人間が減ったからだと思われ。
363名無しさん@ピンキー:03/10/19 17:57 ID:yPiD/j/r
自分はこの板に一般Webブラウザで書き込んでいるので、どうやらこの板は人多杉発令されてない模様でつが…。
とすると、規制ラッシュの方なのかも。
とりあえず謝々。>362

(でも、「汁」は某民族差別用語なので、正直あまり好きになれないのでつが…スマソ)
364名無しさん@ピンキー:03/10/19 18:33 ID:4FN/ZOR+
絵を投下しようかと思ったらアンドロイドスレと間違えてた…。(´・ω・`)ショボーン
3651:03/10/20 00:28 ID:qXhyG7ky
ここは釣り堀ではありませぬ(w

このスレがアンドロイドNGなのは、アンドロイド派を敵視したいからでは無く、あちら側の住人がdat落ちを恐れているからでつ。
3661:03/10/20 00:32 ID:qXhyG7ky
あと、このスレはsage進行なので宜しくおながいします。
E-mail欄に必ず「sage」と半角で入力して下さい。
367M.I.B:03/10/20 01:13 ID:7HG05xTO
PCの調子が悪く作業がはかどりませんでした。
5話以降も遅くなるかもしれません。

>>339の続きです。
SW第4話後編です。
368M.I.B:03/10/20 01:14 ID:7HG05xTO
<数日後>
「幸恵ちゃん保健委員の仕事忙しいみたいだね」
「ええ、何か配布資料があるから、それをまとめる作業があるって言ってたけど」
「一緒に帰るから迎えに行こう」
「わかったわよ。それにしても双葉、あなた陸上部止めちゃってよかったの?」
「うん、いいんだ。今の僕は普通の人間とは違うんだから。
 それに部活をやるよりも重要な事があるから」
「ええ、そうね。一緒に頑張りましょう」
「うん、そうだよ。がんばろう1号」

 和美と双葉の2人は話しながら保健室前までやってきた。
「「失礼します」」
 2人は声をかけて保健室に入ると、室内では校医の仁野先生が口に人差し指を当てて「静かに」とゼスチャーをした。
 見ると二人の少女がベットで眠っていた。一人は和美たちの友人の幸恵だった。
「木下さん疲れがたまってるみたい。作業が終わったらつらそうだから休んでいきなさいって言たらそのまま寝ちゃったの」
 仁野先生は微笑みながら「困ったわ」などと言っていた。
 もう1人の少女はつらそうにうなされていた。
「由美ちゃん、お姉さんがもう少しで来るからね」
 仁野先生がそう言って励ましていると入り口の扉が開き、1人の少女が入ってきた。
「すいません、妹が倒れたって聞いたんですけど」
 そう言って入ってきたのは和美たちのクラスの副委員長を務める四之宮 麗だった。
「お姉ちゃん・・・」
「由美、大丈夫なの」
「うん、大丈夫だよ・・・」
 由美はそう言って笑ったがとてもつらそうに見えた。
 麗が由美を連れて帰り、保健室には四人だけとなった。
「四之宮さん。生まれつき体が弱くて、重い内蔵の病気があるそうなの・・・」
 仁野先生はそう言って二人が出て行った扉の方を眺めていた。
369M.I.B:03/10/20 01:15 ID:7HG05xTO
 しばらくすると幸恵が目を覚まし、3人で帰ることになった。
 校庭を横切ろうとすると1人の少女が3人に近寄ってきた。
「双葉先輩、なんで陸上部を止めちゃったんですか?」
「恭子・・・ ごめん。僕、陸上部続けるわけには行かなくなっちゃったんだ」
「そんな、私分かりません」
「今の僕はみんなと同じ条件で競い合うことが出来ない。だからダメなんだ」
 恭子と呼ばれた少女はしばらくの間、双葉をにらんでいたがやがて諦めたかのようにグラウンドに戻っていった。
「良かったの? あんな事言って」
 寂しそうな顔をしている双葉に幸恵が声をかけた。
「いいんだ。僕には和美ちゃんと幸恵ちゃんがいるから」
 そう言って笑う双葉だったが、その表情にはつらい心内が見て取れた。

 3人が校門を出ようとしたときだった。
(マシーナリーメイデンのサイボーグが現れた。SW1号、2号直ちに出撃だ)
 和美と双葉はその通信を受けると顔を見合わせてうなずきあい
「「私(僕)急用を思い出したの、先に帰っていて」」
 二人はそう言うと人気の無い学校の裏山へ向かった。

 周囲に人影が無いか確認して擬人化モードを解除する。
 [擬人化モードの解除確認 非戦闘モード解除 専用装備転送開始]
 手足は本来のメタリックシルバーとメタリックグリーンに変わり、服が光の粒に変わる。さらに髪が身体と同じ色に変化する。最後に光の粒が集まって専用のセーラー服が現れる。SW1号の背中にはバックパックが接続され、ジェネレーターから手足にエネルギーが送られる。
 ここにSW1号と2号は本来の兵器としての姿を取り戻す。
「1号、2号一緒のようだな。港湾部に奴らのサイボーグが現れた。今すぐ向かってくれ」
 博士の通信を聞いた2人はステルスモードで港へと急いだ。
370M.I.B:03/10/20 01:22 ID:7HG05xTO
 港湾部にはアンドロイド兵と機甲将ヴァネッサがおり2人の少女が組み合っていた。
「今のお前ではこの捕獲用サイボーグMM03に勝てない、諦めて再び改造されるんだな。そうすれば負けないだけの力が手に入るぞ」
「いやだ、私は梓を助けるって約束したんだ。それまで捕まるもんか」
 久美はそう叫んだが、目の前の少女の右腕がネットのように広がり彼女を捕らえ、更に左腕の代わりに付けられているワイヤーが伸び身体を雁字搦めにしている。
「ごめんなさい。私もあなたを捕まえれば元の腕に戻してもらえるの。だからおとなしくして」
 MM03と呼ばれた少女は済まなそうな顔で久美に言った。
 それでも久美は諦めずに暴れ続けた。
「無駄だ。基礎改造しか出来ていないお前ではどうあがいてもそこから脱出する事は出来ん」
 だが、そうヴァネッサが叫んだ瞬間、一条の光がワイヤーを切り裂き、ネットをバラバラにする。緑色の影が久美を抱き駆け抜ける。
「なんだ? まさか」
 ヴァネッサは驚きの声をあげ、光が過ぎ去った方を見る。
 そこには2体のセラー服姿の少女がいた。
「「夜闇にまぎれ、乙女を狙う悪の操り人形。セーラー服で鋼の体を包んだ私達、セーラーウェポンが来たからには許さない!覚悟しなさい!!」」
 2体は見事にハモリながらポーズを決める。
「1ご〜う、何度やっても恥ずかしいよ」
「諦めなさい、この機能は何が何でも外さないって博士は言っていたわ」
 2号として生まれ変わった後、数回の戦闘を経験し戦う事には慣れた双葉だったがこのポーズだけはどうしても慣れる事が出来なかった。
 それは1号としてより長い時を過ごした和美にも同じ事だった。

「まさかSWが現れるとは。仕方が無い、MM03奴らを倒せ! 奴らを倒せたら生身の身体に戻してやる」
 ヴァネッサがそう言うとMM03は再び腕のワイヤーを伸ばし、臨戦体制をとった。
371M.I.B:03/10/20 01:30 ID:7HG05xTO
 しかし、戦闘用に作られたSW2体相手では捕獲用に作られたMM03では相手にならなかった。
 両腕は何度も切り裂かれ、アンドロイド兵も全て破壊されてしまった。
「さすがだな。戦闘用ではないMM03では勝ち目は無いか。
 仕方ない、それでも目くらましぐらいには使えるだろう。MM03自爆しろ」
 ヴァネッサは冷たくそう言い放った。
「そんな、元に戻してくれるって言ったのに、いやよ」
 MM03は悲鳴をあげるが、その姿にヴァネッサは冷たく言い放った。
「ああ、それは嘘だ。お前はもう耐用限界に達していてな、これが終わったら解体するつもりだったんだ。それじゃあ私は逃げさせてもらうぞ」
 MM03の身体は赤熱し今にも爆発しそうになっている。
「2号逃げるわよ、その子を持って掴まって」
 1号は2号と久美を連れ緊急ブーストで退避する。
「いや、私死にたく・・・」
 ズドーーーン!!!
 MM03は爆音を上げ、自爆した。
 後には何も残っていなかった。

「それで彼女はどうするんですか?」
 博士の研究室に戻り、久美を博士に預けて1号は尋ねた。
「身体をかなり改造されているな、このまま元の生活を送らせるわけには行かないぞ。
 それに奴らに狙われているんだろう。この子がよければSW3号として再改造したいが」
 博士がそう言ったときだった、今まで眠っているようだった久美は体を起こし、3人の方を向き言った。
「かまわない、奴らを倒せる力が手に入るならいくらでも改造してくれ」
 それを聞いた1号はあわてて考え直すように言ったが、久美の意思は固く最後には1号もみとめ
「わかったわ、一緒に戦いましょう」
と言った。
 そのあと、久美は再改造処理を受け、SW3号としてメタリックレッドの手足を持った戦闘用サイボーグ兵器として生まれ変わったのだった。

 第4話 完
372M.I.B:03/10/20 01:32 ID:7HG05xTO
第4話終わりました。
感想お待ちしています。

1話ごとの副題をつけてたんですが考えるのが大変です。
もしかしたら次から無くなるかも・・・
373名無しさん@ピンキー:03/10/20 19:17 ID:qXhyG7ky
>>372
ひとまず乙彼。
374名無しさん@ピンキー:03/10/21 01:45 ID:YLFbzkLq
こんばんは!

義足って萌えますか??
375名無しさん@ピンキー:03/10/21 06:52 ID:YNk/Y3UC
義足、いいねえ。太ももの部分のなかに機械があるかと思うと萌える・・・

あと、以外に義眼というのも結構萌えると思う。美しい女の目のなかに様々な電子部品が組み込まれ、赤外線を光らせたり、ビームを出したりというシチュエーションに萌える。
3761:03/10/21 14:23 ID:VQ8Keddv
>>374,>>375
ちゃんとsageてください。おながいしまつ。
ちなみに自分も萌えまつ。
377374:03/10/21 17:25 ID:YLFbzkLq
カキコありがとうございます。

sageってどうやるんですか??

私は両足義足and片手の指が3本ありません。
そんな体に『萌える』なんて言ってくれる人がいるなんて♪
感動です。
もしよかったら、いろいろお話聞かせてくださると嬉しいです。

なるべく質問にも答えるようにします。
そういうからだの事で質問ありますか??
3781:03/10/21 17:40 ID:VQ8Keddv
>>377
>>366にもありまつが、メール欄に「sage」でつ。

義足のかたですたか。
こちらとしても、こんな魑魅魍魎なスレ(wに飛び込んでくださる勇者なあなたに感激でつ。
あなた自身がサイボーグ萌えとかだったりするのでせうか?
379名無しさん@ピンキー:03/10/21 17:47 ID:6lEyJXbS
>>377
それでは質問よろしいでしょうか。
幻肢とか、義足使用によるボディイメージとか、どんな感じですか?
380nao:03/10/21 21:04 ID:YLFbzkLq
>>378 (1サン)
私としては……。
こんなスレ立ててくださって、ありがとうございました!!デス!

>>379
ボディイメージとは…?(ごめんなさい。質問に質問してしまって……。)
推測から答えると…
制服(スカート)からチラって義足の機械の部分が見えちゃいます。
381379:03/10/21 22:10 ID:NKiikLcp
う〜、説明が難しいですね…。

体がどういう形をしていて、どこに何が(手とか足とか)ついているかの、脳の中のイメージがボディーイメージ…という説明で良いのかな…(汗
例えば幻肢は、脳の中のイメージと体との間にズレがあるからおこる((脳内のイメージでは)あるはずの手足が無いから、(物理的には)無いはずの手足があるように感じる)わけです。
義足をつけた脚が、やっぱり断端が体のはじっこに感じるのか、それとも義足も体の一部であるように感じるのか、体の一部として感じるならどんな感じなのかって事ですね。
382379:03/10/21 22:16 ID:NKiikLcp
昔なにかの科学雑誌で読んだんですが、義足が水たまりに浸かると冷たいと感じる事があるそうですね。
もちろん義足に神経が通っているわけではないので、義足が濡れるようすを見てそう感じるのですが。
それで、例えば(生身と違って)硬い義足に、何かが触れたときはどんな感触に感じるのかな、とか。そんな感じです。
(もちろん誰もが感じるわけでは無いんでしょうけど…)

あ、374さん=naoさん、ですよね?
383nao:03/10/22 20:10 ID:JG2B/6mn
私は手術で足を切断したので、すごく大きい傷が残ってます。
左は膝まで。右は足首まで。キレイにまるいです。
神経はちゃんとのこってるみたいで、今でも足の指の間が感じます。
微妙な部分ですね(笑)。

今日雨が降っていて、水溜りがいっぱいありました。
やっぱり、
>>義足が濡れるようすを見てそう感じる
みたいです。

あ、374=naoです。
384379:03/10/22 22:03 ID:3+pv5wZW
なるほど。
ところで、手術で切断したという事は、足の前面の皮と後面の皮が縫われてくっついている訳ですよね?
断端にそってなでるとどんな感触なんでしょうか?
どこまで表面でどこから裏に感じるか、とか。その境界あたりの様子とか。
下世話な質問ですみません。
385名無しさん@ピンキー:03/10/23 00:44 ID:XEMIuIdh
ファントム・ペインという言葉があるのを知ってますか?
386379:03/10/23 01:38 ID:SCedkkD7
>>385
幻肢痛、つまり幻肢が痛む事ですね。
387名無しさん@ピンキー:03/10/23 20:59 ID:4U9AEZtt
アメリカではコンピューターを内蔵したすぐに歩けるようになる義足が
百マソ程であるらしい。
逆にインドの手作りの義足はハイテクとは無縁だが、工夫された作りで見た目も
本物に似せていて、木に登れるほどの運動性があるそうだ。
日本ではどうなのだろう?
388名無しさん@ピンキー:03/10/23 21:55 ID:SCedkkD7
>>387
百万って、百万ドルですか?(怖
とりあえず自分は、短距離走とかで使うあの金属板一枚だけのが萌えです。
生身の体とかけ離れた外見にもかかわらずシンプルで機能的だから。
389名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:08 ID:yPdlwfo+
>372 M.I.B様。捕獲用サイボーグのみぢかいサイボーグ生命に萌えました!
乙かれ様でつ。もっともっと少女達をいぢめ倒して下さい。
390名無しさん@ピンキー:03/10/23 22:22 ID:yPdlwfo+
女が僕とか俺とか言うのって萎え。男言葉も萎え。
フィクションとは言え、言葉その他、本当の厨とかけ離れてしまうとどうもね。
391名無しさん@ピンキー:03/10/23 23:12 ID:SCedkkD7
>>390
自分もあんまり好きじゃないけど、あれで萌える人もいるから反対まではしたくないなぁ……。
392M.I.B:03/10/23 23:20 ID:RIfCvu5i
>>390
>女が僕とか俺とか言うのって萎え。男言葉も萎え。

キャラ立てをしようとしたんですが・・・
全員私だと会話の時わかりづらくなるので困るんで・・・

ちなみにいました。1人称が僕と俺の女子。
2人とも中・高とおしての友人です。
393名無しさん@ピンキー:03/10/23 23:45 ID:lF6t/c3v
>>388
日本円で約百マソだったと思います。
世界マル見えでやってました。

構造的には義手のほうが大変そうですね。精巧なものは義足より高価なはずです。

幻肢痛は寒いとき程、身にしみると聞きます。

サイボーグは目に様々な機能があって便利そうです。夜道も恐くないしw
394名無しさん@ピンキー:03/10/24 00:57 ID:LZRWGHwj
>>393
顔に入った眼球は単なる受信装置(と神経信号変換器)で、いつもかぶるヘルメットの様なものに大きな複眼がついててそれで見るとか。
外部レーダーからのデータをワイヤフレーム化して視覚化する機構のため、物の裏に隠れた物も見える(ポリゴン表示だと無理…)かわりに人の顔を見ることができない(全部ワイヤフレームだから)とか。

ヘルメットに複眼のかわりに猫耳がついてて、ヘルメットをかぶらないと音が聞こえないとか。
395名無しさん@ピンキー:03/10/24 01:00 ID:LZRWGHwj
>>390
そういえば、地方によっては女性の一人称が元々「俺」なところもあるんですよね。
そういうところ(の人)は、それが「自然な女性の言葉使い」なんだからしょうがないかと…。
現実の世界の東京で(そういうところ出身でもないのに)「俺」とか言われるとちょっとヒくのは確かかも…。
396名無しさん@ピンキー:03/10/24 01:04 ID:LZRWGHwj
>>393
普通の義足も確か数十万円くらいしたような…。
確か、保険九割で自分の負担分は(義足ひとつ)数万円くらいだったような。
397名無しさん@ピンキー:03/10/24 19:06 ID:5Ddgcrv5
398名無しさん@ピンキー:03/10/24 20:10 ID:gVAiExxO
サイボーグについては、サイバーパンク系のTRPGでは頻繁にサイバー化が行われている。
キャラを女で作ってサイボーグ娘にしたヤシもけっこういると思う。
メタルの手足だと簡単に車のガラスを割ったり、あっさりドアを蹴破ったりできるので強い罠
399名無しさん@ピンキー:03/10/24 20:23 ID:jOPsqi0e
>397 イイ!最高イイ!!もっと見たいです!!
400nao:03/10/24 20:51 ID:sC08ym5u
私の義足も100万円ほどデシタ。
会社によってちがうみたいです。
401名無しさん@ピンキー:03/10/24 23:17 ID:oGRjutmH
やはり、オーダーに近いものなので高いのですね。
材質はどうなのでしょう?
日本製のレベルも気になるところです。
402384:03/10/25 02:44 ID:W2EljW4S
>naoさん
>>384の様な質問は不快でしたか?もしそうならごめんなさい。
「不快」「答えたくない」時は遠慮せずに正直に言って頂ければと思います。
どんな質問が不快か分かる方が、あなたを再び不快にさせずに済みますので…。
403名無しさん@ピンキー:03/10/26 01:32 ID:F6KKZbUJ
なんだかぱたっと止まってるし…。

こーゆーのはダメですか?
学校帰りにさらわれて改造されちゃった少女です。
気が付いて驚きのあまり声を上げようとしたとたん電源を落とされてしまいました…。
ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031026012559.jpg

電源落とされっ娘萌え〜。
404M.I.B:03/10/26 13:22 ID:EDThL/Jn
>403さん

>学校帰りにさらわれて改造されちゃった少女です。

いいですね〜
悲痛そうな表情といい、取り外された肩口から見える機械部品とか
どのくらい改造してあるんでしょう?
身体がテカッているのはコーティングか何かでしょうか?

>気が付いて驚きのあまり声を上げようとしたとたん電源を落とされてしまいました…。

私としては驚きの声から絶望につながる表情が見たいですね。
405名無しさん@ピンキー:03/10/26 15:21 ID:epbLlFLP
>>404
ハイハイ、もう表面の生体パーツはコーティングされちゃってます。
中身はほとんど全面交換済み。
必要な時はマスターに自我を奪われていいようにされちゃいます。

M.I.B氏は絶望の表情が好み…と。ナルホド。
406M.I.B:03/10/26 16:04 ID:EDThL/Jn
>405さん

>もう表面の生体パーツはコーティングされちゃってます。
要望ばかりで悪いですが、私は外観はいかにもメカって感じのメタリックなボディーが好きです。
次はそれでお願いします。
407名無しさん@ピンキー:03/10/26 21:15 ID:sz9q3XOs
>405
オレは、このくらいが好みかも。ちゃんと生体って分かるというか、
あまり人間離れしない方がすきだな。
つか、少しメカメカしくてもいいから、この娘に手足をつけてやって
くれ。
外見上、生体っぽい体幹に、明らかに人工物って分かる四肢
ってのに萌えるんだが。
408名無しさん@ピンキー:03/10/27 13:56 ID:4+t2Tp/q
人工皮膚+継目なけなげ系娘の絵師降臨きぼんぬ……_| ̄|○
409名無しさん@ピンキー:03/10/27 15:44 ID:hxtxa5Jp
>408
けなげ系かどうかは知らんが気長に待っててね。
410名無しさん@ピンキー:03/10/27 15:53 ID:phlmpu+e
健気系ってどんなの?
411名無しさん@ピンキー:03/10/27 16:49 ID:oOx30AyC
健気系だと、悲壮感より前向きさやかわいげのあるドジなどが前面に押し出されます。
412名無しさん@ピンキー:03/10/27 20:23 ID:pJhguo8g
ぁぁ、なるほど。
じゃあ、自分の出る幕じゃなさそう…。
>>409たのんます。
413名無しさん@ピンキー:03/10/27 21:04 ID:id42Oml0
絵師さまはご降臨されたが、SS書きさまがいらっしゃらない。
だれか書いてくれないだろうか・・・
414名無しさん@ピンキー:03/10/27 21:13 ID:pJhguo8g
かーいそーなM.I.B氏…。
415名無しさん@ピンキー:03/10/27 21:32 ID:G3saKp/N
アンドロイドと違って、いかにも生身の体を改造されてしまった感じが漏れは好きだ。
だから生身の肉体を基本に、左腕と右脚が完全にロボット状の機械とか、
左乳房は金属とか、腹は皮膚が無くて中の機械がムキだしとかが好き。
416名無しさん@ピンキー:03/10/27 21:35 ID:G3saKp/N
拉致られた厨がセーラー服姿でサイボーグにされちゃうのって良かったけどな。
続きを期待してます。
417名無しさん@ピンキー:03/10/27 21:53 ID:UUNOS19n
うむ。
生身の部分がちゃんと残っていて、それで女の子って分かるっての
結構ポイントだよな。

ついでに言うと、元の人格は完全に残っている(身体が機械化された
事によって結果的に影響を受けている程度)の方が個人的には
ウレシイ。
418413:03/10/27 22:42 ID:id42Oml0
M.I.B氏は新作書いてくれてないし
誰か新作きぼんぬ
419M.I.B:03/10/28 01:43 ID:jZeSQd6t
>416
仕事が忙しくてまだ続きが書けそうにありません。
もう少し待って下さい。

私も他の方の文が読みたいです。
だれか書いてくれないかな〜
420ugota:03/10/28 13:37 ID:b6GTGvCo
初めまして皆さん。
こんなスレがあったとは感激です。

私はメカフェチサドで
服を脱がせずにいたぶるのが好きです。
外骨格内骨格はどちらもいいですが
特に衣服を模した外骨格萌えです。
更に眼鏡フェチで
制服はブレザー派、私服もボタンの付いた服フェチです。

マニアの知人にすら「ヤバイ」と言われてたのですが
まだまだ日本は広いですね。
そのうち何かうpできたらします
421名無しさん@ピンキー:03/10/28 20:23 ID:PvUSyXDj
サイボーグされた自分の運命に苦しむ少女が漏れは好き。
さらに物として扱われ、都合いいように次々と改造されるのがいい。
422名無しさん@ピンキー:03/10/28 23:46 ID:HJEA42qX
>>411
「悲壮観はあるけどあくまで人間として生きるサイボーグ娘」もけなげ系に含まれると思われ。
ご奉仕メイドサイボーグ娘とかじゃなくても。
423名無しさん@ピンキー:03/10/29 00:56 ID:ykofdsdg
向こうのスレに.>>403貼ったの誰じゃ〜。不可侵だって言ったろ!
424403:03/10/29 01:03 ID:kxoOp9fb
おまけになんだか挑発的なレスと一緒に貼るのやめて〜。
425名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:25 ID:IWY5j41j
>>945
そんな反応するところみると、やっぱりなんも考えずに貼っただろ…。
気に入らんカキコを即キチガイ扱いするのはどうよ。
ついでに言っとくが、923は別人だぞ。
勘違いしてるようだが。
つーかこんなくだらん事書かせないよーに。
426名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:28 ID:IWY5j41j
誤爆スマソ
427名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:28 ID:ykofdsdg
>>425
ワラタ
428名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:35 ID:nsKSYrmM
もう一度確認するぞ!!
アンドロイド系スレとは一切関係を持つな!!
個人で行くのはかまわんが、むこうでこちらの話題をしたり、こちらで上げてあるモノをむこうで上げるのは一切禁止だ!!
429ugota:03/10/29 10:00 ID:mg2c01pP
皆様こんにちは。
拙い画像ではありますが昔描いたCGをうpします。
ttp://henachoko.homeip.net/uploader/updata/20031029095612.jpg

私のオリジナルキャラ集「TEAM CYBORG」のお手伝いサイボーグ
「安中ハルナ」たんです。
濃ゆい元ネタが2、3ありますが分かりますか?
430ugota:03/10/29 10:02 ID:mg2c01pP
一応脳味噌と生殖器が生身です。
それと表面は外骨格系です
(皮膚の部分は人工皮膚コーティングであたたかい?)
431名無しさん@ピンキー:03/10/29 22:11 ID:DXUo8lC9
改造の際、マムコをどうするのかが最大の謎(w
432名無しさん@ピンキー:03/10/29 23:11 ID:LxsXLtId
健気系かどうかは…。
一応軍用サイボーグのつもりで描きました。

ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031029230317.jpg

小説も一応執筆中。
気長にお待ち下され。
433名無しさん@ピンキー:03/10/30 01:57 ID:5MrJLClY
>>429,>>432
グッジョブ!!
434名無しさん@ピンキー:03/10/30 02:07 ID:5MrJLClY
>>429-430
顔は生身?人工?
人工なら、軟らかいですか固いですか?

サイボーグの義体の人工体温は、各種動力&生命維持装置などの排熱という設定はいかが?
金属外骨格系ボディだと熱伝導性がいい感じになったり(w
で、排熱の多すぎる分は排気口から排出。
激しい運動した後は内部の冷却ファンの音がする娘…萌え(w
435名無しさん@ピンキー:03/10/30 09:57 ID:v/U7UCgu
>432 軍用ってことは何やら悲壮感ありそで楽しみです。
小説期待してます。

436ugota:03/10/30 13:23 ID:2icSsuea
ハルナの生みの親です。コメントありがとうございます。
>>434
一応顔は人工ですが、柔らかい素材でできてます。
胸や腰のパーツ(いわゆる衣服)は着脱可能で
中身は柔らかい素材です。

レスが前後しますが
>>431
私の中では性器は生身がいいです。
437ugota:03/10/30 13:41 ID:2icSsuea
さて、また別な絵をうpします。
ttp://henachoko.homeip.net/uploader/updata/20031030133803.jpg

題して「メグ、故障」。
2年くらい前の作品で、キッドピクスで描いてます。
マジで門外不出の絵ですが、ここの住人たちの感想を伺いたくうpしました。
内容は18Kではないですが結構エグいですか?
438名無しさん@ピンキー:03/10/30 14:19 ID:7xmDX05s
ここに限ってはエグくはなく、むしろフェチとしては結構正しい行いです。
フェチ心にぐっと来る物があるので良いと思いますよ。
故障…と、言うよりは破壊と言う気がしますが(笑)
自分どちらかと言えば健気系ですが、壊れ系も良い物ですね。

できれば、最近の絵も見てみたいものです。

439ugota:03/10/30 17:59 ID:wN1FFPTi
>>438
早速のレス感謝です。
最近の絵・・・ですか。ノートの殴り書きならありますが。

「故障」というタイトルには理由がありまして、
これの元ネタは「ロボコップ2」で主役がバラバラに破壊されるイメージなんです。
で、その後のシーンで誰もいない部屋で放置されてるとき、
右腕からパネルが出てきて「故障」という文字(&警告音)が出るんです。

そもそも私がメカフェチになったのは
幼稚園の頃「機動刑事ジバン」でジバンが死ぬ回を見て、
その壊され方があまりにエグかったのでトラウマになっているんです。
で、当時から「機械が壊れるのを見ると勃起」してたんです。
勃起の理由が長い間分からなかったんですが、それが性欲と結びついたとき
「そうか!」と思ったわけです。

ちなみに壊れたロボコップの画像に好きな娘の顔をコラして
抜けます。
やっぱり病気ですね。
440名無しさん@ピンキー:03/10/30 19:21 ID:XtdBTxyx
壊す・・・か、日本ブレイク工業の社歌は好きか?
441名無しさん@ピンキー:03/10/30 20:10 ID:vDXGLrQX
        ブレイク!ブレイク!
           (( ゚∀゚))    ・∴. DaDaDa!
          ((入□=□━━━(゚∀゚)ノ
           > >      .∵’ノ( ヘヘ
解体専用サイボーグというのも面白そうか。
右手にダイヤモンドカッター、左手にケミカルアンカー!
燃えるぜ!
442名無しさん@ピンキー:03/10/30 22:52 ID:nrXCrBUT
つー訳で興が乗ってきたので、ラフだけど描いてみました。

ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031030224735.jpg
443名無しさん@ピンキー:03/10/30 23:59 ID:5MrJLClY
>>437,>>442
グッジョブ!
どんなシュチュエーションなんだか気になりますが。(w
444名無しさん@ピンキー:03/10/31 00:04 ID:3LHbkvUU
>>442
べつに殺しちゃうわけでは無いんですよね?(汗
自分は殺すのとかじゃないほうが好きなので…。
この娘も仕事が終れば両腕を取り外されてしまうのかな?
私生活に使えそうな腕じゃないですし(w
こういう娘って、私生活はどんななのかとか、なんでこんなサイボーグになったのかが、とっても気になるのです。(w
445名無しさん@ピンキー:03/10/31 00:06 ID:3LHbkvUU
>>442
あと、解体される側の娘が、解体されたあとどうなるのかも気になります。
新しい体に交換される?
…それならなんでわざわざこんな方法で解体するのかも気になるところですが(w
446名無しさん@ピンキー:03/10/31 00:23 ID:3LHbkvUU
>>439
自分なんか、人間の形・機能を逸脱したサイボーグ娘(>>125とか>>442とかみたいなの)がどんな私生活なのかとかが気になるし(「日常」って辺りが重症の証)、あれなシーンはレズ専だったりするし…。
というわけで、こっちの方が病気が重いですね(w

ロボコップは、2以降は残念な出来でしたね…。
2も内容は酷かったけど破壊シーンの映像は良かったですが。
1の「サイボーグが自分を取り戻す」という渋いストーリーが最高だったのですが…。なんか2以降は単なるロボットになりさがっちゃって。(汗
1っぽい内容で主人公が女だと言うこと無し!なのですがね…。(個人的にはドンパチシーンも要らない)
TVシリーズは言わずもがな(泣
447名無しさん@ピンキー:03/10/31 00:55 ID:KSEis+ID
>444 >445
残念ながら、勢いとネタで描いた代物なので、設定云々は特に・・・(笑)
ただ、私もこの娘を死なせるつもりは毛頭ありませんので、ご安心下され。
続きはまた、その内絵なるかも知れません。多分。

448名無しさん@ピンキー:03/10/31 00:58 ID:3LHbkvUU
>>447
なるほど。安心。
解体される側の娘もサイボーグなんですよね?
継目つき人工肌ボディっぽく見えますが。
カラーだと萌え度UP!…かな?
449名無しさん@ピンキー:03/10/31 01:08 ID:KSEis+ID
>448
もちろんサイボーグです。はい。
やっぱ色ついていたほうが良いに決まってますよね…。
時間が無い…と、言うのはいいわけですな。今から落ちて塗ります。直ぐに(笑)
では。
450名無しさん@ピンキー:03/10/31 01:16 ID:3LHbkvUU
>>449
うわ、すぐに!(w
猛烈大感謝です。
451名無しさん@ピンキー:03/10/31 01:52 ID:1DFWW9ra
サイボーグ同士の剣闘士みたいな戦いってどうよ?もちろんアングラだけど
グラディエーターが好きなので、なんとなく思いついた。
これなら壊し合いを鑑賞できて、賭けで儲けたら新しいパーツを調達できるし。
にしても、NBKのサイボーグ強そうだ・・・
452名無しさん@ピンキー:03/10/31 01:57 ID:xzpdD4vL
>>446
>1っぽい内容で主人公が女だと言うこと無
エンゼルコップ(コミック版)はどうでつか?
エンゼルたん萌え萌えなのでつ
453名無しさん@ピンキー:03/10/31 02:19 ID:3LHbkvUU
>>452
エンゼルコップ、ですか…。
どんなのか今度調べてみる事にします。
454M.I.B:03/10/31 02:31 ID:tHrScW/3
>451
戦うのはやっぱり美少女サイボーグ?

私としては無理やりさらってきた厨・甲生を改造して戦わせたい。

あ〜 こんな小説、書きたいな。  ← SWの続き書け自分
455名無しさん@ピンキー:03/10/31 02:38 ID:3LHbkvUU
>>442
実は金が余って仕方が無い義体研究所が、税金対策に二年に一回行う「解体大会」、という設定だったり?(w
実は逃げてるのが義体研究所の所長だったりして(w
456名無しさん@ピンキー:03/10/31 02:40 ID:qG8MmAln
>>451
「シリウスの痕」の闘犬みたいなのかな?
457名無しさん@ピンキー:03/10/31 11:33 ID:anYKgjwj
銃夢にサイボーグ同士の戦いの見世物があるので、あれの美少女版と考えたらいいと思われ。
飛び道具を禁止した方が腕の武器に工夫が見れておもしろい。
見る側は娯楽で、開催側は資金集めで、戦う側はストレス解消という図式が成り立つ。
研究所や企業ごとに特色のある手足兼武器とルックスが見所だ罠
458M.I.B:03/10/31 12:29 ID:tHrScW/3
>戦う側はストレス解消という図式が成り立つ。

これではつまらない。ストレス解消程度では面白みに欠ける。
折角やるんだからもっと必死にやってもらわねば。

さらってきた美少女をオークションにかけてオーナーを決め、オーナーの趣味で戦闘用サイボーグに改造する。
サイボーグ少女達はオーナーの指示に逆らえないよう改造されていて、オーナーの命令で賭けバトルに出場する。
バトルの結果、勝者のオーナーに賞金がでて、敗者は何の保証もなし。
バトルで壊れたパーツはオーナーに修理してもらうか、新しいパーツを買ってもらうしかない。
負け続けるとオーナーに見捨てられ、廃棄処分もしくは解体ショー用の廃棄品にされてしまう。
少女達は最初にその光景を見せられ、勝ち続けないと自分もこうなる事を教えられる。
オーナーに見捨てられないために、サイボーグ少女達は必死に戦う。

このくらいやってもらいたい。
459名無しさん@ピンキー:03/10/31 18:59 ID:7GKPD1D5
M.I.Bさん…
多くは言わないが。
このスレ、皆が皆そういう嗜好のひとばかりではないってのは
分かってるよな?
あんたが、残虐な設定を考えつくのは良いんだが、人のアイディア
にたいしても、その方向で注文出すのは……
かなり方向の違う嗜好性を持った住人の寄り合い所帯だから、
少し気を遣った方がいいんちゃう?
460ugota:03/10/31 20:18 ID:YVp2QqKq
>>459
まあまあマターリいきましょう。
とりあえず描きためていたエロ自由帳からスキャンした画像うpします。
ttp://henachoko.homeip.net/uploader/updata/20031031201244.jpg
ttp://henachoko.homeip.net/uploader/updata/20031031201342.jpg

外道パーツ換装ネタです。
名前は実名なのでヤバくて出せません
好きな名前で妄想してください
461ugota:03/10/31 22:24 ID:ryf2c8XP
そういえば
女性サイボーグを壊す際、私を含めよく腕を切断する人がいますが
ミロのヴィーナスの美しさに通じるものがあるのではないかと思います。
或いは四肢を切断した肉体美はトルソに通じるんでしょうか?

美術的な解釈は脱線気味かも知れませんが
皆さんはどう思われますか?
462名無しさん@ピンキー:03/10/31 22:47 ID:r83aSo5d
吉良吉影に通じる
463名無しさん@ピンキー:03/10/31 23:43 ID:26EeZ5Qx
格闘技の形を取りつつも、腕にダイヤモンドカッター(笑)などを装備してるので、
当然必死だ罠。元々は強暴でない美少女なので、いきなり生身の頭を攻撃なんて
パターンはないから、戦いでの死亡率は低いという流れが成り立つ。
もっと闘志をむき出しにするのに薬を使う手があるけど、それではアメリカと同じ・・・
戦いといっても、観客の半分はサイボーグの壊れていく様に(;´Д`)ハァハァであろう。
464名無しさん@ピンキー:03/10/31 23:48 ID:3LHbkvUU
>>458=M.I.B氏
>>459さんもおっしゃった通り、「〜でなければいけない」ってのはあまりよろしくないかもですね。
そういう場合「自分は〜の方が萌える」とか「今度自分が書く作品は〜でいきます」という表現にすると良いですね。
自分のこだわりの主張をする事自体は決して悪い事ではありません。が、「〜でなくては駄目」では無く「〜も良いでしょ」と言うべきなのです。
ちなみに自分も「格闘ものならあくまで誰も死なないスポーツとしての格闘で」の方が好みです。
「自分の嗜好と反対の方向性のものはスルーするか脳内変換萌えせよ」と1さんもおっしゃってましたよね。
まさにその通りだと思います。
465M.I.B:03/11/01 00:19 ID:n0VAJ64T
>457 >459 >464
すいませんでした。表現がまずかったですね。自粛します。
466名無しさん@ピンキー:03/11/02 02:16 ID:DfFzghKi
>>465
あああ去らないで下さい〜!
決して糾弾・排除したいわけじゃないんです。
単に表現の問題なので直して頂ければ何ら問題は無いんです。
467名無しさん@ピンキー:03/11/02 10:23 ID:2rl0KbIw
新作キボンヌ!
468名無しさん@ピンキー:03/11/02 12:04 ID:9L4qqwWx
色を塗るのに結構手間取っています。
と、言うよりあまり色を塗ってないからなぁ・・・もうちょっと待っててくだされ。
469名無しさん@ピンキー:03/11/02 12:49 ID:JX+AiM/s
去られたら困るけど、健気派が出にくくなる空気はなんとかしてほしい罠
470名無しさん@ピンキー:03/11/02 23:12 ID:h+SvlF3L
塗りましたー。でも、背景は描かない。

ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031102230918.jpg

多分この2人は壊されフェチと解体フェチなのでしょう(笑)
471名無しさん@ピンキー:03/11/02 23:13 ID:9xIB2Fsy
>>470
乙カレー。
線が丁寧でいい仕事ですな。
壊れ(・∀・)イイ!
472448:03/11/03 02:13 ID:YwKzsPS0
おお、カラーになった!感激!
背景が無いままの方が、色々と設定を妄想する余地が残されて面白いかも(w

壊されフェチの所長(何の?)と解体フェチの所長助手って感じで妄想してみますか。
壊され側の方が所長なのは、何となくその方が面白いというかしっくり来る気がするからですが。
473名無しさん@ピンキー:03/11/03 02:35 ID:YwKzsPS0
>>460(外道パーツ換装)
やはり「二本指ロボ手」は基本なんでしょうか(w
健気系属性の自分でも何やかんや理由つけて「二本指ロボ手」換装ネタを考えてたりしてます。
「鮹の手」では無いですが、「人の手の代りに触手を」なネタも考えた事があります。(生体っぽいグチャグチャなものでは無くて、ただの白くてのっぺりした触手ですが)

健気系外道設定(…)としては、こんなのを考えてます。

義体技術が飛躍的に進歩した今日、生命維持装置こそ品薄になる事は無くなったが、だからこそ手足のパーツは深刻な不足に見舞われていた。
高額でやりとりする事は政府により厳密に禁じられていたため、ボッタクリ価格でブルジョア層が独占する事態はおこらなかったものの、やはり各自に充分な数の手足が与えられる事は無かった。
近所・友達などの間で手足の貸し借りをするなどは当り前であったし、自由時間には手足が無い状態を強いられるような状況もよく見られるものであった。
充分な数を供給できるまでに増産体制が整うのは、まだまだ遠い話である。
従って社会はその状況そのものに適応していった。
自由時間に手足を利用出来ない者のために、仮想現実技術を応用した娯楽は発達した。コンピューターに神経を接続すれば、仮想空間の中でなら手足が使えるからである。
生身の手足の機能を真似た万能義肢は効率が悪いため、各々の仕事に特化・分化した義肢が用いられるようになった。
それでもなお万能義肢の需要はあったが、少しでも生産効率対効果(費用対効果、では無い)を稼ぐため、ロボットの手のように機能縮小・機械然とした義肢が造られるようになった。
こうして、サイボーグ達は、社会からはあくまで人間と認められつつも、生身の人間とはかけ離れた形状・機能に分化していくようになった。
474名無しさん@ピンキー:03/11/03 11:31 ID:znwDtjs2
何気に両腕がズゴックやアッガイみたいな娘に(;´Д`)ハァハァ
475名無しさん@ピンキー:03/11/03 14:20 ID:HfyoJa9b
闘奴サイボーグ、イイ!ですね。漏れもM.I.Bさんに禿同、助詞厨光を拉致、強制改造に萌え!
見せ物として戦闘に使われる目的で改造され、勝たなければ解体す、と脅され。必死で戦わされる。
遠隔操作機能にも改造されているので、戦闘を躊躇すればリモコンモードで操縦される。
戦闘に不要な生体機能は取り除かれているので、戦闘以外の活動には適さず、戦闘以外時間は激しい苦痛の中で過ごす。
見せ物なので、ルックス的にも観客の関心を惹くような改造がなされている。
胸からボインミサイルが発射されたり股間から放尿状に毒液を射出させられたり。
476名無しさん@ピンキー:03/11/03 15:40 ID:HfyoJa9b
ヲヲヲ、ということわセーラー服サイボーグ少女同士が戦うということですな!?(・∀・)イイ!!
477名無しさん@ピンキー:03/11/03 15:56 ID:aWvHC5t2
服を着替えると特殊能力が変わるってのはどう?
478名無しさん@ピンキー:03/11/03 16:15 ID:HfyoJa9b
サイボーグが壊されるシーンって萌えます!美少女サイボーグが破壊され、機械がムキだしになる。
腕を切り取られて切り口から機械やチューブがほつれ出て火花をちらし、オイルが漏れ出す。
人間では無いので病院に運ばれ治療されることもなく、新たなサイボーグが造られて代用されることになって、見捨てられて機能停止。
479478:03/11/03 16:19 ID:HfyoJa9b
故障サイボーグは新たなサイボーグを造るためのパーツとして解体されてしまう。
拉致された姉妹の姉が先に改造されたが破壊され、妹を改造する際に姉を解体して部品を妹に流用する、なんて萌え(笑)
480名無しさん@ピンキー:03/11/03 16:24 ID:YwKzsPS0
>>477
むしろ、義体本体には腕や下半身が無くて、下半身や腕のついたユニットを「着る」事で能力を交換するとか。
481名無しさん@ピンキー:03/11/03 16:35 ID:HfyoJa9b
エロ丸出しで申し訳無いんですが、性欲処理専用サイボーグなんて欲しいです。
で、SMプレイの一環として、磔にされて破壊されては修理される、みたいな。
SMに使われるたびに人工部分が多くなり、終いには全身機械のロボットみたいにされてしまう。と。
482名無しさん@ピンキー:03/11/03 17:19 ID:Pz71oh4N
サイボーグが壊れるシーンでも、どす黒いオイルが垂れてくると萎え・・・
火花と共に小刻みに震える様なんて(;´Д`)ハァハァだろ

逆に機能のない手足なんてどうだろう。
腕はバイクのショックアブソーバーで、足はなくて掃除機の車輪のような感じとか。
一応四つんばいで移動できるし、シンプルな構造で故障もなさそうだ罠
腕や脚の代りにタイヤになってるバイク型娘なら萌えかも。
で、バイク急便っぽい仕事とかする。
484483:03/11/03 17:43 ID:YwKzsPS0
もちろん手首の代りにタイヤがついてるような構造になってて(脚も同様)、腕は(脚も)サス付きな感じで。
485名無しさん@ピンキー:03/11/03 18:29 ID:W0Ph+NQV
女だけど四つんばいのペットボロってどうよ?
アレルギーで犬や猫が買えなかったりマンション住まいの家庭にはオススメ
厳重なプログラムで思わずボールを追いかけてしまうようにセットしておく。
頭と胴体は生身なので、ご主人の浮気も防げるw
486名無しさん@ピンキー:03/11/03 20:36 ID:TlNMADUz
>>482->>485
四つんばいイイ!。
常に見下ろされてる感じとか( ̄▽ ̄)b グッ!

四つんばいペットサイボーグとか
四つんばいバイクとか(レースするのもいいかも)
馬代わりに乗るとか
487名無しさん@ピンキー:03/11/03 22:12 ID:XPvWQTBL
四つんばい娘を外出させる場合は、タイヤをきっちりしたものにしないといけない罠
前足をただの棒にするのは、生身の胴体を動かす事によって機能を維持する目的も
ありそうだな。
しかし、素材としてはどんな女がいいんだろう?
漏れが思うに、やはり乳がでかくてよつんばいになると重力にしたがって垂れるサイズだと
見ていておもしろいw
でも、寝るときはどんな姿勢なのか疑問だ。
488名無しさん@ピンキー:03/11/04 00:28 ID:erS2DguE
空気読まずに投下!
ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031104002126.jpg

ちなみにこのスレの住人的にニトロプラスの鬼哭街なんてどうでしょうか。
ちょっとハードな内容ですが、
サイボーグ萌えならば、やってみて損はないと思うんじゃよー
489名無しさん@ピンキー:03/11/04 00:54 ID:Yie1dxLr
>>479が凄くツボ。なので
ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031104004849.jpg
妹はおねえさんが自分のパーツ取りになった事をまだ知りません。
おねえさんの方は自分が妹の役に立つと知ってほのかに安らか顔です。
血液も抜かれちゃってるのでアレですが。
>>488
脳髄取り出し(・∀・)イイ!
サイボーグならやってみたいネタですな〜。
490名無しさん@ピンキー:03/11/04 01:14 ID:erS2DguE
他のサイボーグのパーツを流用しながら騙し騙し・・・アームズに出ていたサイボーグ部隊がまさにそれだった。
組織を裏切り、メンテナンスをろくに受けられない彼らは、動けなくなった仲間のパーツを使いながら…。
かなり悲壮感漂っていて、これが女の子の部隊だったら萌えだったなぁ…と思う訳です。
まあ、そのままでも燃えたので良かったのですが。

ただ、脳まで機械化したサイボーグまで出てきていたが、あれは厳密に言ってサイボーグに分類されるかは微妙。
脳→人工記憶媒体は、銃夢でもありましたね。

人間の魂を機械に移植などと言うものは、神に仇なす行為意外に他ならないのでしょうがね。
491名無しさん@ピンキー:03/11/04 02:32 ID:AIthNJ53
>>490
記憶をコンピューターにコピーしても、「同じ記憶を持つ別の人格」にしかならないのでは。
コンピューター(アンドロイド)が心を持つと仮定しても。
某小説では、自我に関係しない(関係が薄い?)部分は機械化して、自我に関わる部分だけは生身の脳のまま、という電脳化が出て来ました。
攻殻機動隊の電脳もどうやらこのタイプの様ですな(「電脳が不良品で回収されて、何個かの脳細胞だけになったらどうする?」という会話が出て来たので)
自我を保ちつつ脳を完全に機械化するのは、脳のニューロンの機能を完全に保ちつつ徐々に脳細胞を改造(代謝系を生化学から電気へと変化させる)するくらいしか方法が無いのかも(ナノマシン?)。
それでも同じ自我かどうか謎ですが。
492名無しさん@ピンキー:03/11/04 11:43 ID:Pspf+p7o
ふたくちという妖怪がいるけど、あれみたいに正面のクチはフェラ用で
後頭部のクチを食事用にしてはどうだろう?
493ugota:03/11/04 17:49 ID:Z1Nm8sNY
>>492
妖怪フェチって・・・サイボーグフェチより人口少なそう。
ろくろ首に萌える人とかいるんですかね?
絵師によるかも
494名無しさん@ピンキー:03/11/04 19:07 ID:eaBJsOdC
青木邦夫の妖魔夜行は確かに萌えたが。あるまじろうの百鬼夜翔とかね。
495名無しさん@ピンキー:03/11/04 19:36 ID:BLt++lEK
四つん這いペットサイボーグ漏れも欲C!
496名無しさん@ピンキー:03/11/05 17:27 ID:JTQv7lMh
>>493
妖怪フェチでなく、機能の細分化と思われ
もし首が伸びたら、パイズリとフェラが同時に出来て(゚Д゚)ウマーだ罠
497ugota:03/11/05 22:37 ID:odEMGyb1
>>496
ソレダ!
498名無しさん@ピンキー:03/11/05 23:24 ID:fJEyRs8/
四つんばい女が出てくる小説「殺戮のサイバーシティ アンデッド・ゲーム」が
どうしても見つからないYO!ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン
499多分499:03/11/05 23:44 ID:28caVTZB
>>498
とりあえず「サイボーグ娘」「妹」属性ビットが立ってるなら
「ACCESS 機械じかけの戦乙女(ワルキューレ)」(泥 士朗 著、角川スニーカー文庫)
でも読むべし。
漏れの「妹」属性ビットは立ってないが、それでも萌えた…。
500500:03/11/05 23:46 ID:28caVTZB
500か……。
ここまでの道のりは長かったなあ、などとしみじみと思ってみたりして。
501名無しさん@ピンキー:03/11/05 23:48 ID:28caVTZB
>>499
あ、でも四つん這いとか鬼畜なのとかは無かった……。そっち方面は期待しないで下さい(汗)。
あらぬ勘違いを招かない為に念のために書いておかねば……。
502名無しさん@ピンキー:03/11/06 00:44 ID:/x0SZw9R
(゚ε゚)<四つん這いペットサイボーグ投下キボン!
503名無しさん@ピンキー:03/11/06 03:01 ID:S+SoYqyK
>>473の世界観で……。
生命維持装置が大きいため、ボディ内に収まらず、背中から伸びる太いパイプで外付型生命維持装置に接続されている娘。
パイプの長さはあまり長くなく、精々自分の部屋の中を歩き回れる程度。
元々脚は、物理的強度の問題こそ無かったものの、体重のバランスを保ちつつ歩ける程の精度を実現するのは極めて困難で、その為テスト用に造られた僅かな数があるのみ。
タイヤやキャタピラなどの移動装置を脚の代りにつけるのが普通で、レール型サイボーグ娘も珍しくは無い。
生命維持装置のパイプがあるためどの道あまり歩き回れないこの娘の体は、だから脚をバッサリ省略されている。
彼女の脚はふとももまでしかない。それでも部屋の中を歩き回るには充分である。
両腕も、設計・製造ミスでリコール回収されてしまった為、現在はひじ上までしか無い。
彼女の両脚・両腕の終端部分は、丸い形状の蓋(といってもちゃんと人工皮膚あるしも神経も通っているもの)が取り付けられている。皮膚に継目がある事を除けば四肢切断したかのような見た目・機能である。
504名無しさん@ピンキー:03/11/06 03:05 ID:S+SoYqyK
タイプミススマソ
「ちゃんと人工皮膚あるしも神経も」

「ちゃんと人工皮膚があるし神経も」
に訂正します。
505名無しさん@ピンキー:03/11/06 12:56 ID:0P06zeST
なんか強引に四つん這い化してるな・・・
506名無しさん@ピンキー:03/11/06 19:45 ID:S+SoYqyK
>>505
「萌え設定」って元々そんなものじゃ?(w
507名無しさん@ピンキー:03/11/06 20:50 ID:zV/06u6B
後足が車輪だと、バックのとき前後に移動させれるな。部屋の中だと掃除機みたいだ
問題は前足はどんなデザインなんだろう?
テーブルの足を移植するのか、ネコのぬいぐるみのようなデザインか、
どんな感じなら逃走を防げてよりペットらしいだろう?
508名無しさん@ピンキー:03/11/06 23:28 ID:Qlnj3GIX
セーラーウェポン5号がぎこちない動きになって、実験に供され、バラバラにされるまでの
話が読みたいでつ…

誰か書いてくれませんか?
509M.I.B:03/11/06 23:35 ID:gTEk6bJk
>508
すいません。いま仕事が結構きつきつで時間がかかる文章を書くのが出来ません。
ちなみに

>セーラーウェポン5号がぎこちない動きになって、実験に供され、バラバラにされるまでの話が読みたいでつ…

私こんな事言った記憶無いんですが・・・
プロットは書いてあるんですが内容違うし・・・
510名無しさん@ピンキー:03/11/07 00:04 ID:JcTqRs0T
ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031106235944.jpg

と、言う訳でラフですが描いてみました。
元々健気系だったのが、何故かだんだんコッチ系にシフトしているような気がする。

上に挙がっていた、「ACCESS 機械じかけの戦乙女(ワルキューレ)」を早速読んでみました。
突込み所満載ですが、萌えますたー!
ちょっとやる気無くしていた小説も再び筆が進みそうです(笑)。
511名無しさん@ピンキー:03/11/07 00:17 ID:oA4QHKd+
>>508,509
その5号の話は174氏のプロットですね。
しかし174氏、どこいっちゃったんだろ……
512503:03/11/07 00:32 ID:v1rGv8Gp
>>510
イイ!激しくグッジョブ!!
これだと状況の脳内補完次第で健気系と人形系どちらの属性でも萌えられそうなのもなおGOOD!
(健気系で人間形逸脱型サイボーグ属性な人は少なそうだけど…)
ちなみに、「背中ケーブル」は「ナディアのネオ君」のイメージが頭にあったので、自分のイメージではもっと太いのでした(そしてもっと長くて5m程度)。
他の人の絵の、ちょっと違った解釈を楽しむのも、それもまた良いものですね。
サイボーグ娘の(元々の耳が人間の耳だったのに猫耳化した)人工猫耳の場合、個人的にはもっとメカっぽい方が好みではあったりします。(でも生身猫耳娘の場合は耳も生の方がいい)
この娘は、猫耳娘をサイボーグ化したのでしょうか?それとも(非猫耳)人間を猫耳サイボーグ化したのでしょうか?
いろいろと状況・設定が気になる絵です。
513名無しさん@ピンキー:03/11/07 00:44 ID:v1rGv8Gp
>>510
手前にいる人が女とも男とも取れるのもまたイイ!ですね。
レズ専な人はさすがにこのスレでは自分一人みたいなので…。
どんな間柄か色々想像の余地があるのがイイ!
…ところで、この絵のカラー化を望んだら罰が当たりますか?
514名無しさん@ピンキー:03/11/07 00:51 ID:JcTqRs0T
>猫耳娘をサイボーグ化したのでしょうか?
んにゃ、生の人間をサイボーグ化です。

ちなみに、ここの大多数の方が、普通の女の子を無理矢理改造…、人形、奴隷化が好きみたいですが、
私はどちらかと言ったら、使命感、止む負えない事情、献身と言った設定に萌えるのデス。

例えば、上の絵で言えば、不治の病のメイドが大恩ある主人のため、自分を愛玩の人形にしてでも、一生付き従う。
…狂気じみた献身ですがまあ、極端な話ですが、兎に角そういう心に萌えたりもする訳です。はい。
515名無しさん@ピンキー:03/11/07 00:56 ID:JcTqRs0T
>…ところで、この絵のカラー化を望んだら罰が当たりますか?

罰はあたらんと思いますが…(笑)
まあ、別の絵でもう一度チャレンジしてみたいと思います。

完成が何時になるやら、私にもわかりかねますが。
ロールアウト出来次第投下します。
516名無しさん@ピンキー:03/11/07 01:38 ID:v1rGv8Gp
>>515
なるほど、そのような設定を想定して描いたのですね。
罰があたるというのは「こんなに凄い絵を描いて貰ったのにまだ贅沢を言うか」って事です。(w
517名無しさん@ピンキー:03/11/07 01:43 ID:v1rGv8Gp
>>514
>私はどちらかと言ったら、使命感、止む負えない事情、献身と言った設定に萌える
自分も、やむを得ない事情などでという設定が好きですね。
レズ専で、割とサイボーグ娘に感情移入してしまうので、「自分は生身で相手がサイボーグ」「自分がサイボーグで相手は生身」「両方サイボーグ」どれでも萌えたりします。
というか自分の中では同じ事だったりしますが…。
自分が一番オワってるかなぁ、と(苦笑
518名無しさん@ピンキー:03/11/07 12:46 ID:NNPPMyb3
外付けの生命維持装置イイ!
体内に埋め込みきれない機械から首や腕、脚、頭部、背中、そして乳首・股間などチューブやパイプで繋がれていて、拘束されているかのよう。
この維持装置から分離させられたら30分しか生命が持たない。
時間切れが近づくとカラータイマー状のインディケーターが赤く点滅し始める。
ってシチュエーションで漏れは抜いたことありまつ。。。
519名無しさん@ピンキー:03/11/07 14:46 ID:Z9nmTL7q
チューブやパイプが多すぎるとセク-スの時に邪魔になりそうだ罠
520名無しさん@ピンキー:03/11/07 16:28 ID:K60iPgKv
521外付生命維持装置発明犯(w:03/11/07 20:54 ID:v1rGv8Gp
>>518
そもそも「生命維持装置を充分に小型化出来る技術がない」世界観を想定した設定だったりします。
内蔵生命維持装置では短時間しか生命維持できないため、動き回る仕事をする時は内蔵の生命維持装置、仕事が終ったら据置型の外付生命維持装置に接続、という想定です。
内蔵装置は短時間型と長時間型があり、長時間型の方が生体への負担が大きくなる(外付に接続する「休息時間」が極端に必要とされる)ため、仕事内容に見合う限り出来るだけ短時間型の装置が好まれる訳です。
移動能力を持たない完全固定型義体では、内蔵生命維持装置が無い(せいぜい血流を整えるポンプなどがある程度)ものもあります。
完全固定型サイボーグ娘は、コンピューターのオペレータなどの仕事をする事になります。
522名無しさん@ピンキー:03/11/07 20:58 ID:v1rGv8Gp
生命維持装置は大がかりな装置になってしまう為、サイボーグ達が集まって暮らす施設も存在します。
何かトラブルが起こっても対応できるように、超大型病院に隣接している事が多いようです。
そのような施設では、生命維持装置が、体液が混ざらない程度に複数の人で共有される事で効率化されています。
523名無しさん@ピンキー:03/11/07 23:05 ID:yS3yTUaf
四つん這いにしなくてはいけない理由に病気ってどうよ?
神経の末端から侵されていく症状で、間接に激しい痛みが伴い、
四肢を切断しないとやがては脊椎や脳も侵されてしまい、最後には氏んでしまう。
若い女性のみが発症するという設定なら萌えるだろ
524名無しさん@ピンキー:03/11/08 00:12 ID:mQF2I/AB
>>523
すさまじく萌える設定だけど、
サイボーグとはかけ離れてきてしまった気が・・・。

でも、激しく萌えたので、別スレ建ててでもやってほすぃ
525名無しさん@ピンキー:03/11/08 10:42 ID:VWOhX2IE
やっぱり、サイボーグ属性の人は、そっち方面の属性も併発してるのが多いのだろうか…。
「人間形逸脱型娘」という共通点はありそうだし。
あ、もちろん人間の形を逸脱しないサイボーグ娘に萌えな人もいるだろうけど。
526名無しさん@ピンキー:03/11/08 14:06 ID:iaTm/Zhg
四つん這いに萌えると言うのは、女に対する支配欲の現れのような気がする罠
しっぽがあればいっそうイヌやネコに近いが、そういうパーツは内蔵できないのだろうか?
527名無しさん@ピンキー:03/11/08 19:39 ID:BcCNic8V
漏れは近未来を想定しないサイボーグフェチなので、
まだサイボーグ化の技術が未発達な現代では、サイボーグ化は危険性が高くて悲惨な加虐行為ということになりまつ。
なので漏れは外付け生命維持装置をイメージすると、機械に繋がれなくては存在できない拘束されたサイボーグに改造されてしまった哀れな少女、
という萌え方になりまつ(w
ペットサイボーグにされるために拉致され四つん這い型機械にされた惨めな少女、とか(w。

528名無しさん@ピンキー:03/11/09 00:32 ID:pz2Mq7GL
少しなら動けるダルマ娘の話題が中心なので、専用のスレを立てても成り立ちそうな雰囲気だな
でも、四つん這い化の素材にはどんな女がいいんだろう?
犯罪者か普通の少女か神経の病気な患者でもかなり変わってきそうでつね
529名無しさん@ピンキー:03/11/09 22:49 ID:Iw5N1rKi
>>526
それが典型的なタイプの一つなのは間違いないと思うが…。
逆に「支配されたい」欲の人間も萌える事もあるだろうし。
他の理由の事もあると思う。単なる異形萌え(獣人・機人・妖怪・幽霊)の一種とか。
530名無しさん@ピンキー:03/11/10 19:38 ID:eaPwwosV
>527禿同!!やはりサイボーグっていうと無理矢理改造されちゃうもんだって認識してました。
手術台に縛り付けられて、「いやー!!」って叫びながら機械にされてっちゃう。みたいな。笑
仮面ライダーとかの影響なのでつかね?
531名無しさん@ピンキー:03/11/11 02:00 ID:44A+L52H
>527 >530
いいですね〜
自分も無理やり改造される少女達に萌えますね
自分としてはサイボーグ技術が世間ではまったく知れ渡っていない世界で、急に拉致されて改造されたりするのが好きですね。
もしくは軍用サイボーグとかの戦闘用のサイボーグに改造されて無理やり戦わされる少女なんかが大好きです。

近頃の仮面ライダーは改造人間じゃないのでつまらないですよ〜
手術台の上で悲鳴をあげる少女とかないですかね〜?
532名無しさん@ピンキー:03/11/11 19:11 ID:7mlFhSxR
犯罪組織に誘拐された女の子がサイボーグ兵器化され、体を操られて、いっやがりつつも危険な犯罪行為に使われてしまって欲しいでつ。
533名無しさん@ピンキー:03/11/11 23:58 ID:44A+L52H
>532
いいですね〜
自分もこんなのを見てみたいです。
だれか書いてくれませんかね〜

そういえば>432さん
小説は書いているんでしょうか?
頑張ってください、期待してます
534名無しさん@ピンキー:03/11/12 00:44 ID:catKenIB
ウボッ!! え…ええ、書いていますよ。もちろんですとも(´∀`;)

まあ、自分の趣向が強く出てしまうのは、ある程度やむなしとは思いますが(笑)
遅筆で申し訳ないです。
ベクトルとしては、ラノベに近い一般向けと思って書いています。
挿絵も自分で描いて・・・一応HTMLにして何所かにUPするか、もしくは無料HPで公開するかは考え中です。
535M.I.B:03/11/12 01:36 ID:xV3Bog/P
>534
フェチ板の話題です、自分の趣向が強く出るのはやむなしかと。
期待していますので頑張ってください。
完成の暁にはぜひご報告を。
536名無しさん@ピンキー:03/11/13 02:57 ID:fVJBb1a0
藻前ら、いい加減こっちにきて自作自演すんな。そろそろ潰すぞ?
537名無しさん@ピンキー:03/11/14 23:28 ID:xq/kA5Sc
ちょっと保守しますよ…
538名無しさん@ピンキー:03/11/15 00:01 ID:L08VAvWe
四つん這いでは「ちょっと通りますよ」ができないなw
539名無しさん@ピンキー:03/11/15 00:31 ID:XP3t/Ldu
まて、「ちょっと通りますよ」には

胴 と 手 が 無 い ぞ! 
コワイヨー



…よし、描いてみるか!
540名無しさん@ピンキー:03/11/15 13:39 ID:7WTY/FVU
もし足がビグザムみたいだったら((((;゚Д゚))))
541名無しさん@ピンキー:03/11/15 17:08 ID:WliES/cE
テスト
542名無しさん@ピンキー:03/11/16 00:44 ID:3zbx3lXm
抵抗は無意味だ、
我々はボーグだ、
お前達を同化する。
543名無しさん@ピンキー:03/11/16 02:08 ID:8uxl4BT8
>542
望む所だ!!!
544名無しさん@ピンキー:03/11/16 02:19 ID:wjZF2A6G
……何でも良いけど、ちゃんとsageて下さい。
545名無しさん@ピンキー:03/11/16 11:55 ID:UJVFDVBk
サイボーグが完全に市民権を得たら、むしろこのスレ的には萎えだと思う。
546名無しさん@ピンキー:03/11/16 12:15 ID:usJ1q/db
元々人間なんだからサイボーグ化が一般的な事になれば市民権も有るだろうよ(´д`;)
547名無しさん@ピンキー:03/11/16 14:18 ID:jMzRzr63
そして生身の人間が市民権を失うと。
三流SFにありそうな設定だな(´д`;)

その頃には「生身の娘ハァハァスレ」とか立ってたりして。
548名無しさん@ピンキー:03/11/16 16:43 ID:OoL76oE2
サイボーグの基本は機械だけど、有機のバイオ系も小説で読んだ事がある。
クローン筋肉や強化神経がでてきたし、性器も改良されてる女もいてビクーリした。
549名無しさん@ピンキー:03/11/16 21:29 ID:0DEjvD55
M.I.B.さんこのごろ登場せず残念です。
小説期待してます!
550M.I.B:03/11/16 23:34 ID:GUdxFkab
えーと
来てはいますよ
だいたい名無しですが
小説は頑張ってみます。
551名無しさん@ピンキー:03/11/17 19:34 ID:85spPiEB
期待してまつ、
552M.I.B:03/11/19 01:44 ID:mp2gbXuV
現在製作中です。
頑張ります。
553名無しさん@ピンキー:03/11/19 11:03 ID:kNtWxFI+
誰かセーラー厨を改造してくれー
554名無しさん@ピンキー:03/11/19 12:49 ID:5C84lXYG
>>553
ttp://www.taremeparadise.com/indexj.html
宇宙帝王氏の95年11月あたりを見るべし。
555名無しさん@ピンキー:03/11/19 13:25 ID:yWL+KVuv
(´-`).。oO(四つん這いセーラーきぼんぬ・・・
556>534:03/11/20 01:32 ID:19+2izGu
とりあえず第一話出来ました。
が、どこにUPするかがまだ決まりませぬ。

いよいよとなると自サイトに圧縮してUPするかもしれませんが…さて、どうしますかね。
557名無しさん@ピンキー:03/11/20 19:35 ID:qe9eJPF9
とりあえず、あらすじだけここにうpしてくれたらうれしいような・・・
558名無しさん@ピンキー:03/11/22 01:50 ID:qibiA9Fs
保守
559名無しさん@ピンキー:03/11/23 00:28 ID:HoDnPy6l
こんな萌えるスレがあったとは!
俺も>>530>>531とみたいに仮面ライダー的なヤツが好きだな。

組織に拉致されて改造されてしまった女性が、脱出して自分を改造した組織に操られるサイボーグと戦う…みたいな、ね。


俺的には見るからに「機械丸出し」よりも、見た目は普通の女の子で普通に社会生活もしてるけど

・負傷すると皮膚の下から機械部分があらわになる。血の変わりにオイルが出る。
・固形物が一切食べられない。付き合いで食事に行っては後で吐く。
・錆防止のため水分は厳禁。お風呂にも入れないし、海水浴などもってのほか。
・副作用で定期的に猛烈な発情期が来て、快感を通り越して苦しみ悶える。
 もちろん流す涙も汗もみなオイルしか出てこない。
・これだけの苦しみを背負っている割には改造途中で逃げたため戦闘力は低く、
 他のサイボーグにいつもボロボロにされつつも、なんとか勝つ。

なんて設定が萌えます。マジで小説でも書きたいくらいだ。
ほんとわれながらアホだな。。
560名無しさん@ピンキー:03/11/24 01:26 ID:WG3Yirup
>>559
ルックスはアヤナミとアスカのどっちに近い?
561名無しさん@ピンキー:03/11/24 06:08 ID:91/e3DXz
>559小説キボンヌ!!
562名無しさん@ピンキー:03/11/24 09:21 ID:SgodyGV9
>>560
えーっと、もうちょい年齢は高目かな。
さりとてミサトさんくらい逝っちゃうのもちょっとアレなので。
俺的には20歳くらいの、女子大生かOLを想定してます。
妙に女刑事だったりスポーツに秀でたり、お水系だったりするんじゃなくって、
本当にごく普通の子が裏でとんでもない悲劇を背負って
人知れず傷だらけになって戦ってるのが好き(藁
あと、「中途半端な改造」ってのが萌える。脳も一部改造されていて、たまに
ものすごく情緒不安定になったり破壊衝動が抑えられずに暴れ出すとか。
「生身と機械が混在している悲劇」みたいなのも大好き(藁藁

>>561
暇ができたらマジで書けるといいんだけどね。。
ただこのスレでもあまりにピンポイントすぎる妄想だから
受け入れられないかも。。


563名無しさん@ピンキー:03/11/24 12:18 ID:LahCMftb
犬なんかだと、彼女の違和感を感じ取って側に来たら吠えそうな気がする。
564名無しさん@ピンキー:03/11/26 01:19 ID:OtBH2vFI
保守
565名無しさん@ピンキー:03/11/26 01:21 ID:ENIPr2tR
ここも随分閑散とした場所になったな……。
566名無しさん@ピンキー:03/11/26 02:05 ID:6hEz0NHd
中途半端な改造、に萌え!拉致られて改造されたが手術を失敗されて放棄され、故障を抱えたままのサイボーグ少女とか。
それか実験用として無理で危険な改造されて「不良品サイボーグ」として冷遇されるとか。
567ugota:03/11/26 14:35 ID:hfJIZkRo
なかなか絵師降臨しませんねー
568名無しさん@ピンキー:03/11/26 16:23 ID:y22cyo0t
>手術を失敗されて放棄され、故障を抱えたままのサイボーグ少女とか。
重機甲兵ゼノンの下半身改造ねーちゃんとか。
ありゃ主人公の本チャン手術やるまえの試作っつー設定だっけ。
569名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:42 ID:YHZL7zSm
テレ朝のニュース番組で片腕を鮫に食い千切られた13歳のサーファーってどうよ?
570名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:19 ID:GC/vOFyt
お久しぶりです。

ラフですが、よろしければドゾー(゚Д゚)ノ□
腕を吹っ飛ばされて初めて自分がサイボーグに改造されていた事に気づく女の子です。

嗚呼…ちゃんとした絵を描きてぇ!!時と精神の部屋がホスィ…。
571名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:24 ID:6BqFatwS
>570
あの…
どこにあるんでしょうか?
572名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:27 ID:GC/vOFyt
うわああああああああ!!(AA略

ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031128001533.jpg
573名無しさん@ピンキー:03/11/29 01:28 ID:UD/I87p6
>572
GJ

それにしても人がいないなあ
みんなこないのかな…
574名無しさん@ピンキー:03/11/29 10:51 ID:hjC1AcD9
>>572
腕が取れた理由は何でつか?
シチュが分からないと脳内補完できないYO
575AMBER:03/11/30 01:57 ID:KPcLn3g8
http://akm.cx/2d2/img/6.jpg
描いてみたよ^^サイボーグ子ちゃん
576AMBER:03/11/30 02:06 ID:KPcLn3g8
ぼくはサイボーグ少女が自分でサイボーグって知らないほうがいいですね^^
改造されていたりその辺はまったく覚えていなくて普通に生活するんですが
ご飯を食べても戻してしまうし体育で急に成績がよくなったり違和感を感じて悩みながら^−^
んで一週間くらいして>>572みたいな展開がいいですね^^
577名無しさん@ピンキー:03/11/30 11:00 ID:jYyqTrbM
>574
ある組織に同じく改造された妹さんから、銃撃を受けた為です。
組織から失敗作と判断された姉を妹さんは処分しに来たと言う設定です。
そのうち続きも描きます。ひまな時に気が向いたらですが(´∀`;)
578名無しさん@ピンキー:03/11/30 11:43 ID:zzlOL5Eo
(´-`).。oO(妹サソかわいいかな・・・
579名無しさん@ピンキー:03/11/30 16:16 ID:RfXLPQ4i
小説まだかぁ〜
580名無しさん@ピンキー:03/12/02 12:46 ID:L7s3nIpY
保守
581名無しさん@ピンキー:03/12/02 17:45 ID:YCO9iqZv
(↓)はタイのNirut Tamchooという人が描いたサイボーグ娘なんですけど、萌えますかね?
ttp://www.thai.net/auruster/gfxgal/Rn10.jpg

ヲタク文化が世界を席巻しても、サイボーグ娘萌えというのは日本特有の現象なのか、
海外サイトで面白い画像を見つけるのはなかなか困難のようですね。
(例えばMauricio Medinaという人の描いた女サイボーグ(↓)はこんなの)
 ttp://mjbarias.com/scifi/gallery/maur1.jpg

いくら女性サイボーグでも、空山基のピンナップガールみたいなのは、このスレ的には
ちょっとズレてるんでしょうね?
582名無しさん@ピンキー:03/12/02 19:53 ID:L7s3nIpY
今日のF-ZERO、とあるレギュラーキャラ(♀)がサイボーグである事が判明した回だったんだが、そんな回に限ってあり得ない程作画が悲惨な罠…(泣
任天堂アニメで作画が乱れるなんてあり得ないのに。今まで作画が乱れた事なんて無かったのに。ポケモンであれぐらい作画が乱れたら暴動モンでつ。まぢで。(TT)
583名無しさん@ピンキー:03/12/02 20:42 ID:ge6UYyLY
>>582
エンディングとか結構乱れてると思う…ていうのは言っちゃ駄目なのかw
584名無しさん@ピンキー:03/12/02 23:46 ID:L7s3nIpY
>>583
今回の本編の作画に比べたら…(TT)
585名無しさん@ピンキー:03/12/03 18:43 ID:T5G92GeB
裏では任○堂の偉いヤシが「所詮子供向けの作品」とか言ってたりしてw
586名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:13 ID:pm1Z2Joi
>>585
あそこはそれやったら絶対潰れるので、それは無いでしょ。
ポケモンとか観ててもかなり真面目に作ってある。
大人にしか解らないようなネタも結構盛り込んであるし。
大人がつまらないと思うような屑アニメは子供にもソッポ向かれるもんだしね。
むしろ大人向けは萌えさえ入ってればある程度売れてしまうので、大人の方がよほど「子供だまし」に引っかかりやすい罠…(w
587名無しさん@ピンキー:03/12/04 12:35 ID:iAHxCitV
ナディアでメカデザインをしてた人は言われたらしい。

ポケモンは例の毒映像の件があるから、色や効果を制限されてるかもしれない。
588名無しさん@ピンキー:03/12/04 18:13 ID:It52H0nv
>>586
その程度で本気で任天堂がつぶれると思ってるの?
いてえええええええええええええ
589名無しさん@ピンキー:03/12/04 19:14 ID:stNmYpS3
(´-`).。oO(そろそろサイボーグの話題に戻らないものか・・・
590名無しさん@ピンキー:03/12/04 22:41 ID:8s5lUQ3Z
>>588
そういう手抜きの積み重ねが倒産につながるんだろうが。
591名無しさん@ピンキー:03/12/04 23:36 ID:It52H0nv
>>590
そういうのは絶対潰れると書いてある>>586と俺のレスよく比べてからどうぞ
592名無しさん@ピンキー:03/12/04 23:50 ID:1yzmOV8r
::::::::::::        ::::::::::::
:::::::          :::::::::
::::            :::::
  ___
 / || ̄ ̄|| ∧_∧
 |  ||__||(    ;) < 自信満々だけど、ナニを比べろと…?
  ̄ ̄\三⊂    )

593名無しさん@ピンキー:03/12/05 00:56 ID:sAy9581q
    _、_
  ヽ( ,_ノ`)ノ おいなりさんくらべだ
 へノ   /
   ω ノ
     >
594586:03/12/05 13:23 ID:EGOzR+ul
>>588,591
漏れ、何かおかしい事言ったか?
任天堂は子供相手のビジネスがかなり大きなウェイトを占めてるので(勿論それだけじゃないけど)、子供にソッポを向かれたらその時点でアウト。
勿論>>590氏も指摘する様に、そういう事の積み重ねでソッポ向かれるだろうし、
顧客蔑視発言が表沙汰になって騒がれでもしたら、その一発でアウトだよな。
595名無しさん@ピンキー:03/12/05 15:34 ID:kGYHLw1b
藻前ら、ここはサイボーグ娘のスレですよ?
596名無しさん@ピンキー:03/12/05 16:44 ID:PGNAKqbi
>>595
>>582-594で議論している皆さん全員サイボーグ娘ですがなにか?
597名無しさん@ピンキー:03/12/05 17:33 ID:sAy9581q
成形手術いた娘も改造人間?
598名無しさん@ピンキー:03/12/06 17:42 ID:sD3WhMAH
整形で改造人間なら牝ニダーはみんな(略
5991:03/12/07 03:43 ID:d9hs6aYZ
申し訳ないでつが、ここは特定民族を差別するスレでは無いので、そのような話題はご遠慮くださいでつ。
600名無しさん@ピンキー:03/12/08 23:03 ID:nWTeXtT7
保守
601名無しさん@ピンキー:03/12/09 20:25 ID:rhOMtgiU
ああセーラーウェポン、早く来てこの危機を救ってくれ!
602名無しさん@ピンキー:03/12/10 11:25 ID:FHAEbGTX
博士!1〜3号機が出動できないなら新しく女子厨を改造してセーラーウェポン4号を造ってよこしてください。
603M.I.B:03/12/11 23:16 ID:D8GaT5RY
お待たせしました。
SW第5話、やっと完成しました。
いろいろ設定をいじりましたので、以前に書いた設定と異なる部分が有ります。

では始まり始まり…
604M.I.B:03/12/11 23:17 ID:D8GaT5RY
美少女兵器 セーラーウェポン
 第5話
「水の戦士SW4号登場」


「梓・・・ 絶対に助けるから待っていて」
 SW3号の改造手術が終わるの待って、彼女が逃げ出してきたマシーナリーメイデンの秘密研究所に襲撃をかけたSW達だったがそこは既にもぬけの空だった。
 3号は手近の石を握りつぶして怒りに震えていた。
 その怪力はパワータイプのサイボーグとして作り出された彼女ならではのものだった。

<数時間前>
「いいかね、今から君はSW3号だ」
 三井久美として14年間生きてきた少女は、マシーナリーメイデンの手でサイボーグの基本改造を受け、今ここで博士の手で再改造処置を受けサイボーグ兵器セーラーウェポン3号として生まれ変わったのだった。
 SW3号はパワータイプのサイボーグとして作成され、その身体は手足のみでなくそのパワーを支えるための骨格や臓器の改造を受けていた。
 これにより3号は成人男性の100倍までのパワーを発揮する事が出来るのだった。
 さらに、左手には火炎放射器が内蔵され2000度の火炎を吐き出す事が出来るようになっていた。
 1号、2号と同じようにパーソナルカラーのメタリックレッドの手足や髪を持ち、戦闘用のセーラー服も赤を基調にしたものだった。
「これで奴らと戦う事が出来る」
 3号は自分にみなぎる力を感じ打ち震えるのだった。
605M.I.B:03/12/11 23:18 ID:D8GaT5RY
<研究所>
「そうか、やはりもぬけの殻だったか」
 報告を聞いた博士はさも当然だという態度で言い放った。
「3号が場所を知っていたんだ。まあ当然予想される事態だ。
 当座の情報が無い状態だ、慌てずに奴等の動きを探るしかないな」
 そう言うと、博士は3体のSW達に家に帰るように言った。


<翌日>
 久美は再び学生として学校に現れていた。しかしそこには親友の梓の姿は無かった。
 久美にとってそれはわかりきったことであるが、前日までの事が夢で学校に来ればいつも通り梓がいるのではと思わずにいられなかったのだ。

「久美! 今までどこに行ってたの?」
 そう言って近寄ってきたのは、久美と梓の親友、大庭 睦月だった。
「近頃頻繁にある行方不明事件に巻き込まれたのかと思ったのよ」
 心配そうに言い寄ってくる睦月だったが、今の久美には煩わしく思うだけだった。
「わるいけど、ほっておいてくれ」
 久美はそう一言言うと、一人歩き出した。
「待ってよ、梓はどうしたの? 一緒じゃなかったの?」
「うるさい! もう俺に関わるな!」
 久美はそう叫ぶと走り出したのだった。
「久美一体何があったの?」
 1人取り残された睦月は梓の走り去った方角を見つめていたのだった。


 数日後、久美は機甲将ヴァネッサが差し向けた重装甲のサイボーグMM06を破壊しマシーナリーメイデンにSW3号として戦い始めるのだった。
606M.I.B:03/12/11 23:23 ID:D8GaT5RY
<数日後・放課後>
 和美と双葉はいつものように幸恵を誘って帰るために保健室に向かうと、そこには保健医の静香と幸恵の他に良く見る人物がいた。
 それはクラスの副委員長の四之宮 麗と妹の由美だった。
「あら、あなた達また来たのね。木下さん、後は私がやるからもう帰っていいわよ」
 2人に気付いた静香は、幸恵に向かってそう言い、
「それじゃあ、すいませんが後はお願いします」
 幸恵はそう言うと帰り支度をして、2人と帰っていった。

「さて、麗さん。とりあえず由美さんの発作はおさまっているから、今のうちに帰宅する方がいいわ。
 ただ、由美さんの体力的に通学は厳しいわ。学校としては止める事はできないけれど無理はするべきではないわ。ご両親とも一度話し合いする必要があるかもね」
 静香は由美が眠っているのを見ながらそう言った。
 由美は昼休みの間に発作を起こして保健室に連れてこられたのだった。
「ご迷惑をおかけしました。
 ただ由美が学校に来るのは両親も学校も承諾しているので…
 この子はもう長くはないんです。お医者様の見立てではもって半年だと。その間は好きな事をさせてあげたいって」
 麗は辛そうに答えて由美の方を見た。
「そう、それならこれ以上何も言わないわ。妹さんを大切にしてあげなさい。
 由美さん、そろそろ起きなさい」
「うーん」
 静香が揺すると由美は目を覚ました。
「あっ、お姉ちゃん」
「ほら、由美帰るわよ」
「はい。先生、お世話になりました」
「お大事にね、由美さん」
607M.I.B:03/12/11 23:24 ID:D8GaT5RY
 帰り道、麗と由美は2人で歩いていた。
 しばらく2人で歩いていると、前を歩いていた由美が口を開いた。
「私、自分でもわかっていたんだ。この身体じゃ、そんな長生きできないって」
「そっ、そんな事無いわよ。何言ってるの」
「お姉ちゃん、さっきの先生との話し聞こえてたよ」
「え?」
「私は大丈夫だよ。まだ大丈夫だから」
 由美はそう言うと、小走りに角を曲がっていった。

 しばらくの間、呆気に取られていた麗が由美を追いかけていこうとした時、
「お嬢さんちょっと待ってください」
と、声がかけられた。
 麗は声の主を探したが、見当たらない。
「下だよ、下」
 そこにはチワワが一匹いるだけだった。
「僕が君を呼んだんだよ」
「まさか、何で犬が喋っているの?」
「それは僕がただの犬じゃないからさ。
 それよりも僕は君に力を貸して欲しいんだ」
「力を貸すっていったい何を…」
 そう言った瞬間、由美が走り去った方から

 キキーーー!!
「バカヤロー! 死にてーのか!!」

 ブレーキ音と罵声が聞こえてきた。
「まさか由美に何かあったんじゃ」
 麗はすぐさま走り出した。
608M.I.B:03/12/11 23:25 ID:D8GaT5RY
 角を曲がった麗が見たのは、倒れている由美だった。
「由美!」
 駆け寄ると由美は車に轢かれたようではなかったものの発作を起こしていた。
 麗はあわてて由美に薬を与えるが治まる様子は無い。
「どうしよう、由美が死んじゃう。そうだ救急車!」
 麗が携帯を取り出し119番にかけようとした時、
「ここからかけても間に合わない。博士の研究室で見てもらおう」
 先程のチワワがそう言うと、2人は光に包まれた。


「ここは?」
 そこは一面機械がいっぱいの部屋だった。
「早くそこのベットに彼女を寝かせて!」
 麗が言われるままに由美を寝かせると、マスクが降りてきて由美の口に装着された。
 しばらくすると呼吸が穏やかになり落ち着いたようだった。
「よかった。助かったのね」
 麗が肩を撫で下ろしていると、白衣の男性が入ってきた。
「D1どうしたんだ? 戻ってくるなり医療システムを使うなんて」
「あっ、博士それが…」
609M.I.B:03/12/11 23:31 ID:D8GaT5RY
 D1が今までの経緯をかいつまんで説明すると、博士は興味を覚えたようで医療システムのデータを見始める。
「なるほど、内臓のダメージが大きすぎるな。このままでは半年と持たないな。
 内臓を機械化するにしても長時間のサイボーグ化手術に耐えられるとは思えない」
「どうにかならないんですか?」
「少なくとも私には無理だな。代わりの臓器があれば手術時間の短縮ができ成功する自信はあるのだが」
「そんな… もう10年近くドナーを探しているのに半年以内なんて無理よ」
 がっくりと肩を下ろした麗を見て博士はばつの悪そうな表情になったが、思い出したように口を開いた。
「それよりもここに来たという事は、君はD1が選定したサイボーグ候補だな?」
「すいません博士、説明の途中でこの子が倒れて緊急事態だと判断して連れてきてしまったんです」
「そうか、なら私が説明しよう」

 そこで博士が自分はサイボーグ改造技術を持っている事まで口に出し、次にマシーナリーメイデンの事、自分達はそれに対抗している事、麗にサイボーグ兵器であるSW4号になるように言うつもりだったが、
「もし私がサイボーグになれば、私の臓器を由美に移植する事はできないでしょうか」
と、麗が口をはさんできた。
「姉妹であるから臓器の適合性の心配は無いだろうから可能だと思うよ」
と、答えるとすぐさま麗は言った。
「わかりました。私サイボーグになります」
「いいのかね?」
「はい、私を自由に改造してください。その代わり妹の手術お願いします」
「わかった。いいだろう。それじゃあすぐに取り掛かろう。
 妹さんを手術台に移動させてくれ」

 麗と由美が並びの手術台に横たえられ、手術の準備がされた。
 2人の首筋に生命維持装置がつながれ、手術着の博士が麗に語りかける。
「それでは始める。全身麻酔をするから次に目が覚めたら君はサイボーグだ」
「はい、よろしくお願いします」
 その返事を聞くと博士は麗の口に麻酔用のマスクを当てた。
610M.I.B:03/12/11 23:32 ID:D8GaT5RY
<マシーナリーメイデン謁見の間>
 失敗が続いたヴァネッサとアンジェラがカーテンの向こう側からの無言の圧力に耐えていた。
「お前達、失敗が続いているようだな」
 その言葉に2人は反応し、頭を床に押し付けた。
「「お許しください陛下。次こそは奴らを倒してご覧に入れます」」
「ならん。次はシルビアに行ってもらう」
 2人の後ろに立っていたシルビアが前に進み出る。
「わかりました、陛下。この二人のような惨めな姿は決して晒しません」
「ほう、自信があるようだな。何か策があるのか」
「はい、奴らが唯一苦手としている場所があります。そこにおびき寄せればたやすく一網打尽にできるでしょう」
611M.I.B:03/12/11 23:34 ID:D8GaT5RY
<研究所>
「SW諸君、私はマシーナリーメイデン幹部、人機将シルビア。
 お前達に話がある。
 池田 梓という少女が我々に捕らえられているのは知っているな。彼女を解放する。
 罠ではない。これでヴァネッサが失脚する事が狙いだ。
 今から指定するポイントにある船に彼女を置いておく。なるべく早く回収してくれ」

「以上が研究所内の通信設備が受信した奴等のメッセージだ」
 D1がSW達に見せた後、そう言って締めくくった。
「おれは行くぞ」
 説明が終わるなり3号がそう言うと、部屋を出て行こうとする。
「待つんだ、罠に決まっている」
 D1は3号を呼び止めると断言した。
「それでも、梓がいる可能性がある限り行かなくちゃならないんだ」
 そういう3号の必死な表情に
「それなら私も行くわ」
「僕も!」
 1号と2号が名乗り出た。
「何を行っているんだ!罠に決まっているだろう」
「わかっている。けどそれでも行くんだ」
 D1の静止を振り切り3体のSW達は飛び出していった。
612M.I.B:03/12/11 23:35 ID:D8GaT5RY
<沖合いの指定ポイント>
「あれだ」
 3号は波間にゆれる一艘のクルーザーを見つけた。
「とりあえず、甲板には誰もいないようね」
 2号と3号を支えたまま着艦した1号は周囲を見回して言った。
「とりあえず、中に入りましょう」
 3体がキャビンに入ると人影がある。
「梓!」
 3号は思わず駆け寄ると抱き上げる。
 しかし、そこにいたのは彼女達が何度見てきたアンドロイド兵だった。

 ガターン

 それと同時に、キャビンの入り口や窓に鉄板が降りてきた。
「掛かったわね」
 キャビンのテレビにシルビアの姿が映し出される。
「御免なさい。折角の素体をただで渡すわけに行かないの。
 その代わり、あなた達を倒したら開放するから安心してKANNAにやられてね。

 その瞬間クルザーは爆発しSW達は海中に投げ出された。

「ようこそSW。
 私はMS04・KANNA。お前達を倒すものだ」
 そこには全身機械化された金属製の人形のようなサイボーグが待ち構えていた。
613M.I.B:03/12/11 23:42 ID:D8GaT5RY
<マシーナリーメイデン謁見の間・数時間前>
「シルビアよ。奴らが苦手な場所とは何処なんだ」
「それは、海中です。
 1号の飛行能力とレーザーサーベル、2号の高速移動と放電、3号の怪力と火炎放射、全てが水中での戦闘に向きません」
 シルビアは自信たっぷりに答えた。
「しかし、シルビア水中戦用のサイボーグなど開発してあったのか?」
 アンジェラが横から口をはさむ。
「私の開発したサイボーグはそのような問題はありません。
 陛下、少々お待ちいただけませんか?
 今回の作戦に使う者を連れてきます」
「わかった。いいだろう」
 その答えを聞くとシルビアは部屋を辞し、自分の研究室に向かった。

 数分後、セーラー服を着た金属製の人形のようなサイボーグを1体連れてシルビアは戻って来た。
「これがMS04・KANNAです」
「お初にお目にかかります。陛下。私がMS04・KANNAです」
「なんだ。普通のサイボーグではないか」
 ヴァネッサはそのサイボーグを見て言った。
 確かにそれは全身をくまなく機械化されているが、取り立てて水中用という様子は無かった。
「ふふっ、私のサイボーグはあなた達の作る単純なものとは違うのよ」
 そう言うとシルビアはKANNAの右腕を外し、後ろに連れていたアンドロイド兵が持っていた腕に付け替えた。同様に左腕と両足を取り替える。
 さらに、いくつかのアッタチメントを取り付ける。
 すると、そこには両手には水かきを、両足には補助用のスクリューを内蔵した水中用サイボーグが姿をあらわした。
「私のサイボーグは装備を取り替えるだけであらゆる条件に適応できるの。
 そして、この子達は陛下とマシーナリーメイデンと私に絶対的な忠誠を誓っているわ」「はい、私はこの身体を与えてくださった陛下とマシーナリーメイデンとシルビア様に忠誠を誓います」
 KANNAはそう言うと直立不動になった。
「よし、お前には期待しているぞ」
「はい、陛下のご期待に添えるよう全力を尽くします」
614M.I.B:03/12/11 23:43 ID:D8GaT5RY
<水中>
「お前達は優れたサイボーグかもしれないが、水中戦闘が可能ではない。
 ここで破壊させてもらう」
 KANNAはそう言うと、腕からトライデントを出し高速でSW達に向かってくる。
 SW達は迎え撃つどころか身体が重く自由に動く事もできない。
 それでも1号はレーザーサーベルをだして戦おうとするが、水中ではそれを作り出す事ができない。
「もらった!!」
 KANNAのトライデントが1号の生身の腹部に突き刺さった。
「!」
 激痛のあまり1号の口から酸素が漏れる。
 海中に1号の赤い血が広がった。
 それを見た2号と3号が1号を救おうと、それぞれ放電装置と火炎放射装置を起動させようとする。
「無駄ですよ。あなた達の装備は水中戦では意味をなさない」
 KANNAの言う通り、電撃は拡散してしまい、火炎放射装置は起動しない。
「さあ、次はあなた達の番です」
 そう言うと、KANNAは1号を蹴り飛ばし、トライデントから外した。
 1号は血を流しながら沈んでいった。
 KANNAがトライデントを構えなおして2号に狙いを定めた時だった。
 激しい音を上げて、魚雷がKANNAをめがけて直進してきた。
「くっ」
 KANNAは必死に回避を試みたが、高速な魚雷を避けきる事はできなかった。
「ギャー!」
 KANNAの右足が吹き飛び、配線が水中でスパークする。
「誰だ!」
 魚雷が向かってきたほうを見たKANNAは、そこには先程沈んでいった1号を引き上げてきた、メタリックブルーのサイボーグだった。
 そのサイボーグは上半身は人型で腕や髪と同じ色のセラー服を着ていたが、下半身は足ではなく、魚類のような鰭になっており、まるで人魚のようだった。
「私は彼女達の仲間、セーラーウェポン4号よ」
615M.I.B:03/12/11 23:46 ID:D8GaT5RY
<研究所・数分前>
「何! それではSW達はそのポイントに行ったのか?」
 手術室から出てきた博士はD1から事のいきさつを聞いていた。
「罠だとすると、間違いなく水中戦用のサイボーグ待っているな。
 今のSW達では水中戦はできない。
 ただ運がよかったと言えば、よかったかな」
 博士はそう言うと、手術室に戻りコンソールを操作してそこで寝ている4号の起動プログラムを走らせた。
「うっ、う〜ん」
「起きたようだな、SW4号」
「え? SW4号ってどういうこと?」
「君はサイボーグ兵器として改造され、SW4号になったんだ」
「そんな、兵器だなんて。私は人間です」
「それは先程までだろう。見たまえ。これが今の君の姿だ」
 そこに映し出されたのはメタリックブルーの腕と髪を持った自分だった。
 しかも、下半身は魚のような鰭でとても陸上生活に向いているとは思えなかった。
「なっ何? これ」
「君は水中戦闘能力を特化したサイボーグになったんだ」
 しかし、その声は届いていないようだった。
「こんなの姿でどうやって生きていけばいいの? これじゃあ歩くこともできない」
「そのことなら、グランドモードチェンジ」
 博士がそう言うと、麗の下半身は2つに割れ、鰭の部分が変形し、人間の下半身と同じに変化した。
「えっ? えっ?」
「落ち着きたまえ。少なくとも今の君は食事と排泄以外は全て今まで道理の生活を送る事が出来る。擬人モード」
 その言葉とともに、今までの金属質な手足が人間の肌そっくりに変化して、どうみても改造前の麗と変わらない姿になった。
「うそ? どうなってるの?」
「これなら今まで道理の暮らしが出来るだろう。それでは先程話しそびれた事を話そう」
 落ち着いた様子の4号を確認すると、博士はマシーナリーメイデン、SW達の事を語って聞かせた。
 そして最後に一言こう言って話を閉めた。
「奴らは少女達を狙っている。君の妹や友人が狙われる事になるかもしれない。そうならないために君には戦ってもらう。そのためのSWだ」
 麗は話を聞き考え込んでいたが、その言葉を聞き真剣な表情で博士に向かい合った。
「わかりました。私、戦います。SW4号としてマシーナリーメイデンを倒します」
 こうして、SW4号が真なる意味で誕生した。
616M.I.B:03/12/11 23:47 ID:D8GaT5RY
「よし。それでは今すぐ出撃してもらおう」
 博士がそう言った瞬間、部屋のアラームが鳴った。
「どうした、何があった?」
「1号が生命維持に危険なレベルの負傷を負いました」
 D1が駆け込んできて、報告した。
「いかん、4号すぐに転送装置に行きたまえ。戦闘方法は君の記憶に転送しておいたから今すぐ戦えるはずだ」
「わかりました」
「こっちだ。ついて来て」
 先導するD1を擬人モードを解いた4号が追いかけて出ていった。
617M.I.B:03/12/11 23:48 ID:D8GaT5RY
<水中>
「私が着たからにはもう好きにはさせない」
 そう言うと4号は1号を3号に渡し、ブルーのトライデントを取り出しKANNAに襲い掛かった。
 2体の戦闘力の差は圧倒的だった。
 片や、水中戦闘用に作られたサイボーグ。
 片や、汎用サイボーグに水中戦装備をさせたもの、しかも片足を失っている。
 あっという間にKANNAは無力化されてしまった。
 しかし、KANNAは諦めなかった。
「私は陛下のため、マシーナリーメイデンのため、そして何よりもシルビア様のため負けるわけにはいかないんだ。そのためにはこの命惜しくない」
 そう言うと、KANNAは動けない1号と3号に向かって突撃していった。
「いけない、自爆するつもりよ」
 それに反応して4号は残りの魚雷を発射した。
 それは全てKANNAに命中し、彼女を残らず吹き飛ばした。

 ホッとしたSW達だったが、次の瞬間博士の通信が割り込んだ。
「いかん、1号が危険な状態だ。体を安定させてくれ今すぐ転送する」
 慌てて4号が1号の身体を安定させる。
 すると、1号の姿は光の粒になり消えていった。

 第5話 完
618名無しさん@ピンキー:03/12/13 11:37 ID:v9yPXfmF
キター!!!溜めに貯めてたモノを一気にヌきました!!ありがとう!!
619名無しさん@ピンキー:03/12/13 20:16 ID:Ms+wm+Sp
緊急保守
620名無しさん@ピンキー:03/12/16 01:02 ID:G8HXiv1c
ほしゅ
621名無しさん@ピンキー:03/12/17 10:07 ID:D6p7f8NA
age
622名無しさん@ピンキー:03/12/17 13:01 ID:m+iq+tix
ageるなよ!
>>2嫁。
623名無しさん@ピンキー:03/12/19 13:37 ID:7oQZ5kf9
保守はsageにて行いませう。
624名無しさん@ピンキー:03/12/20 00:05 ID:VJywgNU3
とってもお久しぶりです。

またシャープ画ですが描きましたー。
冤罪で機械化されてしまう娘と言う設定です。
刑罰の為、半覚醒状態での改造・・・と、言う事で一つ。

ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031220000116.jpg
625名無しさん@ピンキー:03/12/22 02:50 ID:y/OgU5Tt
よいですね〜
ところで刑罰って、どんな刑なんですか?
626名無し:03/12/22 12:36 ID:r/hBVvh2
627名無しさん@ピンキー:03/12/23 00:50 ID:eXPU8Q/j
歯の矯正してる女の子(特にメタル)って、
それだけでサイボーグっぽく見える。萌え…。
特にバネやゴム、複雑な形のワイヤーや金具がいっぱい付いた状態だと…。
奥歯のバンドもひそかにメカニックだぞ。

(以前矯正スレあったのに、いつのまにか落ちちゃってたから…)
628名無しさん@ピンキー:03/12/23 18:09 ID:CGHeEnCs
>627

同じく萌え〜
629名無しさん@ピンキー:03/12/25 08:09 ID:3s/icSlc
h
630名無しさん@ピンキー:03/12/25 18:52 ID:+tE66+ZX
M.I.B氏の続きが読みたいっす。
1号機の運命がきになります。
631名無しさん@ピンキー:03/12/26 20:40 ID:TKcX1KXI
保守
632名無しさん@ピンキー:03/12/27 10:59 ID:V43Mhswd
j
633名無しさん@ピンキー:03/12/27 12:48 ID:3qAuaxth
確かに矯正はメカニズムだよね
634名無しさん@ピンキー:03/12/27 22:18 ID:QwUEDbph
人魚型サイボーグになって、陸上で立てなくてジタバタしてる娘、ちょっと萌えかも。
生命維持装置も水中専用(鰓呼吸とか)だから陸上では呼吸ができなくて苦しくて、陸にあげられた魚みたいにピチピチ跳ねながら水槽に向かうのとか。これがホントのピチピチギャル(死
635名無しさん@ピンキー:03/12/27 22:29 ID:QwUEDbph
寝るときだけは外付け生命維持装置に接続されて陸上で寝るとか。
横になって寝るんじゃなくて機械に格納・固定されて、とか。
で、朝起きるたびに固定が解除されて、立てなくてピチピチ…(ぉ
よく考えたら腕があったらピチピチしないで這って行けるのか。
じゃあ人間の腕が両腕とも取り外されてるとか。
腕のかわりに魚のヒレみたいなのとかが肩についてるとか。
サディスティック19の、人魚にされてしまう話で、「うわー立てない」でかなりキた(「これがサイボーグだったら」と思った)のは自分だけ?
636名無しさん@ピンキー:03/12/28 00:26 ID:N1+3q0B/
人魚とか不具のサイボーグって萌えですよね。
自分の体なのに思い通りに行かないところが、
コンピュータ制御とあわせて、二重の意味で。
637634:03/12/28 02:15 ID:OwrrsuGm
個人的には、精神をコンピューターで制御したりするのは好きじゃないんだけどね。あくまで個人的には。
人魚型義体は脚が無くてしっぽがあるから、四脚動物型義体より、慣れるの大変そう。(脳味噌が無改造の完全生身の場合ね)
しっぽが退化した人間に、いきなりしっぽつき義体をつけて、まともに動かせるのかどうかは知らないけど。
「動かせるけど大変」だとしたら、慣れるまで七転八倒して特訓を頑張る姿も萌えかも。
腕に頼らず泳げる訓練のため「その義体になれてうまく泳げるまで、両腕ナシ!」とか言われて、両腕取り外されたりなんかしてね。
こういう話を考えるとき思うのが、「耳が動かせる人と動かせない人がいるのは、脳と体どっちの能力の問題なんだろう?」という事。
638名無しさん@ピンキー:03/12/28 02:25 ID:OwrrsuGm
>人魚とか不具のサイボーグって萌えですよね。
>自分の体なのに思い通りに行かないところが
根本的に、車椅子とか義肢とかになって、今までと全然ちがう体になって、一旦精神的にドン底まで落とされてから、体に慣れて「日常」をつかみとる、なんていう過程に萌えなのかも、自分…。
今まで出来たことが出来なくなって、今まで出来なかったことが出来るような体に突然なったりして、ショックや違和感と戦いながら頑張って慣れるの自体が萌えっぽい…。必ずしも欠損とかハンディとかで無くても。
だからショッキングな姿(生身とかけ離れた姿)は萌え。下半身が脚のかわりにタイヤやキャタピラとか。
639名無しさん@ピンキー:03/12/28 03:46 ID:nBL6ol8E
義体のパーツ(とくに生命維持装置)不足でシャム双生児型サイボーグ化した、事故で体を失った仲良し双子な娘。
640636:03/12/29 01:06 ID:UqDd4OcL
>今まで出来たことが出来なくなって、今まで出来なかったことが出来るような体に突然なったりして、ショックや違和感と戦いながら頑張って

いいですねえ。
訓練の過程で、自分が確実に人間と違うものになったことを思い知らされるのだけど、
それでも自分の姿に向き合っていくそのプロセスがツボっすね。
だけど、そんな小説や漫画って有りそうで無い・・・・
641名無しさん@ピンキー:03/12/30 12:12 ID:5SRk/x0m
昔のアニメはサイボーグがやたらたくさん出てた気がする。
ダイターン3やらバビル2世やら、敵側は捕らえられてサイボーグに改造された人間が戦わされるってシチュエーションが多かったなあ。
勿論仮面ライダーもね。
642名無しさん@ピンキー:03/12/30 22:35 ID:MJ2qTau9
萌えハカイダーなんてないかな・・・
643名無しさん@ピンキー:03/12/31 05:25 ID:h2uD1YD/
ハカイダーはどうして脳みそを見せびらかすのかな。
別に自慢するほどのものでもないと思うが。
644AMBER:03/12/31 13:15 ID:1p8KVJDX
むかし学校が変形してロボットになるってアニメで改造された少年がいたがあんな感じのが萌える
645AMBER:03/12/31 13:26 ID:1p8KVJDX
熱血最強ゴウザウラーだっけ
646名無しさん@ピンキー:04/01/01 00:49 ID:X7Or7iw1
新年age
647あけおめ!:04/01/01 14:01 ID:beOq85qq
実はウインビーは飛行ユニットのついたサイボーグ少女だった!
…という設定で、被弾して腕がもげて泣きべそかいてるウインビー娘キボンヌ。
某アイドル化計画なウインビーじゃ無くて、あの機体を擬人化したようなのが嬉しい鴨。

それにしても、つくづく凄いゲームだよな、ツインビー。何たって被弾したら腕切断で、救急車で腕復活だもんな。
なんともサイバーパンクちっく。
648名無しさん@ピンキー:04/01/02 23:27 ID:Ubwoyz1l
あけましておめでとうございます。
今年もすてきな物語を読みたいものです。
649名無しさん@ピンキー:04/01/03 11:41 ID:NpxJcPVV
おめあげ
650名無しさん@ピンキー:04/01/03 17:05 ID:/muBGsbW
お前ら、機械少女ですよ。
http://homepage2.nifty.com/~schwarz/k_igyou.html
651名無しさん@ピンキー:04/01/03 20:45 ID:7229YOx/
>650
はるか昔に既出
652名無しさん@ピンキー:04/01/05 18:07 ID:71kJ750P
助詞厨工を拉致って漏れ専用生奴隷サイボーグ化したい・・・
653名無しさん@ピンキー:04/01/05 20:34 ID:CZDKnQDw
>>652
気持ちは痛いほど分かるよ、、、
漏れ専用に出来ればどんなに楽しいか、、、
654名無しさん@ピンキー:04/01/07 01:53 ID:XZJgXRY6
ほしゅ
655名無しさん@ピンキー:04/01/07 12:18 ID:q+jkeNqD
セーラーウェポン読みたいでつ。厨がセーラー服姿でたくさん改造されて萌えだったのに。
656名無しさん@ピンキー:04/01/10 04:16 ID:MUL8A/R8
サイボーグ用ガソリンスタンド。
補給するのはガソリンじゃないけど、とにかくエネルギーやら生体(生身部分)用栄養やらを補給する。
657名無しさん@ピンキー:04/01/11 23:23 ID:kRDV2BBj
誰か〜、少女を改造してくれー
658名無しさん@ピンキー:04/01/12 19:35 ID:9qwnmVS9
あげちゃる
659名無しさん@ピンキー:04/01/13 16:13 ID:fydU6njZ
うむ。ここはひとつageて、新たな住人を呼び込もう
660名無しさん@ピンキー:04/01/14 01:41 ID:pQc2aev3
セーラーウェポンだけで新しい住人を呼べないのも事実
661M.I.B:04/01/14 09:53 ID:R4Y2CckL
>>660
では、がんばって何か書いてくれ。
私はしばらく書いてる余裕が無い。
662名無しさん@ピンキー:04/01/14 19:08 ID:6UuQMbT5
>660まず藻前が改造せよ。
663名無しさん@ピンキー:04/01/14 21:30 ID:6UuQMbT5
またage
664名無しさん@ピンキー:04/01/15 19:10 ID:Ltfm5HCX
もっと間口を広げてはどうか?
○○という作品のサイボーグはよかった、悪かった、という議論や
これだ!というシチュエーションを上げてみるとか。
スレ自体がハード路線というかハードな設定・シチュエーションに偏っているから、
よりライト路線・スラップスティク路線の話題を持ち上げるのもいいと思う。
まあ、漏れがハード路線に食指が向かないだけと言えばそれまでなんだが・・・
665名無しさん@ピンキー:04/01/16 01:59 ID:Nj25nqrd
そもそもなんでハード路線に偏ったんだったっけ?
最初からソフトも歓迎って方針だったはずなんだけど。
どっちの人も楽しめるスレじゃないとね。
666名無しさん@ピンキー:04/01/16 20:42 ID:CrrrW+0n
>665
ハード路線の素晴らしい作品書いてくれる神が降臨したから。
ソフト路線も神が降臨すればもりあがんじゃね?



漏れはhardがいいけどね・・・
667名無しさん@ピンキー:04/01/17 23:11 ID:5O3uTNxH
商店街のくじ引きで月面旅行が当たるけど、N●SAの策略で無重力や宇宙空間に
適応したメカな肉体に改造されるラッキーだけどかわいそうな女子高生ってどうよ?
668名無しさん@ピンキー:04/01/18 03:13 ID:TmzHXx4N
すまん、「メカな肉体」を「メガネ肉体」って読んじまった_| ̄|○
669名無しさん@ピンキー:04/01/18 14:50 ID:Ii3UmsGE
メガネっ娘もすきだから、それもOKと思うから(゚ε゚)キニシナイ!!
670名無しさん@ピンキー:04/01/18 16:41 ID:88B0nDRi
>>667
商店街のくじ引きで当たって喜び勇んでア●リカまでいったら改造されてしまう少女に萌えてしまう。
戻ってきたらどうなるのだろう?
やはり博物館行きだろうか? それとも何度も再利用されるのか?
671名無しさん@ピンキー:04/01/18 17:48 ID:80HLX1RZ
やっぱり「おさかな見物海底ツアー」で人魚化でしょ。(w
672名無しさん@ピンキー:04/01/19 09:47 ID:vnsjfGb2
>宇宙用サイボーグに回緒図された女子高生、地球帰還後、実験室送り 生体実験に繰り返し使われる
673名無しさん@ピンキー:04/01/19 13:38 ID:5GQ4fog+
>最後はスミソニアン博物館に送られ、観光客に写真とられるときに
「ストロボはやめてよね!」とか言ってたりして
674名無しさん@ピンキー:04/01/22 09:24 ID:6VV7GRL2
>体験コーナーでは来館者が宇宙用サイボーグをリモコン操縦できる。
こういうコーナーって、必ずエロい行動させるヤシがいる。(w
675 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 18:58 ID:FDtK1zXX
「NeoーHuman」

【序】

西暦20XX年。科学技術は大いに発達し、「サイボーグ技術」、そこから派生し
たアンドロイド製造技術が発達していた。
「文明国家の島国」では、チタンとプラスチックでできた「完全埋め込み型人工心臓」
、使う人の筋肉の動きを学習しながら進化する「コンピュータ筋電義手」、全盲者の
目の中に埋め込んで、光を電気信号で視神経に伝えるコンピュータ・チップ。
どれも障害者に対しては大いなる助けになった。

しかし、裏ではこの技術を当然軍事利用しようという向きもあった。
とある科学専門学校では、日々さらなるサイボーグ、アンドロイドの改良を
研究していた。そんなある日のこと・・・

橘果穂。とある大都市で一人暮らしをし、科学専門学校に通う2回生だ。
肩のあたりまである長い黒髪、吸い込まれるような大きな瞳。髪を染める
女性が多いこのご時世、珍しく清楚な雰囲気を持った女性だ。生真面目な
性格というわけでもないが、酒やタバコもいっさいやらない。
「橘さん、お先に」
「杉原先輩、お疲れさま」
学校の研究室から立ち去っていったのは杉原沙也香。4回生で成績はトップクラスだ。
沙也香は果穂にとっては尊敬する先輩であったが、せいぜい中の上程度の成績しか取れ
ない果穂が沙也香の優秀さをうらやんだのは一度や二度ではなかった。
今、学校にいるのは果穂しかいない。
「後は、これを保存してと・・・うん?こんな所にリンクなんてあった・・?」
WEBページ上のとある場所をクリックすると、突然隠しページらしきものが
現れた。そこには「人類粛清計画」と銘打った、メモ書きというにはあまりにも
恐ろしい計画が書かれていた。
676 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 19:08 ID:FDtK1zXX
愚かな人類は粛清しなければならない、天才でない人間は、人間として認めない。
後数十年後には人口の増加により、地球上に人間が住む場所はなくなる。
この美しい地球は本当に天才である者だけの楽園であるべきだ・・・・
黄流様の究極の目的は、愚かな人間の抹殺なのである。
劣った者たちはサイボーグに改造し、壊れるまで永遠の労働を課すべきだ。

そこまで読んだ後、果穂は気持ちが悪くなってページを閉じた。
「明日から夏休みなのに・・・今日はもう帰って寝よう」

「ち・・・あの計画を見られたか・・・あの子はやっぱり秀才ね」
陰から果穂の様子を見ていたのは河合可奈。果穂と同期だがあまり仲は良くない。
「準備期間が済んだら『あいつ』にやらせるか。急いては事をし損じるというからな」
677 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 20:28 ID:FDtK1zXX
【宿命】

 夏休みはこれといった行事もなく過ぎ去った。果穂は去年同様夏休みは実家に帰って
のんびりしたり、時々1学年下の親友の紺田和美と遊ぶくらいだ。
 秋学期の始業式の終了後。
「果穂ちゃーん!」
「あっ、和美」
和美はよくしゃべり、よく笑う活発な子だ。
「夏休み、なかなか会えなくて寂しかったんだから〜」
そういうと和美に抱きつこうとする。
「ちょっと、和美、みんなが見てるんだから」
果穂は和美を引き離す。
「果穂ちゃん、今日は一緒に帰らない?」
「ゴメン、今日は研究があるんだ」
「そっか。残念だなぁ・・・じゃあまた明日ね」
和美は校舎の外へと駆けていった。
「私もあんな風にはしゃげたらなぁ」
果穂は和美みたいに社交的なタイプではなかった。それを気にしつつも、研究室へと足を運ぶ。

夕暮れの研究室。
「あらあら、橘さん、今日も居残り?居残りが多いのは出来が悪い証拠よ。ではお先」
研究室から出て行く河合可奈に嫌みを言われた果穂は、「はいはい」と答えるだけにとどまった。
「あのページ・・・どうなんだろ。あれっ、前はここに隠しリンクがあったんだけどな」
結局研究室まで最後まで残ったのは果穂だけだった。
(ああやって、こうやって・・・あった!)
再びあの隠しページを覗く。そこにはより詳細な「サイボーグ改造過程」が
画像入りで紹介されていた。果穂は画像を正視することができなかった。
「まさか・・・こんなことってあるはずないわね。何かの冗談だよね」
果穂は悪夢を振り払うようにしてページを閉じた。
678 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 20:29 ID:FDtK1zXX
「アイツ・・・また見つけたか。やはり今日を決行日にして正解だった」
可奈は陰から果穂の様子を確認した後、自身の通信機能で和美に連絡を取る。
耳の横あたりレシーバーらしきものが出てきて、アンテナが伸びる。
「今、果穂が校舎を出た。おそらく川沿いの道を通って家に帰るだろう。そこを襲え・・・聞いてるのか?」
「は、はい・・・和美です」
「今一度聞く。やれるの?」
「・・・」
「やるのかやらないのかはっきりしなさい」
「やっ、やります!」
「よろしい」
可奈は通信機能を切った。

川沿いの家路を急ぐ果穂。もう200メートルほどで自宅であるマンションに
たどりつこうと言う時、前に少女が立ちふさがった。紺田和美だ。
「和美ちゃん、こんな所で何してるの?」
和美は右手をいきなり光らせて襲いかかってきた。
「果穂ちゃん、ゴメン!」
和美の右手から伸びたビームソードが果穂の胸を貫く。
「か、かずみ・・・ちゃ・・」
あまりの一瞬の出来事に声をあげるヒマすらない。
和美はさらに右手を振り回し、涙を流しながら果穂の腕を切り飛ばした。
夕焼けよりもずっと赤い赤い鮮血が空を彩った。

道路上に血の海が広がり、その上に果穂・・・四肢切断された・・・があお
向けで倒れて動かないのを確認してから、和美はその場を去った。
取り返しの付かない罪をやらかしてしまったと実感するにはまだまだ時間がかかった。
679 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 20:30 ID:FDtK1zXX
道路上に血の海が広がり、その上に果穂・・・四肢切断された・・・があお
向けで倒れて動かないのを確認してから、和美はその場を去った。
取り返しの付かない罪をやらかしてしまったと実感するにはまだまだ時間がかかった。

惨劇の約5分後。現場を一台の車が通りかかった。
「死体!?」
近づいてみると四肢を切断された若い女性の死体・・いや、正確にはかすかに
身動きしているので厳密に言うと死体ではない。
「コイツ・・・果穂?それにしても可愛いな。お持ち帰りにして例の実験の材料に使ってみよう」
車に乗っていた男は血で自らの服が汚れるのも厭わず、トランクに果穂の体と四肢を入れた。
そして猛スピードで研究所への道を飛ばした。

研究所に戻った男・・・松原奨は、果穂の体を洗浄し、手術台の上に横たえた。
「これだけの流血があってもまだ脳は動いている・・凄い体力だ」
一応持ってきた四肢はもう使い物にならないので廃棄した。
松原は一人きりで手術を始める。20代後半の独身のこの男、表向きは開業医だが、
裏では自家製サイボーグの開発を研究し続けていた。
果穂の体の改造が始まる。天井に備えられた機材から、次々とメスが降りてくる。
まず、果穂の腹部が勢いよく切り裂かれ、臓器が露わになる。
パキン、パキンと音を立てて、肋骨が1本づつ折られていく。
内臓を全て摘出すると、代わって高出力モーターが埋め込まれる。
「次は肺の摘出、っと。落ちこぼれの意地を見せてやる、あっそうだ、自爆装置を忘れずに」
肺が摘出された後、金属製の人工肺が埋め込まれる。
小一時間経ち、果穂の身体は頭部から下は生殖器を除いて全て機械になっていた。
680 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 20:31 ID:FDtK1zXX
「よし、肺の動きは正常だな」
肺の活動を示すランプが正常に点灯している。
「コイツの体格に合う四肢は・・と、あったあった」
金属製の四肢を慎重に身体へとジョイントされていく。カチっと音がしてピッタリとハマった。
大型モニターに映し出されている改造の様子に、「接続に成功しました」というダイアログが出る。
「後は、頭だけだな」
果穂の髪の毛が全て切り取られた後、頭部にもメスが伸びていった。
681 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 20:32 ID:FDtK1zXX
「ん・・・あれ、俺、いつの間に寝ちゃったんだろう」
松原は起きあがってうーんと伸びをすると、果穂の方を見た。外はもう朝になっているようだ。
「やった!動いている!動いているぞ!」
手術台には「全裸」の果穂が眠っている。
松原はモニターの前で跳びあがった。モニター各所は全て正常を示していた。
「人工皮膚の装着もうまくいった。正直この場でヤリたいぐらいなんだけどなぁ」
果穂の全身をマニュピレーターで空中へと吊り上がっていった。
松原はご機嫌な様子で別のスイッチに手を伸ばす。
「行くぞ!ネオ・ヒューマンモード・ゴー!」
果穂の全身が光り輝いたと思うと、黒いアンダースーツが全身に装着され、次いで
赤色の装甲が全身を覆う。ヘルメットが装着され、最後にバイザーが降りる。
「何から何まで完璧過ぎて怖いくらいだよ。ネオ・ヒューマンモード解除」
スイッチにもう一度手を触れると、装甲が解除され、再び全裸の果穂の姿が現れた。
「さて、いよいよ・・いよいよだ」
松原は震える手で起動スイッチを押した。
キュイィィィーン・・という音がして、果穂がゆっくりと目をあける。
「ん?ここは・・・どこ?」
第一声を上げた直後、果穂は自らの視界が変なことに気づいた。
視界の左右には「残EN 100%」だの、多数の表示があるのだ。
ゆっくりと身体を起こす。キュイィィン・・・という音が聞こえる。
「い、いやああああああぁぁぁっっ!」
果穂はその音を聞いた瞬間、自らの身体に対して起こったことを悟った。裸身を隠すことも忘れて。
682 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 20:33 ID:FDtK1zXX

「わ、わ、私が機械になっているなんて・・・」
果穂は涙を流しそうにも流せなかった。既に脳と生殖器以外は機械に改造されていたのだから。
「生まれかわったんだよ?嬉しくないのかい?君は永遠の若さと美しさを手に入れた。素晴らしいことじゃないか」
果穂は大声を上げる。
「松原さん、なんでこんな事をしたのよっ」
「そのうちじきに分かるさ。君は戦闘用サイボーグのネオ・ヒューマン『叢雲』になったんだよ」
果穂はまだ悲しげな表情で下を向いている。
「・・・何だよ、命を助けてもらったってのに感謝の一言も言えないのかよ」
松原がムッとした表情で果穂を見る。
「一つ聞かせて。叢雲って何?」
「知らないのか?江戸時代の名刀、雨の叢雲から取ったんだ。変身したら叢雲の如き切れ味が・・・なんだ?」
付けていたテレビの画面が突然パッと切り替わる。
画面には一人の女性の姿が現れた。その姿を見て、果穂は叫んでいた。
「これが首領!?」
「静かにしろ、叢雲!」
683 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 20:37 ID:FDtK1zXX
「我々人類はもはや行きつくべきところまで来てしまいました。これより我々
シティー・エンジェルの「ネオ・ヒューマン」が貴方たちを選別していく
予定です。おとなしく我々の傘下に入り改造されるならそれでよし、さもなければ
全力をもって殲滅します・・・・この画像をご覧下さい」
テレビ画面は女性・・・黄龍・・・の演説から2人の人型兵器の姿へと変わった。
全身を緑色の装甲に包み、手にはマシンガンを持っている。バイザーから見える顔は少女のそれであった。
マシンガンを発砲するたびに、街中から逃げまどう人々の悲鳴が上がる。
「さらにこれをご覧下さい」
全身を赤い装甲に覆った人型兵器が姿を現す。
両肩にある大きなキャノン砲から大きな弾が発射される。
「ホーホッホッホッ、メガファイアーの調子はよろしいみたいね!」
轟音とともに辺り一帯がたちまち火の海と化した。
(その声は・・・杉原先輩!?)
果穂は自分の耳と目を思わず疑った。
街が火の海になる様子を松原は見て、果穂に叫んだ。
「叢雲に変身・・・いや、本当の姿に戻るんだ!ネオ・ヒューマン・ゴー!」と叫べ!
白いナイトローブだけを身につけていた果穂はベッドから立ち上がり、本能的にこう叫んだ。
「ネオ・ヒューマンモード・ゴー!」
果穂の着ているローブがたちまち分子レベルまで分解されて散り散りになる。
代わって黒いアンダースーツ、そしてその上に赤い装甲が装着され、身体も戦闘モード
へと切り替わっていく。ヘルメットのバイザーが降りた瞬間、
「装着完了」
という文字が果穂の目の前に現れた。
体中から力がみなぎり、気分が凄まじく高揚していく。これから戦場に出ようと
出ようと言うのに、恐怖感など少しも感じない。
果穂は姿のみならず、心までもネオ・ヒューマンになったのだ。
「叢雲、出ます!」
研究所を飛び出した叢雲は凄まじい速さで現場へと走っていった。
684 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 23:24 ID:FDtK1zXX
叢雲が現場に急行すると、敵の周囲は廃墟と化していた。
「あっはっはっ、楽しいねぇ!」
赤い兵器がそう笑っていると、煙の向こうから同じく赤い機体が姿を見せた。
「待ちなさい!」
果穂・・・叢雲の凛とした声が響き渡る。
「あら、アンタも殺されに来たの?そこの武顎(むがく)、いけっ!」
緑色の機体が遠くからマシンガンを撃ってくる。
「えっ、なっ、なに!?」
叢雲は反応できず、まともに喰らってしまう。装甲は全く傷ついていない。
「敵の弾は斜線と直角に避けろ!来るぞ!」
松原からのアドバイスが通信装置を通じて聞こえる。
「分かった!」
バイザーの向こうに「TARGET」と丸囲みで表示されている武顎が見える。
武顎のマシンガンが再び火を噴く。
「見える!」
叢雲はサッと横にうごいて弾をかわした。自分でも驚くほどの反射神経だった。
「やあああぁぁっ!」
叢雲は突進すると素手で武顎のうちの1体に殴りかかった。
グシャッ!という鈍い衝撃が手に伝わる。武顎のボディが大きく凹み、
後ろへと吹っ飛ばされたかと思うと、爆発四散した。
「背中のビームソードを使うんだ!」
松原にそう促され、叢雲はビームソードに手をかけた。ところが、もう1機
残っていた武顎が手斧で斬りかかってきた。
「うっ!」
叢雲は顔をしかめる。バイザーには「DAMAGE!」と表示され、
「残 EN 97%」と表示された。
「叢雲はこの程度のことでは落ちない!一気に行け!」
叢雲は威圧感に押されている武顎を1度、2度、と斬りつけ、最後は縦まっぷたつに
叩き斬った。トドメを刺し、武顎が爆発する瞬間、叢雲は
「きゃあああぁぁぁっっ!」
という少女の甲高い悲鳴を聞いたような機がした。
685 ◆yLVtuXhwyk :04/01/22 23:25 ID:FDtK1zXX
「フン、なかなかやるじゃないの。でもこの『凄駆』(すざく)の炎には耐えられるかしら」
「その声は!?杉原先輩!?」
聞き覚えのある声に叢雲は思わず聞き返す。
「杉原?そんな名前はもう捨てたわよ。それよりも橘さん、貴方死んだんじゃなかったの?」
「私は・・・貴方を絶対に許さない!」
「二度手間かけさせないでよっ、この死にぞこない!」
凄駆の両肩のキャノンから凄まじい火炎が放射された。
「あああああっ!」
まともに喰らった叢雲は道路を転がり必死に火を消そうとする。
「ほらほらほらほら、どうしたのかしら?」
転がる叢雲に対して、さらに追い打ちを掛ける凄駆。
猛火の中に焼かれていく叢雲・・・このままではやられてしまう。残ENが50%を切ろうとしている。
「ハイパーモードで一気に勝負に出ろ!」
松原からのアドバイスを受けて、叢雲は火から必死に抜け出る。そして・・・
「ハイパーモード、発動!」
その瞬間、全身が赤く光った。全身の血液が沸騰しそうな間隔だった。
「うあああああっ!」
叢雲は炎の中を無我夢中で突っ込んでいく。そして、必死に振るった右手のビームソードが
凄駆の左腕を斬り飛ばした。
「あああっ!?左腕が!」
キッと凄駆の方を向く叢雲。それを見た凄駆は、
「くっ、これでは・・・撤退!」
脱兎の如くその場から逃げ出してしまった。
「勝った・・・?」
叢雲の装甲からはまだ煙が吹き出ていた。
「よくやったな、帰還しろ!」
「・・・了解」
686名無しさん@ピンキー:04/01/23 01:15 ID:BG3bihVU
新たな神登場!
期待してます。続きをがんばって!
687 ◆yLVtuXhwyk :04/01/23 16:54 ID:FbtaZBH9
次回サブタイトル 【敵】

今日の夜あたりにうぷしてみまつ。ていうかカツノリトレードのスレ
一通り見てたらバイトの時間が来ますた。しばしお待ちを。

ここハイーキョっぽいけど何人見てるのかな?
688 ◆yLVtuXhwyk :04/01/23 23:22 ID:FbtaZBH9
【敵】

「ム、叢雲・・・ただいま帰還しました」
ハイパーモードでエネルギーを使い果たしていた叢雲は研究所に帰ってくるなり、
倒れ込むと光を発し、果穂の姿に戻ってしまった。
「はあっ、はあっ、はあっ・・・」
肩で激しく息をする果穂。
「うむ。果穂にしてはよくやった」
(何よその言いぐさは)
「言い忘れていたけど、変身を解除したけりゃ『ネオ・ヒューマン解除!』って言えば
いいんだ。あーそれと、ハイパーモードは全能力アップの代わりにエネルギーの
大半を消費してしまうから無闇に使わない方がいいぞ」
「それを早く言ってよ」
「だって、あの時は非常時だったから仕方ないだろ」
ようやく落ち着いた果穂が言う。
「もうちょいマシな武器は無いの?」
「あるよ。でもそれは次の戦闘のお楽しみさ」
「松原さん、私を何だと思ってるの!?」
つっかかる果穂。それに対する松原の表情が真剣になる。
「人間にこだわりたかったら、文句を言うな!お前の体内には自爆装置がセットして
あって、いつでも俺の意思一つで作動させられるんだからな」
強圧的な態度を取られた果穂。何も言い返せなかった。

自宅のマンションに帰った果穂は、そのまますぐに寝付いてしまった。
689 ◆yLVtuXhwyk :04/01/23 23:24 ID:FbtaZBH9
「ん・・・」
優しい朝日が差し込む。果穂は自分の部屋のベッドの上で目覚める。
自分の体の外見だけはいつもと変わりなかった。だが、目の前のモニターには
数々のインジケーターが表示されていた。そして起動音を立てる自らの身体。
果穂は理解した。全ては現実であったことを。

冷たい機械の身体。
兵器に改造された少女を殺してしまったこと。
専門学校での親友に殺され、そしてこともあろうに尊敬していた先輩が
人間を捨て、自らの、そして人類の抹殺をしようとしていること。

果穂の頭の中で色々な現象がフラッシュバックした。
「いやあああっっっっーーーーー!」
その場で悲鳴をあげる果穂。傍らには割れたグラスの破片がある。
それを飲み込んでしまえば、ひと思いに死ねるかも知れない。
ガラスの破片を手にした果穂。しかし、はっと思い直した。
自分は既に機械の身体であり、その程度では死に至ることなど不可能であることを。
「うっうう・・・」
そのことを悟った果穂はより悲しくなったのだった。そのとき、ピーピーピーと、
果穂の通信機能が発動した。おそらくは松原からの連絡だろう。
果穂はゆっくりと連絡に反応した。

【敵】(続く)
690M.I.B :04/01/24 00:06 ID:ULNqJzPM
早く続きが読みたいです。

>ここハイーキョっぽいけど何人見てるのかな?
全くの廃墟ということはないはずです。
たまにしか来ない人もいるようなので、がんばって盛り上げましょう。
691名無しさん@ピンキー:04/01/24 19:54 ID:1avsBv3f
おつ。ちゃんと読んでまつよ。
応援してまつ。がんがれ。
692名無しさん@ピンキー:04/01/24 20:39 ID:4iGLa4wZ
兵器に改造されて苦悩する少女もいいが、逆に好戦的で自分が正義だと思ってる
日米ハーフの少女っていうのはどうよ?
693 ◆yLVtuXhwyk :04/01/24 21:48 ID:xyPi77Vd
【敵】(前回からの続き)

「ベイブリッジに反応が・・・」
松原の声が聞こえる。その途端、果穂は耳の後ろのボタンを押した。
通信機能のONーOFFのスイッチだった。
「もう・・・嫌」

(なんで、なんでこんなことに・・・?)
(嫌なこともあったけど、みんな一緒に学びあったじゃない!)
(杉原先輩にはよくお世話になったし、玉村さんには分からない所を
教えてあげたし、里井さんや和美ちゃんとはよく一緒に遊んだ。
河合さんとは仲がちょっと悪かったけど、お互いライバルだと思って競いあった。
みんな、みんな、一体どうしたのよ!)
玉井光はさっぱりとした性格の持ち主だが、成績は学校中ビリをいつも争っていて、
それをいつも気にしていた。そんな光の様子を見るに見かねた果穂が光の課題を
手伝ってあげたことも一度や二度ではなかった。
里井睦美は背の低い可愛い女の子だ。彼女はちょっとしたことですぐに体調を
崩してしまう。果穂はよく睦美の家にお見舞いに行っていたことを思い出した。
こういうこともあって、果穂は周囲から「面倒見のいい人」と思われている。

果穂はマンションを出ると、その足でベイブリッジに向かった。ゆっくりと街中をぶらつく果穂。
初秋の風が心地よい。木のせせらぎ。小鳥のさえずり。そして海の波音。
せまりくる脅威など、この雰囲気を味わっていたら忘れそうなほどだった。
果穂は少しでもつらい記憶を消し去りたかった。しかし・・・

遠くで人々の叫び声が聞こえた。もうもうと上がる黒煙。
「私が・・・やるしかないの?」
果穂はその方向にゆっくりと歩を進めた。
694 ◆yLVtuXhwyk :04/01/24 21:49 ID:xyPi77Vd
遠くを見ると、敵はベイブリッジの方角に向かっている。この地区はコンビナートが
集結している。あれらを破壊されると大惨事になってしまうだろう。
阻止しなくては!そう思った途端、果穂は赤と白の機体、そして前にも見た緑の機体
・・・武顎に行く手を阻まれた。
果穂が構える間もなく、赤と白の機体・・・百舌が無言で襲いかかってくる。
右手に持つ銃から光線が発せられる。
「きゃあっ!」
果穂はとっさによけるが、態勢を崩して転んでしまった。
果穂がいた場所の路面にはアスファルトが溶けた大きな穴が開いている。
今度は武顎が斬りかかってきた。やられる!果穂がそう思った瞬間、果穂の両目が怪しく輝く。
一瞬にして果穂の着ている服が分解され、赤い装甲をまとった戦士へと変わる。
生命の危機が迫ったと判断され、ネオ・ヒューマン変身装置が自動的に働いたのだ。
ドカッ!叢雲へと変わった果穂はとっさに倒れた態勢から武顎の顔面に蹴りをかましていた。
武顎は下半身を残してその場で爆発する。その凄まじい破壊力を見た百舌が一瞬後ずさりした。
叢雲ははっとして右手を見る。大きな銃身がそこにあった。
「ビームライフルを撃て!でも弾切れには注意しろ!」
松原の指示が叢雲に入る。
ビシュン!、と青白い光線が百舌に飛んでいく。それは百舌が左手に持っていた盾を粉々に吹き飛ばした。
百舌は慌ててビームソードを構える。叢雲もソードを構えて突っ込んでいく。
ガキンッ!叢雲の一振りが百舌の持つビームソードを弾き飛ばした。勝負は決まった。
叢雲のビームソードが百舌の胸を貫くと、百舌はゆっくりと後ろに倒れていく。
死に際を見届けるまでもなく、叢雲は次のターゲットへと向かった。
2機の武顎、そして見かけない、スマートな形をした青い機体を目にした叢雲の後ろで、百舌の爆発音が聞こえた。
695 ◆yLVtuXhwyk :04/01/24 21:51 ID:xyPi77Vd
ダダダダ、ダダダダ!
武顎の撃つマシンガンによって、逃げまどう人々がバタバタ倒れていく。
人々を撃つのに集中していた武顎は後ろからやってくる「敵」には気づかなかった。
まず1機が背後からビームライフルの直撃を受け、もう1機は、これも背後から
叢雲のビームソードによって頭部を斬られた。
「なっ、なにっ!?」
青い機体が一瞬驚いて叢雲の方を向き直る。
「アンタね、凄駆を撤退させた、という奴は」
その声に果穂は聞き覚えがあった。よく嫌味を言ってきた河合可奈のものだったからだ。
「何をするつもりなの!」
河合さん、と言いたくなる気持ちを抑える果穂。
「言われなくても分かってるわよ。橘さんでしょ。ケガしたくなかったら
さっさと逃げなさいよ。落ちこぼれの貴方だってそこまでバカじゃないでしょ?」
「河合さん、学校では一緒に頑張り合ってたじゃない!」
「私は貴方なんか歯牙にもかけてないわよ。バカな娘だこと」
そういうなり青い機体は襲いかかってきた。
「この逝流の恐ろしさ、貴方の身体で試してあげるわ」
背部のポッドから2発のミサイルが飛んでくる。叢雲はすっと横によける。
「かわした!えっ!?」
ミサイルは再び戻ってきて叢雲の背中を直撃した。吹っ飛ばされて海に落ちてしまう。
「バカねぇ、ホーミング機能も知らないなんて」
696 ◆yLVtuXhwyk :04/01/24 21:56 ID:xyPi77Vd
水中でゆっくりと身を起こす叢雲。
「この逝流はね、本来は水中戦専用なの。分かる?」
そう言うなり逝流は魚雷を飛ばしてくる。
(よけなきゃ・・・身体が動かない・・・きゃあっ!?)
水中で動きが鈍くなっている叢雲はよけきれない。ゆっくりと機体が浮かぶ。
その追い打ちとしてさらにミサイルが直撃した。
「水中でありながら陸上と同じように動ける水陸両用型、トレンドはこれよね」
ゴロゴロ転がってどうにか攻撃をかわそうとする叢雲に、逝流は次々とビーム砲を撃ってくる。
(遠距離戦じゃラチが空かない・・・懐に潜り込もう!)
叢雲はあらん限りの力を込めて逝流に向かって一気に斬り込む。
だが、逝流はそんな叢雲を一笑するようにふっと背後に回り込んだ。
「えっ、後ろ!?」
叢雲がレーダーに反応する間もなく、叢雲は背後に鋭い痛みを感じた。
「力こそが正義、力こそが全てを支配するのよ、橘さん」
叢雲は逝流が両手に装備していたクローで背中を切り裂かれていたのだ。
「推進装置、主力低下」
叢雲のインジケーターに警告表示が出る。だが、叢雲はそんな表示を気にできる状態ではなかった。
「勝負あったわね。私は貴方みたいな欠点のある人間なんか大嫌いなのよ」
逝流がゆっくりと海底に転がっている叢雲に近づく。その口調からは勝ち誇ったような思いが感じ取れた。
(こうなりゃヤケよ!)
叢雲は思い切って逝流の脚に捕まった。不意を突かれた逝流は暴れ回る。
697 ◆yLVtuXhwyk :04/01/24 21:57 ID:xyPi77Vd
「はっ、離せ!」
ぶんぶん暴れる逝流。だが、叢雲は必死につかまる。そして、
「ええーいっ!」
あらん限りの力を込めて水上へとブン投げた。すぐに後を追って陸上に上がる叢雲。
アスファルトにモロに叩きつけられた逝流。もともとこの逝流は装甲が厚い方ではない。
極力ダメージを受けてはならないことは可奈本人が一番よく分かってきた。
「陸上ならこっちのものよ!」
起きあがろうとする逝流に対してビームソードを振り上げる叢雲。それを逝流はクローで受け止めた。
「くぅぅぅ・・・」
「ぬぬ・・・」
双方の力比べが始まる。だが、この力比べはあっけなく決着がついた。
叢雲が右脚で逝流の胴体を蹴り飛ばしたからだ。十メートルほども吹き飛ぶ逝流。
「この結果、研究に使わせてもらうよ。でも私はまだ貴方に負けたわけではない。覚えておきなさい」
これ以上の戦いは不利だと判断した逝流は逃げ出した。
もっとも、叢雲ももう余り戦える状況でもなかった。残ENは40%台にまで落ちこんでいた。
でも、自分でもやれば出来る。今の戦いを通じて叢雲はそう実感していた。
「よくやったな。帰還しろ!」
松原からの司令が入る。
「了解!」
それに答える果穂の口調からは、つき始めた自信と、戦いに身を投じる決意が感じ取れた。

次回 【変貌】
698 ◆yLVtuXhwyk :04/01/24 22:03 ID:xyPi77Vd
好戦的で自分が正義だと思ってる・・・のはまさに敵方の連中ですね。
本小説は主に「苦悩」「人間の歪んだ側面」を描くと思うからエロネタ期待してる人はちょい待ってね。
699名無しさん@ピンキー:04/01/24 22:50 ID:Ev+jYfKs
臓器が変わると性格が変わることもあるので、機械の体ならなおさらだろう。
サイボーグにされた際に名前も新しくなってると雰囲気が出そうだ。
例えばアーマライト子やボフォース子みたいに色気がなくてスポンサーにも
配慮してたりすると兵器っぽいかも
700名無しさん@ピンキー:04/01/25 11:16 ID:UgeNnaSA
ageという名のsage
701名無しさん@ピンキー:04/01/25 13:10 ID:3Rs5NVsU
ageという名のage
702 ◆yLVtuXhwyk :04/01/25 23:04 ID:pr3sHThM
【変貌】

「どっちも役立たずね」
基地の中に黄流の冷たい声が響き渡る。
「くっ・・・」
「申し訳ございません、黄流様」
沙也香(凄駆)と、可奈(逝流)が黄流の前に跪いている。
「かくなる上は私自身が出るしかないのか」
黄流を制するようにして、光が立ち上がる。
「落ちこぼれのお前に何ができる」
可奈が光を睨みつける。その様子を見た黄流がバシッ!と可奈に電撃を浴びせた。
「ああああぁぁっ!?」
「減らず口を叩くな、逝流。して、勝算はあるのだろうな」
「はい。この方法を持ってすれば、叢雲を抹殺するだけに足る多数の改造要員を確保でき
、かつ人類は無限に進化し続けることが可能でしょう」

自室に戻った光は、銀色に蠢く虫を見てフッと笑った。
「これをあちこちに撒けば奴をおびき寄せられる。そしてアタイ自身の評価もうなぎ登り・・・」
光にとっては日頃仲間から虐げられていた思いを晴らすための絶好のチャンスだったのだ。

【変貌】 (続く)
703名無しさん@ピンキー:04/01/26 21:01 ID:r9t3VTki
【変貌】わくわく
704 ◆yLVtuXhwyk :04/01/26 22:59 ID:R7G48hM7
【変貌】(続き)

その頃、果穂はショッピングセンターで服をいろいろ見ていた。
サイボーグとは言えど、普段は人間の姿。人間でいることが多いんだからオシャレ
したい!そう果穂が松原に小遣いをねだったのだ。松原は、
「ご褒美代わり、ということにしておいてやるか」
と、果穂に数万円を手渡したのだ。
「ふふ〜ん♪」
と果穂は思わずハミングしていた。そこに松原からの指令が入る。
「叢雲、指令だ。センター街に謎の銀色の虫が多数出現、人々が多数倒れている。
また数機のネオ・ヒューマンも出現している。奴らを撃退するんだ!」
果穂は兵器に安息の時は無いのか、と思いつつも、素早くショッピングセンターの
外に出、適当な物陰に隠れて、叢雲に戻るために叫んだ。

大通りには多数の人々が倒れている。おそらくは虫に噛まれたのだろう。
倒れた人々の体が徐々にメタリックシルバーになっていく。
(これは・・・メタルバグ!?まさか!?)
赤い装甲に身を包む戦士となった果穂は、同級生の玉村光とかつて交じわした会話を思い出していた。


研究室の前のパソコンに座る二人。
「人間ってのはね、ウィルスによって進化する可能性があるんだ」
「玉村さん、それって副作用とかもたくさんあるんじゃないの?」
「まぁね。でも副作用を恐れていては何も新しいものは生み出せないさ。
薬だってそうだろ?
「じゃあ、このウィルスってのは新薬みたいなものなの?」
「ウィルスというと全て体に悪い、といって嫌う人がいるけど、実は
そうじゃない。善玉ウィルスというのもあるのさ」
光はそう言いつつカタカタとキーを叩く。
「これさえ出来ればアタイだってやれる、ということが証明できるのさ」
705 ◆yLVtuXhwyk :04/01/26 22:59 ID:R7G48hM7
(・・・ウィルスを感染させやすくするために、機械の虫に宿らせて、
それを多数撒いて不特定多数の人を襲わせたわけ?そんなことって・・・)
叢雲は不安を抱きつつも、「虫」の発生源に向かう。と、その時
「後ろねっ!」
叢雲は背後から迫ってくる百舌の斬撃をかわした。
今度はシュルシュルと音を立てて別の百舌が撃ったバズーカの弾が迫ってくる。
「はっ!」
ブーストで急上昇して直撃をかわす。そしてその態勢でビームソードを抜き、百舌の頭上から下突きをかます!
百舌は綺麗に真っ二つに割れて爆発した。もちろん、もう1機の百舌も忘れてはいない。
くるりと背後を振り向いて、ビームライフルを腹部に命中させると百舌はゆっくりと前のめりに倒れた。
最期を見届けるまでもなく、「虫」の発生源に向かう。
そこには、背部のポッドから次々と「虫」を放出している白い機体があった。
「覚悟っ!」
叢雲はビームライフルを一発撃った。だが、敵もさるもの、それを軽くよけると、
背中のバーニアを噴射して、猛然と叢雲に斬りかかってきた。
「ほっ・・・危なかった」
紙一重でそれをよける叢雲。
「喰らいな!」
白い機体・・・白虎が背部ポッドから多数の銀色の虫・・・叢雲にとっては
銀色のゴキブリにしか見えないものを発射してきた。
「キャッ!ゴキブリー!」
叢雲は慌てて虫を腕で払い落とそうとしてしまう。完全に隙を見せた叢雲に、
白虎の右手に持ったロングライフルのビームが直撃した。
「きゃあっ!」
「落ち着け、叢雲!ビームソードで確実に切りおとすんだ!」

【変貌】(続く)
706名無しさん@ピンキー:04/01/27 09:33 ID:XX7EvHKk
サイボーグ化改造手術萌え
707名無しさん@ピンキー:04/01/28 18:20 ID:/SpFvXiw
氏賀Y太のマテリアルはいいサイボーグだった。
708名無しさん@ピンキー:04/01/31 09:29 ID:ZDrE8BdG
【変貌】萌え
709名もない:04/01/31 13:31 ID:moF9p/wz
病弱な恋人を救うため、愛する人の肌にメスを入れる・・・
そんな改造手術があってもいいかな
710名無しさん@ピンキー:04/02/02 21:36 ID:U4xPchry
ほす
711名もない:04/02/03 11:47 ID:2E7Wdi3B
712名無しさん@ピンキー:04/02/04 22:30 ID:DvA8Ge54
>>709
シリウスの痕(w
あれは弟だけどな。
713名無しさん@ピンキー:04/02/05 00:25 ID:AR8FE+qD
搭乗する兵器(例えばガンバイク)に合わせて改造される少女とか
714名無しさん@ピンキー:04/02/05 00:58 ID:gxRmAnkI
タイトーのゲーム「レイフォース」がそんな感じかも。
715名無しさん@ピンキー:04/02/05 20:48 ID:58/O/+aq
マトリクスの主人公も体にプラグつけられてるな。あれも改造か
716名無しさん@ピンキー:04/02/06 03:33 ID:Wn1V0RwP
…誰かレイフォースは人間だと思わされているアンドロイドだって
突っ込みはないのか…
717名無しさん@ピンキー:04/02/06 12:44 ID:/JGL53Ih
>>716
サントラCDでのストーリーはそうだけど、設定はサイボーグ用だから良いのだ。
718名無しさん@ピンキー:04/02/06 13:48 ID:0A6znqrP
NEOGEOのブレイジングスターは
パイロットがサイボーグにされて洗脳されていたのが自我を取り戻して・・・
てっいう設定だったはず。
719名無しさん@ピンキー:04/02/08 16:24 ID:kbWe1t0g
ブレイジングスター萌え!
あの人魚娘が、エンディングのあとどんな生活を送るのかが気になる。
やっぱり定期メンテとかで分解修理とかやるのかな?
720名無しさん@ピンキー:04/02/08 17:14 ID:Ssz6PANF
>>719
原子炉が老朽化して今は係留中で解体待ちw
721名無しさん@ピンキー:04/02/08 17:24 ID:kbWe1t0g
それじゃド○えもんみたいだな…(w
722名無しさん@ピンキー:04/02/08 17:29 ID:kbWe1t0g
やっぱり、非人間型に改造されたサイボーグ娘の「日常」が、萌える。
723名無しさん@ピンキー:04/02/08 22:27 ID:Yx6V8eZ9
草薙素子は強すぎる・・・・・・・
724名無しさん@ピンキー:04/02/09 03:09 ID:jLTbDQU/
DB3に出てくるサイボーグ娘萌え
725名無しさん@ピンキー:04/02/09 14:44 ID:rirpFk/t
両手をズゴックみたいなパーツにされた少女ってどうよ?
726名無しさん@ピンキー:04/02/09 18:50 ID:Iprxmvkc
>>725
良いね。
ロボな二本指の手とか、ドリルな手とか(w
727名無しさん@ピンキー:04/02/10 01:35 ID:3+3B+wzS
ロボな二本指の手は実用的なので萌えない
やはり鋭い爪や回転する機能がホスィ
強力でガンダムのシールドやジムの装甲を引き裂ける破壊力も捨てがたい
でも、細かな作業はまったくできないから、そのMS少女は兄か幼馴染にアーンってされないと
お弁当を食べれないw
728名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:41 ID:d/f1kKu4
>ロボな二本指の手は実用的なので萌えない
なんの、その中途半端さが萌えなのだよ。
ひととおりの事はできるけど、趣味だったピアノとか編みものとかが出来なくて泣きべそ…。
ハァハァ
>でも、細かな作業はまったくできないから、そのMS少女は兄か幼馴染にアーンってされないと
>お弁当を食べれないw
もちろんこれはこれで萌えw
729名無しさん@ピンキー:04/02/11 02:10 ID:X8FYfXgw
ロボな二本指の手はあのデザインにどうも萎える
泣きべその涙を拭いてやればかなり好意が上げれそうだ罠

三本の爪でも服とかは自分で着て欲しいと思う。
力もサイレントメビウスのキディみたいに強いとカコイイな
材質は金属に限るが、すぐ錆びたり軋んだりするのは勘弁w
730名無しさん@ピンキー:04/02/11 02:24 ID:FdXPK+K0
>>729
>ロボな二本指の手はあのデザインにどうも萎える
もちろん、少女の手にふさわしくかわいくまるっこくデザインされてるですよ。
>力もサイレントメビウスのキディみたいに強いとカコイイな
やっぱり力はあるけど不器用、が基本かなあ。
よくジャムの蓋を開けるのは頼まれるけど、針の穴に糸を通すのはできないとか。
かわいい顔とメカメカなボディ(一応少女にふさわしいデザインにはなってるけど)のギャップがいいというか。
その場合、顔は生身のほうがいいかな?
731名無しさん@ピンキー:04/02/11 02:47 ID:FdXPK+K0
手首までは肌色人工皮膚系(継目あり)だが、手首から先だけ金属系ロボ手(二本or三本指)ってのも萌えだな。
脚はひざの辺りまで人工皮膚系(継目あり)で、そこから下がシンプルな板バネ一枚の義足とか。
732名無しさん@ピンキー:04/02/11 17:22 ID:cZaoinNh
ズゴックの手は爪以外丸っこいのでオンナノコ向けだな
水中用MSだから錆びにくいし

パーツはひじから先は金属で二の腕から肩までは人工皮膚がよさそうだ
733名無しさん@ピンキー:04/02/11 23:38 ID:L5uZFybQ
思い切ってドラの手でもいいかも。
734名無しさん@ピンキー:04/02/12 09:40 ID:KblXfb5S
いかにも機械化されていて惨めで哀れな外見がいいyo
735名無しさん@ピンキー:04/02/13 15:21 ID:Tw8tp7/6
age
736名無しさん@ピンキー:04/02/14 02:20 ID:RvaLjhWg
なんとなくブレイジングスタースレへリンクはってみる
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/arc/1074614988/l50
737名無しさん@ピンキー:04/02/14 02:28 ID:RvaLjhWg
スマソ
頭のhとり忘れたyo…_| ̄|○
738名無しさん@ピンキー:04/02/15 12:15 ID:1UnsjWoX
美少女を拉致って無理矢理改造したいyo!
739名無しさん@ピンキー:04/02/15 20:16 ID:iTk//89A
age
740名無しさん@ピンキー:04/02/18 09:12 ID:xmT/BvpA
741名無しさん@ピンキー:04/02/20 16:48 ID:NLplFVFx
742名無しさん@ピンキー:04/02/21 00:43 ID:UYW1+2Mv
743名無しさん@ピンキー:04/02/21 00:52 ID:LRIj2C6T
744名無しさん@ピンキー:04/02/21 02:37 ID:woyUVwt7
745名無しさん@ピンキー:04/02/21 04:19 ID:n0fwuNgD
746名無しさん@ピンキー:04/02/21 09:28 ID:odM8hMQU
ワラタ
タコかyp!
747名無しさん@ピンキー:04/02/22 17:09 ID:hbEQB+Hu
ぬう……。
まさかここが人多杉発動するとは……。_| ̄|○
748名無しさん@ピンキー:04/02/25 00:10 ID:wVtQbt2A
ほっしゅ
749名無しさん@ピンキー:04/02/25 13:51 ID:GcNn+47v
このスレの住人で人大杉でもカキコできるの何人くらいいるの?
750名無しさん@ピンキー:04/02/26 13:46 ID:jC5sn7jq
>>749
人大杉なの?
べつにカキコできるけど
751名無しさん@ピンキー:04/02/26 14:43 ID:Lvhj2xtQ
752名無しさん@ピンキー:04/02/27 00:54 ID:sSeX0b4e
「お願い、私の身体をもうおもちゃにしないで…Pi…
起動終了シマシタ、オハヨウゴザイマス、マスター」
ttp://akm.cx/2d/img/2269.png
女の子の自我も奪っちゃうのが萌えます。
753名無しさん@ピンキー:04/02/27 07:51 ID:Xb0us2Uo
>>752
(・∀・)イイ!!
 ∧_∧
( ;´∀`) ちんこ勃ってきた。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
754名無しさん@ピンキー:04/02/28 23:01 ID:1jDHFiEQ
>>752
萌え〜
ストーリーきぼんぬ。
755名無しさん@ピンキー:04/02/29 21:24 ID:fo2aHlC9
戦隊ピンクが一人で敵にやられて
ズタぼろにされた強化スーツの裂け目から
機械の身体が露出する、、、
なんとピンクはサイボーグ娘だった!
なんて萌えー。
人工皮膚までバックリ切り裂かれ、
左腕まで切り落とされてもなお
正義のために健気に頑張るピンク。
しかし健闘むなしく、さらにコテンパにやられ、
エネルギーがなくなり倒れてしまい、
敵にマスクを剥がされて
素顔をさらけ出され、恐怖で涙ぐんでいるピンク
なんてハァハァです、、、。




756名無しさん@ピンキー:04/03/01 20:19 ID:r2gYWhkA
>>755
いいねε=(゚∀゚;)ムッハー
757名無しさん@ピンキー:04/03/01 20:58 ID:QfuNzL8O
どなたか>>755のイラスト化おながいします。
758名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:37 ID:WED0ZKQU
「ぉぉぉお願いぃぃ、、、ばってりーををを…」
望み通り彼女にエネルギーが与えられましたが…
ttp://akm.cx/2d/img/2374.png

こんな感じかな?でも難しいね。
759名無しさん@ピンキー:04/03/02 04:49 ID:lLYXNPE6
ほしゅ
760名無しさん@ピンキー:04/03/02 08:02 ID:UMDXujHK
>>758
ありがとうございます!
ハァハァ、、、
761名無しさん@ピンキー:04/03/03 01:14 ID:nL4BH5iu
行動不能になったところを敵組織にお持ち帰りされたピンクは
生体脳をスリープ状態にされると、バラバラにされて調査をされました。
ttp://akm.cx/2d/img/2395.png
762名無しさん@ピンキー:04/03/03 07:54 ID:lAtKnTfi
萌えー
763名無しさん@ピンキー:04/03/03 08:09 ID:sFsKsVRn
どもです。
勢いで描いたけど、勝手にバラしちゃってまずかったかなー…と思ったので。
764名無しさん@ピンキー:04/03/03 08:46 ID:lAtKnTfi
そして、悪の戦士として改造されちゃうなんて萌えですね!
生体脳は無改造で身体が勝手に仲間を攻撃してしまうの。
「か、からだが?勝手に???い、いやぁ!
やめてえええええええええええ!」
自分自身を制御できないピンク。
とうとう仲間に殺される事を望む、、、
「お願い、、、私を撃って、、、、、、
これじゃ、私生きていけないわ、、、」
765名無しさん@ピンキー:04/03/04 01:04 ID:WmMotIkN
バラバラにされ意識レベルを低下させられたピンクに、
敵組織によって新しいボディが与えられました。
今までより大きなバスト、くびれた腰、長い脚に締まった足首、
そして柔らかな人工秘肉を覆い隠すようなふっさりとした濃い目のヘア。
新品の人工ボディが彼女の頭部に接続されます。
ttp://akm.cx/2d/img/2423.png
766名無しさん@ピンキー:04/03/04 01:30 ID:SSDODFwR
>765

萌え〜

こんな造形のボディってことはピンクちゃんは
戦闘用じゃなくって夜のお相手用に?
767名無しさん@ピンキー:04/03/04 07:57 ID:p4MSg6s2
>>764>>766
いろいろと夢は膨らみますね〜。最近人居なくて寂しいけど。

>スリープ状態に「される」と、バラバラに「されて」調査を「されました」
文章書くときは一度声出して読むべきだった…。
768名無しさん@ピンキー:04/03/05 01:50 ID:Pxt9QeDK
敵組織の技術者はピンクの脳へ直結したコネクタにケーブルを
繋ぐと怪しげなディスクを彼女へインストールし始めました。
ピンクの脳に組織への服従を書きこむためです。
ttp://akm.cx/2d/img/2461.png
769名無しさん@ピンキー:04/03/05 02:45 ID:CkdJ60Tq
キタキタキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ちょっと前からどツボな展開が続いとります。
>>768氏、GJ!!&神!!
770755 ◆vV00BpOvPA :04/03/05 08:00 ID:1XmvRQWI
私の妄想がここまで萌え萌えな展開になって
大変うれしいです。
ありがとうございます。
771名無しさん@ピンキー:04/03/06 02:03 ID:ce0AyeZH
あ、娘さんいぢらせてもらってます。

ピンクは抵抗を試みましたが、既に彼女の身体の全てと
自我の大部分は組織の支配下でした。
ttp://akm.cx/2d/img/2499.png
772名無しさん@ピンキー:04/03/06 02:30 ID:93+YYKjN
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

一日一枚、心の底から乙。
773755 ◆vV00BpOvPA :04/03/06 08:48 ID:MlecEMsO
>>771
たまらない、、、ハァハァ、、、
ありがとうございます。
やっぱり、自我も奪っちゃうのが萌えます。
自分の意思とは無関係に身体が動いてしまうなんて
最高です。
皆さんどうぞお好きにいじってくださいね。
774名無しさん@ピンキー:04/03/06 21:26 ID:qz3yNqSx
>771

まさに、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!って感じ
組織にほとんど玩具にされて弄くられるピンク萌えー

しかし.M.I.Bさん戻ってきてくれませんねぇ(T-T)
セーラーウェポン読みたいなぁ
775名無しさん@ピンキー:04/03/07 02:05 ID:ldlba3QC
期待期待(・∀・)
776名無しさん@ピンキー:04/03/07 02:09 ID:Jt+6yEQN
スリープモードのピンクは夢を見させられています。
組織の一員となって働き、幹部に身体を差し出し奉仕する夢です。
同時に彼女は脳と身体に快感を与えられました。
彼女の中で夢と快感とがシンクロし始めます…。

ttp://akm.cx/2d/img/2539.png
サイボーグにされた子がおもちゃ扱いされるのが好きなので…。
萌え、ソフト系好きな人はスミマセン。
777名無しさん@ピンキー:04/03/07 02:23 ID:Jt+6yEQN
あ、しまった。
ボディにラベルはるの忘れた…。
お尻にぺたぺた貼ろうかと思ってたのに…。
778名無しさん@ピンキー:04/03/07 04:22 ID:eYKHyJr0
>776

下半身、外して上下逆さまとは芸が細かい^^
いかにもサイボーグっぽくてイイ(゚∀゚)!!!!

これなら確かにラベル貼ってあったほうが
似合ってますね^^
779名無しさん@ピンキー:04/03/07 18:15 ID:6MzEFva3
>>776
さりげないアイシャドウが、洗脳されてます風味を醸し出してて(;´Д`)ハァハァ
780名無しさん@ピンキー:04/03/08 00:18 ID:sRZ5LTiI
ピンクは今までにない快感を味あわされています。
快感を持て余したピンクの身体は、ついに彼女のコントロールを離れてしまいました。

ttp://akm.cx/2d/img/2584.png

…スミマセン、もちょっと続くかもです。
781名無しさん@ピンキー:04/03/08 03:01 ID:81pa8ylU
>780

むしろ、もっと続けて欲すぃ(;´Д`)ハァハァ
782名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:17 ID:CB5UKoXL
>>780
エクトプラズム様の弾丸が暴発しているぞ...
783名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:17 ID:CB5UKoXL
澄んだ自我の瞳と洗脳時の濁った瞳の落差に萌え
784名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:21 ID:r65bZVFz
脳を支配されたピンクにはナイショな事など存在しません。
組織にムリヤリ言わされているのか、自分の本心なのか
混濁しはじめた彼女の意識には区別できません。
「わたしはもっと気持ちよくなりたかったのかしら…」

ttp://akm.cx/2d/img/2607.png
785名無しさん@ピンキー:04/03/09 01:05 ID:qDQ/uVIi
>>784
えーと、その、アレだ。

神 認 定
786名無しさん@ピンキー:04/03/09 05:54 ID:dyl76PKd
完全に支配されちゃったピンクたん萌えー(;´Д`)
この後の展開が待ち遠しい

ピンクたんを救出に来た仲間(当然サイボーグ少女(ホワイトとか?)が
このピンクたんにバラバラにされて責められる、なんてストーリー
だったら・・・・(;´Д`)

漏れ、もう逝っちゃってるぽ・・・・
787名無しさん@ピンキー:04/03/09 07:52 ID:RI0j37br
喜んでくれる人がいてヨカッタ。
もともと>>755氏のキャラだし、他にもピンクネタで
絵やSS作る人がいると面白いかもですね。
人大杉で4〜5人くらいしか居ないみたいだし、難しいかな。
788名無しさん@ピンキー:04/03/09 23:38 ID:8QdmuLrK
もうピンクはすっかり自分の思考を手放してしまいました。
他人に全てを委ねる心地よさの中でピンクは仲間とともに
戦っていた時の記憶が霧のように霞んでいくのを感じていました。
組織によってピンクの脳内には電脳麻薬と組織幹部とのセックスのイメージが流され、
今の彼女はこれから与えられる快感への期待でいっぱいだったのです。

ttp://akm.cx/2d/img/2637.png
789名無しさん@ピンキー:04/03/10 01:04 ID:FVZEjjEQ
>>788
( `・ω・)ノ -=≡GJ!! ≡乙!! ≡(;´Д`)ハァハァ
790名無しさん@ピンキー:04/03/10 02:14 ID:70ecfBOQ
乙。まじ神だよあんた・・・
7911:04/03/10 02:29 ID:rE+BhyNn
人大杉長いでつね・・・。
それにも負けず賑わってるのは素晴らしいでつ。
792名無しさん@ピンキー:04/03/10 12:53 ID:bXp61W8/
こんなすばらしい絵が張られたんじゃ
人大杉でへばってる場合じゃないぜ!
793名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:46 ID:HqEp+gjw
ピンクが捕らえられる前夜、レッドとピンクは愛を確かめ合っていました。
「レッド…来て…あん…」
胎内にレッドを受け入れたピンクの腰がうねります。
「んっ…あ、熱いよぉ…冷却液が足りなくなりそう…」
「組織」の作るボディにくらべると、ピンクたちのそれは性感機能が劣っていましたが、
それでも愛する人の体温を身体の奥で感じる彼女は幸せでした。
…このときまでは。

ttp://akm.cx/2d/img/2685.png

いきなりですけど、目がイってないピンクを描きたくなったので描いてみました。
>>789-792
過分な賛辞どもです。
794名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:29 ID:1wIRMCkl
>>793
過分な賛辞?
あんたはこの過疎化しかけてたスレに光臨した神よ?(`・ω・´)

              -=≡乙 ≡乙 ≡乙
コヨイモ( `・ω・)ノ   -=≡乙 ≡乙 ≡乙
           -=≡乙 ≡乙 ≡乙
795名無しさん@ピンキー:04/03/11 02:10 ID:f6e+IhNM
>>793
うおー継ぎ目激しく萌え!!
人形化系じゃ無い方が好みなんでなおさら萌え!!!
激しく感謝。
796名無しさん@ピンキー:04/03/11 02:17 ID:f6e+IhNM
ところで今、シューティングゲーム方面ではエスプガルーダがホットだね。
セセリという名のサイボーグ娘が出て来る。
一面ボスとして出て来るときは背中に機械の羽がつけられてる程度の改造なんだけど
後に再び出て来るときは改造度がアップで再登場する。
もげた手足を機械で補い(しかも片腕が巨大な銃)強化改造。
足なんか生身のふともも(機械の足との接合部付近)に鋲がいくつも…。
797名無しさん@ピンキー:04/03/11 04:50 ID:FNid8YWn
うあじゃがろ、サイボーグはこうじゃなくちゃね。
798名無しさん@ピンキー:04/03/11 05:06 ID:PffXri86
>793

継ぎ目萌えー!
元々のボディと新ボディ、捕らわれる前と
捕らわれて再改造された時の落差に(;´Д`)

793氏の言うとおり、まさに神の降臨でつ
799755 ◆vV00BpOvPA :04/03/11 08:28 ID:5iwI+9mZ
神様ありがとうございます。
800名無しさん@ピンキー:04/03/11 18:10 ID:/ljL29y1
>>793
神様、乙。
でも画像が見れない。
サーバーのトラブルか?
801名無しさん@ピンキー:04/03/11 20:05 ID:RLfApmJV
復活したぽい。
802名無しさん@ピンキー:04/03/12 01:05 ID:P02Jbhk2
ピンクは甲斐甲斐しくレッドに奉仕します。
レッドに気持ちよくなってもらい、彼の数少ない生身の器官から発せられる
熱い精液を浴びせられることが、彼女にとって愛されている実感を感じられる瞬間だから。
射精の間、ピンクは身体の底から湧き上がるえもいわれぬ恍惚感に浸っていました。

ttp://akm.cx/2d/img/2723.png
803名無しさん@ピンキー:04/03/12 06:58 ID:sxSz2B10
あげてみる
804名無しさん@ピンキー:04/03/12 14:33 ID:T6gOUFny
>>802
うおお、キテタ─wヘ√レv~(゚∀゚)─wヘ√レv~─!!
神よ、毎夜乙です。
805名無しさん@ピンキー:04/03/13 00:59 ID:m8XMmxxB
毎夜の更新乙です。
やはり落ちる以前の描写が書かれていた方が落ちた後の快感もひとしお、ですな。
あの頃は幸せだったのに・・(;´Д`)ハァハァ
806名無しさん@ピンキー:04/03/13 01:40 ID:L0zz3YfS
ピンクの秘唇にバイブが触れた刹那、彼女の脳裏には自分の身体へレッドを
迎え入れた時の幸せな記憶がぼんやりと浮かび上がっていましたが、
既に発情させられていたピンクは、バイブが侵入して来たとたん
眩むような快感に、甘い記憶も忽ち飲み込まれていきました。
もうレッドへの想いも仲間のことも遠いものにしか感じられません。

なんの温かみもない人工のペニスは、ピンクを思い労わることもなく
ただ彼女自身を責め立てるだけでした…。

ttp://akm.cx/2d/img/2755.png
807名無しさん@ピンキー:04/03/14 02:10 ID:3yNhZDch
快楽に飲み込まれ、完全に抵抗の意思を失ったピンクの頭の中に
何かが入ってきました。「脳内の情報を完全に消去しますか?」
今のピンクには当然従うべきことであるとしか考えられませんでした。

ttp://akm.cx/2d/img/2807.png

>>804-805どもです。
いや〜、やっぱり堕ちる前との落差がいいんですよね〜。
808名無しさん@ピンキー:04/03/14 02:36 ID:3yNhZDch
しまった、オープンブラ着けるの忘れてた…。
こっちでお願いします。

ttp://akm.cx/2d/img/2808.png
809名無しさん@ピンキー:04/03/14 14:42 ID:qJAjmQc6
キテターーー!!

夜毎の更新おつです
ピンクたん、とうとう脳改造されちゃったー(;´Д`)ハァハァ
これで完全な組織の女幹部・・・じゃなくって
組織の玩具サイボーグに生まれ変わりー!

この後が楽しみ(;´Д`)ハァハァ
810名無しさん@ピンキー:04/03/14 21:50 ID:Umca3wpB
ピンクの脳のフォーマットが始りました。彼女はだんだん自分が自分でなくなるのを
感じていました。思考を保てなくなる直前、彼女はレッドや仲間の懐かしい声が
聞こえたような気がしました。

「みんな、私は消えちゃうみたい、今までありがとう、さよ…な…」

全てを言い終わる前に彼女はこの世から永遠に消え去って行きました。
後に残ったのは、最早ピンクではなく、ピンクの形をした入れ物だけでした。

ttp://akm.cx/2d/img/2823.png

>>809
あーどもです。スレストしちゃってるなぁ…と思ってました。
ので、自分ひとりで描きすぎたし、キリもいいしちょっとペンを置きます、
ありがとうございました。また機会があったら描きたいです。
他の方の絵やSSも楽しみにしてまっす!
811名無しさん@ピンキー:04/03/15 15:33 ID:bxasBkEj
更新キターー!!
人少ない上に人大杉でカキコできませんからね・・スレストはしょうがないかと。
しかしサイボーグ娘に萌える人がいる限りこのスレは不滅です!

あなたは確実にこのスレのオアシスとなりました
名残は尽きませんが・・・お疲れ様でした。
よろしければまた描いて下さいね。

他の方の絵やSSもあがりこのスレが賑やかにならんことを・・
812名無しさん@ピンキー:04/03/15 20:16 ID:p2QC2oLh
絵師殿 連夜の更新おつかれさまでした。
毎夜楽しみにしていました。
811氏の書かれた通り、人大杉でカキコ
出来ないのではスレストは仕方ないでしょう^;;

最後に一つだけワガママを・・・・・


漏れはピンクの新ボディの完成バージョンも見たかったーー!!
813名無しさん@ピンキー :04/03/15 22:08 ID:0oelgbdB
しかし 人大杉で入れんて おまいらIE使っとるんですか
2chブラウザ使いや全然問題ないと思うんですが
814名無しさん@ピンキー:04/03/15 22:23 ID:kqjgL+hT
うおーーー!
お疲れ様でした。毎日楽しませていただきました。

俺はアクセス禁止だったよ。許せんDION
815名無しさん@ピンキー:04/03/15 22:32 ID:46es+S5c
あ、じゃあ黒ピンクだけ置いときますね。
ttp://akm.cx/2d/img/2851.png
816755 ◆vV00BpOvPA :04/03/15 22:34 ID:Yb1jkMUY
>>815
ハァハァ、、、
817名無しさん@ピンキー:04/03/16 00:00 ID:kMCxdfi/
もちょっと黒くしてみました。
スミマセン、しばらく休むとか言っといて…。これで最後です。
ttp://akm.cx/2d/img/2856.png
818名無しさん@ピンキー:04/03/16 00:17 ID:nOLtQd8S
ジャストミ─wヘ√レv~(゚∀゚)─wヘ√レv~─wヘ√レv~(゚∀゚)─wヘ√レv~─ト!!
俺の個人的な趣味なんざ聞きたくないでしょうが、敢えて言わせていただきます。

>>817
チョウコノミ、ボッキシマスタ(*゚∀゚)=3
819名無しさん@ピンキー:04/03/16 01:55 ID:BCas5Cvc
>814

ここにカキコできる香具師は、2chブラウザ使ってる
香具師だけだろ。
カキコしてる香具師以外のことを言ってると思われ。
820名無しさん@ピンキー:04/03/16 01:56 ID:BCas5Cvc
みす。
>814じゃなくて>813だた_| ̄|○


821名無しさん@ピンキー:04/03/16 21:42 ID:Y90c2AUg
>>817

んで、戦隊側に「止むを得ず」倒されちゃうんだけど
最後の最後で消去したはずの記憶が復活して
レッドの腕の中で幸せそうな死に顔を浮かべるわけですな!

モエ━━━(゚∀゚)━━━!!
822名無しさん@ピンキー:04/03/17 00:42 ID:+oRAhkcI
脳が初期化されて、記憶と自我が消されてしまう事が良いのであって、
やはり最期まで組織の人形のまま壊れてしまうのが良いのですよ。
823名無しさん@ピンキー:04/03/17 00:49 ID:yAoTBqjC
組織の首領を庇って死ぬとかな。萌え
824名無しさん@ピンキー:04/03/17 02:34 ID:ibYeMs88
自分なんかだと、なんとか自我をとりもどして仲間の元に帰れる(生還)ハッピーエンドのほうが萌えだったりするんだけど、このあたり、好みが大きく分かれるところみたいだね。
色々な人が萌えられるようにマルチエンディングだと嬉しいけど…ぜいたくすぎる望みかな…。
825名無しさん@ピンキー:04/03/17 03:00 ID:yAoTBqjC
答えは風の中にある。
何がマルチエンディングかは知らないが脳内で自分の好きな結末を思い浮かべるといいだろう。
俺なら正気に戻ってレッドに駈け寄る所をピンクの体内に仕込まれていた爆弾が爆発。
レッドの目の前で壮絶な爆死。こんな結末萌え。
826名無しさん@ピンキー:04/03/17 03:02 ID:ibYeMs88
>自分の萌えシチュ
あ、もちろん命が助かるとは言っても、一度仲間にたおされるので体はボロボロで、下半身がもげて上半身だけになってたり、両腕もちぎれてたり。
で戦いが終って仲間のもとに帰っても、かわりの義体がすぐには用意できなくて、しばらくはそのままの姿で暮らさなきゃいけない。とか、おさえるところはおさえといた上でね。
827名無しさん@ピンキー:04/03/17 04:15 ID:+oRAhkcI
このハードな展開に萌えていたので、無理矢理記憶が戻ったり、ハッピーエンドにされてもね。
828名無しさん@ピンキー:04/03/17 10:46 ID:ibYeMs88
まあ、そこは趣味の違いってやつだからね。
なかにはそういうのに萌える人もいるんだよってことで。
829名無しさん@ピンキー:04/03/18 23:32 ID:FDRnxX0b
ピンクが拉致られてから数ヶ月・・・
遂にピンクが居ると推測されるアジトを掴み
急襲するも、幹部達は既に逃げており
居たのは改造された少女…
「貴方達を倒せば元の体に戻してくれるの…」
       〜戦闘後〜
「いやぁ…死niた苦ナィ…」
助けようとレッド達が歩み寄った瞬間…
(ドン!)「!!キャァアあぁaA亜…ガハッ」
彼女を殺したピンクの矢を手に
「レッド、この武器は…」
「ブルー、これ以上言わないでくれ…」
次週予告
遂に彼らの前にピンクガ姿を現す!
「涙の死闘!ピンクを救え!」 乞う御期待!(続かない)
830名無しさん@ピンキー:04/03/19 00:48 ID:E5WyQich
>>829
萌えなシチュですねぇ。冷ややかな笑みを浮かべつつ姿を現すピンク…。
観てみたい!

なんだか、やっぱりカキコ少ないしちょっと描いてもいいかな、
「ピンクちゃんと(で)遊ぼう!」
ttp://akm.cx/2d/img/2940.png
831名無しさん@ピンキー:04/03/19 00:56 ID:IMi0Fq5h
か、神が帰ってきてくだされた。

玩具にされるピンクちゃん萌えー(;´Д`)
832名無しさん@ピンキー:04/03/19 04:42 ID:c/JrQu7P
組み立て人形キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
こう言うオモチャ扱い大好きです、もっとやって頂きたく。
833名無しさん@ピンキー:04/03/22 17:33 ID:6agodm/3
ほしゅ
834名無しさん@ピンキー:04/03/23 00:34 ID:ESQ1Fknc
うわ、寂れちゃって…。

博士の異常な愛情。
ttp://akm.cx/2d/img/3085.png
835名無しさん@ピンキー:04/03/23 01:12 ID:xtviD4wR
出来ればナニよりも、
メイド服への着せ替えキボンヌ
836名無しさん@ピンキー:04/03/24 00:21 ID:CMigLBB4
女幹部にバイブのリモコンを脳に直接繋げられてスイッチひとつで起動・停止出来る
ヲナニー用の玩具にされるとか。
初期化状態のまま操縦されて腰を振ったり、バイブレーションをかけたり。
激しく使われてオーバーヒートしたりなど。
837名無しさん@ピンキー:04/03/25 06:52 ID:f7AInPMP
上げ
838名無しさん@ピンキー:04/03/26 00:14 ID:Adg1qRuw
下げ
839名無しさん@ピンキー:04/03/26 00:25 ID:FH0Yx0EB
下げ
840名無しさん@ピンキー:04/03/26 23:46 ID:+BY8YT9c
下げ
841名無しさん@ピンキー:04/03/28 12:53 ID:VPLbz7hb
ピンクちゃんで遊ぼう!
あんまり緊張感ないな〜、この二人。

ttp://akm.cx/2d/img/3238.png
842名無しさん@ピンキー:04/03/28 13:50 ID:r1ZfW2Uj
か、からくり人形って・・・おもわずワロタ

ほんとにピンクちゃん玩具にされてていいなぁ(;´Д`)
首領(?)と博士もミョーにほのぼのしててなんかイイ

でも個人的には、この前のサイボーグならではの
オプション改造のフタナリバージョンの続きキボンヌ
解体されたサイボーグ娘を命令のままに責める
ピンクちゃん(;´Д`)
843名無しさん@ピンキー:04/03/28 17:32 ID:VPLbz7hb
サイボーグ少女をおもちゃにするのが好きなのでこんな風になりまシタ。
博士はねー…、台詞だけの時は結構鬼畜っぽかったのに、
顔出し(?)したとたんボケキャラっぽくなっちゃって…。
844名無しさん@ピンキー:04/03/29 02:52 ID:O+52TGkY
日本の伝統工芸になったピンクちゃん萌え!!
是非この玩具路線を続けて頂きたい(・∀・)

>顔出し(?)したとたんボケキャラっぽくなっちゃって…。

その方がピンクちゃんを自由にオモチャにしやすそうなので
良いのではないでしょうか。
845名無しさん@ピンキー:04/03/29 10:00 ID:Vqcl5n/N
なんか雰囲気が面白く良くなってきたなぁ。
博士がw
846名無しさん@ピンキー:04/03/31 23:21 ID:1mddsDXm
保守しておきます
847名無しさん@ピンキー:04/04/01 02:37 ID:GMKIfeje
保守しておこう。
848名無しさん@ピンキー:04/04/03 22:18 ID:9V7NTIOp
保守します。
849名無しさん@ピンキー:04/04/04 09:51 ID:mtTzX3gZ
あげてみる
850名無しさん@ピンキー:04/04/05 01:20 ID:W8UwCHpX
ピンクちゃん、アイデンティティーの危機?
てほどでもないですが。

ttp://akm.cx/2d/img/3493.png
851名無しさん@ピンキー:04/04/05 13:48 ID:5sodUuLw
ゾイドって設定がここにぴったりな気がしまつ

野生の動物型の金属生命体を捕獲して
改造して兵器にするってとこが。(機種にもよるけど)
それで人間に操作されて、自分と同じ金属生命体を破壊させられる、と。

戦闘能力向上の為に、心に負荷をかけてねじ曲げ、凶暴化させる
オーガノイドシステムなんてもうハァハァものでつ
852名無しさん@ピンキー:04/04/05 23:34 ID:BPWeWbZY
>ピンクちゃん、アイデンティティーの危機?

めざまし時計ピンクちゃん良いですね!!
もう別の名前で呼ばれているしw
サイボーグの女の子のおもちゃ扱い最高です。
次はどんな玩具にされてしまうのか楽しみに待ってます。
853名無しさん@ピンキー:04/04/06 07:53 ID:scYlO+y0
どもです。
改造された子が別な名前で呼ばれちゃって、本人も抵抗なく受け入れてるのって
心の中までいじられてる感じで結構萌えだな〜、ということでちょっとやってみました。
854名無しさん@ピンキー:04/04/08 00:12 ID:89gE4kLJ
853>
どもです。

>心の中までいじられてる感じで結構萌えだな〜、

同意。
記憶のデーターを好きな様に引き出し書き替えされてしまうのも良いですな。
それに漏れも女の子の自我まで奪っちゃうの大好きです。
それでプログラムどおりのメカチックな反応しか出来ないようになるのも萌えでつね。
元は人間の女の子がこうやって玩具にされて抵抗する意志も無く
物扱いされてしまうのは悲惨で落差が有って(・∀・)イイ!!
この「玩具ピンクシリーズ」は是非ともこのまま続けて欲しいでつ。
ゲーム機に接続されて恋愛育成SLGの外部インターフェイスとして遊ばれてしまう。
と言うのはどうでしょう。
855名無しさん@ピンキー:04/04/09 00:49 ID:HyAKxvbn
突如、記憶が蘇り、玩具と化した自分に愕然とするが、折れ的に好みなんだが・・・

と、あげてみそ。
856名無しさん@ピンキー:04/04/09 02:35 ID:nTTPbacn
けなげ系の人達には申し訳ないがピンクはこのまま人形化系で逝かせて欲しい。
以前にも話題になったが
>>180,>>181,>>186
この自我無し玩具路線を好きで作者様が続けていて、人形化系萌えのヒトビトが萌えているんだから。
申し訳無いが、けなげ系萌えはまた別のヒトが作ってくだされ。
857名無しさん@ピンキー:04/04/10 09:21 ID:kbo1RUsF
もともと>>755のカキコから発生したモノだし、
別なヒトがけなげ系ピンクネタを描くというのは?
スレでキャラを共有していろいろな展開するというのも、
アンソロジーみたいで面白そう。
858755 ◆vV00BpOvPA :04/04/10 12:56 ID:QPbVnsug
新しいネタ考えましたが
いかがでしょうか?
859名無しさん@ピンキー:04/04/10 15:47 ID:xkH4PXDT
>>857
それは出来ればピンクとは別キャラでやって欲しい。
ここまで人形化系キャラでイメージが出来ている物を別物にする事も無いかと。
キャラに対するイメージって大切だと思うがどうか?
同時進行で同じキャラに全く他の展開をされても混乱するだけだと思うのだが。
860名無しさん@ピンキー:04/04/10 17:33 ID:MWG2OheV
755氏 新ネタ投入、激しくキボンヌ
861755 ◆vV00BpOvPA :04/04/10 22:19 ID:o/rTIIdY
私の妄想するピンクちゃんは
けなげ系でして
敵に身体を壊されても
正義のために戦う意思を失わない、
だけど、涙が出ちゃう、だって女の子だもん、、、
みたいな感じです。
「お、お願い!(私の身体)動いてぇ!、、、」
てな感じです、、、
862755 ◆vV00BpOvPA :04/04/10 22:59 ID:o/rTIIdY
新ネタ投入します。
ここは病院、医師も看護婦も患者に対する絶対数が足りないので、
とっても忙しく過労で倒れる看護婦も増えてきている状況の中、
連続夜勤もなんのその、明るくて優しくて、
患者さんにも好評な、かわいい看護婦さんがいました。
髪がピンク色しているので愛称ピンクちゃんと呼ばれている彼女、
どうしてこんなにタフなんでしょう?
じつは、、、彼女はサイボーグだったのです。
彼女は看護婦という仕事を心から愛し、職務をまっとうするために
自らサイボーグ化を志願したのでありました。
まさに激務な仕事にピッタリ!と、思ったのですが、、、!?
863755 ◆vV00BpOvPA :04/04/10 22:59 ID:o/rTIIdY
仕事が忙しく、定期メンテナンスもろくに受けておらず、悪いとは思いつつも
年一回の分解整備も時間がかかるの嫌がってすっぽかし、
患者さんのために24時間フルタイムで働く健気なピンクちゃん。
一見普通に見えるが、彼女の身体はとうに限界を超えており、
いつ壊れてもおかしくない状況であった。
特に激務のストレスが精神回路に甚大なダメージを与えており、
自分の意思をはなれて暴走してしまう危険がある。
だが、痛みや自覚症状がないので、自分の身体がやばい事は露知らず、
今日も元気に働くピンクちゃんでありました。
864755 ◆vV00BpOvPA :04/04/10 23:00 ID:o/rTIIdY
、、、と、ここからは皆さんでご自由に妄想してください。
私としては、いきなり倒れてしまいようやく自分の身体の異変を自覚する
ピンクちゃんなんて萌えます。
「あ、あれ、、、か、からだが思うように動かない、、、
や、やっぱり、メンテナンス受けておけばよかったのか、な、、、」
なんて思いつめた色っぽい表情で寝転んでいるピンクちゃんなんて最高に萌えます!
または、暴走して自分の意思とは無関係にトイレでオナニー始めちゃったり、、、
「あ、、、あん、、、ハァハァ、、、わ、わたし、どうしちゃったんだろう、、、
こ、こんな事したくないのに、、、でも、気持ちいい、、、止まらないよぅ、、、
だ、だめ!しっかりしなきゃ!明日、治してもらうまで頑張らなきゃ!
で、でも、感じちゃう、、、ハァハァハァハァ・・あっ・・・あう・・うう・・・」
と言う感じです。好みのイケメン患者さん襲っちゃったり。
865名無しさん@ピンキー:04/04/11 01:46 ID:lq7gUedF
>>859
折れもけなげ系はピンクと別キャラでに同意。
他の趣味の人達が萌えているキャラを自分達が萌えられないからと言って
別物にしてしまうのは如何なものかと・・・
自分が同じようにされたらやはり嫌だと思うし
趣味が違うのは仕方ない事なのだから、お互いの萌えは尊重すべきでは?

という事で755氏あまり混乱する様なネタの投稿は勘弁して欲しい。
866名無しさん@ピンキー:04/04/11 02:59 ID:VPuMQgXZ
そっか…、755氏は人形系より萌え系だったのか…。
それはなんか悪いことしたような。
でもとりあえず。
ttp://akm.cx/2d/img/3675.png
ゴメンね、おとーさん
867755 ◆vV00BpOvPA :04/04/11 07:58 ID:9Fq9ZC5q
>>865
そう。趣味が違うのは仕方ない事なのだから、お互いの萌えは尊重すべきです。
表現の自由も尊重すべきです。
868755 ◆vV00BpOvPA :04/04/11 12:17 ID:E1Xai7UR
せっかく>>860に言われたから
新ネタ投入したのに、なんだかな、、、
これだからこのスレ人来ないんだよ。
私がピンクちゃんを自由にいじってもいい
と言っているのだから何でもいいじゃないですか。
それなのに、文句ばっかり、、、
もういやだ、、、ROMしよう、、、
869名無しさん@ピンキー:04/04/11 13:30 ID:6W1ZJDsn
まぁまぁ。
色々あってもいいと思うので。
>>862-864はとても萌えたし良かったですよ。
身体が言うこときかなくて悩むなんてイイですね。
こういうネタも大好きですが。
出来れば続けてください。
870名無しさん@ピンキー:04/04/12 01:30 ID:dFP2CL9+
>>868
気持ちは分からないでもないのですが。
そのキャラの発案者だからと言って他の趣味の人が嫌がっているのに
何しても良いとは限らないと思いますけど。
871755 ◆vV00BpOvPA :04/04/12 07:55 ID:+J0sBGmw
>>870
> >>868
> そのキャラの発案者だからと言って他の趣味の人が嫌がっているのに
> 何しても良いとは限らないと思いますけど。

私がいつ何をしましたか?何もしていないですよ。
だから今まで黙っていたんじゃないですか、、、
わたしは色々な妄想を展開しても良いと思います。
、、、こんなことならネタ提供しなきゃ良かった、、、
(ノД`)シクシク
872ピンクちゃん絵師:04/04/12 07:58 ID:KapEgYg0
>>868
気を落とさないで。
生みの親だし、ピンクちゃんに対する愛情もひとしおだと思います。
いろいろ活躍させたい気持ちも非常によくわかるので、
歩みよりがあってもよいかなぁ、と考えます。
病院のナースという別な設定だし、これはこれでアリではないかと。
人それぞれで思い入れがあって難しいかとは思いますが。

嫌にならずにまた書いてください。
873755 ◆vV00BpOvPA :04/04/12 08:01 ID:+J0sBGmw
>>872
ありがとうございます。
874名無しさん@ピンキー:04/04/13 22:56 ID:FOCHjPHZ
非人形化属性の沈黙を破った755氏に続いて私めも一つ

戦闘サイボーグを作る側だった若い技術者が、
誤って自動施術機械に巻き込まれて兵器になってしまう。
偶然にも自我を保つが、自分が兵器として開発したものが、自分自身になっている事にショックをうける、と。

いちおう物語にしてみましたけど、M.I..B.氏のように皆で練り上げたネタじゃないので
かきこむのがこわいでつ
875125:04/04/14 02:55 ID:r38zs1r4
え?そういうのまずかったですか?(汗
876名無しさん@ピンキー:04/04/14 04:09 ID:/WQ+sN6r
husu
877名無しさん@ピンキー:04/04/14 18:40 ID:AHXFtpLf
その技術者が女の子なのかどうかが気になる…。
878874:04/04/14 20:51 ID:yZE8FQkV
>>125
いえ、自分が小心なだけでつ
>>877
メガネっ娘であります

女子が戸惑ったり泣き悲しむのは大いにアリでも、奴隷的扱いを受けるのは苦手
という、薄味が好みであります
879M.I.B:04/04/14 21:59 ID:3zv26B8h
>>878
いやいや、何事も恐れずにやる事から始まりますので、頑張って下さい。
880名無しさん@ピンキー:04/04/16 03:57 ID:G6RmTd4q
>>871
私がいつ何をしましたか?何もしていないですよ。

>>859,>>865が、けなげ系はピンクと別キャラでやって欲しいと言っているのにやったからだろ。
何でもいいじゃないですか。 とか言っているし。

>>874
>非人形化属性の沈黙を破った755氏に続いて私めも一つ

って何大袈裟に言っているかな?
べつに彼らも「けなげ萌え」をやるな。と言っているんじゃないんだし。
ピンクと別キャラでやれば問題なかっただけの事だろ?

人形化萌えなキャラは人形化萌えで素直に萌えさせてやればイイじゃないか。
別物にしようとするから反論されるんだろ。
自分達が同じ様にされた時の事を考えてみたら?
881名無しさん@ピンキー:04/04/16 07:37 ID:rEbH1WOA
盛り上がってまいりました
882名無しさん@ピンキー:04/04/16 07:51 ID:nyaz8hfZ
属性ごとにスレ一つたてるワケにもいかないだろうし、
もすこしお互いを立てあってはどんなもんだろうか。
883名無しさん@ピンキー:04/04/16 08:16 ID:07mLqlvU
盛り上がってまいりました !
884名無しさん@ピンキー:04/04/16 13:02 ID:KFXpAl8V
設定が違うんだから
偶 然 名 前 が 同 じ だ け の 全 く の 別 人
ってことで良いと思うんだけどなぁ…。
885名無しさん@ピンキー:04/04/16 13:22 ID:nZtsaFPH
盛り上がってまいりました !
886名無しさん@ピンキー:04/04/16 19:23 ID:tjYzl8gC
 ……外装デザイン同じな姉妹機とかじゃダメなの?
887名無しさん@ピンキー:04/04/16 20:31 ID:q40zzzPv
盛り上がってまいりました !

888名無しさん@ピンキー:04/04/16 22:12 ID:BkL5iY0P
なんかもう釣りにしかみえないよ。
889名無しさん@ピンキー:04/04/16 22:28 ID:q40zzzPv
盛り上がってまいりました !
890名無しさん@ピンキー:04/04/16 23:02 ID:5alwWIYO
わざわざ統一した世界観を用意する必要は無い。
それぞれに自由な創作活動をすればいいだろうに・・・
891名無しさん@ピンキー:04/04/17 01:14 ID:0EXBIWrs
755氏はなにか被害者面しているけど、人形化萌えの人達が混乱するしイメージや思い入れがあるから
ピンクと同じ名前のキャラで「けなげ萌え」を同時進行でやるのはやめて欲しい。と言っているのに
それを強行する理由が知りたいな折れは。
>>180,>>181,>>186の時の人達は納得したのにね。
けなげ萌えは874の新作や、その他のけなげ系の人のネタで。人形化萌えはピンクで、とそれぞれの属性で
混乱しないように個別に盛り上がれば良いんじゃないの?
>890が言っているのもそういう事かな?
他の属性の人達が萌えているキャラに口出しせずにお互い不可侵領域は守り有ってマターリ行こうよ。

>886
それはアンドロイドの方法論だと思うのだが……
892名無しさん@ピンキー:04/04/17 01:55 ID:AxW+AM8Q
まだやってるのかよ。
こんな閑散としてお寒い状態のスレで言い争いなんかしてたら、
とどめを刺しかねんだろうが。
893名無しさん@ピンキー:04/04/17 08:20 ID:wIySsgvy
盛り上がってまいりました !
894874:04/04/17 12:37 ID:CcZ6eaNn
一言目は軽率だったかも… orz

私の考えたのをかきこんでみまつ
タイトル決まってませんが
895名無しさん@ピンキー:04/04/17 12:46 ID:CcZ6eaNn
 国軍直属の巨大兵器工場。
 その敷地の一角で、新兵器の生産ラインの完成を祝う式典が催されていた。
 その兵器は軍事最高機密との事で、
 この日に敷地内にいるのは、数名の技術者と国の要人たちのみである。
「ではここに、わが国の軍事的優位を絶対のものとする究極の兵器、I.D.(Intelligent Doll)の生産体制が確立した事を宣言する」
 大統領の宣言に、満場の拍手が沸き起こった。

 次に演台に立ったのは、弱冠14才の少女である。
「では、生産ラインを実際に動かしてご覧に入れましょう。記念すべき第一回目の稼動です」
 彼女は眼鏡をずり上げると、幼い顔に不相応な落ち着いた口調で解説を始めた。
 彼女の名はエリコ。千年に一人の超天才技術者と呼ばれ、I.D.システムの提唱者にしてI.D.の設計者でもある。

「どうぞ、右手のガラスの向こう、階下の生産ラインをご覧ください」
 そこには200メートルほど、延々と続く機械の列があった。
 突然、機械群が一斉にうなりをあげた。長大なコンベアが流れ始める。
「始まったようです。このラインは完全に無人化され、素体の搬入を自動的に検知して起動するシステムになっています」
 エリコが指差す先に、30人ほどの少女がいた。
 少女達はロボットアームに追い立てられ、プールに突き落とされていく。
「まず、洗浄槽で素体の殺菌・洗浄を行います。この際、着衣の除去も同時に行えます」
 裸となった少女達が次々とロボットアームに引き上げられ、コンベアの上にうつ伏せで固定されていく。
「ここより先は施術工程になります。機械がコンベアに覆いかぶさる形状のため、施術の様子をお見せできないのが残念です」
896名無しさん@ピンキー:04/04/17 12:48 ID:CcZ6eaNn
 施術の済んだ少女達、いや、“それら”は皆、表情を失っていた。
 ボディは少女らしい形状をしているものの、表面は銀色の光沢を放ち、無骨な装甲を纏っている。
「これで完成となります。形式番号ID-F、世界初のサイボーグ兵器です」
 再び満場の拍手が起こる。エリコは一礼して退場した。
 去り際、エリコが階下を一瞥すると、その日最後の素体が搬入されるところであった。
(50人目。今日はあれで最後か)
 エリコはネジか鋼板でも見るような眼差しで、その少女を見下ろした。
 と、視線を感じたのか、その少女はキッとエリコを睨んだ。
 少女の口が動く。何ごとか怒鳴ったようだが、防音ガラスを隔てたエリコの耳には届かなかった。

 その夜、式典の最後にパーティが催された。要人達は国家の明るい前途を祝い、技術者達は達成感に酔った。
 宴もたけなわとなった頃、大統領が壇上に上がった。
「ここで、I.D.の開発に多大な貢献をしたレディに感謝の意を表したいと思う。誰かエリコ君にカクテルを…」
 会場の視線が一斉にエリコに集中する。
「いえ、私はまだお酒は…」
「いやいや、今それを咎めるような無粋な輩はいない。遠慮しないでくれたまえ」
 エリコは半ば強引にグラスを持たされた。
「それでは、わが国の前途と、我々の誇る若き天才技術者に、乾杯!」
 宴は再び盛り上がった。
897名無しさん@ピンキー:04/04/17 12:50 ID:CcZ6eaNn
 喝采の中、一人だけ苦い顔をしていた男がいた。
 彼の名はゾウロク、階級は中将。軍属の技術者達を束ねる男である。
(なぜ、あんな小娘が大統領閣下に…)
 彼は嫉妬のあまり不細工なあご髭をかきむしった。
 ゾウロクはI.D.計画の責任者である。
 彼にしてみればエリコは出世のための手駒に過ぎない。
(部下の手柄は上司の手柄、それが世の常ではないか…なのに、この扱いの差ときたら…!)
 エリコの華々し過ぎる経歴と、あまりに抜きん出た能力が恨めしかった。

 その日の深夜、無人となった工場にエリコは一人残っていた。
 酔いを醒ますついでに、自分の作品をゆっくり鑑賞するためである。
 生産ラインをまたぐ渡り廊下から機械群を見渡す。
 そのとき、彼女は遠くに不審な音を聞いた。バチバチと火花が散るような音である。
 眼鏡をずり上げて目を細めると、はるか先にショートを起こしている機械が見えた。
(故障? あの機械はたしか…)
 それを確かめようと、エリコは手すりから身を乗り出した。が、それが不運だった。
「あっ!」
 酔いでふらついた指先が手すりから滑り落ちた。
(落ちる!)
 彼女の真下、洗浄液を満々と湛えた槽がある。
 激しい水音が無人の工場に響いた。
「素体」の「搬入」を検知した機械群が唸り声を上げる。仔兎を前にした餓狼の群れのように。
898名無しさん@ピンキー:04/04/17 12:58 ID:G3eyaoNp
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
899名無しさん@ピンキー:04/04/17 18:37 ID:uXXpCZcq
    _, ,_
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´) ←898
900名無しさん@ピンキー:04/04/17 21:25 ID:unHiekFq
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
901名無しさん@ピンキー :04/04/17 21:48 ID:eLmvfAEO
続き希望

902名無しさん@ピンキー:04/04/17 21:51 ID:unHiekFq
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
903名無しさん@ピンキー:04/04/17 22:01 ID:unHiekFq
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
904名無しさん@ピンキー:04/04/17 22:24 ID:noZ6Y+19
な、なんとかならないの…この状況…。
けなげ系と人形系でスレ分けるしかないのか。
タダでさえ人少ないのに…。
905名無しさん@ピンキー:04/04/17 22:24 ID:unHiekFq
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
906名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:06 ID:ZUao9sc/
煽りは無視の方向で。
続きキボンヌ
907名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:06 ID:unHiekFq
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
908名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:08 ID:unHiekFq
(゚听)イラネ
909名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:10 ID:M8zP/GNs
(゚▽゚)チュンチュン
910名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:13 ID:unHiekFq
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
911名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:14 ID:8RBp37nw
2ちゃんブラウザ必須だから、ID:unHiekFqはローカルアボーンすれば良いでしょう。
って言うか1000近いんだけども。
912874:04/04/17 23:18 ID:CcZ6eaNn
 一瞬の出来事にエリコはパニックに陥っていた。
 まっ逆さまにプールに落ちたため、上下の感覚を失い、
 攪拌による水流が混乱に拍車をかけた。
 洗浄液に腐食された衣服は、身体が翻る度に剥がれ落ち、
 その下の滑らかな肌が次第にあらわになっていった。
 彼女がようやく我に返ったとき、すでにその身は一糸も纏っておらず、コンベアの上で鉄の腕に組み敷かれていた。
「…え? 何、まさか、これって…!? ええっ!?」
 カクテルで火照った肌に、麻酔薬を吸った注射針がゆっくりと刺し込まれた。
「痛っ…ぁ」
 エリコはそれで理解した、自分の身に何が起こったのか、そして何が起こるのか。
「い…いや! なんで…どうして私が…!? い、いや…いや…!」
 腹の底から背中に駆け上がってくる悪寒。
「いやあぁーっ!」
 無人の工場にエリコの悲鳴が響き渡った。
913874:04/04/17 23:19 ID:CcZ6eaNn
 麻酔が指先、足先といった末端の感覚を奪っていく。
 もはや悲鳴をあげることすら叶わなかった。
(なんで、なんで私が…)
 やがて腕と脚の感覚が、そしてついに全身の感覚が消え失せた。
 施術機械は正確にその頃合を見計らって、淡い桃色の肌にメスを入れた。
(嫌、嫌っ…やめて! 私は違う!)
 エリコはうつ伏せに固定されながらも、聴覚とかすかな触覚で自身に起こっている事を理解させられた。
 何本ものマニピュレーターが体内に侵入し、内臓を弄る。
(あ、あ…)
 いやな音とともに数多の臓器が取り去られ、肉を失い、骨を削られる。
(もう、手遅れ…生身の身体には戻れない…)
 それは設計者である彼女自身が最もよく分かっていた。
 空洞だらけになった身体に、無機質な部品が埋め込まれていく
 設計者であるがゆえに、それが何か分かってしまうのが悲しかった。
(胸の奥の圧迫感…動力炉…か)
(脇腹のこれは…外部ユニット制御装置ね…)
 自らの身体が自らの設計通りの構造に変化していくのを、甘んじて受けいれるしかなかった。
914名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:21 ID:unHiekFq
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
915874:04/04/17 23:21 ID:CcZ6eaNn
 やがて、全てのマニピュレーターがその作業を終えた。
 最後に金属外皮が被せられ、装甲が取り付けられる。
 これで施術がほぼ終了したことになる。
(って事は…次は…!)
 新たなメスがエリコの頭上に現れた。目的は脳内への小型コンピューターの設置である。
 そのコンピューターは素体を「知能ある人形」に変えるべく、その思考・感情を完全に制御する。それを埋め込まれる事はつまり、エリ

コという人格の消滅を意味した。
(駄目っ、それだけは!)
 エリコが心の中で叫んた瞬間、一本のレーザーメスが無情にも彼女の頭蓋を切り裂いた。


 バチィッ、という音でエリコは目を覚ました。
「ん…あ、あれ? 私一体何を…」
 無意識に上半身を起こそうとする、が、身体が思うように動かない。
 腕に力を込めると、肩部モーターの駆動音が金属フレームを伝って耳に飛び込んできた。
「きゃああっ!」
 全て思い出した。
(そう、生産ラインに巻き込まれて、改造されて、
それから脳内コンピューターを……えっ? でも…)
 ぎこちない動きで後頭部にそっと触れてみる。確かに埋め込み手術は完了していた。
 しかし現に今、エリコは自分の意思で考え、呟いている
「一体、何故?」
 辺りを見渡すと、そこはまだコンベアの上であった。しかし、機械群はことごとく停止している。
916名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:22 ID:unHiekFq
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
やめろ。(#゚Д゚)ゴルァ!!
917874:04/04/17 23:37 ID:CcZ6eaNn
 唸り声のような稼動音の代わりに聞こえるのは、足元の「バチィッ」という火花の散る音であった。
「施術機械の故障…!? あ、あのときの!」
 エリコが渡り廊下から認めた故障箇所、それがここだったのである。
 ショートがたまたま致命的な漏電を招き、ライン全体を緊急停止させた、という事らしい。
「故障したのは…制御プログラムのインストーラー…!」
 つまり、エリコの脳内コンピュータはなんのプログラムも書き込まれなかったのだ。
「助かった…」
 ファームウェアのアップデートを考慮して、RAMを採用しておいたのが幸いした。
これがROMであったら埋め込まれた時点で全ては終わっていたであろう。
「と、そんな事より、安心するのはまだ早いわね」
 万が一、機械群が再起動しないとも限らない。急いでエリコはコンベアから転がり落ちた。
「とにかく、私の研究室へ…!」
 エリコは立ち上がろうとした、だがやはり力が入らない。
立ち上がることさえできず、尻を突き出すように倒れこんだ。
「くうっ…」
 制御プログラムをインストールされていない彼女にとって、機械と化した肢体はドライバの入っていない周辺機器に過ぎない。
肉体だった頃の感覚を頼りに、這って進むのが精一杯であった。
918874:04/04/17 23:39 ID:CcZ6eaNn
スレが落ちそうなのでこのへんで留め置きます

しかし、これスレを分ければ収まる問題何すか?
919M.I.B:04/04/17 23:45 ID:34PVpxDx
GJです。
メタリックな金属ボディ イイです。ハァハァ

>しかし、これスレを分ければ収まる問題何すか?
残念ながら無理でしょう。
というより、ただの粘着アンチなので無視するしかないです。
気にしないで頑張って下さい。
920名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:51 ID:8RBp37nw
>918
どうスレ立てたところで、よほど皆さんオトナでない限りは
スレ違いだ!と怒鳴り散らすやつは必ず現れます。
そういう潔癖性は同一人物数人じゃないかという気さえします。

投稿を続けるつもりがおありで、外野の野次が気になるなら
トリップ付けといて気に入らなきゃローカルあぼーんしてくれってことで
良いのではないでしょうか。
921名無しさん@ピンキー:04/04/18 01:58 ID:dVWYqZVL
荒らしているのはけなげ系でも人形化系でも無く
ストレスを発散しているだけの粘着だと思われるのでスレを別けても意味が無いと思われ。
今回の問題は>>890,>>891が言っている事でかたが付くんじゃないの?
922名無しさん@ピンキー:04/04/18 08:38 ID:sXOevNq8
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
やめろ。(#゚Д゚)ゴルァ!!
923名無しさん@ピンキー:04/04/18 12:15 ID:K4nJczD3
人大杉で久々に来てみたら、ネ申が降臨してるじゃないでつか!
開発者の少女がサイボーグ兵器になっちゃう話いいでつ!煽りを無視してがんがってください!
ピンクの絵、今ごろなので見れませんが、見たいでつ!!
924名無しさん@ピンキー:04/04/18 12:32 ID:LFcaHOTb
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
やめろ。(#゚Д゚)ゴルァ!!
925名無しさん@ピンキー:04/04/18 16:51 ID:V/PFVMmo
つまんね。( ゚д゚)、ペッ
やめろ。(#゚Д゚)ゴルァ!!
926名無しさん@ピンキー:04/04/18 21:34 ID:P3SmVOzr
あれ、ピンクの絵見れない?
927名無しさん@ピンキー :04/04/19 00:07 ID:vD0Zi0do
まあ基地概はほっといてがんばって続き書いてください
928874:04/04/19 02:23 ID:XeU+n7iq
皆さんありがとうございまつ

私はただ次スレがどうなるかきがかりでつ
929874:04/04/19 02:24 ID:XeU+n7iq
 研究室に差し込む朝日でエリコは目を覚ました。
「ん、朝か。今何時…」
 時計を見ようとした瞬間、ひらめきのように時刻を理解した。
「…6時半、か。内蔵時計は正常みたいね」
 ゆっくりと研究用の椅子に預けていた上半身を起こす。
 と、大股開きとなった下半身が目に入った。
 下腹部パネルが開き、コネクタから、数本のケーブルがぶら下がっている。
「そうだった、ドライバは…」
 眼鏡をずり上げ、デスク上のモニタを見る。
「“選択されたドライバのインストールが完了しました”…か」

 下腹部からケーブルを引き抜き、パネルを閉じる。
「さて、動けるようになった筈だけど…」
 両手を握ったり開いたりしてみる、肩や首を回してみる、歩いてみる。
 問題無い。人間だったときと同じ運動感覚である。唯一の違いは…
「ふう、どうせなら開発中にこの力があれば、機材の運搬も楽だったんだけど」
 自嘲気味に呟くエリコの両腕に、大型の工作機械が乗っていた。
930874:04/04/19 02:25 ID:XeU+n7iq
 ふと、部屋の隅の鏡が目に入る。
(これが、私の身体…)
 開発中から見慣れているはずのチタン合金製の身体が、何故かおぞましいものに見える。
(違う、こんな筈は…)
 これは“機体”だ、とエリコは思った。あくまで兵器の一部、そう彼女自身が設計した。
 決して“身体”などではない。それが今、自身と不可分なものとなっている。
 ただ人の形をしただけの兵器。
 自らの才能を示そうとひたすら追求し続け、遂に完成したそれは、気がつけばエリコ自身となってしまっていた。
「私は…兵器じゃない!」
 だが、こんな身体のことを知った者はこう嘲るだろう。
“若き天才技術者、自ら兵器へと身を堕とす”
「それだけは、駄目っ…そんな結末は私の人生に許されない!」
 天才としてのプライドは、彼女に悲しみを噛みしめる暇を与えなかった。 
 頭を振って弱気を振り払う。
「とにかく、こんな姿を見られる訳にはいかないわね」
 脳からコンピューターに指令を出す。
(エージェントモードに移行)
 全身の装甲が折りたたまれて内部に格納され、続いて金属外皮の継ぎ目から人工皮膚が展開される。
 たちまち、昨日までのエリコの裸体が再現された。
「ふう。“潜入工作もこなせる設計にしろ”なんて無茶な注文だと思ったけど。たまにはゾウロクのおっさんの意見も役に立つのね」
 ロッカーから徹夜用に用意していた着替えを取り出し、身に着ける。
 そのとき、エリコはようやく自分が眼鏡をかけたままだということに気がついた。
「あら、確かに洗浄液で溶けない材質だけど…よく外れなかったわね」
 どうやらエリコの顔は、手術にあえいでいた間も、ずっと眼鏡がかかっていたらしい。
931874:04/04/19 09:10 ID:XeU+n7iq
 その日の午後、昨日の記念式典で生産されたID-F50体の起動テストが行われた。
 異常のチェックのほか、改良のためのデータ採取も兼ねている。

 ID-Fの自律機動兵器としての優秀性は明らかだった。
 両手外腕部のビームサーベルはすれ違いざまに戦車を両断し、
 手甲内蔵のビームガンは1km先の装甲板を打ち抜いた。
 背面腰部から伸びるテイルロッドは尾のように自在に動き、
 打つ、薙ぐ、締め上げる、ぶら下がる、牽引する等、応用範囲が広く、生体脳の知能はそれを見事に使いこなした。
 さらに背面のブースターにより飛行性能、瞬発力も申し分無しである。
「完璧だ!」「素晴らしい!」「これで我が軍は最強だ!」
 技術者達が歓喜の声を上げた。

 そんな中、エリコだけは黙って宙を見つめていた。
 彼女の頭の中にあったのは、自分の今後だけである。
(エージェントモードがいかに優れていようと、この身体の事が発覚するのは時間の問題。そうなれば即、身の破滅ね。ならば…)
 エリコの脳内に、ある計画が組みあがりつつあった。
932あぼーん:04/04/19 16:25 ID:q31gV0pZ
あぼーん
933名無しさん@ピンキー:04/04/20 12:48 ID:Il2yO8Lt
>>932は、偽あぼーんにつき。
934名無しさん@ピンキー:04/04/20 13:43 ID:tUpf5F3T
このスレ的に気になるのが ID-F のアソコだと思うのだが

(1).戦闘機械そんなものは必要ない。
(2).要人の遺伝子を採取する等の作戦のためにオプションで装着可能
(3).中将閣下の強い要望により標準装備
(4).敵女性兵士を屈服させるために更に竿もオプションで装着可能

さぁ、どれだ?


設定的に気になるのは

・改造された人たちは志願兵なのかそれとも強制的にさらわれてきたのか?

・摘出された臓器はどうなるのか?サイボーグ化技術が進んでいるなら
移植用に保管する必要もなさげだし、そのまま廃棄ですかね。あるいは
鍋の材料とか(w

・サイボーグ兵士は女だけ?

んあー、なんかどうでもいいコトばかり気になるヤなヤツだなー、俺(w
935名無しさん@ピンキー:04/04/20 21:11 ID:28P4Gg/D
>・改造された人たちは志願兵なのかそれとも強制的にさらわれてきたのか?
>>896を見る限り、どうやら拉致or徴兵のようである。
936874:04/04/20 23:52 ID:po/CJBST
>>934
あそこは…その機能は無いのですが、しかし全然無いわけでも…
詳しくは後ほど描写させていただきますー
中将閣下がその機能の搭載を主張するあたりは見事に読まれてしまいますた…

とりあえず、今回の素体50体は同意無しの無理矢理です。
素体が女子限定なのは
侵略→抵抗する男共はあぼーん→残った女子供を連行→改造→それを使って更に侵略
という計画を他ならぬエリコ女史が提唱したからでつ…
937名無しさん@ピンキー:04/04/22 23:34 ID:mUprXcU8
保守
938名無しさん@ピンキー:04/04/24 05:30 ID:U/v4teO6
はげ
939874:04/04/24 13:30 ID:aS95N/ja
 翌日、ID-Fの改良余地を検討する会議が開かれた。
 責任者のゾウロク中将の提案は火力の増強である。
「広範囲の敵を殲滅できるだけの武装があれば、間違いなく世界最強の兵器になる」
 一方、エリコの主張は稼働時間の延長であった。
「現在の連続稼働時間は、最長でも24時間。この問題の解決が先と思われます」

 エリコの意見の方が妥当に見える。だが、ゾウロクは面子にこだわり、部下であるエリコの意見を頑として取り上げようとしない。
 うんざりしたエリコがポツリと漏らした。
「あの子達も、これ以上のバケモノになるより、ケーブルに繋がれてる時間を短くして欲しいと思うでしょうけど…」
 ゾウロクはそれを聞き逃さなかった。
「ほう、天才技術者らしからぬ発言ですな、エリコ殿。兵器に情が移るとは」
 彼は不細工なあごひげを撫でながらニヤリと笑った。
「そこまで言うのなら開発を許可しよう。ただし!」
 わざとらしく勿体ぶったあと、人差し指をエリコに向ける。
「割ける人員は一人、貴様だけだ。残りの部下は火器の開発にまわす。異論は無いな、天才技術者殿?」

 会議はそれで終わった。
(クク、これで奴はもう何の実績もあげることはできん。素体に同情するとは、所詮は小娘だな)
 廊下を歩きながら、ゾウロクは笑いを抑え切れなかった。
 一方、肩を揺らしながら去っていく背中を見て、エリコは呆れる思いだった。
(全く単純なおっさんね。おかげさまで、一人きりでゆっくりと計画を実行できるというものだわ)
940874:04/04/24 13:32 ID:aS95N/ja
 幾度と無く同じ夢をみる。

 ひたすら図面を引き、パーツの試作を繰り返す。
 もっと強く、もっと多機能に。自分の才能を知らしめるため。
 やがて設計図が完成する。パーツも揃う。会心の出来だ。
 目の前に実験台の素体が運ばれてくる。

 施術機械は寸分狂わぬ動きで素体を切り刻み、パーツを埋め込む。
 あっという間に金属光沢を放つ兵器が完成した。
 大成功だ。これで私の名を知らぬ者はいなくなる。
 満足げに作品を眺める目線がある一点で凍りついた。
 完成した兵器の顔、紛れもないエリコ自身の顔だ。
「そんな、どういう事? だって私はここに…!」
 自分の身体を見る。
 だが、いつの間にかその身体は…

 エリコは自分の悲鳴で目が覚めた。
「また…あの夢か…」
 人としての感情を保った脳は、人工心肺の運動を加速している。
「午前4時…もう寝る気にならないわね。身体のメンテでもしようかしら…」
 ベッドから起き上がり、地下室へと歩いていく。
941874:04/04/24 13:35 ID:aS95N/ja
 エリコの家は郊外の丘の上にある。
 その地下室は、研究室に劣らぬほどに機材であふれていた。
 部屋の隅の作りかけの機械に目をやる。
「あと一息で完成ね。充電の度に人目を気にする生活なんて、さっさとサヨナラしたいものだわ」
 パジャマのボタンを外しながら呟いた。

 やがて着衣を全て脱ぎ捨てると、エリコは自身に指令を出した。
(エージェントモ−ド解除)
 偽りの皮膚が消え、装甲を纏った本来の身体が現れた。
 ベッドに横たわり、壁面のスイッチを入れる。
(各ボディパーツのジョイント部、ロック解除)
 天井のアームが腕、手、腰、脚部を分離させ、各パーツ専用のテスターがその断面から差し込まれる。
 胸像同然となった本体にも、数本のテスターが差し込まれた。

 ふと、胸の二つの膨らみを模した部分、その頭頂部にアームが触れた。
「んっ…!」
 兵器となったエリコに触覚は残されていたが、性感はもう無い。
(何よ今更、当たり前の事を…)
 赤面して目を閉じる。
 エリコはあの日以来、言わば不感症の状態が続いている。
 思春期の彼女にとって、性感帯のみを奪われる事は、あまりに残酷であった。
942874:04/04/24 13:37 ID:aS95N/ja
 数十分後、メンテナンスは終了し、ボディパーツの接合が始まった。
 頭上のモニターが接続の様子を映し出す。
 肩から腕、手の順に装着され、次は下腹部の番となったとき、エリコはモニターに「ある物」を見つけた。
「あっ…ちょっとまって、接続作業中断!」

 断面からそっと上腹部に手を入れ、それをつまんで引っ張り出した。
 ピンク色と肌色の二本のリード線である。何処にも接続されていない、遊んでいる線であった。
「そういえば、こんなものもあったわね…」
 実はこれ、あのゾウロク中将の我がままの産物である。

 開発中、ゾウロクは
「男子にはいろいろと欲求が溜まるものだ。戦場で発散できれば士気向上につながる」
 などとのたまった事があった。
 これにはエリコだけでなく、他の技術者も呆れ果てたが、ゾウロクはその権限で、必要な神経回路の配線だけは作らせてしまった。
 その回路の末端が今、エリコの手の内にある。
943名無しさん@ピンキー:04/04/24 13:50 ID:2F1BStHL
神キター
ハァハァハァハァ……
944874:04/04/24 15:32 ID:aS95N/ja
 エリコはしばらくそのリード線を見つめていたが、やがてその先端の皮膜を剥き始めた。
 二本のコードから銅の線が顔を出す。
 エリコは息を呑むと、ゆっくりとその先端同士を近づけていく。そして次の瞬間、
 パチッ
 先端同士が火花を散らせた。
「ひあああぁっ!」
 期待通りの感覚が、上半身だけのエリコを貫いた。
 エリコにとって数週間ぶりの快楽である。迷わずもう一度線を合わせた。   

「いやぁっ!…つ、つよすぎ…る」
 もともと人工の性感帯を介して接続されるはずの線である。
 ダイレクトに繋げば、その信号は生身の人間には有り得ない強さになってしまう。
 だが、今のエリコにそんな事を気にする余裕は無かった。
「ひぃっ!…んあっ!…あぁっ…」
 エリコは無我夢中で配線の短絡を繰り返した。その度に過電流が強烈な刺激となって脳に伝わる。

「も、もう…だめぇっ」
 ぎゅっと銅線同士を押し付ける。
「あああぁーーーっ!」
 エリコの上半身が台の上で反り返る。
 人間であったとき、一度も達した事のない絶頂であった。
945874:04/04/24 15:33 ID:aS95N/ja
「まったく…何考えてるのかしら、私は」
 我に返った後、剥き出しになったリード線の後始末を考える事1時間。
 結局エリコは二本の線を可変抵抗で接続して体内に戻し、そのツマミを下腹部パネル内に収めた。
 要するに、弄れば感じる器官を再現したのである。
「まあ、発散する事は、生きていく上で必要な行為なんだし…」
 エリコは赤い顔で自分を納得させた。



 一階に戻ると、既に朝日が昇っていた。
「計画の日まで、あと30日…準備を急がないと。脳みその限界まで徹夜だわ…」
 30日後、国軍の勲章授与式が行われる。
(そこで私は、技術者として最高の栄誉に輝く。そしてその直後、私は姿を消す。天才技術者エリコの名を永遠に貶めないために…)

 しかし、その計画にはある綻びが生じていた。
 同時刻、開発室を通りかかったゾウロク中将は、一人の技術者に呼び止められた。
「なんだ、サブロウか」
 夜勤明けのゾウロクはあご髭を不機嫌そうにかきむしった。
「はい、内密にお耳に入れたいことがございまして…」
 サブロウは卑屈な笑顔で何ごとか耳打ちした。
「ふむ…」
 ゾウロクの口元が歪む。
(まさかとは思ったが…あの小娘、さらに墓穴を掘っておったか)
 決行の前日。果たしてエリコの計画は破綻することとなった。
946名無しさん@ピンキー
もつかれ&グッジョブ!

計画は破綻するデスか。いや、どんな計画かまだ知らないんですが(w

まぁ、新しい快楽に目覚めたエリコたんがオナニー猿と化して全然
作業が進まなかった…なんて恥ずかしい理由ではないだろう絶対(w