お母さんは正義のヒロイン

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351名無しさん@ピンキー
「オレ様は、ブレイクの地球攻撃司令官、ザンケル将軍だ。」
「レディレッドとやら、なかなかやるが、名前を覚える必要はないな。何故なら
今日が貴様の命日になるからだ。」
ザンケルは、全身を鎧のようなスーツで包み、髭をたくわえた貫禄たっぷりの
怪人だった。数人の新たな戦闘員を従えている。
ブレイクが送り込んだ地球侵略部隊の二人のトップの一人で、作戦の指揮を取る
一方、自らの戦闘能力も並の怪人より遥かに優れていた。
ガニメデの苦戦を見るや、援護に現れたのだ。
(ううっ・・)
ブレイクの援軍の出現に、やや動揺するレッド。
こちらの味方は、まだ誰も来ていない。二対一では明らかに不利だ。
やはり、一人で飛び出したのは無謀だったのか?だが、こうなっては戦って
血路を拓くしかない。
「レッドキック!」
得意の飛び蹴りをお見舞いしようとした。
だが、この攻撃を予想していたザンケルは、レッドの足首を掴んで、受け止めた
そして、次の瞬間彼女の身体を地面に叩きつけた。
「あああっ!」
悲鳴を上げて激しく叩きつけられる女戦士。