344 :
名無しさん@ピンキー:
ISDOのエース、泉川真知子だった。
「はい、わかりました。一生懸命やります。」
頭脳、身体能力、共に優秀で、リーダーシップにも優れた彼女のリーダー就任
は衆目の一致するところだったが、一人だけ不満な者がいた。
(よく熱くなって暴走するあの人に務まるかしら。)
真知子と同期入隊で、年齢も同じ、常にライバルとして張り合ってきた藤倉美樹
だ。彼女の気持ちを汲み取ったかのように博士が言った。
「真知子は時々、熱くなりすぎる所があるから、美樹あなたがカバーしてね。あな
たはレディブルーよ。」
「はい。」と美樹。
「朋美、あなたはレディイエローよ。みんなのムードメーカーになってね。」
「はい。」と32歳で巨乳の持ち主、明るい性格の内山朋美だ。
「さやか、あなたはレディホワイト。お母様の足を引っ張らないように、頑張って。」
「はい。」と真知子の実の娘で17歳の泉川さやかが答える。
「最後に麻衣、あなたはレディピンクよ。さやかに負けないようにね。」
「はい。」と、さやかの友でありライバルでもある野沢麻衣だ。
「美女戦隊レディレンジャー出撃。地球の未来はあなたたちに委ねられている
事を忘れないで。」