221 :
卒業式(振袖)おもらし物語 最終(1):02/03/23 01:24
私と郁枝、恵美は静まった医務室の中に残ったままである。もう20分くらい経ったであろうか?
「八重子と先生、何やってるんだろう?遅いね。」
「そうだね。
美紀、どうお腹の具合は?」
「今はなんとか大丈夫・・・」
私たち3人はただただ二人の帰りを待つばかりである。あの二人が戻らない限り、私たちはここから一歩も出ることができないからだ。
濡れ、汚れた着物からは異様な臭いが漂う。早く脱ぎたいが着替えが無い。布団の中に立ちこめた臭いがとても恥ずかしい。
こんな臭いが外に漏れていないかどうかが非常に気になる。
35分が経過した頃、やっと医務室のドアのカギの開く音が聞こえ、ドアが開く。
と同時にビニール袋を擦ったような音が聞こえてきた。
「遅くなってごめんね。」
山内先生が言った。八重子と先生は手に何かビニールに包まれたものを抱えている。
「あ!それは!!」
と、郁枝はそれを見て言った。
山内先生はその物を私に見せて言った。
「私が2年前、学園祭の演劇部のために家から持ってきた着物よ。
石田さん、この着物の色かなり気に入ってたでしょ?」
そうだ。山内先生が自宅から持ってきた淡いピンク地の着物・・・その色に惹かれて私は去年、今着ているこの着物を仕立てるときに
その色と同じ物にしようと決めたのだった。
「石田さん、この色がとても気に入って同じ色の着物を仕立てたんでしょう?
今日ムリしてでも卒業式に来たのも、みんなと一緒に最後の思い出を作りたかったからでしょう?
ほら、これに着替えちゃえば人目を気にせずに外を歩けるし、着替えなさいよ。」
「美紀、丈がちょっと足りないかもしれないと思って、袴も持ってきたよ。
『はいからさん』みたいになりたいって言ってたじゃない。」
私は嬉しさのあまり、なんとも言い返せなくなった。
山内先生は声の大きさを落として話た。
「あなたがおもらしをしてしまったことは、ここにいる皆と小池先生以外誰も知らない。
だから、これに着替えれば誰に会っても不思議がられない。もし、さっきまで袴を履いてなかったのに
なぜ履いてるのかと聞かれても、袴を履いてみんなと写真が撮りたかったからって言い訳すれば平気よ。」
私は言われて、嬉さのあまり涙を流した。
そんな私を見た八重子はこういった。
「美紀、覚えてる?
わたしが中学の時おもらししちゃった時のこと。」
222 :
卒業式(振袖)おもらし物語 最終(完):02/03/23 01:25
実は八重子は中学3年生の6月の修学旅行の時、宿泊施設に着いた途端我慢できずにおしっこを漏らしてしまったのであった。
制服のスカートはぐっしょり濡れ、男子生徒からはからかわれるし、とにかく可哀想だった。
私はそんな八重子を思い、当時の女友達と一緒に八重子をかばってあげた。先生は冷かす男子生徒を集め、旅先でも説教をしていた。
泣きじゃくる八重子をつれて誰よりも早く宿泊施設の中に入れてもらい、トイレで着替えさせることにした。
旅先は学校のあたりと比べて気温が若干低く、寒がりの私は寒くなって来た時のために冬用の予備のスカートを持ってきていたのだった。
私はそのスカートを八重子に貸し、スカートを着替えさせることにした。
その時の八重子は私に嬉し涙を見せていた…。
「あの時の美紀には本当に感謝してるんだ。
だから、その恩返しを今までしたかったんだよ。」
私は、その恩返しを今になって、八重子にしてもらっていたのである。
私はその言葉を聞いてまた涙を流してしまった。
「もう、泣かないで。泣いちゃ駄目よ。
ほら、笑って。」
「そうよ、泣くのは離れ離れになるときにしなさいよ。
それまでは涙は溜めておきなさい。」
私はその言葉にうなずき、涙を拭いた。
「もう、泣かない。
ありがとう、みんな。」
私は別れの時間までもう泣かないことにした。
山内先生は私に着替えるように言ってきた。
「さ、ほら着替えて。
着替えたらみんなで記念撮影しよう。」
私はすぐに、先生と八重子が用意して来てくれた着物と袴に着替えた。
山内先生に着付けを手伝ってもらい、私は「はいからさん」に変身した。
汚れてしまった方は先生に風呂敷をお借りしてそれに入れて持つことにした。
私はみんなに感謝すると共に、もうこれ以上自分を責めるのをやめた。
私たちは医務室を出て、キャンパスに出ることにした。
キャンパスに出た私たちはみんな揃って記念撮影をすることにした。
「はい、ならんでー!
ほら、石田さんにっこりー!!」
山内先生はカメラで私たち三人の写真を撮って下さった。
キャンパスを歩く他の生徒にシャッターを押してもらうよう頼み、山内先生、八重子、郁枝に恵美と一緒に並んで
学生生活最後の思い出の1枚を撮ることになった。
「はい、チーズ!!」
この1枚は私の学生生活、いや人生の最大の思い出の1枚となるであろう。
みんな、どうかお元気で!
== 完 ==
223 :
卒業式(振袖)おもらし物語 作者:02/03/23 01:30
お目汚しの稚拙小説を分散させまくって、申し訳ありません。
とりあえず、「こんなんできましたっ」程度のものですんで、
出来栄えは評価しないで欲しいです(汗
最初から全部読んでくださったかた、ありがとうございます。
では、次回は184さんの目撃談を元にしたショートストーリーを。
(次回は分割しなくて済む行数にします)
224 :
名無しさん@ピンキー:02/03/23 05:37
卒業式(振袖)おもらし物語 作者さまへ
ハッピーエンドで安心しました。
とてもよかったです。
次回作も期待しております。
225 :
卒業式(振袖)おもらし物語 Part2(1):02/03/23 17:23
ある日の朝、俺は出勤のために電車に乗っていた。
この車両は特急で、一度乗ると次の停車駅までに要する時間は最低でも20分だ。
朝の通勤ラッシュ、車両内は非常に混みあっている。
次の駅で大抵の乗客は降りていくので、着けばある程度の空間が出来る。
俺が降りるのはその次の駅で、次の駅からの所要時間は35分程だ。
駅に着き、雪崩のように人が降りていった。車内は先程と比べややがらりとしてきた。
駅員は発車アナウンスをする。と同時に俺が乗っている車両の扉には一生懸命走る振袖に袴姿の女性が見え、扉が締まりそうになった時にうまく駆けこんだ。
「駆け込み乗車は大変危険です!」
車掌のアナウンスが車内に響きわたった。俺が乗った車両から階段の距離は非常に短く、駆け込み乗車をする人は毎日いるであろう。
その駆け込み乗車した女性は恐らく今日、卒業式なのだろう。
息をきらした彼女は何回も深呼吸をし、窓際に立っている。
着付けに時間がかかって電車に間に合わなくなりそうになったのだろうか?
それにしても、着物姿でよくそんなに早く走れるものだと思った。
俺は彼女の姿に釘付けであった。
いつみても和服姿という物は良いものだ。
迷惑がかからない程度に、彼女の方を見続けた。
呼吸を整えたかに見えた彼女だったが、なんだか様子がおかしい。
落ち着きの無いような感じに見えるのだ。
俺はしばらく彼女のしぐさをウォッチングすることにした。
次の停車駅まで15分を切った。
その時、彼女の様子が激変した。何回も時計を見ながらうつむきながら何かに耐えるような表情をしている。
この位置からでは上半身しか見えないが、いったいどうしたのであろうか?
非常に落ち着きがないのだ。
車掌がやってきた。彼女は車掌に小さくこう言っていた。
「あの・・・お手洗いは?」
俺は今やっとわかった。彼女はトイレを我慢していたのだった。
「この車両にはお手洗いはついておりません。」
と車掌の声が聞こえた。
「すいません、○△駅まで。」
と乗り越しらしき乗客が車掌を呼んだ。
226 :
卒業式(振袖)おもらし物語 Part2(2):02/03/23 17:23
次の停車駅まで5分を切った頃。
彼女は非常に辛そうな表情を見せた。こちらからはよく見えないが、相当足を組み変えて我慢しているのではないだろうか。
それにしても、彼女の周りにいる人間は、なんて冷たい人たちばかりなのだ。
誰か一人くらいは優しく声をかけてあげてもよいのに・・・。
「次は○○駅、○○駅に止まります。
△△駅まで止まりません。☆☆駅にはお降りのホーム向かい側に停車の普通列車をご利用下さい。」
車掌のアナウンスが聞こえた。
彼女はうつむかせていた顔を上げ、停車をじっと待つような感じだった。
俺も次の駅で降りるので、網棚から鞄を取り降車準備をする。
「○○駅ー、○○駅ーー」
車両はスピードを落とし、窓からは駅のホームが見えた。
車両は停車し、ドアが開いた。俺は降車する人間に並び、ホームへと降りた。
先程の彼女はホームへ降りるなり突然走り出した。
彼女はあっという間に遠くのトイレの方角に消えていきそうになった。
が、その時であった。
彼女は突然走るのをやめ、しゃがみこんでしまった。
俺は彼女はぞうりが痛くてしゃがんだのだと思った。
俺が彼女の方へ近づいて行こうとしたとき、まわりに居たおばさんがしゃがんだ彼女の異変に気がつき、声をかけていた。
そのおばさんが彼女に話し掛けたあと、抱えて立たせた時であった。俺の目にとんでもない光景が飛び込んできた。
彼女の緑色の袴のお尻の部分が丸く濃く変色していたのだ。
俺は彼女が座りこんだ位置に行き、丸く湿ったホームを見て確信した。
「彼女は漏らしたんだ・・・」
彼女はおばさんに抱えられながら大きな声をあげて泣きながら歩いていた。
かわいそうな彼女。今から卒業式に行くはずだったのだろうに、本当にかわいそうだ。
俺はそんな彼女をゆっくり見届けながら、改札を出て行った。
=完=
結局長くなってもうた・・・
とりあえず、
>>184さんの目撃談を元にして作ってみたんですが、どんなもんでしょう?
228 :
名無しさん@ピンキー:02/03/24 18:02
表情から窺える女の子の気持ちの描写とかが足りない気がする。
229 :
卒業式(振袖)おもらし物語 作者:02/03/24 18:28
>>228 Part2の方かな?
わざと目撃者と娘との距離を放して表現しているのでそのあたりの描写は
意図的に外してます。
当初濃いおもらしフェチの視点にしようかとおもったけど、ありがちなので
ややノーマルよりの人の視点から見た表現になってます。
a
agag
季節はずれっぽいけどあげ
233 :
名無しさん@ピンキー:02/03/29 22:50
もう終わっちゃったからね・・・
234 :
名無しさん@ピンキー:02/03/30 18:06
236 :
名無しさん@ピンキー:02/04/03 23:56
保守あげ
237 :
名無しさん@ピンキー:02/04/05 21:32
て言うか
今更なんですが
例の放尿画像まだみれていないのですが
238 :
名無しさん@ピンキー:02/04/05 21:42
つぎは「リクルートスーツおもらし見れた人」ということでお願い。
239 :
名無しさん@ピンキー:02/04/05 21:42
240 :
名無しさん@ピンキー:02/04/05 21:43
241 :
名無しさん@ピンキー:02/04/06 00:10
>>240 でしょ?でしょ?
漏れはオフィス街で働いてるんだけど今までそんな場面見たことないよ。
そんな場面を妄想してみると、
真新しいリクルートスーツに身を包んだ、ちょっと内気な女子大生。
面接を控えて緊張のあまりおしっこがしたくなったけど周りは無機質な
ビルばかりでコンビニも見あたらない。おまけに道に迷って今いる場所さえ
わからない。見知らぬビルに「トイレ貸してください」と言えるはずもなく、
トイレを求めてさまよううちに我慢の限界が来て水たまりをつくってしまう。
てな感じかな。一度でいいから遭遇してみたいよ。ハァハァ。
242 :
名無しさん@ピンキー:02/04/06 00:53
241さんの書いてるような話とか、
説明会の途中に・・・とかっていう噂話は時々聞くんだけど、
どうもイマイチ信じられないんだよね
age
>244はプラクラ
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/10 17:48
振袖再アップ期待保全
247 :
名無しさん@ピンキー:02/04/10 17:51
どうせなら再キャプしたい・・・けどテープもう手元にないし(´Д`;)
それより、アプロダ次々死んでないっすか?
249 :
名無しさん@ピンキー:02/04/10 22:46
供給が安定したところに振袖再アップ期待
250 :
webmaster:02/04/10 22:54
251 :
名無しさん@ピンキー:02/04/12 19:38
おちるな
252 :
名無しさん@ピンキー:02/04/12 20:33
253 :
名無しさん@ピンキー:02/04/12 20:42
えっと、ビデオ再入手できました。
どこか2MBくらい使えるアプロダ教えて。
今回はもちょっと高画質にしたいので容量が・・・
スマソ、2MBじゃたりない(´Д`;)
分割ファイルでうpしちゃだめかな?
いいですお願いいたしします。
お願いしますー!!ありがとうございます。
261 :
名無しさん@ピンキー:02/04/13 18:40
253さん
>>258,260いただきました。ありがとうございました!!
ちょっと荒いのが残念です(生意気言ってスマソ)…
262 :
名無しさん@ピンキー:02/04/14 17:52
欲望あげ
263 :
名無しさん@ピンキー:02/04/14 20:20
振袖おもらし実践&画像うpした女の子は神
激しく求む
264 :
名無しさん@ピンキー:02/04/14 21:08
>>263 実践してくれそうな女の子の存在は知っているが画像をアップされるのはどうも嫌だとか。
あと、実践できる子ってそういないかと思われ。
(他に振袖を着せてあげられるおもらしマニアが居ればよいが)
265 :
名無しさん@ピンキー:02/04/16 01:15
266 :
名無しさん@ピンキー:02/04/16 01:21
すいません、これからは某MXにてお願い・・・<ほしい方
これ以上はもう供給続けられません(--;;
かわりにアップしてくださる方も募集です
267 :
名無しさん@ピンキー:02/04/16 01:35
そうですか。エムエクースはアレなんであきらめます。すみません。
268 :
名無しさん@ピンキー:02/04/16 02:35
俺も諦めるわ…無念。
269 :
名無しさん@ピンキー:02/04/16 03:13
でも、あれだなあ。
供給ストップというとアレなんで、スクリーンショットのGIFでも撮って画像貼り付けに
簡単にうpれるようにしておこうかなあ。
それなら動画のように容量の大きなファイルがアップできないような所でも転載が容易だろうから。
って、ことでオイラからの供給は勝手ながらそのGIFデータで終わりとさせていただきます。
270 :
名無しさん@ピンキー:
っとおもったけどためしにGIFつくってみたらなんのこっちゃさっぱりワカランな(汗
うーむ・・・・
濡らす部分だけピックアップしたやつをレート落として容量を減らし、上げなおしたほうがいいのかな?
ブロックノイズがネックだけど(´Д`;)