【美術】江戸庶民の旅に思い馳せ 千葉県東金市で企画展[07/05]

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1GO ★
江戸庶民の旅に思い馳せ 千葉県東金市で企画展
2014.6.26 02:09

東金市求名の城西国際大学水田美術館で企画展「浮世絵でたどる房総の旅」が
開かれている。「名所絵」と呼ばれる江戸時代後期から明治にかけて描かれた
観光地の浮世絵や、紀行文など約40点を展示。来場者は当時の庶民の旅に
思いを馳(は)せている。

江戸後期、庶民の間で旅が流行した。企画展では、成田山新勝寺を目指す「成田山
への旅」と、香取神宮や銚子の海岸を楽しむ「東国三社参詣と磯巡りの旅」、歌川広重
が実際に歩いたといわれる県南部の「南総の旅」の3コースに分けて旅程を紹介している。

成田山への旅には、主に船橋や佐倉を通る成田街道が使われた。宿場町は旅人で
混み合い、屈指の人気を誇る旅程だった。「成田山参詣小金ケ原之図」は、幕府が
直轄し、馬が放牧されていた小金牧を背に、着飾った女性が楽しそうに道中を歩いている。
「諸国名所百景」では、街道から見える美しい印旛沼の景色が描かれている。

堀内瑞子学芸員は「名所絵は、現在の旅行のテレビ番組みたいなものでした。
見た人が『行きたいな』と思い、行けない人も絵で旅を楽しむことができる」と解説する。
「専門的な知識がなくても、県内に住む人にとって身近な場所なので楽しみやすい」
と話す。

企画展は来月5日まで。日・月曜日休館。入館料は大人300円、高校生以下無料。
一般来場者も学内の駐車場を利用できる。JR蘇我駅や京成成田駅などから直通
バスも出ている。問い合わせは、同館(電)0475・53・2562。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/140626/chb14062602090003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/images/news/140626/chb14062602090003-p1.jpg
2GO ★:2014/07/05(土) 23:36:08.04 ID:???
3やまとななしこ
風流でいいね