http://www.tomamin.co.jp/wp-content/uploads/2014/06/1406180013.jpg ※アイヌ民族衣装展を開き、伝統文化の継承に努める板狩代表(左)と小田桐代表
安平町内でアイヌ文化の手芸技術を学んでいるアイヌ民族文化伝承保存会(板狩スエ子・小田桐光子共同代
表)の会員の手仕事が光るアイヌ民族衣装展が、7月17日まで早来雪だるま郵便局で開催している。
同保存会は、2012年に解散した北海道アイヌ協会追分支部とその協力会の会員で立ち上げた。アイヌ文化に
関心がある人なら誰でも参加可能にして、会員は現在9人いる。活動は町内のふれあい交流館・みなくるで週1
回程度、アイヌ民族の衣装や小物作りに精を出している。
展示は追分地区の公民館や温浴施設で年数回開いてきたが、同郵便局は初めて。アイヌ民族衣装に施された
細かな刺しゅう技術に「感動した」という町民の勧めから、同郵便局の協力を得て実現した。
今回は伝統衣装から小物も含め、同会会員が作ってきた約60点を展示。衣装は「ルウンペ」と「カパラミプ」な
どと呼ぶアイヌ民族の晴れ着が中心で、古布の切れを組み合わせ、細かな刺しゅうで文様が入ったり、裏地にも
こだわっている。板狩代表は「よく見ると、文様がフクロウになっているのもある」と説明する。
さらに、シナの木の皮などで作った紐で編んだ袋の「サラニプ(プは小文字)」、アイヌ文様を刺しゅうしたはちま
き「マタンブシ」なども並べている。
板狩、小田桐両代表は「興味を持ってもらう機会を作れたので、良かった。自分もやってみたい、と思ってもらえ
たら、うれしい」と話していた。
苫小牧民報社 (2014年 6/19)
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