【芸術】文豪と画家、魂の交歓を展覧会で…森鴎外と原田直次郎、川端康成と東山魁夷

"文豪と画家　魂の交歓を見る"

この秋、文豪と画家の友情に焦点を当てた展覧会が目立つ。
文学と美術のジャンルを超えた交流は、互いの生き方や美学に影響をもたらすとともに、
作品に奥行きを与えたようだ。

◆森鴎外と原田直次郎　ドイツで青春
明治の文豪、森鴎外（１８６２〜１９２２年）と親友の画家、原田直次郎（１８６３〜９９年）
の関係を追う特別展が現在、東京の文京区立森鴎外記念館で開かれている。

２人の出会いは明治１９年春、ドイツ・ミュンヘン。鴎外は陸軍の官費留学生として
１７年秋にドイツに渡ったが、原田は一足早くミュンヘンで絵画修業を始めていた。
鴎外にとってミュンヘンはライプチヒ、ドレスデンに次ぐ３番目の滞在都市だった。

「私費留学していた原田や医学生仲間の自由な雰囲気に、鴎外も大いに影響を受けたようです。
特に原田との出会いは、鴎外が美術に目を向けるきっかけとなりました」
と同館学芸員、塚田瑞穂さんは解説する。

創作欲も刺激されたのだろう、鴎外は帰国後、ドイツを舞台に小説を相次ぎ発表した。
原田は『舞姫』『文づかひ』の挿絵を担当。
そしてもちろん、『うたかたの記』の主人公である画学生・巨勢（こせ）は、原田がモデルである。

鴎外が華々しく文壇デビューするなか、帰国後の原田は恵まれたとは言い難い。
急速な欧化への反動で、明治２０年代の美術界を支配したのは洋画を排除しようとする
国粋的風潮だった。原田は洋画普及のため自ら画学校を主宰。
２９年にようやく東京美術学校（現・東京芸大）に西洋画科が新設されるが、
既に原田は病のため床にふせることが多かったという。

ところで原田の代表作といえば、第３回内国勧業博覧会に出品し人々の度肝を抜いた
「騎龍（きりゅう）観音」（２３年）。その宗教的画題について
外山正一・東京帝大教授が酷評すると、鴎外は激怒し反駁（はんばく）の論文を発表。
「それはもう、ネチネチと反論してます。
これが、美術評論家としての鴎外を世間に印象づける結果となった」と塚田さんは話す。

当の原田はこの間、泰然としていた。鴎外は、そんな彼のおおらかで淡々とした性格に
一目置いていたようだ。出会った当初、鴎外はこう記している。
「原田は素と淡きこと水の如（ごと）き人なり。余平生甚だこれを愛す」
（『独逸（どいつ）日記』明治１９年８月１５日より）

原田の没後１０年を機に、鴎外は亡き友の遺作展開催と画譜（図録）刊行のために奔走した。
「当時、鴎外は陸軍軍医総監までのぼり詰め、公私ともに多忙を極めていた。
にもかかわらず、自ら東京美術学校教授の黒田清輝を訪ね、同校での遺作展開催にこぎつけたのです」
と塚田さん。「まさに、男の友情ですね」

◆川端康成と東山魁夷　「日本の美」追求
一方、宇都宮美術館は２２日から、「川端康成コレクションと東山魁夷（かいい）」展を開く。
川端康成（１８９９〜１９７２年）は生前、浦上玉堂の代表作
「凍雲篩雪図（とううんしせつず）」（国宝）をはじめ、美術の優品を多く所蔵したが、
コレクションの核となるのが日本画家、東山魁夷（１９０８〜９９年）の絵画という。

平成１７年、川端と東山の往復書簡約１００通の存在が明らかになった。
同展では川端愛蔵の東山作品１６点を展示するとともに、文豪と画家の言葉を合わせて紹介。
ともに「日本の美」を追求した芸術家同士、“魂の交歓”が大きな見どころとなりそうだ。

■「鴎外と画家原田直次郎」展は１１月２４日まで。１０月２２日休。
一般５００円。

■「川端康成コレクションと東山魁夷」展は２２日〜１１月４日開催。月休。一般９００円。

「ミュンヘンにて」（左から）医学生の岩佐新、原田直次郎、森鴎外
＝明治１９年撮影（文京区立森鴎外記念館蔵）
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130919/art13091908060002-p2.jpg
東山魁夷「北山初雪」昭和４３年、公益財団法人川端康成記念会蔵
http://sankei.jp.msn.com/images/news/130919/art13091908060002-p1.jpg

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130919/art13091908060002-n1.htm

ビタミン不足で大量殺人の人

だれのことよ

だらだら
書くなや

しらんわ
んなやつのこと

永井豪に見えた

本物保証　マチス　油彩肉筆　額装　鑑定書２通　世界に一つ

即決　８０００万円

ヤフオクに凄い作品が出品されてた！

http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w92008886