本場のナシゴレンを味わおうと行列ができたインドネシア漁業実習生らの露店
http://www.nnn.co.jp/news/130809/images/IP130808TAN000065000.jpg 浜坂漁協所属のインドネシア人漁業実習生らが7日夜、兵庫県新温泉町芦屋の浜坂県民サンビーチ松林で
開かれたイベント「七夕まつり〜恋人の聖地で願いを込めて〜」に出店し、インドネシア料理を振る舞った。
異国情緒あふれる味ともてなしで観光客や地元住民らの人気を集めた。
イベントは観光客の思い出づくりと、恋人の聖地に認定されている通称「松の庭」をPRしようと、かにソムリエの会
(谷岡信子会長)が2011年から実施。今回は七夕の出会いになぞらえ、インドネシア文化との出合いの場を設けた。
実習生23人は焼き飯「ナシゴレン」と鶏肉スープ「ソトアヤム」のセットを販売。当地から取り寄せたスパイスや
ハーブ、トウガラシなどを使い、日本人向けに辛さを抑えた味付けで売り出した。合間にはインドネシア国家を
合唱して会場を盛り上げた。
開始直後から行列ができる人気ぶりで、同町浜坂の主婦、谷口久子さん(69)は「癖になる味。本場でも食べてみたい」
と絶賛。実習生のリーダー役、ガリ・スーサントさん(23)は「料理をきっかけにインドネシアに興味を持ってもらえたら
うれしい」と話した。
浜坂観光協会の沼田宏一会長は「今後も休漁中の夏の間に連携してイベント展開したい」と意気込んでいる。
http://www.nnn.co.jp/news/130809/20130809004.html