【山形】湧き出す温泉、名物の肘折こけし、豊かな自然、多彩なテーマで色鮮やかに…肘折温泉街に手作りアート、大蔵・芸工大生の作品展示

　大蔵村の肘折温泉街を手作りの灯籠で彩るアートイベント「ひじおりの灯（ひ）」が展開されている。10日夜は灯籠を作った
東北芸術工科大の学生が温泉街を訪れ、作品に込めた思いなどを観光客らに語った。

　伝統ある湯治場の魅力を後世に伝えようと、肘折地区と東北芸工大が2007年から開催している。灯籠は旅館や商店の軒先など
34カ所に展示。湧き出す温泉、名物の肘折こけし、豊かな自然など多彩なテーマで色鮮やかに描かれている。

　学生たちは制作した灯籠がつるしてある軒先で、住民と相談しながら絵柄を決めたり、初めて来たときの印象を盛り込んだりした
ことなどを紹介。浴衣姿の観光客らは説明を聞きながら、灯籠をじっくりと鑑賞していた。

　灯籠の点灯は9月16日までで、時間は午後6〜8時。

ソース（山形新聞）　http://yamagata-np.jp/news/201308/11/kj_2013081100250.php
写真＝東北芸工大の学生が灯籠に込めた思いを観光客らに語った
http://yamagata-np.jp/news/201308/11/img_2013081100203.jpg