野外歌舞伎「山あげ祭」開幕 那須烏山
国指定重要無形民俗文化財で日本最大級の野外歌舞伎「山あげ祭」が26日、
那須烏山市の烏山地区で始まった。
初回の奉納余興「戻り橋」は、当番町の鍛冶町内である中央2丁目の通りで開催。
まず鍛冶町の若衆らが、烏山和紙を使った巨大な背景画「はりか山」を路上に立ち上げ、
屋台や地車を組み変えるなどして野外舞台を設営。
その後、踊り子たちが奉納余興として中心芸題の「戻り橋」を上演。
常磐津三味線の音に合わせ、山の切り返しなど場面が展開していくと、
観客らは歓声を上げ、絢爛豪華な舞台に魅了されていた。
また、ことしはJR烏山線開業90周年を記念し、
烏山駅周辺で27日午後4時から大屋台パレードも行われる。山あげ祭は28日まで。
下野新聞 (7月27日)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/lead/20130726/1097410