仕事や自然体験を通じて、宇部に誇りや愛着を持ってもらおうという「キッズうべたん2013」が、20日から始まった。夏休み期間中の
8月11日までに、子供たちが市内のカフェや商店、動物園、陶芸の工房、生産農家を訪れ、接客やものづくりなどに触れる。
NPO法人うべネットワーク(伊藤一統理事長)が、市から受託したうべふるさとツーリズム創出事業の一環として「きっとみつかる、
好きなこと」を合言葉に24のプログラムを企画した。対象は小学生が中心だが、中学生や幼児の受け入れ、保護者同伴もある。
初日は「名人に学ぼう!ちくわ作りに挑戦」が午前10時から川上の宇部蒲鉾であり、小学校高学年の9人が参加。敷地内のかまぼこ
歴史館を訪れた子供たち は、昭和初期まで使っていた工具と紙塑(しそ)人形で再現した製造工程を見た後、ちくわ作りに挑戦。
1級技能士の友原和夫さん(同社技術開発部長)に教わ りながら、専用の包丁で練った魚肉を型枠に入れて成形し、パイプに巻き付ける
作業を体験。焼き上がったちくわを頬張り「ほくほくする」「熱いけどおいしい」と笑顔を弾ませた。
友原さんによる板かまぼこへの成形など、その道40年余の職人技にも見入った。
初日はこのほか、新天町土曜夜市での魚釣りゲームの接客(8月3日も)、浴衣の帯結び(同7日も)を開催。まだ定員に達していない
プログラムもある。詳しくはウェブの
http://ubetan.jpか、事務局へ。
(※問い合わせ先省略。ソース元でご確認下さい)
ソース(宇部日報)
http://ubenippo.co.jp/2013/07/post-3863.html 写真
http://ubenippo.co.jp/2013/07/20/kids.jpg