【北広島】福島県など東日本大震災の被災地から道内に避難している親子と北広島市の親子計9組25人が2日、同市大曲の
ホクレン農業体験施設「くるるの杜(もり)」で、田植えを行った。10月にコメを収穫した後、メッセージを添え、年内に被災地で
暮らす避難者の親戚らに贈る予定だ。
JAグループ北海道と北海道フットボールクラブ、道教大、道教委が被災者支援のため取り組む「がんばれ東北・元気米
プロジェクト」の一環。道民と交流し、元気で楽しく過ごしている様子を被災地に伝えてもらおうと企画した。
参加した3歳から中学1年生の子どもたちは、はだしになって100平方メートルの田んぼに入り、苗を一本一本丁寧に植えた。
泥に足を取られて転びそうになる子もいて、楽しげな笑い声が響いていた。
昨年1月、福島県会津若松市から札幌市厚別区に避難してきた立命館慶祥中1年の行形(なめかた)悠樹君(13)は「田んぼは
歩きにくかったけど、楽しかった。地元にいるおばあちゃんにコメを届けたい」と話していた。
ソース(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/470992.html 写真=泥に四苦八苦しながら田植えをする子どもたち
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/image/9194_1.jpg