淡水での養殖技術を学んでいる県立馬頭高校の高校生が茨城県ひたちなか市の港を訪れ、地元の高校生の指導を受けながら
水難事故に備え、救命艇をこぐ実習を行いました。
茨城県を訪れたのは、那珂川町の県立馬頭高校水産科の1年生19人です。
馬頭高校の生徒たちは、アユやニジマスなど淡水魚の養殖技術を学んでいますが、水難事故に備えた必修科目として救命艇を
使った避難訓練を毎年、ひたちなか市の海洋高校の協力を得て行っています。実習は、高校の前にある那珂湊漁港に海洋高校の
救命艇2隻を浮かべ、海洋高校の3年生8人が指導役になって行われました。
馬頭高校の生徒たちは、救命艇に乗り込むと、海洋高校の教員と生徒から4メートルほどあるオールの持ち方や動かし方を学んだ
あと、合図にあわせてオールを動かして救命艇をこぐ訓練を行いました。生徒たちは、はじめはなかなか息が合いませんでしたが、
次第にコツをつかむと、体を前後に動かしながら一斉にオールを動かしていました。
実習を受けた男子生徒は、「オールが重くて波にとられるので思った以上に難しかったです」と話していました。
ソース(NHK栃木) ※ソース元に動画あり
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095152321.html?t=1348150078320 写真
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095152321_m.jpg