【宮城】絵はがき募金で修繕費用工面、「文化守る」、心に決めて…福島美術館学芸員・尾暮まゆみさん、全国から善意、12月に再出発へ
1 ：生徒もろきみ!φ ★：
伊達家や仙台藩関係の書画、郷土作家の絵画や工芸品などを所蔵する福島美術館（仙台市若林区土樋）で、施設再開へ向けた
工事が進んでいる。震災で外壁の亀裂や雨漏りが生じ修繕が必要だったが、民間の運営する文化施設には多額の費用が負担になり、
休館を余儀なくされていた。そこで考えたのが、収蔵品をモチーフにした絵はがきによる募金活動。６００万円を超える寄付が集まっており、
学芸員の尾暮まゆみさん（４８）は「全国の方に支えられている」と実感する。
◎「文化守る」心に決めて
＜「民間」ネック＞
福島美術館は今、工事用シートに覆われ、入り口に「休館中」とお知らせが貼ってある。壁の亀裂や窓枠などに生じた隙間を埋める
工事が、６月に始まった。
「ようやく再開のめどがつきました。仙台の文化施設では最後かも」と尾暮さんは笑う。震災から１年以上かかった理由は、多額の修繕費
の工面だった。
実業家・故福島禎蔵氏の個人コレクションを収蔵・展示する美術館は、１９８０年に開館した。福島氏が設立した社会福祉法人
共生福祉会の公益事業だ。震災は母体にも影響を与えていた。１３００万円の修繕費全額を負担することは難しかった。
「民間の小さな施設ということもあり、被災状況の発信や自治体などの支援情報の入手がうまくできなかった」と尾暮さんは振り返る。
修繕費の３分の１を宮城県の補助金で賄えることになったが、まだ足りない。手を伸ばしてくれたのは、美術館を愛する市民だった。
＜全国から善意＞
昨年１２月、尾暮さんは寄付に頼ろうと決めた。「ここの作品は、戦禍や散逸の危機をくぐり抜けてきた物ばかり。美術館を閉めては
いけない、という思いからでした」
常連に郵送している美術館通信やホームページで、一口２０００円の寄付を呼び掛けた。収蔵品をプリントした７枚セットの絵はがきを
作り、お礼に送った。名付けて「七福絵はがき」。幸せや元気が届きますようにと思いを込めた。
善意は、仙台や宮城だけでなく、首都圏や関西からも届いた。そして被災者からも。
１１日現在、約６４０万円が集まっている。「佐賀県小城市の書道教室の子どもたちからも寄せられました。小城市には書家・中林悟竹
の記念館があるのです。この寄付が縁で、当館の所蔵する悟竹の作品をお貸しすることになりました」
＜１２月に再出発＞
３０年余りの歴史で培った人のつながりも生かされた。
雨漏りのする部屋から収蔵品を移動させるため、作品の梱包（こんぽう）を手伝いにきたのは、博物館実習を受け入れている宮城学院
女子大や東北芸工大（山形市）の学生たち。奈良国立博物館、横浜三渓園などの学芸員も駆け付けた。かつて非常勤学芸員を務めた
東北大のＯＢたちだ。
宮城学院女子大の井上研一郎教授は、いち早く美術館の窮状をネットで発信。それを見た京都の男性から、大量の梱包材が送られて
きた。
長年、たった一人の常勤学芸員として郷土の文化を守ってきた尾暮さんの思いを、みんな知っているのだ。
２００４年の新潟県中越地震後、閉館や休館に追い込まれた民間美術館・博物館があったという。「作品や資料はどうなったのでしょう？
学芸員の仕事で最も大事なことは、預かった作品を次代へ引き継ぐこと。今回の経験がそう教えてくれました」
多くの人の思いに支えられた小さな美術館は、１２月に再開する。
ソース（河北新報） http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1096/20120818_01.htm
写真＝寄付者に送っている「七福絵はがき」を手に、「本当に多くの方にお世話になっている。展示を再開して恩返ししたい」と話す尾暮さん
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2012/20120818018jd.jpg
工事が進んでいる。震災で外壁の亀裂や雨漏りが生じ修繕が必要だったが、民間の運営する文化施設には多額の費用が負担になり、
休館を余儀なくされていた。そこで考えたのが、収蔵品をモチーフにした絵はがきによる募金活動。６００万円を超える寄付が集まっており、
学芸員の尾暮まゆみさん（４８）は「全国の方に支えられている」と実感する。
◎「文化守る」心に決めて
＜「民間」ネック＞
福島美術館は今、工事用シートに覆われ、入り口に「休館中」とお知らせが貼ってある。壁の亀裂や窓枠などに生じた隙間を埋める
工事が、６月に始まった。
「ようやく再開のめどがつきました。仙台の文化施設では最後かも」と尾暮さんは笑う。震災から１年以上かかった理由は、多額の修繕費
の工面だった。
実業家・故福島禎蔵氏の個人コレクションを収蔵・展示する美術館は、１９８０年に開館した。福島氏が設立した社会福祉法人
共生福祉会の公益事業だ。震災は母体にも影響を与えていた。１３００万円の修繕費全額を負担することは難しかった。
「民間の小さな施設ということもあり、被災状況の発信や自治体などの支援情報の入手がうまくできなかった」と尾暮さんは振り返る。
修繕費の３分の１を宮城県の補助金で賄えることになったが、まだ足りない。手を伸ばしてくれたのは、美術館を愛する市民だった。
＜全国から善意＞
昨年１２月、尾暮さんは寄付に頼ろうと決めた。「ここの作品は、戦禍や散逸の危機をくぐり抜けてきた物ばかり。美術館を閉めては
いけない、という思いからでした」
常連に郵送している美術館通信やホームページで、一口２０００円の寄付を呼び掛けた。収蔵品をプリントした７枚セットの絵はがきを
作り、お礼に送った。名付けて「七福絵はがき」。幸せや元気が届きますようにと思いを込めた。
善意は、仙台や宮城だけでなく、首都圏や関西からも届いた。そして被災者からも。
１１日現在、約６４０万円が集まっている。「佐賀県小城市の書道教室の子どもたちからも寄せられました。小城市には書家・中林悟竹
の記念館があるのです。この寄付が縁で、当館の所蔵する悟竹の作品をお貸しすることになりました」
＜１２月に再出発＞
３０年余りの歴史で培った人のつながりも生かされた。
雨漏りのする部屋から収蔵品を移動させるため、作品の梱包（こんぽう）を手伝いにきたのは、博物館実習を受け入れている宮城学院
女子大や東北芸工大（山形市）の学生たち。奈良国立博物館、横浜三渓園などの学芸員も駆け付けた。かつて非常勤学芸員を務めた
東北大のＯＢたちだ。
宮城学院女子大の井上研一郎教授は、いち早く美術館の窮状をネットで発信。それを見た京都の男性から、大量の梱包材が送られて
きた。
長年、たった一人の常勤学芸員として郷土の文化を守ってきた尾暮さんの思いを、みんな知っているのだ。
２００４年の新潟県中越地震後、閉館や休館に追い込まれた民間美術館・博物館があったという。「作品や資料はどうなったのでしょう？
学芸員の仕事で最も大事なことは、預かった作品を次代へ引き継ぐこと。今回の経験がそう教えてくれました」
多くの人の思いに支えられた小さな美術館は、１２月に再開する。
ソース（河北新報） http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1096/20120818_01.htm
写真＝寄付者に送っている「七福絵はがき」を手に、「本当に多くの方にお世話になっている。展示を再開して恩返ししたい」と話す尾暮さん
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2012/20120818018jd.jpg
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2 ：やまとななしこ：2012/09/01(土) 00:13:06.34 ID:d95EVK8p
ぜ〜んぶ売却して復興費用にしちゃえ
3 ：やまとななしこ：2012/09/01(土) 00:17:44.12 ID:w+mPJxuQ
南三陸町で似たような方法で義援金詐欺してる人達いるから気を付けて下さい！
4 ：やまとななしこ：2012/09/01(土) 01:14:08.40 ID:yUDIV9Cr
フレスコ画の補修ならやってやるぞ。
5 ：やまとななしこ：2012/09/01(土) 05:43:31.85 ID:2ckWlsmv
は？(´・ω・`)?朝鮮半島？そもそも朝鮮半島は歴史的に見ても中国固有の領土 在日朝鮮半島人はすぐに本国に帰化しなさい 朝鮮半島統一後戦争難民になっても風見鶏に生きる祖国はない
6 ：やまとななしこ：
>>２
さすがチョンは云うことが違うｗ
文化財破壊しまくりか
さすがチョンは云うことが違うｗ
文化財破壊しまくりか