【千葉】葛飾北斎の「道成寺図」、円山応挙の「鯉図」…地元愛好家の所蔵品を集めた特別展「江戸絵画の彩り」、木更津市郷土博物館で

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1生徒もろきみ!φ ★
 木更津市の市郷土博物館「金のすず」(同市太田)で9月15日から、地元の美術愛好家グループの所蔵品を集めたユニークな特別展
「江戸絵画の彩り」が始まる。普段は千葉市美術館に寄託してあり、学芸員も高く評価する美術コレクション。グループからの無償貸与の
申し出がきっかけで、市制施行70周年記念の特別展として企画された。

 木更津は江戸時代に港町として栄え、ここで育った文化は江戸にも大きな影響を与えたといわれる。特別展は同じ時代に花開いた
浮世絵や文人画(南画)、室町時代からの御用絵師の中心となり粉本(後日の研究のために模写した絵画)を重視した狩野派、
写生に重点を置いた円山四条派などの作品三十九点を展示する。

 所蔵するのは、君津地域で美術鑑賞を趣味とする会社経営の五人でつくる「嬉遊(きゆう)会」。会は現在、江戸絵画を中心に五十点
近くを千葉市美術館に寄託している。

 寄託のきっかけについて、同美術館で嬉遊会の窓口となっている松尾和子学芸員は「二〇〇五年春、電話で申し出があり、半信半疑
で木更津まで見に行きました。拝見したコレクションの質の高さにびっくりして、お預かりしたいと申し出ました」と振り返る。

 嬉遊会の名は、当時の小林忠館長が「好きな美術作品を自腹を切って集め、自宅に置くこともしないで一般に公開して楽しみを
分かち合う」というメンバーの意をくみ、「皆で嬉(うれ)しく遊び合う」と付けたという。

 嬉遊会のメンバーは、同美術館を寄託先に選んだ理由を「当時、学習院大教授で国際浮世絵学会理事長の小林館長をはじめ、
江戸絵画の専門家が多くいらっしゃった。持っていた美術品がどの程度のものかを知りたかった」と話す。松尾学芸員は「美術収集家は
お金持ちとか先祖から伝わったものを守っている個人がほとんど。趣味を通してのグループは珍しい」。

 展示会場となる郷土博物館は、普段から古墳時代と江戸時代を展示のテーマにしている。須田昭平館長は「江戸絵画を無償提供
するというお話は博物館のテーマにも合致し、大変ありがたい」と歓迎する。

 木更津市は今回、貴重な美術品を預かるために展示ケースを二千八百万円かけて特注する念の入りよう。同博物館の稲木章宏
学芸員も「展示室に合わせて大小六台つくり、すべて湿度を一定に保てるようにしてあります。地元の愛好家がこんなに素晴らしい絵画を
お持ちになっていたのにはびっくりしました」と話した。特別展は十月二十一日まで。

ソース(東京新聞) http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120828/CK2012082802000128.html

※関連ニュース…東京新聞で特集が組まれているようです

市民収集の江戸絵画 木更津特別展より<1> 道成寺図(葛飾北斎)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120829/CK2012082902000143.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120829/images/PK2012082902100043_size0.jpg
市民収集の江戸絵画 木更津特別展より<2> 鯉図(円山応挙)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120830/CK2012083002000122.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120830/images/PK2012083002100036_size0.jpg
2やまとななしこ:2012/09/01(土) 00:34:39.48 ID:AHiGevxu
レス付いてないな
嫌い?
3やまとななしこ:2012/09/01(土) 00:46:48.95 ID:ghpKvTmA
まあ悪くはないが
もう少しけれん味のある奴が欲しい

4やまとななしこ
今ってこーゆー絵が描ける画家っているの?