【富山】ユーラシアカワウソ、3匹が仲間入り…富山市ファミリーパーク、9月中旬に公開（写真）

　国際自然保護連合（ＩＵＣＮ）の準絶滅危惧種に指定されているユーラシアカワウソ三匹が十五日、富山市ファミリーパークに
仲間入りした。健康状態の確認やパークの環境に慣らした後、九月中旬ごろに一般公開する。

　ユーラシアカワウソは、河川や入り江などにすむイタチ科の動物で、魚やカニなどを主食にする。ワシントン条約で取引が規制され、
輸出入には許可が必要。

　この日到着したのは、二歳の雄一匹と八歳と二歳の雌二匹。いずれも体長約一メートル、体重五〜六キロ。今のところ健康
状態は良好で、三匹は長旅の疲れも見せずに動き回っていた。

　雌一匹を飼育・展示しているパークが繁殖相手を探していたところ、国内の動物園や水族館で飼育する個体では近親交配に
なることなどを理由に、オーストリアの動物園から借り受けた。

　動物課の石原祐司課長は「成功していないユーラシアカワウソの繁殖に力を入れていきたい」と話した。　　

ソース（中日新聞）　http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120816/CK2012081602000187.html
写真＝新しく仲間入りしたユーラシアカワウソ
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120816/images/PK2012081602100099_size0.jpg

カワウソス