仙台七夕まつり(6〜8日)の開幕を前に、4日朝、仙台市青葉区の東一番丁通のアーケード街に、吹き流しや短冊を飾り付ける
青竹が運び込まれた。各店の従業員らは数人がかりで肩に担ぎ、店頭まで運んだ。
一番町四丁目商店街には4日早朝、青葉区大倉で切り出された青竹67本が届き、午前9時半に60店への配布を始めた。
各店の従業員ら約100人が、長さ約15メートルの青竹をそれぞれの店に持ち帰った。各店は祭り初日の6日朝までに、飾り付け
作業を終える。
加藤義永刃物店の加藤義靖社長(74)は「毎年のことだが、いよいよ七夕が始まるという気持ちになる」と青竹の先端を肩に担いで
運んだ。
そば店「さん竹」の大田仁恵社長(52)は「昨年は東日本大震災の混乱が収まらない中での祭りだった。今年はようやく本来の七夕
に戻った感じ。復興に向けた街の力を見てほしい」と話した。
仙台管区気象台によると、6〜8日の仙台市内の天候は晴れか曇りで、大きく崩れることはない見込み。最高気温は28〜31度で
ほぼ平年並みの予想となっている。
ソース(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120804t15031.htm 写真=飾り付け用の青竹を運び出す商店街の従業員ら
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2012/20120804011jd.jpg