「クラシックの雫(しずく)2012」の第1回「ドイツロマンの伝統と前衛」(富山 新聞社後援)は2日、富山市民プラザ・アンサンブル
ホールで開かれ、注目を集める若手 の演奏家たちがシューマンなどドイツの作曲家の室内楽曲で聴衆を魅了した。
富山の音楽家などによる室内楽のシリーズで、今年度中に計4回開かれる。
ピアノは富山市在住の中沖いくこさん、特別ゲストにバイオリンの新日本フィルコンサ ートマスター西江辰郎さん、ビオラの読売日響
ソロ首席鈴木康浩さん、チェロの京都府文 化賞奨励賞受賞者上森祥平さんを招いて開かれた。
シューマンのピアノ四重奏では、息の合ったアンサンブルで若々しい情熱を表現。リヒ ャルト・シュトラウスのピアノ四重奏でも、
名手たちが力強い演奏で作曲家の美質に光を 当てた。シューベルトの弦楽三重奏第1番も演奏された。
演奏間のトークでは、和音の解決が引き延ばされるというロマン派の音楽についての解説もあった。
ソース(北國・富山新聞)
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20120603205.htm 写真=熱演を繰り広げる出演者
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