大麦の収穫を前に、福井県の坂井平野の転作田で黄金色の穂が風に揺れ「麦秋」の風景が広がっている。
JA花咲ふくい管内では1676ヘクタールで六条大麦を栽培している。昨年10月に種をまき、大雪や春先の低温で心配された
ものの、4、5月は天候が回復し例年並みの生育となった。
29日昼は、1メートル近くに伸びた大麦が「サワ、サワ、サワ」と、吹く風に穂先をなびかせた。周囲の水田では稲の苗も育ち、
緑色とのコントラストが鮮やかだった。
収穫は6月から始まり、ご飯に交ぜる押し麦や麦茶、麦とろ麺といった商品に加工される。
同JA生産指導課の担当者は「大麦の穂は、2週間ほど前から青色から赤みがかってきた。これから刈り取りの時期。
雨が降らず、順調にいってほしい」と話していた。
ソース(福井新聞) ※ソース元に動画あり
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/34942.html