地域の特性を積極的に活用し、活性化に貢献している団体・個人を表彰する第8回下野ふるさと大賞
(下野新聞社主催、キリンビール栃木支社、東武宇都宮百貨店、栃木銀行、丸彦製菓協賛)の最終審査会が
11日、県総合文化センターで開かれた。ことしは初めて、参加団体によるプレゼンテーションが行われ、
大賞に「地域資源を活用した産業学習」に取り組む宇都宮短大付属高(須賀淳校長)が輝いた。
準大賞には栃木市の「うずま川遊会」と、さくら市の「うじいえ自然に親しむ会」が選ばれた。
大賞の宇都宮短大付属高は生活教養、調理、情報商業の3科で産業学習に力を入れ、コンビニエンス
ストアなど企業と協力した地産地消の商品開発や、伝統工芸の宮染めの普及拡大を図っている。
審査委員長の竹内明子県生活協同組合連合会長は「農産物や伝統工芸を念頭に置き、しっかりと
続けてきたことがすばらしい。培ったことを後輩や地域に伝えてほしい」と講評した。
今回は文化・芸能、地域振興などの分野から52団体が応募。大賞と準大賞には賞状と盾、活動資金として
それぞれ30万円、10万円の目録が贈られた。
プレゼンを担当した同校調理科2年高山昇太君(17)は「商品開発の厳しさを学び、授業へのモチベーションも
高まった。大賞に選ばれ本当にうれしい。資金は次の開発や震災復興などの寄付に使いたい」と話した。
下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/dosoon/official/20111111/658676 引用元に動画有り
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