桜が咲く季節になると、必ずテレビやラジオから聴こえてくる「桜ソング」。数多くある桜ソングの
中でも、皆さんが「これぞ定番」と思っているのはどのアーティストのどの曲なのでしょうか?
「キュン」とくる感動エピソードとともに、女性読者404名に聞いてみました。
調査期間:2011/02/09〜2011/02/11 アンケート対象:COBS ONLINE会員 有効回答数 女性404件(ウェブログイン式)
■別れや恋心を歌った切ない歌が人気
さっそく10位までの「桜ソング」ランキングの結果をご紹介します。
「桜ソングと言えばこの曲」ランキング(複数回答)
1位 森山直太朗「さくら(独唱)」 43.6%
2位 福山雅治「桜坂」 40.4%
3位 ケツメイシ「さくら」 33.9%
4位 コブクロ「桜」 28.7%
5位 aiko「桜の時」 17.8%
6位 いきものがかり「SAKURA」 15.8%
7位 河口恭吾「桜」 13.4%
8位 中島美嘉「桜色舞うころ」 12.4%
9位 嵐「サクラ咲ケ」 11.1%
10位 YUI 「CHE.R.RY」 10.2%
森山直太朗の「さくら(独唱)」が堂々1位という結果になりました。桜の季節イコール卒業・入学の
シーズンであるため、桜ソングには、卒業や別れをテーマにした曲が多いですよね。友との別れを
歌ったこの曲もその一つです。この曲に関して、こんな感動エピソードが寄せられました。
「森山直太朗さんの「さくら」が出た年に高校を卒業し、地元を離れました。住んでいた
マンションの前の並木通りには桜が咲いていたのですが、ベランダからその桜を見ると
頭の中では必ずこの曲が流れ、寂しくて涙していたのを思い出します」(26歳/女性/佐賀県)
「あまりCDを買わない父が、CDを購入して歌う練習をしていました」(23歳/女性/茨城県)
人を感動させ、動かすパワーを持った曲と言えそうです。2位には福山雅治の「桜坂」がランクイン。
別れた恋人への想いを歌ったこの曲も、恋愛をテーマにした桜ソングの代表格と言えそうです。
「桜坂を聞きながら、後悔しないように好きな人に告白しようと思ってたけど、
結局言えなかった。今でも桜坂を聞くとキュンとなる」(28歳/女性/東京都)
「昔行っていた塾の先生が桜坂が大好きだった。当時で70歳ぐらいの人だったので、
このくらいの年代の人でも若者の歌を好きになるんだなーと思った」(28歳/女性/愛媛県)
キュンとくる甘酸っぱい思い出ですね。4位のコブクロ「桜」、6位のいきものがかり「SAKURA」も
別れを思わせる切ない歌詞が特徴的で、卒業ソングというイメージが強い曲です。
そのほか、3位のケツメイシ「さくら」や5位aiko「桜の時」も桜の季節の恋を歌った名曲です。
「さくら」には、「当時大好きだった彼とお花見に行くときに大合唱しながら車を運転していた」(24歳/女性/香川県)
「桜の時」には「この曲を聴いて、曲の歌詞のように、当時好きだった人と
右手をつないで桜の木の下を歩く妄想をよくした」(28歳/女性/京都府)
など、甘酸っぱい恋のエピソードが多数寄せられました。
■桜ソングのブームはaikoから始まった!?
ちなみに、今回のランキング結果をリリースされた順に並べてみると以下のようになりました。
aiko「桜の時」(2000/2/17)
福山雅治「桜坂」(2000/4/26)
森山直太朗「さくら(独唱)」(2003/3/5)
河口恭吾「桜」(2003/12/10)
中島美嘉「桜色舞うころ」(2005/02/02)
ケツメイシ「さくら」(2005/2/16)
嵐「サクラ咲ケ」(2005/3/23)
コブクロ「桜」(2005/11/2)
いきものがかり「SAKURA」(2006/3/15)
YUI「CHE.R.RY」(2007/03/07)
こうして発売日の古いものから順に並べると、桜ソングのヒット現象がaiko「桜の時」からスタートしています。
それ以前にも、松田聖子の「チェリーブラッサム」(81年)、スピッツの「チェリー」(96年)など、数年ごと
に桜がタイトルに付く曲のヒットはあるのですが、ブームというほどの広がりにはならなかったようです。
ところが、2000年2月のaiko「桜の時」、同年4月の「桜坂」がヒットして以降は、2010年まで、桜の季節が
来るたびに続々と新たな桜ソングが生まれ、ヒットを記録しています。
(後略)
COBS ONLINE
http://career.cobs.jp/level1/yoko/2011/03/post_905.html http://career.cobs.jp/level1/yoko/images/20110304_02entry_img_l.jpg ※一部省略してたてました 全文はソースをご確認ください