24〜30日は全国学校給食週間。24日には苫小牧特産のホッキ貝を使った
郷土給食・ホッキカレーが苫小牧市内の小学校で振る舞われた。今回は
「北海道ご当地カレーエリアネットワーク」の学校給食の取り組みとしても実施され、
子供たちが地域の食材に理解を深めた。
市の貝にも指定されているホッキ貝。郷土給食は、地場産品を使ったメニューを
子供たちに―と毎年実施されている。今年も苫小牧漁協が格安で食材を提供、
市内の23小学校で1万222食が振る舞われた。
また、今回は富良野(オムカレー)や羽幌(えびタコ餃子(ギョーザ)カレー)、
美瑛(カレーうどん)など6地域が加盟する同ネットワークのカレー普及事業
(学校給食)の取り組みとしても実施され、26日まで各地域の学校給食で
それぞれ特産カレーが使用される。26日には白老町でも「さら貝カレー」が
登場する。
このうち、苫小牧市の小学校では、給食時間を待ちわびた子供たちが
郷土のカレーに歓声。子供たちに大人気のメニューとあって「メニューを見て、
きょうはホッキカレーと知っていた。おいしい」などと話しながら、にぎやかに
昼食を楽しんでいた。
26日は中学校でも約5270食が提供される予定で、使用されるホッキ
(殻つき)は小中学校合わせて3840キロにもなる。
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/01/25/20110125m08.jpg 【写真=ホッキカレーを味わう子供たち】
▲室蘭日報ニュース(2011/01/25)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/01/25/20110125m_08.html