◇豊川稲荷で秋季大祭
豊川市の豊川稲荷(妙厳寺)で23日、豊年に感謝する祭り
「秋季大祭」が行われた。境内には大ちょうちんがお目見えし、
豊川いなり寿司のPRなど多彩なイベントも境内や門前で
繰り広げられ、大勢の参拝客らでにぎわった。
大祭は、大小のちょうちんが並べられることから別名「ちょうちんまつり」とも
呼ばれる。前日は雨で飾られなかった高さ約10メートル、
直径約5メートルの大ちょうちん二つが登場。本殿の手前には、
稲穂や柿など秋の収穫物をイメージし、ちょうちん約360個を
傘状につるした「花車」も飾られた。
大祭に合わせ、境内では威勢の良いみこし渡御などが行われたほか、
いなり寿司2,500個を作り、文字やキツネを表現した
「豊川稲荷 みんなでいなり2010」があった。
豊川商工会議所青年部が開催し、今年で6回目。豊川鮓商組合が
用意したすし飯、油揚げを豊川稲荷で祈とうし、参拝客200人と
同会議所女性会の10人が握った。米は、JAひまわりの新たなブランド米
「稲荷の里」も使用。出来上がったいなり寿司は、400個で「いなり2010」、
2,100個でキツネの形に積み上げて披露されたあと、振る舞われた。
門前一帯では、商店街の「豊年じゃ祭」と「大いなり楽市」が開催された。
市内各商工会による物産展では、はちみつ、かりんとう、のりなどの特産品が
並んだ。豊川・千両産「千両さつま芋」の販売やフリーマーケット、大道芸、
スタンプラリーなどもあり、訪れた参拝客や家族連れらは買い物や催しを
楽しみながら過ごしていた。
ソース(東愛知新聞)
http://www.higashiaichi.co.jp/today_news/101124t/10112407.html ▽写真
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