【愛知】コスモス園オープン　新城市富岡地内

◇今年もコスモス園オープン

新城市富岡地内で今シーズンもコスモス園がオープンする。
昨年まで運営してきた地元の住民グループが３月に解散し、
今年の開催が危ぶまれていたが、「このまま終わらせるのは
もったいない」と、有志が新たなグループを結成。１０月１日の
開幕に向けて準備を進めている。

同地区では、２０００年から毎年秋に「コスモス迷路」を実施しており、
年々来場者も増加。一昨年は過去最高となる約２万人の人出が
あったといい、奥三河の新たな行楽スポットとして人気が高い。

しかし、これまで運営してきた住民グループ「ＳＷＲしんしろ」（会員約２０人）が、
度重なる台風被害や１０年の節目などを理由に３月解散し、事実上、
取り止めの状態になっていた。

これを受け「何とか継続できないか」と、旧グループ代表の山口伸夫さん（７０）ら
一部メンバーが中心となり、４月から新たな有志を募集。その結果、地区の
女性らを中心に３３人の仲間が集い、閉園の危機を免れた。

そこでグループ名も「ＬＦ３３」と一新。ＬＦとは「Ｌｏｖｅ　Ｆｉｅｌｄｓ＆Ｌｏｖｅ　Ｆｒｉｅｎｄｓ」
のそれぞれ頭文字から取ったもので、コスモス園と友人への愛や、３３人の
団結感を表現したという。

７月２４日に全員で種まきを行い、８月２２日から同３１日まで草取りを実施したほか、
これまでみんなで力を合わせて園内整備に励んできた。特に今年の夏は記録的な猛暑で、
水やりにも苦労したが、そのかいあって例年並みの生育状況という。

今年は約４０００平方メートルの畑にコスモスが３０万本ほど咲いているとか。一方、
昨年までの迷路を止めて散策路にしたのが特徴で、そのため名称も「コスモスの
小径（こみち）」に変更した。

より散策を気軽に楽しんでもらおうというのが狙いで、幅も広く歩きやすくした。
全長約９００メートルあり、途中には直径１０メートルほどの広場や休憩場所も
設置されている。

新グループでも代表を務めることになった山口さんは「ここまで知名度が上がり、
何とか続けねばと思っていたところ、多くの仲間の協力を得て再スタートすること
ができた。多くの皆さんに喜んでいただけるのが何よりです」と笑顔で話す。

開催期間は１０月１日から同３１日まで。期間中、地元農産物の
直売や五平もち、マツタケごはんなどの販売も予定。入場無料だが
、運営協力金を受け付ける。メンバーも随時募集中。

場所は、国道３０１号「富岡信号交差点」の南方６００メートル。
周辺に案内看板あり。見ごろは１０月中旬とか。

ソース（東愛知新聞）http://www.higashiaichi.co.jp/today_news/100921t/10092101.html

▽写真
http://www.higashiaichi.co.jp/today_news/100921t/100921p/10092101.jpg

小宇宙を感じる

コスモスの道が〜

奥三河スレは伸びない。