◇浴衣で浮世絵鑑賞を レストランが着付け体験 那珂川町広重美術館
【那珂川】馬頭の町馬頭広重美術館に併設されるレストラン「雪月花」が、
浴衣や着物の着付け体験を始めた。和服姿で同館内の浮世絵を
鑑賞できるだけでなく、隣接する乾徳寺や静神社の散策もできる。
同店は「八溝杉の格子に囲まれた素晴らしい建物の美術館を背景に
写真を撮ったり社寺を散策したりして、日本文化を味わってほしい」と
利用を呼び掛けている。
町は、以前の運営会社との契約満了に伴い、新たに運営会社を公募。
映画スターやアイドルのブロマイドを手掛け、現在は産業給食事業が
主力のマルベル(東京都台東区浅草)を選んだ。同社は6月から
業務を引き継ぎ、営業している。
応募時に同社は地元の人が利用しやすい価格設定や地元特産品に
利用したメニューとともに、集客策として着付け体験を提案した。
店の新メニューは、地元特産品を盛り込んだ日替わり那須弁当(800円)や
八溝のイノシシ肉を使ったカレー(500円〜)などを用意した。
着付け体験は女性客が対象で、浴衣などの貸し出しを含め500円。
だが、レストランやショップなどの利用客は無料だ。店には15着前後が
用意してあり、着付け後、30分から1時間ほどの散策を楽しめる。
オリジナルかんざし作り(500円〜)も体験できる。同店の営業時間は
午前10時〜午後5時。定休日は美術館閉館日(月曜日。
月曜祝日の場合は翌日)。
同美術館は29日まで「開館10周年・合併5周年記念の夏季特別展
『葛飾北斎生誕250年記念展−冨嶽三十六景と風景画−』」を開催している。
(以下省略)
ソース(下野新聞)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20100814/367485 ▽写真
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