◇水紋に「すごーい!」
水資源機構豊川用水総合事業部(豊橋市)は5日、
豊橋市内の小学生を招待して豊川用水の
施設見学会を開いた。
「水の週間」(8月1日〜7日)に合わせて、水の大切さを
子どもたちに知ってもらうことなどを目的に毎年実施。
応募した学校の中から、今回は抽選で賀茂小学校が選ばれた。
4、5年生約30人が参加。一行は午前中、宇連ダム(新城市川合)を
訪れた。水質検査のほか、水温測定も見学。放水では、温度の
高い上の方の水から流すことなどを学んだ。
午後からは大島ダム(同市名号)に移動。ダムの上部から、
エレベーターに乗って65メートル下の最低部まで降りた。
ダム深部の「監査廊」内の温度は約10度と、外の暑さがうそのような涼しさ。
同機構水源管理所の職員の案内で通路を進み、水圧によるダムのたわみを
測定する装置などを見て回った。
そのまま外に出て、ダムを真下から見上げた児童らは、巨大なコンクリートの
壁に圧倒された様子。最近は貯水率が100%を超えていることもあり、
このときも放水の真っ最中で、流れ落ちる水が描く鮮やかな「水紋」に
息をのんで見入っていた。
ソース(東日新聞)
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&categoryid=1&id=32978 (写真はソースへ)