◇生徒のボランティア盛んに
新城東高校(駒木正清校長)の生徒たちの間でボランティア活動が盛んだ。
学校行事として参加したのをきっかけに、自主的に取り組む生徒も
増えてきているという。
同校は、学校を上げてボランティアに取り組んでいる。クラス単位での
参加が行事に組み込まれ、全校生徒が年1回は何らかのボランティアを
体験する。
クラス単位の活動をきっかけに、個人で参加しようとする動きも出てきた。
生徒会が会報を使って福祉施設などからのボランティアの募集を知らせると、
すぐに応募者が集まるという。
今年の夏休みに、個人でボランティアに参加する生徒は50人以上。
生徒会顧問の井筒政行教諭は「自主的に参加する生徒は
年々増えてきている」と指摘する。
部活動単位での活動も盛り上がっている。部員たちの意思を尊重し、
近隣の福祉施設を訪問したり、中学校で部活の指導をしたりしている。
29日には、茶華道部員11人が老人保健施設「サマリアの丘」
(新城市矢部)を訪れた。浴衣姿の部員たちはお点前(てまえ)を
披露したほか、手遊びをして交流した。
8月1、3日には女子バレーボール部員が特別養護老人ホームを慰問する予定だ。
井筒教諭は「生徒の自主性を重視し、本来のボランティアの精神を育てていきたい」
と話した。
ソース(東日新聞)
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&categoryid=1&id=32911 ▽写真
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