◇奥三河の自然を満喫 しんきん水源の里
東三河などの5信用金庫と豊橋技術科学大学先端農業・
バイオリサーチセンターは27日、新城市七郷一色で
自然観察会を開き、約100人の親子が参加して、
農園の見学やジャム作りに取り組んだほか、
地元・百間滝を散策するなどして楽しんだ。
岡崎、蒲郡、豊川、豊橋、浜松の5信金は同大に農業関連の
寄付講座を開設していることから、地域貢献の一環として
今回初めて実施した。子どもたちの理科離れをくい止め、
自然に対する感性をはぐくみ、親子の絆(きずな)を
深めてもらうのが狙い。
(中略)
参加者たちは、モデル農園で同センター特任教授・三枝正彦氏などから、
ブルーベリーやハックルベリー、ルバーブの栽培法などについて教わった後、
施設に戻りルバーブを使ったジャム作りに挑戦した。
ルバーブとは、50〜60センチの葉柄があるフキのような姿をしたシベリア南部原産の
タデ科の植物。紅色の葉柄部分を食べ、その甘酸っぱい風味が特徴。欧米では
ジャムなどにして食べられており、近年では健康食材として注目を集めている。
調理法はいたって簡単。さいの目に刻んだルバーブを鍋に入れ、砂糖を加えて
こがさないよう煮詰める。子どもたちも興味津々で、出来上がったジャムを
みんなでおいしくほおばった。
また、“パワースポット”として知られる百間滝の散策も行い、
親子でさわやかな汗を流して夏休みの良い思い出になった。
ソース(東日新聞)
http://www.higashiaichi.co.jp/today_news/100728t/10072801.html ▽写真
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