◇ハクセキレイ 一夫二妻? 恵庭、投球マシンにまた卵
【恵庭】この春、恵庭バッティングセンター(住吉町)の投球マシンに
ハクセキレイがすみつき、卵をかえした。ひなは先月、巣立った。ところが、
卵がまたもや産み付けられ、親鳥が出入りしている。前回と同じ鳥のようだが、
一夫一妻が普通のハクセキレイには珍しい一夫二妻らしい−。
卵は5個、1日に見つかった。投球マシン下部の支柱内の空洞に、
枯れ草などを敷き詰めた巣があり、雌2羽と雄1羽が交代で卵を抱いている。
前回は5月に卵5個が見つかり、6月24日にひなが巣立った。その際、
ひなを狙うカラスを成鳥3羽で撃退していたため、同センター支配人の
岡部宏志さん(64)は「もう1羽の雌が今回卵を産んだのでは」と推測する。
従業員たちは今回、「ひなの誕生を見たい」と巣の上にビデオカメラを置き、
事務室のモニターで見守っている。顔の模様から「まゆげ」「うすまゆ」と
名付けた雌2羽が、翼を震わせて卵を転がしながら温め、雄もたまに抱くという。
前回はひな1羽がうまく飛べず、巣立ち直後に打球に当たってしまった。
岡部さんは「今回は温める時間が長いから、元気なひなが生まれるはず」と、
ふ化を心待ちにしている。
ソース(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/241798.html (写真はソースへ)