◇ボール寄贈者の名乗り待つ 城岳小少年野球「ブレーブス」
那覇市立城岳小学校に通う児童を中心に活動する少年野球チーム
「中央ブレーブス」(玉代勢孝監督)にこのほど、公認球1ダース
(約7千円相当)の寄贈があった。しかし、寄贈者は
「社長に言われて持ってきた。会社名は言えない」と言い、
名乗らず立ち去ってしまったという。チームは
「ボールのお礼が言いたい」と名乗り出るのを待っている。
同チームが城岳小グラウンドを使って練習していた5月末ごろ、
ネクタイにシャツ姿の男性がグラウンドに現れ、コーチに声を掛けた。
「社長から『頑張っている子どもたちに渡してこい』と言われて来た。
会社名は言うなと言われている」と話し、公認球1ダースを
手渡してきたという。コーチは名前を聞こうとしたが、
男性はそのまま立ち去った。
玉代勢監督は「ボールは消耗品で、頂けるのはありがたい。
感謝の気持ちを伝えたい」と語った。主将の徳原君は
「もらったボールを使って今まで以上に練習し、全国大会で
優勝できるようなチームになりたい」と目標を語った。
チームは31日から始まる那覇市長杯学童軟式野球大会に向けて、
練習に力を込めていた。(一部省略)
ソース(琉球新報)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-164782-storytopic-2.html ▽ボール寄贈者へ「感謝の気持ちを伝えたい」と語る中央ブレーブスメンバー
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