◇食す 学ぶ 海の恵み 地元産アワビ給食に 松山の小中学校
地元特産品を給食に取り入れ、地産地消に関心を持ってもらおうと、
松山市梅田町の三津浜学校給食共同調理場管内にある五つの
小中学校で7日、市がまつやま農林水産物ブランド産品に
指定している「ぼっちゃん島あわび」を使った特別メニューの
あわびご飯が登場した。
ぼっちゃん島あわびは市島しょ部の怒和島などで養殖が盛んな
エゾアワビ。昆布やワカメをエサに2〜3年かけて育て、関東や
市内に出荷している。市農林水産課によると、2009年度の
生産量は約11トンで、市場取引価格は1キロ5千円前後という。
共同調理場は約2千人分の給食を手掛けており、
このうち三津浜小(258人)では、まず調理場の
栄養士が怒和島でビデオに収めた養殖場の様子や
生産者の声、アワビの特徴などの映像を使って説明。
児童は幼児の手のひらほどの大きさの貝殻の感触を
確かめたり、島の位置を地図帳で探したりした後、
おいしそうにあわびご飯をほおばった。
6年の田上君は「歯応えがあるのに柔らかくておいしかった。
いろんな食材を使ったメニューが増えるのはうれしい」と話した。
(一部省略)
ソース(愛媛新聞)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/hotnews/ren111201007087234.html