◇ふくまる続投 市キャラに
池田市制70周年のイメージキャラクターとして誕生した「ふくまる」が、
その大役を3月で終えた後も“現役続行”し、市のキャラクターに採用された。
ゆるキャラブームの中、イベントなどに年間で約100回登場する人気を
誇ったが、市では引き続き活躍してもらおうと、今月から着ぐるみの
一般貸し出しも始めた。
ふくまるは、市や商工会議所などでつくる70周年記念事業の実行委員会の
公募で選ばれ、2008年6月に登場。市立五月山動物園で飼育されている
ウォンバットと、大黒天を掛け合わせたデザインで、その後、結婚して四つ子が誕生、
「ふくまる家族」ができた。
「ボーッとした顔は、ゆるキャラの中でも群を抜いている」「家族もいて、人間のようで
親しみが持てる」などの応援メールが事務局のある市役所に寄せられ、
今年の正月には年賀状が11通届いたという。
着ぐるみは各地のイベントで引っ張りだこだったが、同実行委が3月末に解散し、
新天地の市観光・ふれあい課に“移籍”。これに合わせて、「70周年記念の
趣旨に沿うもの」と限定していた貸し出しについての要綱を改正して
一般利用もできるようにした。
貸出期間は1日以内で、2週間前までに申し込む。1体につき、
クリーニング代の一部として5000円が必要で、希望すれば、
四つ子のぬいぐるみもセットでついてくる。すでに大型連休中の
予約も入っているという。
27日には、池田の市民朝市実行委員会から、昨年5月のイベントで
集客に貢献したお礼として、「クリーニング代に」と3万円の寄付があった。
担当者は「着る人の身長は1メートル60がベスト。動きを
オーバーにするのが、かわいらしく見せるコツです」と話している。
(一部省略)
ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100428-OYT8T00069.htm ▽市のキャラクターとして現役続行が決まった「ふくまる」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20100428-955384-1-L.jpg