【大阪】「ひと味違う春を楽しんで」 夫婦で案内「桜クルーズ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1夏まっさかりφφφ ★

◇夫婦で案内「桜クルーズ」

桜のシーズンを迎え、大阪市内の川で遊覧船を運航している夫婦が、
“桜クルーズ”を始めた。11人乗りの小さな船で、川沿いに咲く桜を
楽しみながら大川〜堂島川をアットホームな雰囲気で巡る。昨夏、
〈水都・大阪〉の魅力を発信しようと遊覧船を始めた船長の中野弘巳さんは
「ひと味違う大阪の春を楽しんで」と呼びかけている。

NHKのディレクターだった中野さんは2007年秋、当時、水上タクシーを
運航していた、かおりさん(28)と結婚。かおりさんの操船で、川を巡るうち、
川から眺める大阪の町の魅力にとりつかれた。1年前、かおりさんの
出産を機に退職、2人で遊覧船「御舟かもめ」を始めた。

熊本県で真珠養殖に使われていた小型船(約7メートル、幅2・5メートル)を、
屋形船風に改造。くつろげるように客席にウッドデッキを敷き、
大川や道頓堀川などで運航してきた。「潮の干満や、天候に影響され、
都会に居ながら、大自然を感じることができる」と中野さん。これまで
約650人を乗せ、リピーターも多いという。

桜クルーズは、同市中央区の八軒家浜船着場を発着する約50分のコースで、
朝食付きの「桜朝ごはんクルーズ」(大人3500円、小学生2000円)と、
日中の「かもめ桜クルーズ」(大人3000円、小学生1500円)を用意。

乗船した奈良県河合町の会社員下村重雄さん(36)は「見慣れた大阪の町も、
川から見るとこんなに違うとは。新しい観光の目玉になると思う」と話し、
妻の亜希子さん(36)も「ゆったりと桜を見て特別な気分。また利用したい」と
満足そうに話した。

中野さんは「川に親しむきっかけにもなれば」と期待している。
桜クルーズは、4月25日まで。(一部省略)

ソース(読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100401-OYT8T00092.htm

▽桜クルーズを始めた中野さん夫婦
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20100401-440440-1-L.jpg