ハート、三角、手のひらも 園児ら手漉きノリ作り
鹿島市の七浦保育園(植松和子園長、40人)が9日、地元特産のノリを使った
昔ながらの手漉(す)きノリに挑戦した。園児は御簾(みす)の上に型枠を置き、
生ノリを流して、紙漉きのように一枚一枚形を整え、ハート形や三角形など
オリジナリティーあふれるノリを作った。
県有明海漁協七浦支所のノリ生産者らが協力し、今年で3回目。この日は園児
14人を含め親子約20人が参加した。園児は近くの乾ノリ製造工場を見学した後、
園庭で思い思いの形のノリを作ろうと熱中。1枚作るごとに「ハート形を作った」、
「手形もできたよ」と歓声を上げていた。
出来上がったノリは天日で干した後、恵方巻きにして食べるほか、一部は透明
フィルムでコーティングする「パウチ処理」をして卒業記念として持ち帰る。
植松園長は「ものづくりの喜びを感じていたようです。地元のノリにもっと愛着を
持ってくれるのでは」と話していた。
【写真】思い思いの形にしたノリを天日干しする園児たち=鹿島市音成の七浦保育園
http://www.saga-s.co.jp/var/rev0/0106/7758/09tesukinori.jpg ■ソース:佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの 2010年02月09日更新
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1546678.article.html