伊万里市「嫁に来ない課」新設へ 市民の”婚活”応援
伊万里市は、4月の機構改革に合わせ、少子化対策の一環として市民の”婚活(結婚活動)”を
行政の立場から支援する部署の新設を目指す。名称は「嫁に来ない課」。
お見合いパーティーなどで出会いの機会を提供し、未婚の増加に歯止めをかける。
塚部芳和市長が5日の定例会見で明らかにした。
計画によると、同課は課長と職員の2人に加え、アドバイザーとして民間から1人を採用。
市主催の「お見合いパーティー」や、市内の結婚式場などと連携した婚活イベントを開くほか、相談窓口も開設する予定。
伊万里市はこれまで、市内の農業後継者らを対象に結婚相談事業を実施。
この中で、市民から「対象を広くしてほしい」との要請があり、新設を検討することにした。
塚部市長は「名称は『結婚対策課』という案もあったが、堅苦しいので身近に感じられる部署名にした。
個人のプライバシーに配慮しながら、さまざまな企画を進めたい」と話す。
2005年の国勢調査によると、結婚歴がなく、生涯独身で過ごす可能性のある人の割合を示す
生涯未婚率(45〜54歳)は、市内女性が6%(県平均7・1%)に対し、男性は15・1%と県平均(13・7%)を上回っている。
■ソース:佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの 2010年01月06日更新
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1519671.article.html