「鉄道の日」の14日、秋田県大館市のJR大館駅1番ホームにある「ハチ公神社」に、
2代目となるハチ公神社像がお目見えした。駅員や観光関係者が除幕式を行い、
乗客の安全を祈願した。
大館駅が15日に開業110周年を迎えるのを記念し、地元の市民団体が新たな神社像を
駅に寄贈した。ブロンズ製で高さ85センチ。市内で産出された十和田石の台座に座る。
大館市は忠犬ハチ公の生まれ故郷。神社は1989年、当時の大館駅員らによって
建てられた。初代神社像は発泡スチロール製で汚れが目立ってきたため、市民団体と
JRが2代目の製作を決めたという。
除幕式では戸部良一大館駅長が「2代目ハチ公神社はきょうからお客さまの安全や
無事故を願い、見守っていきます」と宣言。神社設置の発案者で、国鉄民営化後の
初の大館駅長を務めた国安志郎さん(70)=秋田市=も「新しい神社像ができてうれしい。
市民のハチ公への愛着を感じる」と感慨深げに話した。
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2009/20091014021jd.jpg 乗客の安全を見守る新しいハチ公神社像
ソース:河北新報(2009年10月15日)
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091015t43009.htm