体育会のユニホームなどを着た「大学キューピー」が続々と誕生している。
高さ約3・5センチで、携帯電話などに付けられる。開発から5年で80校、161種類が登場。
仏教系大学では僧侶姿、畜産大では牛乳パックと、多彩な“衣装”を着こなせるとあって、
ライバルの「大学キティ」や「高校リカちゃん」を大きくリードする。兵庫県内でも5校に17種類がある。
各地の土産物店にある「ご当地キューピー」を売り出している「オンリーワン」(大阪市)が制作。
2004年、学生の要望で同志社大のラグビー部員などを商品化したのをきっかけに口コミで広がった。
在校生や保護者に人気で、学内などでしか買えないが、愛好家もいるという。
県内では関西学院大▽甲南大▽甲南女子大▽神戸大▽湊川短大にある。
リンゴにくるまったり(弘前大)、サーフボードを抱えたり(湘南工科大)と、
地域色豊かなものもあるが、約7割は野球や駅伝など大学を代表する運動部のユニホーム姿。
06年にはアメフット関西学生リーグに所属する神戸大や甲南大など9校分を一斉発売した。
「性別がないので、どんな服装も似合います」と同社第一営業部の小縣千尋さん。
ライバルも魅力を認めており、松蔭高など約30校にある「高校リカちゃん」を扱う「タカラトミー」(東京都)は
「ブランドイメージに合う衣装しか着られないリカちゃんに比べ、自由度が高そう」と話す。
甲南大生協は今年1月から、はかま姿のキューピーを販売。
オリジナル商品のベスト5に入る人気だが、購買部の岡川功店長は「どこの大学でも売り出されると、
希少価値がなくなるのでは」と気をもんでいる。
画像:多彩な衣装をかわいらしく着こなす「大学キューピー」
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/Images/02425084.jpg 神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002425083.shtml 依頼あり
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1252212533/201