【大分】「キクイモ」で地域活性化 別府市の柳地区

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1こでまりφ ★
特産品を生み出して地域活性化につなげようと、別府市の柳地区は、生活習慣病に
効果があるとされる「キクイモ」のブランド化に取り組んでいる。
「柳キクイモ会」(永井実千代会長)が旗振り役となり、拠点づくりや新たなイベントの
企画などに奮闘。高齢化が進み、棚田の荒廃が深刻化する中、栽培しやすく繁殖力の
強いキクイモは棚田維持という面からも期待されている。

キクイモは、キク科ヒマワリ属の多年草で、秋に黄色の花が咲く。食後の血糖値上昇を
抑制する「イヌリン」を含むことから、イモの部分は健康食材として注目されている。

柳地区ではあちこちに自生しており、「自然の恵みを生かした取り組みを」と永井会長(55)ら
4人が昨年2月に会を結成した。「地区で取れるキクイモの成分分析、健康効果の立証など
クリアすべき課題は多いが、キクイモに地域活性化の活路を見いだしたい」と永井会長。

昨年のハットウ・オンパク(別府八湯温泉泊覧会)では、キクイモの試食会を開いた。
みそ漬けが好評だったため、本年度は泉都別府ツーリズム支援事業に漬物加工所の
設置を提案。最高評価で補助対象に選ばれ、現在、住民たちの手で整備中。
「キクイモに限らず、地区の野菜を漬物にして販売できれば付加価値を高められる」と意気込む。

同地区は市南部の山あいにあり、市内でも過疎・高齢化の著しい地域。高齢化率は40%を超え、
25世帯のうち15世帯ほどは70歳以上の高齢者世帯という。

自治会長の永井武夫さん(66)は「手入れもほとんどいらず、健康食材でもあるキクイモの生産は
高齢者に最適。『キクイモの開花祭り』などを企画して地区外から人を呼び込み、将来的には、
棚田再生に力を貸してもらえるようにしたい」と話している。

http://www.oita-press.co.jp/mobile/data/local_news/2009/09/2009_125384036651.jpg
見ごろを迎えた「キクイモ」の花をPRする永井武夫自治会長(左から2人目)、
永井実千代会長(同3人目)ら


ソース:大分合同新聞(2009年09月25日)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125384037135.html

参考サイト:キクイモ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%A2
2やまとななしこ:2009/09/25(金) 11:18:18 ID:cwuClzS4
左端のおばさんの顔色が怖い
3やまとななしこ
毎年いっぱい取れるけど
食い方がわからん