NHK大河ドラマ「天地人」の主人公・直江兼続のマスコットキャラクター「かねたん」に、
心強い相棒となる「かげっちさま」と「おせんちゃん」が誕生した。
それぞれ兼続の主君・上杉景勝と、妻・お船をイメージしたイヌ型の新キャラクターで、
7日に米沢市役所で着ぐるみが披露された。今後、3体は協力して米沢をPRする。
かねたんは「天地人」米沢市推進協議会がデザインを公募し、昨年6月に生まれたマスコット
キャラクター。
かげっちさまとおせんちゃんは、かねたんをデザインした大阪市のイラストレーター
岡野亜記さんが新たに生み出した。
かげっちさまは殿様らしく落ち着いた雰囲気で、立派なひげともみあげ、りりしい瞳が印象的。
おせんちゃんは元気で明るく、ハート形の前髪がチャームポイント。
史実に倣い、ともに「かねたん」より少し年上との設定だ。岡野さんが所属するデザイン会社
「クレヨンマキ」(大阪市、田中聰社長)が着ぐるみを作り、米沢市に寄贈した。
贈呈式では、かねたんに連れられて2体の着ぐるみが登場。記念撮影では、どっしりと構えている
かげっちさまに対し、おせんちゃんはかねたんに寄り添って抱きつくなどおちゃめな姿を披露。
新たな仲間ができたかねたんは普段より大きめに体を震わせて喜びを表現し、
3体は集まった報道陣や市職員に愛嬌(あいきょう)を振りまいていた。
かげっちさまとおせんちゃんは11日以降、「天地人博2009」が開かれている同市の上杉博物館を
訪れ、市民の前に初めて姿を現す。その後はかねたんをサポートしながら、ドラマと米沢の
PRのために市内外を奔走する。
ソースは
http://yamagata-np.jp/news/200908/09/kj_2009080900154.php 「かねたん」(中央)とともに愛嬌を振りまく「かげっちさま」(右)と「おせんちゃん」(左)
http://yamagata-np.jp/news/200908/09/img_2009080900107.jpg 依頼を受けてたてました。