■ウルトラマンやリカちゃん、ミッキーマウス
ウルトラマンやリカちゃん、ミッキーマウス…。おなじみの人気キャラクターから
手紙が届いたり、電話が来るサービスが相次いで登場している。電子メールなど
インターネットが全盛の時代にあって、あえて紙の手紙や音声の電話にこだわったのが
特徴。誕生日やクリスマスといった記念日を人気キャラが演出するサービスとして
話題を集めている。
≪メッセージ入りも≫
《○○くん お誕生日おめでとう! 君がまたひとつたくましく大きくなって、
新たなウルトラ戦士に近づいていることを、うれしく思うよ》
ウルトラマンが差出人の手紙はこんな書き出しで始まる。栃木県那須塩原市の
イクスネットが7月から始めた「ウルトラマンからの手紙 ウルメール」だ。
差出人は初代ウルトラマン以外にも、ウルトラセブンやウルトラマンタロウなど
計6種類から選ぶことが可能。文面も「誕生日」「入園」「入学」の記念日を祝う
手紙のほか、「兄弟仲良く」「スポーツ・勉強への励まし」など、メッセージ性を
含んだものもあり、60字以内で送り主からのメッセージを入れることもできる。
価格は送料込みで1500円。ウェブサイトからキャラ、手紙の内容などを選んで
申し込む。手紙という形態にしたことについて、同社副社長の浜田拓さんは「今は主な
通信手段がメールや携帯になっているが、手紙なら『思い出の品』として残すことが
できます」と話す。
ウルトラマンシリーズのほか、同社では「リカちゃんからのお手紙」、「ピーター
ラビットからの手紙」という同様のサービスを提供。ブログなどで紹介されて少しずつ
人気が広がっており、今後はクリスマスバージョンを発売するほか、さらに新たな
キャラクターからの手紙についても検討している。
≪時間指定も可能≫
クレジットカード会員向けの特典として、キャラクターからのバースデーコールを
実施しているのは、ウォルト・ディズニー・ジャパン(東京都目黒区)。昨年11月から
会員募集している「ディズニー★JCBカード」で300ポイント(利用額200円ごとに
1ポイント)をためることで利用できる。
「こんにちは。僕はミッキーマウスだよ」という声で始まるミッキーマウスのほか、
グーフィー、ミッキーマウスとドナルドダックのペアの3種類のメッセージが用意されて
いる。親から子供だけでなく、友人や自分へのプレゼントとして応募する人もいるという。
自分で電話をかけてメッセージを聞くのではなく、電話がかかってくるところが特徴。
応募の際に、希望日時とキャラ、かかってくる番号を指定する仕組みで、同社の竹尾純子さんは
「ミッキーマウスなどディズニーのキャラクターが個人に語りかけることはまずない。
バースデーコールはそれぞれの個人にかかってくるので特別な体験ができます」と話す。
コンスタントに応募があるほか、すでに今年12月の予約をしている人もいるといい、
特別な日を演出するツールとして人気を集めている。
■アンパンマンが「V8」
バンダイが今年4月、0〜12歳の子供を持つ保護者を対象に実施したインターネット調査
(有効回答数2000人)によると、子供の好きなキャラクター(作品名やシリーズ名)の
トップは8年連続で「それいけ!アンパンマン」。「ポケットモンスター」「プリキュアシリーズ」
の順で続いた。
男女別では、男子のベスト3が「ポケットモンスター」「それいけ!アンパンマン」「スーパー
戦隊シリーズ」。女子では、「プリキュアシリーズ」が最も人気を集め、2位は「それいけ!
アンパンマン」、3位は「リロ&スティッチ」だった。
▼産経msnニュース 2009.8.4 09:07
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/090804/sty0908040910004-n1.htm ▼今年4〜5月に放映されたウォルト・ディズニー・ジャパンのバースデーコールのCM(画像)
http://sankei.jp.msn.com/photos/life/lifestyle/090804/sty0908040910004-p1.jpg