小田原の志村屋米穀店が販売しているギフト用「紅白スティック米」が人気を集めている。
同商品は、「赤飯」の起源と言われる「赤米」と最高級のもち米「滋賀羽二重もち米」を縁起の良い
紅白の米として選び、結婚式などのプチギフト用として商品化したもの。
きっかけは2006年11月、同店経営とともに稲の生産も手がけている志村成則社長が自身の結婚披露宴で
「縁起の良い米を用いた自分らしいギフトを作ろうと思い、紅白の米をスティック状に袋詰めし、お見送り用の
プチギフトにしたのが始まり」だという。昨年7月にはリクルート主催のウエディングイベント「ゼクシィなびstyle」
で展示販売され、今年4月には同イベントのウエディングアイテム・演出セレクトコーナー22拠点で展示販売
されるなど着々と売り上げを伸ばし、現在では月約3,000本以上を売り上げる人気商品となった。
炊き方は、通常の白米を炊くときに一緒に入れるだけ。紅白の米は共に栄養価が高く、混ぜて炊くことで
「赤米」のプチプチした食感と「滋賀羽二重もち米」の旨みのあるやわらかい口当たりが楽しめる。
志村社長は「なかなか口にすることが出来ない高価で希少な米をセットにした。古くから『繁栄・豊穣』の
象徴とされ縁起の良い作物と言われてきた米に、ぜひ気持ちを込め(米)て贈り物にしてみては」と話す。
(後略)
◆画像
ブライダル用お米プチギフト「紅白スティック米」
http://images.keizai.biz/odawara-hakone_keizai/headline/1249270600_photo.jpg http://odawara-hakone.keizai.biz/headline/247/ 小田原箱根経済新聞 2009年08月03日
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http://odawara-hakone.keizai.biz/)