世界各地の地震や気象データを投影する球体スクリーン「アースビジョン」が
弘前大学(青森県弘前市文京町)に設置され、22日のオープニングセレモニーで
お披露目された。
子供たちに科学の楽しさを普及する弘前大の「サイエンス・パーク」の一環で、
同大創立60周年記念会館「コラボ弘大」の1階に設置された。直径約1・5メートルの
大型スクリーンで、タッチパネルやトラックボールの操作で、360度どこからでも
地球を観察できる。
スクリーン上では、世界各地で発生した地震の日時やマグニチュードなどの
最新データや、気温分布や雲の動きなどの気象情報を提供。また、同大の地域交流活動や
弘前ねぷたなどを紹介する映像も見ることができる。
初日は、同大教育学部付属小の5、6年生16人も見学に訪れ、6年生の
毛内悠絵さん(12)は「地震がいつどこで起きているかなど、地球のことがよく分かって
面白かった」と笑顔だった。
当面、月〜金曜の午前10時〜午後4時に無料で一般公開される。
▼読売新聞 2009年7月23日10時03分
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090723-OYT1T00079.htm ▼「コラボ弘大」に登場した「アースビジョン」(画像)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090723-907115-1-L.jpg