人気アニメ「サザエさん」のテーマ曲を使った「ご当地体操」が、仙台市泉区でブームになっている。
体操を通じ、きずなを深め、災害時に助け合える関係作りを目指している。
同区は、体操の動きを撮影したDVDを作成中で、7月下旬にも50枚が完成予定。
地区に配布して、さらに普及を図る考えだ。
〈お魚くわえたドラ猫 追っかけて 素足(はだし)でかけてく 陽気なサザエさん――〉
同区の市立南光台小学校で今月5日朝、近くの親子や高齢者ら約120人が曲に合わせて、
軽快に体を動かしていた。体操は、元気なサザエさんをイメージして、エアロビクスやボクシングの
動きも取り入れている。参加した男性(67)は「簡単で、適度な運動。子どもと一緒だと楽しいね」
と話した。
今後30年以内に99%の確率で起きるとされる宮城県沖地震に対して、同区は、災害時に互いに
声を掛け合える地域にしようと、子どもからお年寄りまで一緒に参加できる体操に注目した。
同区は昨年8月、市体育指導委員らとともに検討会を発足。「一つ屋根の下で多世代が仲良く
暮らす姿はイメージにピッタリ」とサザエさんの曲を選んだ。
昨年10月に初披露されると、市体育指導委員が行事などで紹介、延べ約1700人が体験している。
振り付けを考案した同区の市体育指導委員長谷さん(53)は、「気軽に楽しんでほしい」と話した。
ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090716-OYT8T01147.htm サザエさんの曲に合わせて、体操を楽しむ住民ら(仙台市泉区の南光台小で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090716-799701-1-L.jpg