松江城で結婚式を挙げませんか――。
城を管理するNPO法人「松江ツーリズム研究会」は、殿様、姫様風の衣装を着て、天守の最上階で
人前結婚式を挙げるカップルを募集している。
城の国宝化を目指す松江市が10月、城を生かした街づくりを考える「お城サミット」を開くのに
合わせて企画。日取りはいずれも大安の10月4日、11月1日、12月6日で、各日1組限定。
新郎は羽織とはかま姿、新婦は打ち掛けをまとい、両家の親族にも武者や侍女風の衣装を用意する。
甲冑(かっちゅう)を身につけた約20人の武者隊がほら貝や太鼓を打ち鳴らして祝福する中、
一行は二の丸から天守までの約300メートルを行列。天守の最上階「天狗(てんぐ)の間」に
上がり、松江神社の宮司が婚礼の儀を執り行う。
衣装と着付け代は無料で、祭祀(さいし)料約3万円や交通費、宿泊費などは応募者の負担。
希望者は7月15日までに名前や住所、電話番号のほか、挙式の希望日や動機などを書いて
同研究会(〒690・0887松江市殿町428)へ申し込む。
応募者多数の場合は、応募動機などを考慮して決める。
問い合わせは同研究会(TELはソース参照)。
◆京都・二条城では30組◆
二条城(京都市中京区)を結婚式場として貸し出す「世界遺産・二条城ウェディング」について、
京都市は25日から、今年度分の申し込みを受け付ける。
10月10日から2010年3月31日までに挙式予定のカップル30組を募集する。
費用は、1組60万円。御所車風の人力車に乗った新郎新婦と参列者で花嫁行列を作り、入城。
式では、夫婦箸(めおとばし)で客に菓子を取り分ける「婚菓の儀」なども行う。
新婦は西陣織工業組合から提供された西陣織の十二単(ひとえ)や正絹のウエディングドレス、
新郎は衣冠束帯や紋付き袴(はかま)姿で臨む。
募集は7月10日まで。応募多数の場合は抽選。
問い合わせは、受託業者「藤田ホテルマネジメント」が経営する京都国際ホテル(中京区)内の
同ウェディング係(TELはソース参照)へ。
ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090624-OYT1T00374.htm?from=main2