【話題/アメリカ】「Book Bike プロジェクト」公園で“無料本”を配布している男性の思いとは…（exciteコネタ）［09/06/03］

　暗くて長かったシカゴの寒さも終わり、初夏を感じる日々が多くなってきた。
　この季節を待ちに待っていた人々は、ちょっとのお日様を感じると、半袖短パン姿で公園など外へ
繰り出す。自転車人口も倍増するのがこの時期。

　そんな自転車乗りの人たちとはちょっと違うタイプの自転車にたくさんの本を積み、シカゴ市内の公園で
毎週土曜日、「無料本」を配っているゲイブ・レヴィンソンさんという男性がいる。
　「本が本当に好き。本の全てが大好き！　だから家族や友達、そして知らない人にも本の素晴らしさを
知ってほしい」という思いで、昨年の夏からスタートしたという「Book Bike プロジェクト」。

　自転車に積んである本は全て新品。出版社からの直接の寄付によって集められた本ばかりだ。
　40以上もの出版社に手書きの手紙を送り、寄付を求めたのがベンチャーの始まりらしい。バイク
（自転車）自体もカスタムメイドの三輪車タイプのもので、前部分は開閉できる本棚になっていて、
通常100冊ほどの本をのせて公園へ向かっているようだ。
　本の重さを考えると、かなりな重労働になるのではないだろうか？
　「そうなんだよ〜。本だけで100キロにはなっているはず。だから帰りは絶対に本の残りはないように、
全部配る！　ようにしたい」というゲイブさん。
　2階のアパートから本を運び、自転車に積む作業だけで2時間はかかるのだとか。

　公園で“自転車本棚”を開いていても、「宗教関係の本かな？」、「売りつけられるのかな？」と、人々は
なかなか近づいてこないそうだが、「無料だよ〜」と声をかけると、寄ってくるという。一人何冊まで、という
制限もまったくない。

　「読みたい人はいくらでも持って行って、読んでね〜」

　市内の公共の公園は誰もが自由に出入りできる場所でもある。ゲイブさんが重要に思っているこの
プロジェクト一つに、「人々が入場料や会員制とかそんなものに邪魔されてBook Bikeの近くに来れない、
なんてことがないよう、公共の無料な場所限定」で配ることを心がけているという。というのもブックフェアや
フェスティバルのようなものに年中招待されるそうなのだが、「絶対にお金がからんでくるから避けている」
ということだ。

　シカゴ市内の公園で偶然に会える、というラッキーもあるかもしれないが、ゲイブさんのサイトでは、次に
まわる公園と日付をチェックできるので袋持参で行く、という人も増えているらしい。

　絵はがきに好きな本の文章を書き込みゲイブさんに送付すると、その絵はがきが自転車にディスプレイ
されるという、面白いこともしている。

　「みんなに本を読んでほしい！　それが僕の思いなんだ。各出版社が本を送ってくれる限り、配り続けるよ！」
とゲイブさん。

▽ソース：exciteニュース　（2009/06/03）
http://excite.co.jp/News/bit/E1243859542317.html
▽画像　（シカゴ市内の公園で毎週、「無料本」を配っているゲイブさん）
http://image.excite.co.jp/feed/news/Excite/bit/2009/E1243859542317_1_s.jpg
http://image.excite.co.jp/feed/news/Excite/bit/2009/E1243859542317_3_s.jpg

商売にしないと続けられんぞ

シカゴじゃ自転車は流行んない
風が強いから
このおじさんは飛ばされないように100kgも積んでるんだよ
全部配ってしまうというのはウソでした

> 「宗教関係の本かな？」、「売りつけられるのかな？」と、人々はなかなか近づいてこないそうだが

都市部に住むアメリカ人も割とまともな考えを持っているようで安心したｗ

そんでピンクのトップスのおねえさんのアップ無いの？

てか、図書館行けば、いやってほど本を読めるだろ。
シカゴには図書館がないのか？
貰ってもな。シリーズ物やよっぽどの本でない限り、読み終わったら古本屋行きだし。

なんなんだ、この活動。

出版社の在庫本（とか返品とかキズとか）って驚くほど捨てられてるし、いいんじゃないの。

いい人生だと思っ

断裁・廃棄したほうが出版社の財務的にはマシなんだよ
売り物にならない本だって在庫にしておいたら固定資産税がかかってしまう
売れるアテが無ければ処分したほうがいい

だが寄付に対する日本とアメリカの制度の違いはあるが在庫を無償で放出することは日本の出版社ではありえない
図書の再販制度がある日本だとどの書店でも値段は同じだがアメリカなら本の値段は小売店が自由につけられる
そして日本だと書店が一律価格で売ってもジリ貧にならないよう出版社・取次側はサポートする義務があるから
特定の小売に卸値を優遇したり誰かに無償提供したりできない
よその書店では定価で売ってる本を、配布されるのを知りながら特定のおっさんにタダで与えたりしたらダメということ
少なくとも表向きはね（実態としてゾッキ本があるわけだから皆無ではないが寄付や社会貢献などと無縁そうな小出版社に限られる）

ただしこれも出版社・取次連合がブックオフの大株主になったりしたことで事実上崩れていくのではないかと言われてるな

　　ﾅﾃﾞ　　 .∧＿∧
　　　　.ﾅﾃﾞ（･∀･ *）
　　 　　 .((⊂　　　　） よ〜し、ﾅﾃﾞﾅﾃﾞしちゃうぞ〜♪
(=＾･ω･＾=).｜ ｜ ｜
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ゲイ部と聞いて

bible blackに見えた

日本もマネすればいい。
売れ残った同人誌を無料配布するとか。

まぁ彼の生きる糧になってるのならそれはそれでいいんじゃないの

よくわからんけどｶｯｹｰ

アメリカにとって公園ってのは、本当に文化の発信源なんだな
日本の柵だらけで意味不明な公園とは大違いだな

>>14
この社会主義者め！アメリカから出て行け！って罵られてんよ。
無料図書館ですら忌避されんのに。

それでも文化の発信源だと思う？

読書人の中では貴族だな

>>15
メキシコ国境付近の田舎に詳しい方ですな

あげ