【どうぶつ】新人トレーナー奮闘記、緊張の初アシカショー…松島水族館[09/04/27]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1依頼@台風0号φ ★
 宮城県のマリンピア松島水族館(松島町)で、新人トレーナーが奮闘中だ。

 25日のアシカショーで、初めて舞台に立った。思うように動いてくれないアシカの機嫌をとりつつ、
何とかやり遂げた。ゴールデンウイーク明けの本格デビューを目指している。

 ステージ横のドアが開き、ジャンパー姿の相馬亜美さん(20)が、飛び出してきた。「3頭のアシカが、
これからショーをします」。

 しかし、続いて登場した3頭のうち、ルーシー(9)が勝手にプールに飛び込んでしまった。

 落ち着かないルーシーをそのままにして、ショーを続けようとする相馬さんに、男性トレーナーから
小声で、「やり直し」の指示が出た。出だしは少しつまずいた。

 その後アシカたちは、玉入れやイス取りゲーム、見せ場の一回転ジャンプを見事に決めた。拍手を
浴びた相馬さんは、トレードマークの笑顔をはじけさせた。

 相馬さんは東京都の出身。小学2年の頃、水族館のイルカショーでトレーナーに指名され、ステージに
上がった。相馬さんがタクトを振るしぐさに合わせ、見事に鳴き声を上げるイルカの姿に夢中になった。

 休みのたびに両親にねだり、関東各地の水族館を訪ね回った。高校では、トレーナーになる訓練の
ためにと水球部に入った。元部員で、高校卒業後にトレーナーになった先輩のショーを、見に行った。
シャチの背中に乗り、ジャンプする姿がかっこいい。「私も」という思いが強まった。

 都内にある水族館トレーナーの専門学校に進学した。夢がかなうのは毎年数人。狭き門をくぐり抜けて
今春、松島水族館に就職した。

 アシカ舎の掃除や餌作りに忙殺される中、合間を見つけては少しでも親しくなろうと、名前を呼び、
体をさすった。一人だけで薄暗いステージに立ち、ショーの流れを確認した。

 初舞台は終えたが、先輩トレーナー瓜生勉さん(57)は「緊張して、語尾が聞きにくかった」と厳しい。
「合図のタイミングやお客さんとの間合いなど、勉強することはまだまだたくさんある。早く先輩に追い
つきたい」と、本格デビューに向け、相馬さんは意気込んでいる。

▽ソース:読売新聞 (2009/04/27 00:31)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090425-OYT1T00985.htm
▽画像
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090425-445175-1-L.jpg
2やまとななしこ
おっぱいあしか