【いきもの】老ゴマフアザラシ「ごまジイ」仲間入り　エビとカニの水族館　和歌山県

　すさみ町江住の町立エビとカニの水族館に、推定年齢28歳、人間に例えると80歳くらいの老ゴマフアザラシが
仲間入りした。愛称は「ごまジイ」。水族館裏に専用プールができるまでの約１カ月間、玄関横のウミガメプールで
飼育展示している。

　「ごまジイ」は、太地町立くじらの博物館から来た。全長約１・７メートル、重さ約１００キロ。左目に白内障を
患っており、余生をすさみ町で送らせるため、同水族館が引き取ったという。一日約６キロのアジやホッケなどの
魚を食べるが、高齢のため、動きはゆっくりで、時折、陸に上がって日なたぼっこしている。

　現在、水族館裏手に専用プール（横４・２メートル、奥行き２メートル、深さ１メートル）を建設中。
コンクリートの土台以外はスタッフが手作りしており、２月下旬には完成する予定。

　ゴマフアザラシ　オホーツク海や黄海、日本海、ベーリング海に広く生息。灰色の体に黒ゴマのような斑点が
あるのが胡麻斑（ごまふ）の由来となっている。

▼紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=161367
▼エビとカニの水族館に仲間入りしたゴマフアザラシの「ごまジイ」（画像）
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/newsphoto/1613671.jpg

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